00:05
第282回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
Sinです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
Sinちゃん、声が小さいですね。大丈夫ですか?
いや、あのね、大丈夫だったらそれでいい。
よろしくお願いしますの第一声が、私、バカみたいにでかくて、いつも音が割れてるっていう事象の声が気づいて。
それの回避のためってこと?
しばらく何か会話してたら大丈夫くなるっぽいから、最初だけちょっと気をつけようって、心がけようっていう。
なるほど。確かにちょっとあれだよね、これ今スカイプでつないで録音してるんですけれども、
確かに最初ちょっと何か2人ともブツンブツンってなって、だんだんちょっと落ち着いてくるっていうか、スカイプさんの方もちょっと我らの声のボリュームになれるのに時間がかかるみたいな。
最初は割とバコバコっていうのがね。
言ってるね。
回避策を取ってみました。
なるほどね、なるほどね。
全然包丁なんで大丈夫ですよ。
回避できてたらいいんですけれども。
はい、というわけで、本日は9月26日、土曜日ですね。
このですね、コロナ禍で世界中の映画がですね、上映を延期したり配信に切り替えている中ですね。
本当にね。話題のあの作品も、みたいなね。
そうなんです、とうとうあの映画がやってきました。
皆さんもうお気づきですよねっていうか、タイトルに書いてますね。
はい、それはクリストファー・ノーラン監督、彼の最新作のですね、テネット、こちらを見てまいりました。
前から読んでも後ろから読んでもテネット。
テネットです。
はい、私はね、公開から2日目に見たんですけど、エキスポシティでね、アイマックスシアターで見てきました。
しんちゃんどこで見たんですかね。
私は街の映画館で見ましたね。
ちょっと行けなくてね、普通に映画館で見た感じで。
東宝とかさ。
何やろこれ。
OSかな。
OS系?なるほどね。普通の画角のやつで見てきたということですね。
理解してない部分があったら申し訳ないと思いながら。
この収録を始める前もね、しんちゃんがね、私これでいいんかな、収録始めていいんかな、みたいなさ、めっちゃ弱気やからさ、
なんか、いいやいいや行こうよ、みたいな、私は割とこうなんか、いけいけ、みたいな感じで、なんかノリよく始まってんけどさ。
03:00
ご覧になられた方も、まだご覧になられてなくてみたいなって思ってチェックしてらっしゃる方も噂はもう知られてると思うんです。
この作品、もうなんかある意味とても問題作なんじゃねえのってちょっと思ってます。
そうねそうね、確かにね。
というわけでね、そんなテネット問題作テネットのね、感想を前半はネタバレなしで、後半、後半というかまあ多分途中からネタバレありになりますので、今はまだねネタバレしないです。
どんな感じの映画かなーみたいなのをちょっと話したいと思うので、ネタバレのタイミング来たら言いますので、
ただもう何にも情報を入れずに見たいという方は、ここでもうさよならしていただいた方が良いかと思います。
早いね。もうみたいな感じだけどね。
もう1枚。
はい。なので、とりあえずね、これ久々の映画館で見た映画じゃなかった?しんちゃん。
そうやね。
でしょ?
そう。
あ、でもそうでもないかな。
ナショナルスペースアライブは行ったから。
行ったのが、あれ何月ぐらいだったっけ。
8月?
それぐらいですね。
ただなんとなく、期待して、公開になるかならない、次には来るか来ない、みたいなことを繰り返していたので、
より一層不必要に待ちに待った感は激しい。
特にこの映画ファンたちのね。
だって私が実は行った日が公開2日目だったんだけど、9月19日とかだったかな。
その日っていうのが、映画館が全席開放となった初日やってん。
今まではコロナの影響で一席飛ばしじゃないと座れませんっていう、そういうルールやったのが、全席開放。
もちろん満席で。
しかもね、映画館で見たいと思う作品筆頭だからね。
そうなんですよね。
ちんちゃんは結構いっぱいだった?街の映画館。
うん、街の映画館もいっぱいでした。
あ、ほんま?そうなんや。
公開からね、結構1週間か今日で。
映画館によっては対策違ったりするので、条件違う方もいらっしゃるかと思うけど、
でもなんというか、もうリピーターもね、増えてる。
そう、みんな何回も言ってるでしょ。
わかるよ、その気持ち。
うん、わかるよね。すごいわかるよね。
このテネットなんだけどさ、クリストファー・ノーランさんの最新作ってことでさ、
1個前の作品がダンケルクだったわけじゃない?
