1. Natural Japanese Language
  2. #6 Ichiro’ s retirement pres..
2019-05-06 15:55

#6 Ichiro’ s retirement press conference (2)

This is the second lesson on the video clip from the retirement press conference of very famous and great baseball player, Ichiro. This interview was done on 21 March 2019, on the day of his retirement. Ichiro was 45 years old.

In this part of the interview, an interviewer asked him to give a message to the children who want to start baseball. 

In the beginning of his answer, he said that the message is not necessarily for the children who start baseball. 

Key Words

"Kodomoachi" 子どもたち = Children

”Necchuu suru" 熱中する = Be enthusiastic on ...

"Muchuu ni naru" 夢中になる = Be into ...

"Kabe" 壁 = Wall/ Barrier/ Obstacle

"Tachihadakaru" 立ちはだかる = hinder one' way/ block one's way

"Mukau" 向かう = Face

"Mitsukeru" 見つける = Find

"Muku ka mukanai ka" = Either if it suitable for you or not


Video Clip

From "The Page" in Youtube

https://youtu.be/MoschCm4-XE

サマリー

一郎選手の引退記者会見で、子どもたちに熱中できるものを見つける重要性について語っています。このメッセージは、夢中になれるものがあれば、壁に立ち向かう力が湧いてくることを示しています。

