ガイリッチー監督の作品について
第378回、妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
清水です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お久しぶりでございます。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ねえ、まさか聞いていらっしゃる皆さん、
もう、妄想ロンドン会議もきっともう、このままフェードアウトして、
ね、配信なくなる系かなって思われると思います。
だってね、今までそういうポッドキャストいっぱい見てきたもん。聞いてきたから。
ザ・自然消滅。
そうそうそう、あるよね、あるよね。
だってね、これね、誰に言われてやってるわけでもない、ただの趣味でやってるやつやからさ。
そうなんです。
ね、それはね。
お付き合いいただいてありがとうございます。
そうなんですよ。だからね、きっとそう思われた方もいらっしゃると思うんですけど、
もうこれこそ趣味の進行調でございます。
撮りたくなった時に撮る。
これが、妄想ロンドン会議。
ということでね、えっと、今回は映画のレビュー会です。
はい。これも久々な感じするね。
久々よ。なんかね、これは、しんちゃんはどうかわからん。
なんか私は個人的に、なんかね、映画とかも行く気になってなくて、全然行ってなかったの。
いや、なんかあれ始まってたか、終わったかっていうのがちょっといろいろね、続いてしまって。
ナショナルシアターライブとかも見逃したりとかしたり。
そう、結構2023年の後半から見逃してる。
4年にかけて。
もういいの。もうわかってるの。でもね、そういう時期も必要。
だからこそ、こういうね、またやっぱりデビューしたいなっていう、そういう気持ちがね、湧いてくるってこと。
それ反動やないか。
そうだね。反動とも言いますね。
はい。というわけでね、今日の映画は何ですか、しんちゃん。どうぞ。
これなんかサブタイはあったんやっけ。サブタイシリーズ。
サブタイね、ありますね。
じゃあこちら読ませていただきますと、
現代ですね、現代がガイリッチーズ・ザ・コヴェナント。
そして日本語タイトルがコヴェナント・約束の救出ということで、
我らがガイリッチー監督の久々のですね、あ、我らにとってはね、久々の新作です。
我らがって今おっしゃいましたね。
今日は歴史的な一日となると、私は思っておりますよ。
そうですね、私もまさかこの映画を見終わってそんな気持ちになると思わず、
そしてあんな行動に出るとも思わず、あんなラインをしんちゃんに送ることになると思わなかったんです。
ビビり倒したからね。何が起こったんつって。
私もびっくりした。
もう一個大きな悪魔がやってきてどうにかなっちゃうんかなってちょっと心配したぐらい、
身の回りの心配しました。
笛でも吹かれる感じですね。
よからの何かが来たりでね、そうと思ったんですけれども。
これね、そもそも発端は私なんです。
私はですね、皆さんこれ英国と何の関係もないですよ。
すごくすごく、ジェイク・ジレンホールさん。
日本語ではギレンホールと書かれますけれども、本来の呼び名で呼ばせてくださいね。
ジェイク・ジレンホールさんの大ファンなんです。
彼の作品めっちゃ見てまして。
わかるわかるわかる。
わかってくれる?わかってくれる?
好きですよ。
そうなの。ちょっとね、狂った映画によく出てらっしゃいまして。
特に好きなのが。
挑戦的な方だよね。
そうそうそう。なんかね、もはや映画界のさ、上がりとも言えます。
マーベルに出てしまってるので、もうここまでいったらもうね。
マーベル上りつめたら、もうこれで、もうなんかとりあえずやること全部やったかなみたいな。
映画界すごろくありますけれども。
割と一癖も二癖もある系のインディーズだったりとか、インディペンデント系の映画によく出演されていらっしゃった方で。
お父様もね、有名な映画人ということで、言うたらサラブレットなわけなんですけれども。
ザ・アメリカーナ、彼がですね、今回ガイリッチ監督の作品に出ると。
しかもそれが、まあ評判がよろしいということをですね、小耳に挟みまして。
私、全服のシンラを置いてますロッテントマト、映画評サイトね。
こちらもちゃんとチェックしました。
現在ですね、ガイリッチ・イズ・ザ・コヴェナント、トマトメーター83%、そしてオーディエンススコア98%ということで、非常に高い。
キープしてるんや。
キープしてますね。とにかくオーディエンスはお喜びだね。
これトマトも、83%もまあまあわかるって感じはあるんだけどね、もうすごく良いということで。
ガイリッチ市場MAXじゃね?ぐらいの。
そうだね。ガイリッチ市場MAXになるのかな?ぐらいじゃね?
あの人批評が受けしねえぜ。
私、完全ノーマークやって。
なんか知ってはいてんけど、水口さんは戦争者というカテゴライズにしていいのかどうかわからないけれど。
今回はね、今回は後でも言うけど、これを戦争者と果たしてカテゴライズしていいのか、そんなことはまあいいんですよ。
まあ軍隊が出てくる映画。
なんかね、戦争という歴史で起きて、しかもさ日本では体験することができない。
だけどなんか知っとかないといけないような気になるというか、そういう意味でね、好きって言ったら語弊はあるんですが。
そうだね。
ただ、まあ興味はあるし、やっぱり好きなんだろうと思います。
私はそこを避けてきがちなんだよ。
そうだよね、わかるよ、わかるよ。
痛たたたたたたたってなっちゃって。
わかる。痛くないもんね。
それはすごくわかる。
映画『コヴェナント/約束の救出』の評価
現実を突きつけられるというか、これを知らなかった自分とか。
そうだよね。
で、知ってしまって何もできないもどかしさとか、共感というのかなというのかっていうのがすごく痛くて避けてきてる部分は、だから無意識にたぶん飛ばしててんけど。
うん、わかる。
またね、ある日水口さんからものすごいLINEが来まして。
そんなの送ったっけ、すごいの。
なんか、大興奮だよね。
見終わった後のやつ?
うん。見に行くわっていうのは聞いてて、私もあーってなりながら、でも面白かったら教えて、見に行くわって言ったらね、大興奮で。
そもそもですね、まずはこの長年の私、そしてしんちゃんとガイ・リッチーとの関係性について話したほうがいいかもしれない。
ガイ・リッチー監督ね、英国の監督です。記載の異名を持っておられるそうでして。
記載ですよ、記載。
英国を代表する映画監督さんです。
で、わりと独特なね、語り口と言いますか。
リズム感がね。
そうそうそう、ストーリー構成だったりとか、テンポがね、スピーディーな感じだったりとかして、ちょっとこうなんだろうね。
でもちょっとね、オフビート起動のような。
そうなのよ、そこで私がちょっと睡眠に入っちゃうっていう、そういうね、パターンもこれまで何回もあったんですけど、
マフィアだったりとか、ギャングみたいな裏社会を描かせたらね、もう天下一品なんです、とにかく。
で、それが、しかもスタイリッシュで軽やかみたいな、そんな感じで評価されることが多いですけれども。
そういうですね、作品を撮られる方です。
言ったらジャンル的にはクライム・ザ・スペンスとか、そういうのがお得意な方かなって、ちょっと群像劇だったりとかね。
でもマーク、そのガイ・リッチー監督を語るという意味では、絶対外せないのは、本人貴族やのに、コックニーに憧れて。
そうなんですよ。
で、挙句の果てに、ついダダナがモックニーっていうね。
そう、あの偽物のね、コックニー気取ってるね。
本人貴族やからね。
ガイ・リッチー様はですね、イングランド王エドワード一世の末裔に当たられるんですね。
どういうこと?
王家ですわ。
王家の末裔、ちょっと笑っちゃってるけど、そうなんですよね。
王家の末裔がマドンナと結婚してますわ、わかってますけど。
かつてマドンナの旦那さんでもいらっしゃいまして、一緒に映画作ったりなんかもしてましたけれども。
なかったことにしてあげて。
そう、でね、割としんちゃんはこの監督の作品、初期のやつとか結構好きだったよね。
うん、好きですね。
ロックストックアンドトゥースモーキングバレルズってデビュー作になるかな?
とか、ナッチとかもちろん大好きだし、ロックンローラとか、
なんていうかダメ映画って言われるのもね、わかっていながら好きだったりするんだけど、
でもメジャーになってからはシャーロックホームズとかコードネームアンクルとか、
あの辺ももちろんめちゃくちゃ追っかけて、水口と大玄関のネタになるね。
なぜ君はガイリッチーを見ないんだっていう。
私がね。
そう。
私がね。
いやでもね、違うのでもね、結構見てるんですよ、なんだかんだ。
言うてね、やっぱしんちゃんが好きっておっしゃるので、
私は、そんなにいいんやったら見ようと思って見たんです、初期のやつ。
ダニエルクレイグさん出てたやつどれでしたっけ?結構出てる?どれでも。
え?ダニエルクレイグ?