06:01
はい。
でね、これ知ってた?ダンケルク。3年前やねん。2017年やねん。
つい最近やった気が。せいぜい2年前かと思ってた。
そんなに?
そうやねん。
あれ、まあ。
でしょ?
あれ、まあ。
あれ、まあでしょ。
今日のこの収録する前に、前はどんな話してたんやろうと思って、自分たちの収録を聞き直してみてんよ。
そしたら、これ第121回なんですけど、今日が282回やからさ、結構だから半分以上前なんだよね。
これ、本当にね、3年前の自分がめちゃくちゃ元気で、しゃべりもすいすい進んでてね、ちょっと反省したの。
最近あまりにゆるくやりすぎてたなと思って。
あ、私こんな感じで大好きな映画を語ってたんだな、みたいな。
でさ、これはしんちゃんが見てなかったやん、まだ。
ダンケルクをね。
見てないにもかかわらず、めちゃくちゃしゃべってんの。
これが、よう一人で来なきゃみたいになって、自分でもびっくりしたんやけど。
熱やばかったからね、その記憶だけは。
しかもさ、収録時間が47分しかなかったんやけどさ、冒頭20分ぐらい延々アイマックスがいかにすごいかって話をしとってさ、
自分でも若干引くっていうね、そういう感じだったんやけど。
私は今回、というわけでね、ちょっとだけ映画館の話させてもらっていいしんちゃん?
はいはい、どうぞ。
今回はエキスポシティにあるアイマックスシアターで見たんですけど、
これ、前回しんちゃん覚えてるかどうかわからへんけど、
前回ダンケルクを見たときのさ、アイマックスのバージョンっていうのがね、
アイマックス次世代レーザー上映っていうバージョンやったやん。
ははは、言うてたな。
そうそうそうそう。で、今回はさ、アイマックスレーザーGTテクノロジー上映っていうバージョン。
GTとは?
GTが何かっていうのは知らんねんけど、前からどんな具合に変わったかっていうと、
今回はね、画面の画角、アスペクト比が1対1.43。
広いね。
これまでは画面のアスペクト比が1対1.85だったのね。
だからより正方形に近く。
映画は真近くで上映することを目指してんの?
私は真近くよりも縦に長い長方形に感じるぐらい縦の距離を感じたんだけどね。そうかもしれない。
09:01
基本的に下から見上げるもんやからね。
映画?あ、そうなの?
だから視覚に近づくやん。
ああ、そういうことか。
でも私は、前回ここの映画館に行ったときの反省を踏まえて、今回は最高列で見たの。
はいはい。
前回ここの映画館で見たのは何かって言ったら、ファンタスティックビーストを見たんだけどさ。
あの時、正直さ、出かけりゃいいってもんでもないなって思ったの。
思った思った。思ったんよ。
しかもあれは、言ったら、アイマックスカメラで撮られたっていうような作品でもなかったから、わざわざこの映画館で見なくてもよかったんやけれども、
どんなもんかちょっと見てみたいから行っただけやってんけど、
でかすぎも良くないっていうか、別にいいよね普通の大きさでっていうのが、私らの身も蓋もない感想やったんやけど。
なんかテレビ近づいてみたら変調じゃない?