00:07
Natural Japanese Language 自然な日本語
おはようございます。Akikoです。
このコースは、自然な日本語を話せるようになりたい、
自然な日本語教材を使って日本語を学びたい、
そう思っている皆さんのためにお届けいたしております。
今日は、新しいソフトウェア、Anchorのアプリを使って録音してみています。
今までのレッスンを録音していたのは、録音用のレコーダーを使って録音して、
パソコンに取り込んで、編集していたんですけど、編集に結構時間がかかるのと、
間違ったところを私は切ったりとか、割とたくさん切り張りをしていたんですね。
それで、自然な日本語コースを作りたいと言っているのに、
そうやって間違っているところを、切り張りした音声を届けるのって自然じゃないなと思って、
それで、これからはできるだけあんまり切り張りをしないように、
間違ったところもそのまま言い直したり、少しおかしいところもそのままでレッスンを作ろうかなというふうに考えました。
そして、そのために何が使いやすいアプリか、それをちょっと実験をしているところです。
一郎のメッセージ
はい、では今日のレッスンは前回に引き続いて、一郎さんの引退記者会見の様子からレッスンをしたいと思います。
前回は初めのところと、一つ目の質問までを扱いました。
今日は二つ目の質問、これは私も記者会見の中でとても大切だと思った、
そしてとても一郎らしい答えをしていると思ったおすすめのところなので、
まずは今日もぜひ一郎さんの音声を聞いてみてください。
TBS井上隆寛と申します。
本当に今まで数多くの感動、そして夢、ありがとうございます。
今、テレビを通じて数多くの子どもたちが見ていると思います。
これから野球を始める子もいると思います。
そんな子どもたちにぜひメッセージをお願いします。
シンプルだな。メッセージか。苦手なのだな、僕が。
野球だけでなくてもいいんですよね。始めるものは。
自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げるので、
そういうものを早く見つけてほしいなと思います。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁も、壁に向かうことができると思うんですね。
それが見つけられないと、壁が出てくると諦めてしまうということがあると思うので、
いろんなことに捉えして、自分に向くか向かないかというよりも、自分が好きなものを見つけてほしいなというふうに思います。
はい、いかがでしたか。
この質問は、普通だったら記者会見、引退記者会見でこういう質問って、最後の方に一番最後とか、そういう質問だと思うんです。
子どもたちへのメッセージをくださいというふうに言われました。質問というかリクエストをしました。
そしてそれでちょっと一郎さんは初めに、ちょっとびっくりしてますね。
熱中できるものの重要性
この質問がこんなに早く来ると思わなかったんだと思います。
そして少し初めに考えています。
これは特にビデオを見ていただくと、そこの一郎の考えている様子というのがビデオでよくわかるんですが、
ここもほんと是非見ていただきたいですね。おすすめです。
とても誠実に質問に答えているということがわかります。
初めにシンプルだなぁと言って、言いながら、
自考えているというよりは一度自分の内側に答えを探しに行っているという表現が合うと思うんですけれども、
何か人から質問を受けた時に、こういう形で少し時間がかかっても、相手を待たせても、
一度その質問を受け止めて、自分の内側に答えを探しに行ける人というのは、
私はとても誠実な人だと思って信頼できると思います。
ここの質問の答えの内容もそうですけど、この答え方に一郎の誠実な人柄、
そうですね、誠実な人柄というとちょっとイメージ違うんですけれども、
誠実さが、誠実さというか真摯なという言葉がありますね。
誠実さが表れているというふうに私は思いました。
はい、そして答えの内容ですね。
野球を始める子どもたちへのメッセージをお願いしますと言われて、
一郎は少し時間をかけて自分の内側に答えを探しに行ってから、このように話しましたね。
自分が熱中できるもの、夢中になれるものを早く見つけてほしい。
熱中できる、夢中になる、これ少しだいたい同じ意味ですけれども、
熱中、熱中というのは漢字で書くと熱い中と書きますね。
夢中、夢中は漢字で夢の中というふうに書きます。
子どもたちが自分が熱中できる、夢中になれるものを早く見つけてほしいと言っています。
そしてその理由は、それに向かってエネルギーを注げるから、
そして自分の前に立ちはだかる壁に向かって行けるようになるからと言っています。
これが、ここが本当に一郎らしいところですよね。
自分が熱中できる、夢中になれる、つまりとても好きなものを早く見つけることが大切。
どうしてそれを早く見つけることが大切かというと、
そういうものであればエネルギーを注ぐことができる。
そして壁が現れた時もそれに立ち向かっていけるから。
ここで、子どもへのメッセージと言いながら、
一郎はやはり自分と野球、その自分の体験のことをこのメッセージの中に込めているんですけれども、
自分がどれだけ野球にエネルギーを注いできたか、
そして自分にとっても一郎さんにとっても壁が立ちはだかるということが多分何度もあったんですね。
そしてその壁に向かっていく。
壁というのは何か邪魔になるものですよね。
それに向かっていくというのは、その壁をどうやって乗り越えるかということを毎日考えて、
そして諦めずにその壁の前に立ってそれを乗り越える、
その乗り越え方をいつも考えていろいろなことをトライしてみる。
そういうことができるには、まず熱中できるもの、夢中になれるものに対してじゃないと、
そういうことはできないというふうに言っているんですよね。
つまりそうじゃないと、一郎の言葉では壁が出てくると諦めてしまうというふうに言いました。
熱中できるものじゃないと、壁が出てきたときに諦めてしまうんですよ。
そして最後にまとめとして、メッセージとしては、
いろいろなことにトライして自分が好きなものを見つけてほしいというふうに言いました。
なので、まず初めに熱中できるもの、夢中になれるものを探すためには、
壁を乗り越える力
いろいろなことにまずはトライしてみないと、そういうものは見つからない。
そしていろいろなことにトライする中から、自分が好きなものを見つけてほしい、
好きなものを見つけることが大切というメッセージです。
ここも少し好きなものを見つけてほしいの前に、
向くか向かないかというよりは好きなものを、
自分に向くか向かないかというよりは自分の好きなものをという表現をしました。
向く、向かない、自分に向く、向かないというのは、
好きというよりは上手だとか上手くできるというのが向いているということですよね。
例えば、彼は教えることに向いていると言ったときに、
彼は教えるのが上手だということを少し言っていると思うんです。
つまり、彼が教えるのが好きかどうかはともかく、
彼が教えることは上手だったら、
彼は教えることに向いているという言い方をしますね。
だから一郎が野球に向いていたかどうかは、
私はもちろん向いていたと思いますけれども、
でも向いているかということはあまり大切じゃない。
それより好きかどうか、その方が大切だということを言っているんですね。
すいません、ちょっとこの説明がわかりやすかったかな。
自分に向くか向かないかというよりは、
自分が好きなものを見つけてほしい。
そういう表現でした。
というよりはという文で比較をした場合は、
向くか向かないかということもある程度大切です。
でももっと大切なことがあります。
それは好きかどうか、好きなことを見つけることの方が大切です。
そういう表現ですね。
自分に向くか向かないかというよりは、
自分が好きなものを見つけてほしい。
そういう表現をしました。
はい、では今日のレッスンは以上になります。
さて、一郎選手の引退記者会見のシリーズはまだ続きます。
第何回まで行くでしょうか。
多分あと少なくとも2、3回は続き、
2、3回は私は話したいことがあります。
なので一郎が好きな方は楽しみにしていてください。
一郎さんのことにあまり興味がない人でも、
一郎の記者会見というよりは、
共通の大切なメッセージがたくさん詰まっていると思うんですよ。
なので野球に興味がない人も、一郎に興味がない人も、
私はぜひこの引退記者会見は聞いた方がいいと思いますね。
本当におすすめです。
はい、では今日は最後まで聞いていただいて、
どうもありがとうございました。
じゃ、また今度。
15:55

コメント

スクロール