え、出てない?ちょっと待って、もう怒られる。もう怒られるわ。
ダニクラ?
出てない。
それさ、あっちじゃない?マッシュボーンじゃない?
あ、マッシュボーンのか。
レイヤーケーキのほうじゃん。
レイヤーケーキ、レイヤーケーキ。
映画『コヴェナント/約束の救出』についての個人的な感想
それマッシュボーンやわ。
置いといて。
ほら、そこ混同したら一番怒られるけど、一番混同するところやから。
ジャンル的には、大きく囲ったら一緒なんです、すみません。
ごめんね、ほら、私も間違う。そういう感じだよ。
とにかくですね。
お二人の関係はね、ちょっと調べていただいたら、とても興味深いというか。
興味深いですね。
なんか見てん。なんかを見たんだけども。
ロックンローラーじゃないかな。
それかな。だって昔のやつちょっともう見れなくなってたりするもんね。
ロックンローラーはね。
スタイルとかいかないと。
でもジェラルド・バトラーさんが主演のやつですね。
そうですね。
マーク・ストロングさんとか出てましたね。
ただ私のこの薄い反応を聞いていただいてもわかりますように、
私覚えていないというこの最低の私でございます。
で、私はですね、彼の作品からは言ってもそれでも独特の美学は感じ取ってるんですよ。
でね、ロックンローラーとかの初期のね、読みたくなるやつ。
ロックストック&トゥースモーキング・バレルスですとか、スナッチですとか。
一緒だけどな、全部。
一緒だけどな、だから全部一緒に見えるんですけど。
それがね、ちょっと恥ずかしく感じるじゃないんですけど、
もしかしたら私はこれらの作品と中学校ぐらいの時とかに出会ってたら、
めっちゃハマったかもしれないなと思って。
私が中二病って言いたい?
違う、そういうわけでもない。
そういうわけでもないけど、でもほら、ピタッとハマるところってあるやん、やっぱりさ。
なんかね、これ日本の作品とか、私が中学校高校の時に見ててハマったやつと、
例えるなら何やろうって最近思い返してたの。
今日レビュー会するからさ。
じゃあちょうどいいの思い出してさ、あれよ。
ナイトヘッド、ナイトヘッド。
わかる?
あーなるほど。
これ。
ちょっとこだわっちゃった感じね。
こだわっちゃってて、ちょっとなんかダークな感じ、
でもこうオシャレでスタイリッシュ、中二病やねんって。
私ナイトヘッド大ファンで、ね、しんちゃん。
そうだね、私も見てましたね。
そうそうそうそう。
アフガニスタンでの出来事
むちゃくちゃ好きでしたね。
そう、っていう感じのね、英国の監督なんです。
わかってもらえたかな?
あってる?これ。
そうね。
でしょでしょでしょ。
わかるよ、わかるよ。
そう、でね。
ハマったらむちゃくちゃハマるけど、ハマらなかったら嫌になるよね。
そうなの。で、私は言ってもサーロクホームズシリーズ見ました。
見てます。
私見たこと忘れてました。
なんでよ。
ガイリッチーやって何かあんまり思ってなかったのかもしれん。
ネジャーに行った第一作目みたいな感じ。
そうですね、これが2009年、ロバート・ダウニー・ジュニアさんとね、
ジュード・ローの、ジュード・ローって何で呼ぶ人にしちゃったんや。
ジュード・ローさんのペアで、サーロクホームズの物語を2作ですね、作られまして。
そうですね。
うん、それの監督勤められる、もちろん見ましたよ。
見たけど、やっぱり私はそこにも、別に悪い意味でもないよ。
彼の中二病らしさっていうのはもう存分にですね、感じることができました。
変わってないなと、やっぱり題材がサーロクホームズになろうと、
彼は彼なんだなっていうのを思ったのを覚えております。
で、その後ですね、割と期待しながら行きましたね、しんちゃんと。
コードネームアンクル。
はい。
これはもう本当に謝るしかないんだけど、私は途中で寝落ちしました。
私はコードネームアンクル大好きなんですよ。
なんかわかんないんだけどさ、なんでだろうね。
これは自分でもちょっとわかんないけど、なんか退屈に感じちゃったね。
いやだから、ほんまに多分オフビートのところだと。
そうだよね。一番これがオフっぽい感じよね。
透かしてくる感じ。
ガイリッチ名物、ええ加減なダンスっていうの。
それ名物なの?そんな、知らんかったけどそんなジャンル。
ロックンロールでもやってたし、コードネームアンクルでも、
なんかちょっとあの気が抜けて酔っ払ってふぃーんって踊るみたいなダンス。
どうでもいいダンスのシーンがまた長いっていう。
なにそれ。
あるんです。
あるんですね。
その辺で外して外してっていうの。
でもコードネームアンクルはわりと人気があったんじゃないんですか?
いやだってキャストがキャストですしね。
そうやわな、キャストすごかったよね。
いやだってもう当時の男前、当時って言っちゃった。
いや今も男前やがな。
そうですね。
ヘンリー・カビルさんとアーミンハマーさんね。女子大喜び。
ヘンリー・カビルさんとかね、エリザベス・デリッキさんとかね。
そう、もうね、全部男前ばっかり出てたし。
この辺からジュー・グラントさんと噛み出したんですかね。
ジュー・グラントさん大好き。
そうなんですけどよ、私はなんかちょっと合わなかったなって、
オフビートなノリがね、強く出てた作品だったなっていうのは覚えてる。
そこからアラジン行くじゃんっていう。
そうなんです、アラジン。
これね、ちょうどさ、この間、金曜ロードショーでアラジンやってて、
もう一回見たのよ。
あ、上線でやってたんやな。
そしたらさ、まあ良かったね。
私映画館見に行った時、アラジンの元のアニメ版の方に思い出があったから、
ガイ・リッチー監督がですね、新たに解釈したであろうホールニューワールドの野生みあふれる魔法の絨毯での飛行のシーンがちょっと受け入れられなくて、
すごいスピードで寒そうに飛ぶから、もうちょっとロマンチック、2人の絵みたいなさ。
そうね、ロマンチックではなかったね。
すごかったんよ。でも改めて見たらすごい良かった良かった。
ちゃんと新解釈も入ってて、非常に良かったけど、これはね、本当にお仕事作品っていう感じの。
あとロード、ディズニーと。
ここまでいってるんやっていう。
ガイ・リッチーって言われんかったらそんな分からんかもなっていう。
そうね、それは思った。一番ガイ・リッチーっぽさを感じない作品だなと思って。
で、アラジンも私たち見に行っててね、レビューしよっかって言って、結局せずに終わったんだよね。
あんま喋れんなっていうね。
これ喋るところがないねって言って、そうだったんですよね。
でですよ、そんな感じでね、着てたわけなんですけど、結構見てるでしょ?