そうそうそうそう。何ならタブレットでも一緒かもしれんぐらいの、ひどい感想で終わったんやけど。
だけど、ダンキルックを見た時にさ、ダンキルックは私は普通のアイマックスシアターで見て、スペックの低いアイマックスシアターで見たから、
画面の大きさもそこまで大きくないしっていう感じやったんやけど、スピードもすごい良くて、
やっぱりアイマックスカメラを知り尽くした監督の手によって撮られるアイマックスムービーっていうのをアイマックスで見る作品っていうのは、
こんなに没入感というか、すごいあんねんなって思って、
もうぜひ最新作はここのエキスポのアイマックスで見たいなって。
しかもこのレーザーGTテクノロジー上映をできる映画館っていうのが、今池袋のなんとかっていう映画館とここしかないの。
全国にまだ2ヶ所っていうね。
なので、これは足を伸ばしたらいけるとこやから行ってみようみたいなね、思った。
ですが、これまではさっき言ったみたいにノーラン作品とかね、他のアイマックスカメラで撮られた作品とかも、スタートレックとかも見に行ったんだけど、アイマックスで。
それが初期のなんてことのない、あんまり強くない、強さなのかな、アイマックスシアターでしか作品見たことなかったから気づかへんかってんけど。
また弱者か。
今回そのGTテクノロジー上映を見てやっと気づいたんだけどさ、全部のシーンがこの1対1.43のアスペクト比で撮られてるってわけじゃなかったの。
そうなんだ。画面の大きさが変化するの?
そう。最初はガーンって始まってさ、オープニングね。
12:00
ガーンってなってさ、「うわーでっけー!」とか見てて、ふと気づいた瞬間に、「あれ?画面が小さくなってる?」とかってなってさ。
見せ場がでかくとかそういうことなのかな。
やっちゃうんでね。最初ね、この変化に気づいた時は気になって気になってさ。
特にウォーラン監督はすごくワンシーンワンシーンに意味を持たせるとか、これなんか意味あんのかなとか、
このシーンは今狭くなってるのはどういう設定?過去現在?みたいな、そんなことまで考えながら最初見てたんやけど、
途中でこれになんも関係ないなって気づいてからはあんまり気になるってなってるけど。
で、結局ね、これでなんで画角が変わるかって言ったら、そんな理由って感じやねんけど、なんでやと思う?
そういう見せ方をしたいシーンやったから?
違うね。カメラの問題で、アナックスカメラってね、撮影するときの作動音がめっちゃ大きいんやって。
で、会話画面のシーンは使われへんのやって。
そんなまだ技術的な問題なんや。
だから画角がコロコロ変わってたらしいんやけど。
ドッカンドッカンしてるところはでっかく撮れるけど、しっとりと会話したいところは撮れないってこと?
遠景で見せるところとか、特にセリフいらんようなところとかは撮れるね。
もちろん気にならへんようにちゃんと編集でね、もうめっちゃ綺麗に繋がれてたんやけど、
アイマックスカメラの画角、GTテクノロジー上映、いいしすごいんやけど、
なんかこの画角がコロコロ変わらざるを得ないのってどうなんかなって正直思ってしまってね。
気になる人はなるんやろうけど、でも逆じゃなくてよかったね。
え、どういうことどういうこと?
こういう静かなシーンめっちゃでっかく見せられて、見せ場の爆発シーンとかがちっちゃくなったら、
どうなってんの?
このカメラ自体も改良に改良を重ねてね、撮り回しだいぶ良くなってらしいんやけど、
今後の改良に期待やなって思ったっていうのが、私のこのアイマックスで見た感想で、
今回の映画館の感想でしたって最初にこれ言っておこうと思って。
興味のある方はお近くにあるのなら見に行っていただきたい。
近くするとかっていう楽しみもできるんやろうし。
ただやっぱりその迫力がすごいとこのシーンの迫力っていうのはすごかったから、
そういう意味では本当にオススメかなって。
より臨場感を求めて作られたものやからね。
一回見てみるのはオススメかなっていうふうに思いましたっていう。
15:03
本編に入る前の私の感想。
はい。YFD終了。
しんちゃん全然興味ないやろ。
何やろうね。
もうほんまに先に言うときますわ。
画角とか画質とかじゃなくて、
何も私がほんまに先にお断りいたします。
何一つ理解してないです。
どういうこと?
