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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
内科医たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は今週の興味心身医療ニュースの日ですけれども、
今週もですね、リクエストもいただいたんで、リクエストも含めてですね、3本ニュースを解説していきたいと思います。
記事の詳細はですね、ノートの方に貼ってますので、ノートで多分内科医たけおという風に検索していただいたら、私のところが出てくるんじゃないかなという風に思います。
毎週記事をストックしてるんで、その中から厳選3つを今日はご紹介したいと思います。
まずは1つ目ですね。1つ目が8月27日日曜日の時事通信社のニュースですね。
記事のタイトルが、勤務医2割、なお過労死ライン、残業推計、年960時間超、長時間労働、是正傾向も厚労省研究班というような、そんなタイトルの記事になってますね。
冒頭の書き出しが、病院勤務医の2割が時間外労働の過労死ラインとされる月平均80時間に相当する年960時間を超えていると推計されたことが厚生労働省の研究班の調査で分かったというような、そんな感じの書き出しになってます。
で、
これですね、私のこの音声配信の中ではですね、たびたび取り上げてますけれども、実は来年からですね、その医師の働き方改革ということで、その勤務時間規制がね、かなり厳しく入るんですね。
それに向けて、今、いろんな医療機関がね、取り組んでいるところなんですけれども、特に、特にやっぱり勤務医ですね、私も、私自身も今も勤務医でもあるんですけれども、今はちょっとクリニック勤務になってるんですけれども、特に病院勤務医時代ですね、
この時にはね、確かにね、残業結構ありましたし、これ、今回の調査では2割が、その月80、月平均80時間ですかね、を超えてるっていうような研究結果ですけれども、全然驚かないなというか、むしろ2割なんだっていうのはね、もっといそうというか、もっといたけど是正されてこれぐらいになってるのかなっていう、そんな感じになってますね。
はい。
で、結構ね、今回は、その病院とか、
診療所などを対象に行ったっていうことで、
これね、多分、僕の
淡い記憶ですけれども、僕もね、なんか
調査票を出したような気もするんですよね、確か。
はい。で、
えっと、はい、まあ、病院勤務医
1万1466人かな、
の1週間の
勤務状況などを分析したっていうのは、
そんな感じになってますね。で、まあ、
先ほど言ったように、前回調査が
2019年、だから4年前らしいんですけども、
4年前に比べると、
えっと、まあ、
かなり、
その、長時間労働の割合が減少して、
例えば、えっと、
60時間以上ですね。60時間以上、
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70時間未満が18.9%から
12.1%で、
70時間以上を
80時間未満が10.4%から
5.4%にっていうことで、まあ、
おおよそ半減みたいな、そんな感じになってるっていう、
そんな結果ですね。
で、えっと、まあ、この間、
先週の放送の中でも言いましたけれども、
やっぱり病状説明を
時間外にしないっていうような
方針をね、掲げてるところも、
ね、かなり多くって、これが5割を
超える施設で実施済みだったっていうような、
そんな感じの結果になってるみたいですね。
ただ、やっぱりね、
まあ、診療科によってはですね、
時間外労働はね、どうしても増えやすい
診療科とかもありますし、あとは、
あの、
まあ、人がやっぱりね、少ないんですよね。
これ、もういつも言ってますけども、
まあ、医者に限らずですけれども、医療現場で、
まあ、ちょっとこの次のニュースにも関連しますけれども、
あの、人が足りってないんですよね。
で、まあ、カツカツなところでね、
回してるんで、だから、
まあ、自ずとね、その残業とかは増えるし、
みたいなことにもなってるので、
まあ、ただ、
まあ、ここら辺はね、もう診療報酬っていうので
決まってるんで、まあ、その、人を増やすと
1人当たりの給与は下がるし、
みたいなことにもなりかねないんで、
なかなかね、これちょっと難しい問題だと思いますね。
なんか、普通に、まあ、医者の、
まあ、医者働きすぎなんですけれども、
医者の数を増やせばいいっていう問題でもないですし、
あとは、こう、強引に、
えーっと、その、
勤務時間を減らすことの弊害とかって、
っていうのもね、あの、出てきたりすることもあるんで、
まあ、これちょっとね、難しい問題だなと思って、
引き続き注視していきたいなというふうに思いますね。
はい。
はい。えーっと、続きましてが、
えーっと、続きましてもね、
ちょっと同じようなネタですけれども、
えーっと、8月の24日ですね、
先週の木曜日の、
えーっと、朝日新聞ニュースの記事ですけれども、
おー、看護師加工の指針、
30年ぶり、
改定、感染症、ハラスメントに対応、
っていうような、そんな記事が出てました。