まあそうね。
見てなくて嫌いじゃないからまあ許そう。
ありがとうございます。嫌いってわけでもないんやけど、気が合わないなと思ってた。
がですね、これコヴェナンとこの後ネタバレのレビューさせていただこうと思ってるんですけれども、
私の個人の感想を先にお伝えさせていただきますとですね、
もう非常に良くてですね、もうなんか特に一番良かったと感じたところがね、
一見このコヴェナンとガイ・リッチーっぽくないんですよ。
ないね。
もうポスター見てもパッと見で、ガイ・リッチーの作品だって言われても、え、嘘でしょって。
ガイ・リッチーファンですら初見だったらそれが信じられないぐらいのですね、乾いた。
そしてなんかこう地味なと言ったらあれなんですけれども。
ちゃんとしてたね。
そうなんですよ。でこのガイ・リッチーズ・コヴェナントが現代なんだけれども、
これなんでここはガイ・リッチーがついてるかっていうと、
ガイ・リッチーの表現
ファンたちの間でね、まことしやかな噂が流れたそうなんですけど、
あまりにもこれがガイ・リッチー作品ぽくないからわざわざつけたんじゃないかみたいな。
実際は他に同じタイトルが何本かあるからね。
なんでついたっていうことだけだったんですけど、そのぐらいですね、ガイ・リッチーぽさが感じられない作品だったんですね。
で実際見に行ってすごく良かったと思った点は、そのガイ・リッチーぽくない新しい彼のこの表現だったりとか、
こんな感じなるほどすごい良いって思ったと同時にですね、私はこの一見ガイ・リッチーぽくないけれども、
その中にも隠しきれないこのガイ・リッチー味がですね、時々だだ漏れてるんよ。
ガイ味感じだ。
そう、しんちゃんの言うところのですね、もうガイ・ガイしかったんです。
しかもそれをね、喜んで受け入れてる自分がおったんよ。
出してるやんガイ・リッチーと思って。
大人になったね。
ガイのガイ出してきてんやんと思って。
何のことかわかんないでしょ。
私はね、今日この後ネタバレレビューでね、是非しんちゃんとね、話したいなと思っているところは、
この作品におけるガイ・リッチーの隠しきれないガイ・ガイしさ3点について、
是非しんちゃんと議論したいなと思っている。
なるほど、わかりました。
なんでちょっとしんちゃんも、しんちゃんはいつものごとくですね、今回の収録にフレッシュな感じで丸腰で挑んでいただいていると思いますので、
その時々に思ったことをですね、返していただけたらと思います。
気の向くまま参ります。
というわけで、ご覧になられてない方、ちょっと私みたいにね、
戦を扱う作品苦手っていう方でも、
ちょっとやっぱり、映画館で体験していただきたいというところもあり。
うーん、そうやね、これやめちゃうよね、家で見てたらね。
痛さももちろんあるんやけど、それだけではない。
現実にごくごく最近起こった出来事を扱っているということも含めてやねんけど、
ぜひ今体験していただきたいなと。
痛さはちょっとしょうがない。
受け入れなければならないのではないかというところもあるので、
まだ公開少なくなってるとは思うんですけど。
しんちゃんあれはね、公開に終盤にして朝一とレイトショーしかやってないっていう。
レイトショーで私も終電ダッシュしましたので。
ちょっと配信ではなくと言ってしまえるほどの作品ではあると思うので、
ぜひ見ていただいて、それから戻ってきていただければ幸いでございます。
そうですね、はい。
というわけでネタバレまいりますか。
これなんだったっけ、スイッチオンにするんだっけ。
それともオフにしていただくんだっけ。
私たちの方がオンにするのね。
私たちのネタバレスイッチがオンされます。
なのでネタバレたくない方はオフしてください。
スイッチオンの号令とかなかったっけ。
ありましたね。
では、ネタバレスイッチオン。
いいか、もうここに残ってる人たちはネタバレオッケーな人たちか、見たことある人たちか。
言うてもね、芸術に似たような近しい出来事がたくさん起こっていてっていうところだし、
ネタバレっつってもなっていうところもあんねんけど。
そうね、これはもう、とにかくだ、この作品ね。
あらすじ、ウィッキーが4行。
じゃあ読んでもらおうか慎重に。
何て書いてあるんですか。
2018年、アフガニスタン紛争に派遣されていたアメリカ陸軍のジョン・キンリー軍曹は、最後の任務で部隊が壊滅するが、
キンリーは同行した現地通訳のアーメットに助けられる。
アメリカに帰還したキンリーは、アーメットが自身を助けたせいでタリバンに狙われていることを知り、自らアフガニスタンに戻り、彼を救出しようと奔走する。
おお、もうこれ以上ではいかない。
あらすじっていうか全部やな。
そうやな。これ以上でもいかでもない。
ていうかちょっと、あれよ、ちょっとだけ私やっぱり日本の配給会社に文句を言いたい。
予告よ。予告でこのあらすじ全部言ったから。
そうだね。
びっくり。もうさ。
意外なことは何も起きないんだけど。
いやだから予告が言っちゃうからよ。
あ、そうか。
そうなのよ。
まあでもこれ以外にストーリーにできひんって言ってたこともあるよな。
でももう一回見てみ、予告。びっくりするほど最後の最後まで全部使われてた。
最後の悪魔のキスじゃないや。暗黒の天使じゃないや。
天使。
なんとかっていうさ。
天使のなんとか。死の天使みたいな。
死の天使って死の天使だ。そうそうそう。
っていう戦闘機ね。戦闘機がさ、掃除するところまで全部写ってたからね。びっくりした。
全部やってるやんと思って。
でもね、本当になんだろうね。
割とガイリッチが、言うたらロンドンのさ、道でしかさ。
そうよ。細い道が好きなのガイちゃんは。
路地裏からやっと出てきたかみたいな。
出てきすぎ。広大すぎたよ。
なんかピストル同士はあっても、機関銃一斉操作みたいなことってあんまないじゃんっていう、世界戦でやってたやん。
そうだねガイちゃんがね。
割とね、一発一発撃っていくみたいな、やっていった人がここまでエグい戦闘シーンを描くのかっていうのがすごく意外で。
大規模だったよね。大規模だったし、なんだろう、生々しさがあるというか、シリアスだし。ちょけないし。
ちょけなかったな。
ちょけがなかったんよ。あるかなと思ったけど。
今までやったら絶対ちょけてんねんけど。
だからお仕事できるようになった。
しんちゃん、それについても私はガイちゃんに謝らないといけない。しんちゃんも謝って。
ごめんなさい。
この作品ね、ガイちゃん発信なんだって、撮りたかったんだって。
あ、そう。あ、でもXスペイン制作やっけ。
あ、そう、撮影がねスペインなのよ。このアフガニスタンの地位に見立てて撮ったのがね。
制作国としてはアメリカ、スペイン、イギリス。
アメリカ入っとるんや。ようやったな。
アーメットさんの苦悩
そうやね、割とアメリカに対しての問題提起みたいな感じの作品もあったね。
そういうところはやっぱりアメリカやなと思いますけど。
ガイちゃんね、このアフガニスタン問題について、結局何かって言ったら、今回主要人物になってた、
ダール・サリムさんが演じる、アーメットさん。
現実役ですね。
そうそうそう。
こういう感じでアメリカ軍に、これそもそも話戻るんですけれども、
2001、あれ何年、忘れた。
9.11のアメリカで起きた同時多発テロへの報復措置として、アメリカが兵士をアフガニスタンに派遣したんですね。
で、それからずっとアフガニスタンでの戦争っていうのは続いていて。
タリバン。
タリバンです、タリバンです。
で、そこにはもちろんアメリカ軍だけではなく、現地のアフガニスタン人、アフガン人通訳という方たちがいらっしゃいまして、
それは5万人ぐらいいたそうなんだけども、なんでそもそも米国に協力をしていたかっていうと、
その通訳の職を全うすることで、アメリカへの移住ビザがもらえるっていうそういう約束をね、していたんですね。
で、このコヴェナントに出てくるアーメットさんも、その条件でジョン・キンリーさん、ジェイク・ジレンホールさん演じるジョン・キンリーさんの部隊の通訳として働くわけなんですけれども、
それは2018年のお話なのかな、このコヴェナント上ではね。
結果、2021年に現実の世界では米軍がアフガニスタンから撤退するのよ。
もうその間20年なんだけれども、そしたら撤退した直後もタリバンが政権を掌握しちゃって、結局アメリカがやってたことはなんやってんっていうことプラス、
そこに取り残された通訳の人たちがもう300人以上殺されちゃって、で、数千人以上の人がそのタリバンからの報復を恐れて身を潜めているそうなんですね。
撤退と報復による危機
結局そのビザとかもらえずに。
だからアメリカが撤退するってなったときに、本当に飛行機にしがみついてみたいなことがあったそうで、
私はずっとそこをね、全然知らなかったことなので、
これって現実やん、しかも全然今の話なんやっていうのが。
っていうのをガイちゃんもドキュメンタリーで見たんだって。
これは映画にしたいって思ったらしい。
なんかそもそも戦争映画っていうのは一回撮ってみたいと思ってたんだって。
って言うとった、ガイちゃん。
ガイ言うとった?
そう、言うとったんよ。
でも、貴族の血が騒いだか、オブレス・ノブリージュってやつですか?
