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内科医たけおの 心身健康ラジオ 、皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
たまには、5時半からライブをやっていて、公開のおもしろくやめりの参加のご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は、今日はというか、今日も声の書評をやっていこうと思うんですけれども、
今日ご紹介する書籍はですね、ちょっとこれタイトルが難しいんですけれども、
アクト不安ストレスとうまくやるメンタルエクササイズという書籍ですね。
これが今月ですね、今月に発売されておりまして、これをご紹介してみたいと思います。
そもそもアクトって聞いたことありますかね。アクトってACTというアルファベット3文字なんですけれども、
これね、我々の中では非常にトピックで、
超有名なんですけれども、まだあんまりね、一般の方には知られてないんじゃないかなというふうに思います。
ちょっとこの収録を始める前にも言ってましたけれども、ボイシーのパーソナリティのカグシュン先生ですね。
カグシュン先生の去年出た書籍ですね、なんだったかな、幸せの超ライフハックみたいな書籍だったと思うんですけれども、
そこの中でもね、ポジティブ心理学と同じような扱いでアクトっていうのを取り上げられてたんですけれども、
それぐらいしかね、一般の方向けのね、
少なくとも日本人が書いた書籍ってあんまりないんじゃないかなというふうに思ってるんですけれども、
ただ今回ね、書かれたのがね、武藤隆先生って、この先生、私直接面識はないんですけれども、
もうアクトのね、日本の第一人者の先生で、その先生が今までね、結構ね、翻訳本を出されてたんですけれども、
今回はその武藤先生、じきじきに日本語で執筆される、しかも一般の方向けに執筆されるっていうことで、これはね、すごいね、
画期的かなというふうに思います
ちなみにどこから出たかというと
主婦の友者から出てますね
出た書籍ですね
になってます
アクトってそもそも何かっていうと
アクセプタンス&コミットメントセラピー
っていうのの略なんですけれども
これね日本語に訳してないというか
訳せないんですけれども
あえて日本語に合意にすると
アクセプタンスの中央ですね
コミットメントって
コミットするのコミットですね
ちょっと日本語は出てこないですけれども
それをするセラピーということで
新しい認知行動療法の中でもですね
一番新しい新世代の認知行動療法の一つ
というふうに言われていたりもして
今マインドフルネスって有名じゃないですか
マインドフルネスはね
多分聞いたことあると思うんですけれども
そのマインドフルネスの要素も
認知行動療法の中に入れ込んだ
でもその
アクセプタンス
アクセプタンスとコミットメント
ここに重点を置いた
心理療法の一つっていう
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そんな感じになってるんですよね
他にもですね
マインドフルネスを用いた認知行動療法の
系統ってあったりするんですね
例えばマインドフルネス認知療法
MBCTっていうふうに言ったりしますけれども
こういうのもあったりとか
あと弁償論的行動療法DBTっていうのが
ちょっとこれ難しいですね
あったりするんですけれども
でもこのアクトンが一番
いろんな病気に対して使われていて
その研究も非常に多く
最近出てきていたりします
私がなぜこれアクトン取り上げようかな
と思ったかというと
そもそも私も実は15年前から
実はアクトンの論文を1本書いてたんですよね
それは対象患者さんは
新型の糖尿病患者さんに絞って
アクトンを研究したやつを総まとめして
システマティックレビュー
メタアナリシスっていうのをやって
これ最終的には去年一昨年から
論文で出たんですけれども
そんな感じで
元々は精神疾患とか
あとは痛み関連とかですね
そういうのに対して
結構有効性が示されていたんですけれども
その瓦の病気ですね
今回研究したのは新型の糖尿病でしたけれども
多分慢性腎臓病とかでも全然効くと思いますし
効くというか効果あると思いますし
他の瓦の病気に対しても
全然応用できるんじゃないかな
というふうに思っていたりします
特に慢性疾患
長く続く病気ですね
に関してはこのアクトンの考え方って
非常に有用じゃないかなというふうに思います
ということで
ちょっと前座が非常に長くなりましたけれども
ちょっと目次をご紹介していきたいと思うんですけども
目次としてはですね
というかその前にですね
この書籍すごいビジュアル重視になっていて
書籍のページ数としては
何ページ?