で、記事の冒頭ですね、
えーっと、
厚生労働省の専門家部会は、
24日、看護師加工のための
基本指針の改定案を了承した。
人材不足の解消策や、
新たな感染症の発生に備え、
専門知識のある看護師の要請などを盛り込む。
1992年に指針が策定、
策定されて以来、
初めての改定となる。
というような、そんな書き出しになっております。
はい。で、看護師さんもですね、
あの、先ほど言ったように、
すごいね、医療現場では不足していて、
というか、
うーん、
まあまあ不足してますよね。
はい。し、これ今回の記事でね、
僕初めて知ったんですけれども、
この1992年に指針が出てから、
むしろ30年改定されてなかったんだ、
ということに驚きなんですけれども、
えーっと、この、
看護師人材確保法っていうのがあるらしいんですね。
えーっと、これが1992年に成立したらしいんですけれども、
そこから、
あー、徐々に看護師さん増えてきて、
えーっと、1990年は83万人になったのが、
えー、2020年が、
173万人、だから倍増以上ですか、
になってるっていう、そんな感じらしいんですけども、
ただ、まあ、今後の需要としては、
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2025年、だからもう来年、
さ、再来年ですね。
再来年には、180万人が必要っていうことになってますし、
あとは、えーっと、
まあ、実際ね、これ、看護師さんの中でね、
働いてない潜在看護師さんも含んだ数なんじゃないかなと思うんで、
うーん、まあ、実際働いてるのはね、
これ、全員ではないんじゃないかなっていう気もしますよね。
はい。
で、えーっと、まあ、今回のその看護師等確保基本指針の改定なんですけれども、
その訪問看護ですね、訪問看護を充実させるとかですね、
あとは処遇改善とかですね、この辺を進めるっていうことと、
あとは、えーっと、まあ、夜勤業務の負担軽減、業務のデジタル化、
業務のデジタル化ね、全然進んでないですけどね、はい、とかっていうことで、
えー、の記事が出てました。
あとは、そのハラスメントですね、まあ、記事のタイトルにもあります。
ハラスメントとか、あと感染症ですね、まあ、コロナで大変なことになりましたけれども、
まあ、その辺の対応ができるようにみたいなことも、この中に盛り込まれるみたいですね、はい。
で、まあ、実際ですね、本当にね、えーっと、私もね、前の施設ではね、
看護師さんが本当に足りてないっていうことで、ちょっと看護部長さんと協力してね、
いろいろ、なんか、あの、人をちょっとスカウトみたいなことをやったりもしてたんですけれども、
そういうことでね、Twitterでね、えーっと、去年おととしだったかな、あの、募集したこともありましたけれども、
はい、そんな感じで、結構ね、その人、人材の確保ってね、すごい重要なんですけれども、
まあ、まだまだ、やっぱり課題三石っていうような、そんな感じがしますね、はい。
ということで、2つ目のニュースでした。
で、最後3つ目ですね、3つ目はですね、これリクエストいただいたんですけれども、
えーっと、8月の23日の水曜日の、アベマタイムスの記事ですね、
遠景脱毛症、下痢、吐き気、親子の受験、違う、
ああ、そうだ、親子の受験。
中学受験で激しい競争
保護者の学歴返帳主義に
小児科医が継承というような
そんな記事になってますね
これ多分ね
アベマの
TVのやつを記事にしたやつだろう
と思うんですけども
映像っていうのがありますね
多分ここからアベマTVに飛べるんだろうと思うんですけども
ちょっと僕映像の方は
見てないんですけど
こういうのって心身症に含まれるんですか
っていうようなそんな
リクエストというかご質問だったんですけども
これはねもろ心身症ですね
特に
遠景脱毛症とかもね
この記事のタイトルにもありますし
中にも書いてますけども
遠景脱毛症も典型的な心身症なんですよね
あとは
消化器症状ですね
ゲリハキゲとかっていうのもね
やっぱりね
花瓶成長症候群とか機能性ディスペプシャをはじめとして
その機種的には異常がない
これいつも言ってますけども
カメラとか
採血とかをやっても
全然異常がないんですけれども
何らかの症状があるっていう方はね
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お子さんにも非常に多いんですね
こういうの身体化っていう風に言いますけれども
なのでやっぱりね
何らかのストレスコーピングを
早いうちから
教えるなり
習得していただきたいなと個人的には思いますし
あとは
学歴社会でっていうことで
受験で大変な
ところもあるんだろうと思うんですけれども
でもあんまりね
ストレス負荷がかかりすぎることは
ちょっと控えていただきたいなと
個人的には思ったりしますね
というようなそんな感想を申しました
ということで
今週も3本のニュースを解説させていただきました
他にもね
ちょっといくつかあったので
この後のアフタートークで
少しリクエストがあれば
回答していきたいと思います
では今日も幸せな一日でありますように
お相手は内科医の竹代でした
興味津々