そこ言えばよくわからんけど。
ノブレス・オブリージュか、逆か。
え、何それ何それ、なんかあるの?そういう貴族的な。
ノブレス・オブリージュのほうか、そうやね。
身分が高いものは、低いもののために戦わなければならないっていう。
そういう貴族精神があるのね。
あったはず。
かもしれんし、そうじゃないかもしれない。
何せガイちゃんだから。
そうなんだけども、それで、私も初めは、きっとアラジのときみたいに、向こうから企画がやってきて、それに乗っかった形で作ったのかなと思ってたんだけれども、
例えば三池隆監督みたいにね、時々めっちゃ自分っぽいやつ作るけど、お仕事も撮りますよみたいに。
でもそうじゃなくて、ちゃんと彼発信の作品だったというところにですね、
ああとやっぱり、画展が行ったと同時に、やはり彼とこの作品をもって私は和解することができたと。
そういう感じです。
はい、何の話?
えっと、そうそう、それがね、ちょっと謝らんといかんことやったんだけども。
私も謝罪。
謝罪、謝罪。でしょでしょ。
戦争映画って言っていいのかなって、私が最初に言ったのは、戦争映画ではあるけど、なんかヒューマンドラマじゃないけど、すごくなんかそこの部分をめっちゃ感じたなって思いました。
普通の感想。
私は、軍隊同士の戦いではない、戦場での戦いで、戦火の馬とは違うなという。
そうだね。
軍隊が出動してはいるけれど、市街地じゃんっていう。
そうだね、あとなんかなんだろう、前に一番最近見た戦争映画といえば、1917命をかけた伝令。
見ましたけど、あれもちょっと行って帰ってくる物語みたいな感じだったけれども、なんかあれは一人の人を媒介としながらも、その時代、戦争っていうのを描いてたって思ったけど、
あれはなんか戦争っていう時代を舞台にしたヒューマンドラマだったなって今回に関しては思いました。
印象が近いなって思ったのは、アイン・ザ・スカイ。
うーん、なるほど。
なんかアイン・ザ・スカイな。
世界一安全な戦場かなっていうお題がついてたけど、ヘレン・ミレーさん主演のやつですね。
もう同じような紛争地帯で民間人を巻き込みながらみたいなところがあって、その印象に近いのかなとか。
あとで見終わって一瞬思い出すなと思ったのは、アルゴ。
アルゴね。
アルゴに関しては、あれは完全にドキュメンタリー、ドキュメンタリーじゃないや、実話を元にした話だったけど、今回はあくまでフィクションはフィクションなんだよね。
でもおかしくはないもんね。
アルゴっぽい。
ただ見終わるまでの応援する感じとか、がんばれってなる感じはアルゴに近いかな。アルゴも大好きなので。
アルゴもよかったね。
そうだね。
そういう印象に近かったなとちょっと思ってみた。
確かに。
私はね、は?って言われるかもしれないけど、一番この映画っぽいと思ったのは、マッドマックス、怒りのデスロードっぽかったですね、めっちゃ。
デスロードはデスロードだな。
なんかね、あれも私ヒューマンドラマと思って見たんですけど。
ヒューマンかどうかはどうでしたか。
ヒューマンかどうか置いといて、ヒューマンだよ。
しんちゃん見たかどうかわかんないんだけど、アポカリプトっていう映画がありまして。
見てないな、たぶん。
結構前の映画やねんけど。
タイトルは知ってる。
そうでしょ。
メル・ギブソン監督のですね、映画なんです。
それもしかしたら、見た方、両方見た方ね、このコメント。
あーって言ってくれる人がいらっしゃると私思いたいんですけれども。
これはスペイン人がですね、ユカタン半島とやらに侵略してくるっていうこのマヤ文明の衰退を描く作品なんです。
なんだけど、そこで生贄にされそうになった原住民の捕虜の人が脱走するのに。
っていう映画です。逃げてた。
すごいもうなんか、やっぱり今回の映画ですごく印象的だったのは、
その戦場でのさ、長い長い逃避行で一回逃げ切れたけどもう一回帰ってくっていう、
なんかその私はそこの道のりの部分っていうのにすごくちょっと印象残ったというか、なのかな。
だから、マットマックス怒りのデスロードとアポカリプトっぽい感じがした。
うんうんうんうん。
です。
で、何、ガイミ、スリーガイミに関して。
あ、ガイミね、ガイルチューミネ、いく?
入れましょうか。
おー、いくよ。
え、でもちょっと待って、その前にさ、まあいっか、いくか。
うん。
あ、残っちゃえ。
よしんちゃんの感想聞きたいなって思っただけ。
いや、もう非常にものすごい疲れた。
ものすごい疲れた。
疲れましたよね、疲れたよね。
ちょうど区切りで1時間30分みたいなのがなんとなくできてて、
ただ最初の1時間でもう3時間分ぐらい疲れてて。
最初の1時間めっちゃ疲れたよね。
うん、もうあの、戦闘シーンに次ぐ戦闘シーンで。
終わらへんね。
もうなんか脳も疲れてるけど、なぜか体も疲れてて。
わかる、私めっちゃ筋肉痛やった、もう足。
次の日。
ヒーッてなってて。
なるなるなる。
うん。
まあでもそんだけもう没頭して見てたんやなっていう。
長く感じたでは全くなくて、ただ1時間が永遠に思えるぐらいの熱量やったので、
うん。
それぐらいもう集中してみましたね。
よかった。どうね、あの、ジェイク・ジレンホールさんどうやった?
いや、もうあの、すごいの知っとるから。
私のジェイク見てーと思って。知ってた?
いや、昔ね、ジャーヘッドとかやられてて、出世した。
でもジャーヘッドがあったから、今回の作品にもうまくね。
そう。出世したって思っちゃったけどね。
偉い人になってたもんね。
偉い人になってたけど、いや。
一平率じゃなくなってたね。
そう、はい。じゃあ、行くか。
ガイ・リッチー監督の演出
ちょっと一緒にリストを聞いとこう。
しんちゃんの座ってさ、まあいいや。
えーと、そしたらですね、私プレゼンツなんですけれども、
どうしてももう映画を見てるときからですね、語りたかった、
ガイ・リッチーのですね、コヴェナントにおける隠しきれない外外しさ3つ、
あげさせていただきたいと思います。
第3位から言っていい?
はい、もちろんです。
じゃあ、第3位行きますね。
第3位、アメリカに一時帰還後。
えー、彼がですね、なんていうか名前忘れちゃう。
ジョン・キンリーさん。
キンリーさんね。
キンリーさんね、がアメリカに一時帰還後、
アーメットのビザを手に入れようと何度も移民局に電話するもうまくいかず、
1時間半ずっと待たされ続けて、
自分の部屋かオフィスかわかりませんけれども、
あそこの鏡を叩き割るシーン、第3位です。
あれ、美学出た。
美学出た。美学とFワード出た。
出したね。え、どう?あのシーンどう?
外立身感じへん?
あの、なんやろな、なんか怒りを持った男がさ、
すごくもう沸点達しててっていう時にさ、
もうちょっと人は、なんやろな、崇高に描くと思うのよ。
わかるわかる。しかも正しい理由で怒ってるからね。
そう。むちゃくちゃ正しいし、むちゃくちゃ熱いし、
もう愛すべき彼なんだけど、やってることがダメやね。
そうなの。しかももうなんならちょっとこの鏡叩き割ってさ、
ちょっとこう、高屈としたこの、そんなことないよ。
あの、ジェイク・ギレンホールさん演じるキンリーさんはそんなことないよ。
こっちよ、カメラのこっち側で、きっとガイちゃんはめっちゃ満足してんの。
やったーって。
あかん、あかんやつ撮れたってなってるからね。
このシーンいいわーってなったと思う。
で、ガイちゃんね、いつもの撮り方どうだったか知らなかったんですけれども、
今回いろいろメイキングだったりとか、インタビューだったりとかを
読んだり聞いたりとかしまして知ったんですが、
割とですね、脚本にないアドリブというか、
もう筋すらもそれで大幅に変更したりっていうことがあったそうで、
特に一番大きかったのは、アーメットさんが負傷したキンリーさんをですね、
ずーっと荷台だったりとかに乗せてですね、人力で運ぶシーンありましたよね。
怒らせ、怒らせ。
あのシーンなんですが、あんなに長いはずじゃなかったんだって。
突然、ちょっと撮ろうか、みたいになったらしくって。
神が降りてきた。
神が降りてきちゃったんよ。
ひらめいちゃって。
監督が言うんだったらね、やっぱりするしかないよね。
あれじゃなかったらなんやねんっていうぐらい。
そうやね。
あれでした。
じゃあなんやったの?って思うよね。
あれがメインじゃないの?っていう。
あれを撮りたくてこの作品を作ったんじゃないの?って思ったぐらい、
もうあれなしでは語れない作品だと思うんだけども、
疲れた山道と再会のシーン
あれは突如湧いて出てきたその場の思いつきのシーンだったそうです。
だから裏話みたいなのがさ、ガイリッチの映画のやつもさ、結構間抜けなやつでさ。
あれ、荷台に乗せたケンリーを、
怒らせ、怒らせってものすごい山道を登っていくやつ。
あれ、人を乗せてるっていうのをさ、表現しなきゃいけなくって、増量したらしいね。
なにこと。
実際のジーク・ジレンホールさんよりも重たいものを。
そうね、その必要なくない?