200ページちょっとぐらいなんですけど
207ページかな
なんですけれども
半分ぐらいがね
かなりビジュアル的に書かれてるんで
すごいねさっと読めると思いますし
一番初めの冒頭がですね
10ページぐらいかな
こういうシチュエーションに対して
アクトを用いますよみたいなことで
こういうシチュエーションありませんか
例えば思い出すたびに
胸の奥がヒヤリとする大失敗とかですね
私って本当にダメな人間じゃないかなとか
自分自身だっていう風に考えてしまうとかですね
あとは忘れたいのに忘れられない
私を傷つけた言葉とかですね
そういうね
やっぱりね思考にとらわれることって
非常にあるじゃないですか
なのでそこら辺の具体例がね
初め10ページぐらい書いてあって
そこから本論に入っていくっていう
そんな感じの構成になってますね
目次がですね
パート1が私の悩みや
私の心が作っていたっていうことで
いろんな思い込みあるじゃないですか
さっき言ったような
思い込みの1から6まで書いてあるんですけれども
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例えば思い込み1
人は幸せであるべきだ
幸せでないのは自分の責任とかですね
そういういろんな固定観念というか
思い込みが悩みの原因になっているっていうのが
パート1になっていて
この書籍の中にはね
マインドさんっていう風に名付けられてるんですけれども
本当にねマインドの部分が
マインドってその考えの部分ですね
が自動的に出てきてしまっていて
それにとらわれてしまうっていうのがあるんですよね
それをマインドさんっていうの
名前を付けてですね
書かれていたりします
この78ページのですね
このコラムのところで漢字が
そのとらわれるのを
フュージョンっていう風に言うんですけども
ちょっとこの後お話ししますけど
フュージョン出すフュージョンってね
すごいテーマなんですけれども
この言葉にとらわれるっていうのはね
新しい漢字で書かれていたりしますね
でパート2がね
一番この本館に
ある部分ですけど
悪との真髄ですね
マインドにとらわれずに生きるために
よくわかる悪と口座っていうことで
1から6ですね
これは全部言ってしまったほうがいいと思うんですけど
まず一つ目はね
先ほど言ったとらわれからの
解放みたいな感じですね
2がアクセプタンス
3が観察する事故
4が今この瞬間っていう
ここら辺はね本当にね
マインドフルネスってかなり親和性高い
マインドフルネスの要素がね
かなりふんだんに入ってきてる部分ですけど
5が価値に気づくで
6が有限実行っていうことで
特にね5、6が一番
アクトっぽいアクセプタンス
コミットメント両方
が入っている部分かなという風に思いまして
これコラムの2にも書いてあるんですけど
この用語はね
ちょっと難しいんですよね
アクトの用語は言葉が難しすぎる
っていうのがコラムの2に書いてあるんですけど
ただこれ変にね
日本語訳するとちょっと変な感じになりますし
あとは
フュージョンとかってね
うまいこと日本語にできない
このアクト自体がね
その冒頭日本語にできなかったんで
っていうのも言った通り
そのままカタカナ語として使われてるっていう
そんな感じですね
でここまでは理論的なところで
実際ね
エクササイズがご紹介されてるのが
パート3とパート4になってますね
パート3の方が
心のフックを外す7つのエクササイズっていうことで
パート4の方が
えっと
価値に沿って生きるための3つのエクササイズっていうことで
なってます
でこれ
まあマインドフリーズにすればそうなんですけれども
やっぱりね
いろんなエクササイズをね
実際にやっていって
このなんていうかね
頭で理解するんじゃなくて
腑に落ちて理解するっていうのはね
非常に大事なんで
このまあいろんなね
本当にエクササイズが紹介されてあるんですけど
合計10個のエクササイズが紹介されてますけれども
それをやって
まあ初めはね
うまいことできなくてもいいんです
まあこれ自律訓練法とかとも同じですけども
やってみて
なんかどういうふうに感じるかみたいなのはね
やっていただくのがいいんじゃないかなというふうに思います
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はいということで
まああの実はね
僕アクトの話はね
多分今までの放送でね
全然やってこなかったかなと思うんですけれども
実はねアクトの要素はね
非常に素晴らしい
いいと思っていて
これね
ぜひ皆さんでも実践していただきたいなというふうに思って
今日はご紹介させていただきました
はい
ちなみに価格は
1700円プラス税ですかね
はい
はい
今ちょっとね
書籍も紙の値段がね
高騰してるんで
若干ページ数の割には
少し高めかもしれないですけど
まあ多分全然その価値はあると思いますんで
もしご興味があればという感じで
今日も幸せな一日にしてありますように
お会いとは内閣委員の竹井でした
興味津々