いや、だからもうそんだけ疲れるとか。
だって、実際山に引いてるわけではないから。
そうやね、そうやね。
でも実際山道を、あれを引いてきたっていう感じのために増量したって悪魔かもね。
でも実際、そしてその荷台に乗ってるジーク・ジレンホールさんにもですね、眩しい方向にわざわざ目を向けさせて、石や砂やら、血のりやらをいっぱい顔にかけるっていうことをしてたそうです。
さすがやな、思って。
あ、ちょっと、ジェイクって呼ばれたらそれが降ってくるそうです。
最悪。
そういうなんかね、外外視さという意味では、ちょっとしたいたずら心みたいな。
でもね、なんやろ、いたずら心であのシーン撮られてもね。
泣かされたんちゅうね、こっちは。
ねー、そう、だから、もしかしたらあそこまでの分量じゃなかったのかもしれないね。
で、もっとこうサクッと撮るはずやったのが、他のシーンとか撮ってても、こう、これ私の想像ね、がいちゃんが。
撮ろっか、みたいな。
ここを撮ろ、みたいな感じで撮ってたっちゃうみたいな。
傍観視とか。
そう。
車で、なんか現地の人に荷車を交渉してとかっていうところはあったのかもしれないけど。
きっとね。
うわーって行くところはなかったかなって。
山道を延々登っていく感じとか、その辺はなかったのかなっていうのだと信じたい。
うんうんうん、信じたい。
ただ、電話に向かって怒りをぶつけている男はダメなやつ。
鏡笑んでいいよね。あれがいちゃんの美学出ちゃったなって思った瞬間。
で、これが第3位でした。
はい。
2位。ちょっと待って、しんちゃん、第2位当ててみる?どう?
全然分からない。
これかなっていうのある?
分からへん。嘘。
そうなの?
第2位を当てろっていう。
あ、もう、第1位でもいいよ。
いいよ、じゃあ第2位まで言うから第1位当てて。
分かった。
いくよ。
うん。
第2位、キンリーとアーメットの再会のシーンです。
えー、キンリーがですね、こう、まだ自分に気づいていないアーメットにですね、声をかけるんですね。
それが2人にしか分からないフレーズを口にしましてですね、アーメットはハッとなって、そしてキンリーを見つけて見つめ合うんです。無言。
ガイガイしかった。あれはガイちゃんに来てたね。
あれ、でもあのシーンやんな。あの家に行って車の修理してるところやんな。
あー、そうそうそうそう。
あれ、アドリブだったらしいね。
えー、出たアドリブ。誰の?誰のアドリブ?
ジェイク。
私の?ジェイクの?
この辺は犬が多いな。
そうそうそう。
あれのアドリブ。
一番最初のあれがアドリブなの?それとも、最後にあれを言ったのがアドリブなのか?
最後?
最後っていうか、その再会の時に言ったのがアドリブなのかな?その最初の。
いや、ほんまに犬が多くって言ったって。
あ、じゃあ最初のシーンだ。それをそのまんま再会の時に使ったってこと?
あ、じゃあ再会の時に声をかける時に、なんて言おうなんて言おうって言って、ポロって出たのがめっちゃ面白かったから採用されたんだみたいなインタビューがあったよ、確か。
あ、だからそれあれでしょ?一番最初の方のシーンで、それをセリフであったやつをもう一回言ったってことでしょ?
そう、だからどっちスタートなのか分からへんけどね。
じゃあこれ、ジェイクジレンホールスタート?まあいいや、でもそれを最終的に採択したガイちゃんのガイガイしさですね。
ガイガイしさやね。
きっと通じ合ってたね、ここでも。あの、ジェイクはガイちゃんに染まってた。だから出てきたんじゃない?あのセリフが。私はそう思う。
染まりたくねーなー。
そう、でもあそこはもう非常にエモーショナルなシーンじゃなかったです。もうこの世にですね、二人しかいないかのような。
いやなんか、なんだろうね、あの男同士の静けさね。
そうなのよ、無言なのよ。でまた、なんかもう、なんだろう、あの異質な感じね、そのアフガン人ばっかりがいる中でさ、ちょっとこう、自分変装しているつもりか知らんけど何も隠せてない、あの、キンリーさんのもうアメリカですって感じの、でメガネとかかけてさ。
普通になんか、あ、今日は目悪いんや、みたいな感じなの。コンタクト忘れたか、みたいな。
もうあれね、あの時の二人のね、表情、そして、いやまさかそれがアドリブとか知らなかったんですけど。
いやでも、ダールサリムさんの表情がすごい。彼すごいね。
すごい。
めっちゃかっこよかったよね。
なんかもう、サムライみたいだった。めっちゃかっこよかった。
一人虫みたいな感じだったね。
そうそうそう、虫のみたいなさ、それがちょっと褒め言葉になってるかどうかわかんないんですけど、目いっぱい、精一杯の褒め言葉です。
褒めてます。
褒めてますけどね。
また、まああの、整った顔もされててね、あの男前なんですけどね、単純に物理的にも。
でもあの人がさ、だからその山道越えてさ、ちょっとものすごい僅かな段差で脱輪して、動かなくなって乗っ引けられなかった時にさ、ぐえんぐえん言って泣いてるのがさ、愛おしくって。
いやー、もう。
泣いたらあかん、泣いたら水が出ていくって思って。
もう見つかる、見つかるでーと思って。
車で行くのと、あの台車で行くのとさ、もうどっちがいいんっていうぐらい。
逃げ切った方がいい。
そうそうそう、その道へばーって思ったりもしたけど、そういうことでもないんだよね。
でもだから、車が走れるような道はもう網羅されているっていう。
そういうことだね。
それがね、2位です私の。
ここまできたら1位はもうわかってもらえるんじゃないでしょうか。
冒頭の書類を渡す渡さないのシーン。
どのシーン?何?そんなシーンあったっけ?
忘れられてたよ。
渡さない?
冒頭で、弾薬作ってるところを探すっていう任務で、情報をくれよって、同僚、軍曹の人。
あーはい、あー。
その書類くれよって、もっとくるけよみたいな。
なんか私がちょっと困ったやつや。
あれ?この人たちはゲイカップルっていう設定であってるのかなって一瞬思って、後で奥さんと喋ってたから、ガイちゃんのジョークかーい!と思ったやつ。
ミジンもなかったねっていうね。
なかった。でもほら、シリアステイストの話やしさ、別にそういうこと、特に軍隊なんかいっぱいあるからさ、
このお二人そういうご関係?ってちょっと思っちゃったけど違う。
冒頭でぶっこんできたけどな。
いや、これが冒頭やからこそよ、大事な伏線とかになるのかなって思って、こっちは真剣に見てるわけじゃない。
ちゃんかーい!と思った。ただの軽口の叩き合いでしたね。
違います、それじゃないです。
そこではないです。もうちょっと中盤ですね。
中盤?
はい、中盤です。
中盤やけど前半の駅かな?
前半の駅?
お金盗んだと思ったらちゃんと使ってた。
ちょっとそれも思い浮かべないんですけど、思い出せないんですが違います。
違ったか、もう分からん。
では行きますね。
前編よかった、じゃあ害害しかったってことやな。
そうです。では、ガイリッチーの隠しきれない害害しさの第一位ですね。
頭を殴られるシーン
はい。
こちらはですね、頭を殴られるキンリー、そして彼の額を流れる一筋の地、スローモーションのシーンでございます。
スローモーションでしたね。
覚えてる?
確かにスローモーションでしたね。
そして流れる音楽。音楽前編的に素晴らしかったんですけれども、音楽の入り方、前編においてこれまた害害しかったなと私思っております。
なるほどね。
あと番外編ね。
うん。
番外編のちょっとガイちゃん身を感じたところなんですけれども、
時々差し込まれる可憐な野の花越しの戦場、これです。
あー、なるほど。
もうすごく本当に殺伐とした、もうまさに戦場って感じのね、風景が続いてたんだけれども、
時々ね、野の花越しにね、こうなめでね、こう戦場映るのよって、そよそよって揺れてたりとかして、
はいはいはい。
もうガイちゃんって思った。
そういうなら、野の草越しのアフガンハウンドっていうのもね。
なに?そんなんおった?
おった。
しんちゃんなに?
わんこがいましたやん。でっかい犬が。
犬、どこのお話してる?今。
逃走を始めて、現地の遊牧民に車をやるから荷車をくれって言ったときに、後ろにでっかい犬がいたんよ。
しんちゃん覚えてないけど。
アフガンハウンドと呼ばれる犬ですね。
こっけーってなってくる。ガイちゃんやっぱ犬好きじゃんって。
とるよね、とるよねって。
犬ね、お好きですからね。
あったかもしんないですね。全然覚えてなかったです。申し訳ない。
以上ですね、3点でございました。
なるほどね。
でもなんかその野の花越しではないけれど、結構さ空撮してたやん。
してた。
最初のタイトルシーンがすごい印象的やけど、空からバーって引いてって、なんか見聞所っていうのかな?
を捉えてそれが横になってタイトルが出てるみたいなのとか、
結構空からの絵を入れてて、なんか、あ、アラジン撮ってよかったねって思ったの?私だけ。
でもね、やっといて損はないのよ。
アラジンでこれを手に入れたんかと思う。
人生全部経験。
そういうことかな。
そういうことやね。でもなんか絶対に空撮は入れたいって言ってた。入れたかったって。
どこかから見られてるっていう、逃げ場がないんだよっていうのをなんか表せたかったっていうのを小耳に挟んだ気がしますね。
いやでもだってさ、逃げても衛星で見つかっちゃう時代でしょっていうのが。
そうだねー。
アイン・ザ・スカイとかもそうやねんけど、逆に1917とかもそうやねんけど、こういう装備で戦ってるのかっていう。
そうやね。
何も持たないにも等しい第一次世界大戦やん。
馬で車ひいて放題を運ぶみたいなさ。
この装備で人が戦ってたんやっていうのをびっくりするし、アイン・ザ・スカイとか今回のやつとかでもこのレベルで見つかるんやっていう。
そうやね、特にアイン・ザ・スカイは本当に現代の戦争っていうのを色濃くフューチャーしてたから、特にドローンを使った思いかけない、ここにこれこうやってとか。
それをモニター越しで戦うんやとか。
そうだよね、指揮官はそこなんだっていうね。
だから今回もGPSみたいなやつ、すごいやつ腕につけてたりとか。
そう、やっぱ当たり前かもしれんけどさ、パソコンめっちゃ立ち上げてて、面白いというか興味深かった。
あ、そこをめっちゃパソコンでやっぱり道をこうね、Googleマップみたいなんで。
で、何キロ先に何かがあるとか。
そうそうそう、かと思えばやっぱり実際に山の上登って、それで目視するみたいなとか。
ガイ・リッチの演出と中二ガイ要素
そういうのもね、自分が実際目にしたことはもちろんないので、知ることもないものを見せてもらえてよかったっていうのもおかしいけど、
こういう時代なんやなっていうのは改めて思い知らされるよなと思うし。
あとはほっこりエピソード。
ほっこりでもないけど、私が思わずパって笑っちゃったのが、プロダクションノートとか読んでてね。
ロケ地ですね、今回ロケ地スペインにしたって言ったんですけども、
それはアフガニスタンの過去に、アフガニスタンを舞台にした映画か何かがですね、スペインで撮られてたそうなのね。
で実際、アフガニスタンの実際の写真だったりとすごくよく似てるからっていうので、
ここにしようって言って決めたの。
で、ガイちゃんですからね。
やっぱり撮影場所にはこだわりますよね。
彼のロケ地の選定基準、見た目です。
なのでスペインって決まって、実際細かくね、ここでこのシーン撮ろう。
そこでこのシーンを撮ろう、決めますよね。
ガイちゃん完璧見た目重視でロケ地を選ばれましたので、そこへ到着するまでの道のりが大変だったと。
もうスタッフがみんなもう文句を言ってたと。
最初の3日間はとにかく驚きの連続だったって書いてますけれども、まっくれームスよねこれね。
あの、私たち見たよね、この水が枯れた川底みたいなところ。
あれですね、キザヨコを手に抱えて、実際にスタッフさんたちエッショコラショと険しい谷の中をですね、歩いたそうなんですね。
でもガイちゃん、とても美しい場所だったから、絶対にカメラに押されたかったんだって言ってます。
ガイガイしい。
お前一人で行け。
撮影クルーが一個の軍隊じゃん、もう。
そうそう、だから大変だったと思うの、これ。
本当に大変だったと思う。
ずーっとやもんね。
そうそう、ずっとです。
そうなんだよね。
めっちゃ面白いね。
っていう感じです。
やっぱ頭おかしいな。
でも本当にいい作品だったなと思って。
一回見に行きたかったぐらいなんだけど、2週目が朝市とレイトショーに切り替わっちゃってたんで、ちょっと断念するっていうね、そういうのもありましたね。
もう一回見たいけど、もう一回見るのにどっこいしょってなる。
でもほら一回見てるからさ、息ができなくなっちゃうかもしれない、あの息苦しさはないやん。
もうちょっとゆっくり映画として楽しめるっていうか。
そうね、引きで見れるわね。
引きで見れるし、次こうなるってわかってるからさ。
わかってるよもちろん、東飛行のところもさ、ここでタリバンに捕まっちゃったらさ、助けに行くことできへんから、もちろんここまでは助かるんやろうなっていうことはわかってるけど、それにしてもドキドキしたやん。
私はあそこでわかっときたくなかったんだよね。
それさえ予告の方たちが守ってくれてたらパーフェクトだったんですけど、それのおかげでちょっと絶対助かるなと思っちゃったのが唯一の心残りです。
助かれへんかったらでも映画続かへんよ。
え?
もう一時間でやってまうやん。
いやでもさ、いろいろあるじゃない。
まあね。
まあまあ、そんな感じです。
結構語ったね。
語ったあります。
とりあえずなんかね、もう一回マスター・キートン読み返さなあかんかなと思って。
なんでなんで?
戦地で生き残るためにはっていう。
そうね、私マスター・キートンちゃんと全部読んだことないんじゃないかな、なんか砂漠のところとかめっちゃ印象にあるんやけど。
あれね。
スーツがぴったりなんだみたいなこと言ってたやつ。
そうそうそう、やっぱそのエピソードですよね。
あれ有名なんか。
サバイバルにセビロが適しているっていうね。
もともと軍服なのでっていう。
マスター・キートンたぶんSASの教官なんだよね、元。
それでか。
そうそう、だからすごいサバイバル術に長けていて、何かがあったときにトラブル対処みたいなんで、全部教えてくれるっていう漫画なんですけどね、浦川直樹さんの。
あ、そうですねそうですね。
ちょっと読み返しとかはあかんかなって。
すれば読み返してほしいけど、私はあれですね、ちょっとごめんなさい、コヴェナントから離れてしまいますけれどもですね、今回のコヴェナントが面白かったなともし思っていただけたのであれば、ぜひですね、コヴェナントの前の作品ですかね。
はい。
キャッシュトラック、放題キャッシュトラック、現代がRUSH OF MAN、こちらですね。
ジェイソン・ステイサムさん主演でございまして、非常に良かったので。
面白かったよ。
見た?見た?見てくれた?
先ほど見終わりました。
イェーイ!やったー!え、これめっちゃ面白くなかった?
面白かった。
これさ、中二感もちゃんと残ってまして、あれこれロンドン舞台だっけ?
いや違う違う、アメリカ。
アメリカ、カリフォルニアとかそういったやつだよね。
だけど、ロジカンだったりとか、なんでロジカンって。
クライム・ザ・スペンス、バリバリのですね、かつてのガイ・リッチのですね、作品の特徴をちゃんと捉えながらもですね、
そうね。
シリアスで大人になったガイ・リッチの作品見せていただきましたって思いきや、最後はもうなんか外来視さが弾け飛んでおりまして、
ちょっと笑っちゃいそうになったんですが、よかった。
そうね。
最後笑っちゃいそうななんかあった?
ふへ、ふへってなった。
これはよかった。
そんな息漏れるほどのようなシーンじゃないんですよ、緊迫したシーンなんだけどね。
そうそうそうそう。
ふへへへってなった。
なんやけど、これこそフィクション万歳っていう感じのね、話で。
うん、ほんとにね。
めっちゃよかった。
でもこれ、キャッシュトラックとオペレーションフォーチューンを見れるってなって、先にオペレーションフォーチューンを見てしまって、もう私途中で落ちてしまったのよ。
それは見れるんや。
たぶん見れると思うよ。
あ、ほんまに?
うん。
そう、私ジェントルメ見ようと思ってさ、あるわと思ったらなんか違うタイトルのやつやって、ガイちゃんのやつじゃなかったよ。
ジェントルメは映画館に行ったけど。
そうね、そうやね。しんちゃんも行ってたね。
はい。
私行けずに終わって、行けずにというか、ずっと行かずに終わりましたね。
ジェントルメはね、ほんまにね、ガイ中のガイって感じ。
ガイ中のガイって感じしたよね。
ガイオブザガイだった。
そうそうそうそう。
なので、これからのガイちゃんにも、私はちょっと期待しつつですね。
そうですね、アラジンプリとか決まってありますからね。
決まってますね、決まってますね。
あとジェントルメンのドラマ化が決まってますね。
それ、もうやってんねん、やってんねん。
それが、私が間違えた、映画じゃないジェントルメン。
ネットフリックスじゃなかったっけ?
そうやねん。
そうそうそうそう、やってますやってます。
そう、私が見ようと思ったジェントルメンじゃなかったので、
あー、これちゃうわちゃうわと思って。
映画バージョンじゃなかったってこと?
そう、映画バージョン見ようとしたってこと。
そうなんですよね。
なので、もう一回言っておくんですけど、
キャッシュドラッグ、皆さん見てください。
もう、ガイがガイやし、ジェイソンがステイサムやったよね。
そうなの。
あの、ジェイソンのさ、ステイサム度半端なかったね。
何この会話、あってる?
怒られるんちゃう?
怒られるわ。多分怒られるわ。
うちらが中2レベルから出せてないっていうこの、やば。
この語彙力の無さ。名前しか言うてへんから。
でもね、世界三大ハゲ俳優の一人ですから、
これごめんなさい、私たちの間だけのやつなんですけどもね、
マックストロング、ジェイソン・ステイサム、そして高橋勝美、
この3人がですね、いけハゲおじのうちの一人が魅力爆発してるんで。
あの、もうソロノン会議公認なんですけど、本人非公認ですからね。
そうです。ここだけのやつなんで、よそでは言わないでくださいね。
はぁ?って言われると思います。
ね、っていう感じよ。
非常にキャストラック、なので今までガイリッチがダメだったっていう方も、
もしかすると何かに引っかかれるかもしれない。
いや、そうやね。
若い機会は、これはもうこの機会は見逃してはならないんじゃないかと。
これであかん方は多分もうあかんと思うわ。
そうやね。
むしろ本当に、私ここまでこんなに、なんかこう、彼との距離縮まると思ってなかったもん。
絶対一生無理だと思ってた。
だから本当、あれ…。
だから私がダメかって言ったら全然ダメじゃんって。
そうそうそう、ちゃんとガイちゃんっぽさちゃんとあるんだよ。
そうなんですよ。
本当にだからしんちゃんも言ってたけど、私が変わったのかガイちゃんが変わったのかっていうのが、
こべなんとのときわかんなかったんだけど、
もうキャストラックを見て確信したけど、2人とも変わってたっていう。
そうだね。
そうだね。
やっぱね、人は大人になるんだなって思いました。
成長するし変わっていく。
たまにだから、中二ガイに戻ってくる瞬間がある。
それはそれでね、バランス取れてれば全然いいし。
そうなんよ、そうなんよ。
それがね、許せたしむしろなんかちょっと愛おしかったからね、今回のこべなんとでは特に。
あの殺伐とした戦場のシーンの中で、ガイリチミを感じられたこの私の、ちょっとほっこり温まる気持ちになったのわかってくれるやろ。
そうね、この調子でだからさ、もう一回アンクル見たら。
いやーアンクルなー。
でもちょっと見てみようかなとは思ったね。
そうやね、和解できるかな。
でもあれ、もう一回見てみます。
それはそうやね、見る。
うん、私はオペレーションフォーチュンの続きを見るので。
ジョージ・ハートネットの演技
ジョージハートネットさんがね、縦続けに出てらっしゃるんですね。
あーそうかそうか、そうだね。
あのキャッシュトラックとね。
オペレーションフォーチュンも出てらっしゃる。
キャッシュトラックのジョージハートネットさんめちゃくちゃ良かったよ。
あー言うのいい。
あの役最高やった。
それができるようになったんやねっていう。
アイドル俳優のイメージなんだよね。
そうそう、かっこいいのは知ってますけど。
だからやっぱり人大人になるんだよ。
良かった。
そういうことやね。
そういうことやねって言っていいかどうか知らんけど。
わかんないけどね。
ガイ・リッチと英国出身監督の今後
でもこれからもね、どんどん変わっていく監督さんたち。
そして世界に羽ばたいていく英国出身監督さんたちのこれからに目が離せません。
ジョニー・リー・ミラーさんね。
素晴らしかったですよ。
私途中まで忘れててすっかり。
あれ?そういえばジョニー・リー・ミラーどこにあった?と思って。
え?最初に死んだ?とか思っちゃって。
おったおったとの情感でした。良かったね。
めちゃくちゃ良かったっすよ。
でもね、今回は言うてね、脇を固める感じやったからね。
そうね。
またちょっと彼がメインで出てるね、何か拝見したいなと思いました。
我らはナショナルシアターライブで彼のニアリー全裸を見てるのでね。
映画『コヴェナント/約束の救出』レビュー
そうですよ。もうオールモスト全裸ですからね。
え?何の話?
ひどい。ひどい。
だからね、やっぱ服着られてるとちょっと気づけなかったよね。
待て待て待て待て、着とる方もやっとったよ。
え?だって髪の毛もあったし、帽子かぶってるしさ、でちょっとこう、軍服っしょ?ちょっとわかんないよね。
いや、そっからもいろいろやってはるい。エレメンタリーとかもめちゃめちゃ出とったよ。
見た見た。
はい、というわけでね、本当にコヴェナント素晴らしかったっていうこの気持ちをね、ただただシェアしたいという、そういう回でございました。
いやでも本当に、これ拝見なんかどうなのかわかんないけどさ、最後にさ、脱出するってさ、軍用機に乗るじゃん。
でっかい飛行機がさ、3人、3.5人ぐらいしか乗ってないよね。
あれがいっぱいになってくれる日が来るといいなぁと、心より思います。
拝見。
そういうメッセージなんやろうなーって思いながら見てましたけど。
なるほどね、そこまでちょっと思い至らなかったですね。
私は、向かいに座るんやなって思ったっていう。
全員横に並ぶのにバランス悪いしあかん。
向かいか。でも本当に真向かいやてん。ずれるわけでもなく。
ちょっと目を上げたらあってなるよね。まあ時間長いぞって思うけどね。
顔を見てるっていうね。
そういうのをね、もう1回見て確認したいなとか思ってたわけよ。
もっと私が気づかなかった何かが。
あとその、メイキングとかさ、プロダクションのインタビューとかを読んだ後に行くと、
あーこれがあのーみたいな。それこそさ、ドリブやったんかーとかさ。
そうね。
そういうの楽しめるやん。
なんでね、ちょっとまた配信とかなるまで待とうかなって思います。
いや、非常に語弊あるけど楽しませていただきました。
いやー楽しかった。本当に楽しかった。
いや、映画館で見れてよかったなって。
よかった。ほんとよかった。
ただお腹も空いたねー。
ヘロヘロになって帰ったね、私。
どういうこと?
いやだから多分頭使いすぎたんやろね。
あーそういうことかそういうことか。
なんか甘いもん持っていっとけばよかったって思った。
どこで見たん?国際会館?
いや、えーと、神戸?
あー、しゅしゅしゅ。
しんちゃんが行った時はさ、ドリンクスタンドはさ、空いてた。
私行った時になんかさ、壊れてますとか言われて。
えー、飲み物なし?と思って。
こんなん持ち込んでも許してよと思いながら、自販機買いに行ったもん。
私、なんかカバンの中に入っとったやつで命を繋いだ。
命を繋いだの。
グミとか持っていかなくちゃダメ。
非常食いるよ、こういう映画見るときは。
あの、ぶどう、豆腐ってなんだ。
そうでしょ、いるでしょ。
いるね。
そうなんだろう。
あれはしょうがない。
うん。
なんならおにぎりとか欲しかったもん。
おにぎりね。
うん。
うん、わかるよわかるよ。
でも私のさ、同じ列に座ってた、なんか、お兄さんはもう、全開込みでさ、
炭酸の飲み物だけ売ってなくって、コーヒーみたいなの売ってて、
コーヒーとホットドッグとポップコーンみたいなやつをさ、ガーッと持ってきて、
すっごいパリパリパリパリ食べててさ、
よくこれ見ながらこんな食べれるなーって感触して帰ってらしたので、すごいなと思います。
めっちゃお腹空いとったんやろうけど、でもあれ、あの戦闘シーンでは食べられへんよな。
食べれないよね。
ちょっとホッとしたところでパクパクパクって食べて、
モグモグモグってやりながらまた、噛んでる途中でまたはぁーってなるっていう。
ちょっとね、リスみたいになってたね。
ほっぺた溜めてるねみたいなね。
そうなるね。
うん。
私うまく食べれないんだよね、ポップコーン、映画見ながら。
ポップコーン難しいよね。
私はむずいね。だから持っておくのもしんどいし、
あと食べるタイミングもちょっとわかんなくて、
なのであんまり食べないんだけど、ラムネとかグミとかよく持って行ってます。
なるほどね。
いるね。甘いものいるね。
いるんです。
そう、なので、そんぐらい疲れる映画で、
それでも、ジャスト2時間ぐらいなんで、そんななんか、
ようできてるよね。やっぱね、2時間。
集中力コントロールが素晴らしかった。
よかったよかった。ちゃんとなんか三部構成みたいになってるね。
1時間でものすごい疲れて、その後30分区切りぐらいで、
一区切り一区切りきて、
そうよね。
ふーってなるっていう。
そうなんですよ。
なので、ぜひぜひ、映画館ね、まだやってたら、
リバイバルとかあったら、ぜひ行ってほしいですし、
配信でも見ていただきたいです。
応援上映はないような。
応援できへん、これは。したいけど。
してるけど。心配してるけど、CMは出せんなって。
そうそうそうそう。
というわけでね、ガイちゃんの次回作にも期待したいと思います。
はい。
はい、妄想ロンドン会議ではお便りを募集しております。
ハッシュタグ、妄想ロンドン会議をつけて、
Xで呟いていただくか、
Xでポストしていただくか、
直接私たちまでリプライください。
また、メールでの感想も大関係です。
妄想ロンドンアットマークgmail.com
m o s o l o n d o n
アットマークgmail.comまでお便りください。
Xがなれなくって。
ツイートするとか言っちゃうもんね、やっぱりね。
言っちゃう言っちゃう。
X、くれないだーって。
そうだよね、やっぱね、それが頭に浮かぶよね。
そうなんです。
日々変わっていきますね。
はい。
頑張ってまたね、違う作品も見て、
リビューをしたいと思いますが。
またね、本当に私はこれ個人的なんだけど、
映画楽しいし、しんちゃんとリビューするの楽しいなって、
最近思いました。
なに?
この辺は犬が多いなって言わなきゃいけなくなるやつ。
言うて言うて、どっかで言うて。
言って言って、私のこと見つけたら。
多いとこ見つけたら嫌やから。
そうなんで、また映画やろうよ、見ようよ。
はい。
おすすめのやつだったら教えて。
一個気になってるやつがどうなんやろうなって。
どんなやつ?
アーガイル見に行くべき?
そうなんですよ、そこなんですよ。
そこ?ほんまそれ?それの話?
いや、なんかどうなんやろうと思って。
あのね、こっちの想像に反して、そちらがあまり評判がかんばしくないようで。
いや、なんかでもかんばしくないような雰囲気してるもん。
あれですよ、マッシュボーン監督の最新作ですね。
ガイリッチ監督の元盟友ね。
そう、私が失礼にも作品を間違えましたけれども、出どころ一緒っていうね。
ヘンリー・カヴィルさんが主演で、モコちゃん抱いてるやつですね。
なんかさ。
で、サミュレール・ジャクソン。
次のガイリッチの作品の主演が。
何?
多分またヘンリー・カヴィルさんなんじゃなかったかな。
取り合いしてんの?
取り合いしてんのよ。
あの頃さ、あの2人ずっと取り合ってんの。
もういい加減にして。
で、なんか出どころ一緒ってみんな知ってるからさ。
出どころ一緒。そうだねそうだね。
もう一緒に作んないものってなるじゃんっていう、この私の昔からの心の叫び。
まあないんやろうけどね。
まあまあまあまあ。そこはね、別に。
でもあるかもしれない。それはないとは言い切れん。
そうかな。
何が起こるかわからない。だって、私がガイリッチと和解する日が来てねえんだよ。
そうね。それはそうだわね。
そうやろ。だからないとは言い切れないと思います。
もう何が起こるかわからない、この世の中。
ただ、このアーガイルはですね、まあ今ちょっと見てみましたけども、
6点トマト票、トマトメーター33、オーディエンススコア72なので、
非常にちょっと気乗りがしない感じになってるんです、私。
そうだよね。
いやもう別にね、トマト関係ないんやけど、好きなものは好きって思えると思うんだけど、
でも、やっぱこう無視はできないなと。やはりトマトメーターは割と正しいなっていうのを最近やっぱ思うんだよ。
そうね。はいはいってなるところはやっぱりあるわね。
あるねあるね。
たぶんやけど、そのコヴェナントにおいての80何パーセントでやったやんか。
で、オーディエンスは90何パーとかやったけど、たぶんやけど、なんか戦争の描写とかそっち系なんじゃないかなと思うんだよね。
その80になってる理由っていうのを。
って思ったりして、批評家さんたちやからね。
批評家さんたちもね、個人の好き嫌い置いといてっていうところもあるからね。
ちょっとね、人情に走りすぎてるんじゃないとか、そういうのがあったかも。もしくはちょっと害害しかったよっていう。
害害し。
でもほら、オーディエンスは害害しさを求めてるわけだからさ。
98パーですか。
そうですそうです。
ちなみにね、ガイリッチ次回作、The Ministry of Ungentlemanly Warfare。
どういうタイトル?
The Ministry of Ungentlemanly Warfare。
アンジェントルマンリー?ジェントルマンっぽくない感じってこと?
ウィンストン・チャーチェルとイアン・フレミングが第二次世界大戦中に設立した秘密戦闘機関についての実話が元になっている。
ナチスに対する非紳士的な戦い。これがUngentlemanly Warfare。
そういうことね。
が戦争の流れを変え、現代における非合法作戦の誕生につながったとされるっていうのが。
次回作『The Ministry of Ungentlemanly Warfare』への期待
防波パターンじゃん。
これがガイリッチ監督次回予定作で、主演がヘンリー・カヴィレさん。
これも非常に興味深いね。
興味深いね。ちょっと期待しちゃうね。
第二次世界大戦だね。
目覚めたんやね。
イアン・フレミングって007の作者ですね。本当に情報機関にいらっしゃったという。
そうですね。
ウィンストン・チャーチェルの物語未来です。
いやいや、すごく興味があります。
これも期待して待ちたいと思いますが、ヘンリー・カヴィレが大人気って話だね。
ヘンリー・カヴィレさんマジ大人気だよね。
私はそこまでそんなに、めっちゃ好きって思ったことがない人なんだよね、実は。
かっこいいと思うけど、スーパーマンで行って帰ってきたかなって感じ。
行って帰ってきちゃった。
気のせいかな。
結構ね、私見る映画見る映画に出てるんよね。
それは人気者やからさ、そうなんだろうと思うけど。
またヘンリー・カヴィルカ的なあれはあるので、彼もね、
うわ、めっちゃ良くなってるみたいな。
失礼やね、今まで悪いみたいなんだけど。
アーガイルの決定
決してそういうわけじゃないんですけど、好みの問題でね。
そういうまた新しい出会いがあったら嬉しい。
ね、本当にそれは。
で、アーガイルをどうするかは後で決めましょう。
また後で決めましょう。
もうだってじんちゃん1時間半近くしてるよ。
やばいやばいやばい、ありがとうございました。
早いな。
はい、じゃあまた次回お会いしましょう。さよなら。
ありがとうございました。