このテネットっていう作品。
マジで?
そうか。
ただどえらいものを見てしまったっていう感想。
はいはいはい。
これに尽きるなと。
なるほどね。聞きたい聞きたい。
この巷を騒がしているあれやこれやはね、
もう何言ってんだこの人たちっていう。
レベルなんです。
オッケーオッケー。
わかった。
しんちゃんと後でこのシーンってこうやったんじゃないとか、
そういう話をちょっとしたいなと思ってたけど、
どこまでできるかわからへんねんけど、
そんなんもできるかな。
できる。がんばるよ。がんばってついていくけど。
オッケー。
もうね、虫口さんはおまかせしようかな。
いやなんでなんで。
じゃあまあわかった。
とりあえずこのテネットっていう作品が一体どういうものなのかっていうのを、
目覚まれなしで、
私からざっくり説明させていただきます。
概要的なあれやこれね。
はい。概要的なあれやこれです。
ではこの作品テネットはですね、
我らがクリストファー・ノーランという英国出身の監督がですね、
脚本活性作も手掛けた今年最大級の話題作ですね。
問題作とも言われてますけれども。
今日調べてわかったのがさ、
公開2日間で工業収入が7.5億円突破して日本ですごくない。
クリストファー・ノーラン監督のファンじゃなくて、
もう普通に映画ファンがこぞって見に行った感はすごいなと思う。
映画館で見たい作品がやっと来てくれたっていう。
私が行った時も満席やったんやけど、男子率がすごい高かった。
女子高生みたいなのはもちろんおらんかったっていうか、
カップル的な人たちもたまにおったけどね。
終わった後に難しかったなーって言っとった。
あれ初デートでこれ見に来てたらえらいことやなって。
そわそわしちゃうよね。
大丈夫かなって。
18:00
映画というものを愛してらっしゃる
数多の方々が押し寄せた感じはするなっていう。
そうなんだよね。私も押し寄せちゃった。
そんなノーラン監督の有名な作品といえば、
新しいものから順に言うと、
ダンケルク、インターステラー、ダークナイトライジング、
そしてインセプションなど、どれも世界中で。
なんでダークナイトはライジング縛りな?
新しい順に言ってん。
そういうことか。
インセプションの次にするのが、
ダークナイト。
バットマン・ビギンズ・インソメニア・メメント・フォローイングと、
全11本となっております。
これは本当にどれも世界中で大ヒットしてて、
映画の賞を受賞していらっしゃいまして、
この作品の特徴が、
特に時間とか夢や現実といった要素を、
独自の視点と手法で、
作品に加えて、
私たち観客を見たことのないアクションとか、
サスペンスの世界に連れて行ってくれるっていうので有名ですよね。
あってる?これ。
なんか非現実感をすごく現実的に取ってるけど、
やっぱりわからん。
みんなの着地点はやっぱりわからへんよね。
努力はするんでしょ?
OK。OK。OK。
全然それは間違ってない。
ただ私は結構ノーラン監督の作品は好きで、
といっても全ての作品を見てるわけではないんですけれども、
彼の監督作品、今テネット含めて11本のうち、
数えてみたら8本見てた。
で、そのうち7本は、
結構どんな映画やったとか、
面白い作品やで、みたいなのが語れるので、
語れてしまうので、
ファンと名乗っても差し支えないのではないかなって思ってる。
ただこの辺やっぱり控えめに言っておきたいのは、
その中にはすごいレベルの考察をされてる、
しんちゃんもさっき言ってたけどさ、
すごい視点からいろんな方向から、
彼の作品を説いてらっしゃる方がいっぱいいるので、
ここで軽々しくファンと言ってしまうと、
何もわかってないやけーってお叱りを受けてはいけないなと思って、
柔らかくオブラートに包んでる。
いや、もう言っちゃいましょう。
もう作品について語るしかない。
それはね、全然全然。
マイフィルターを通してるけどね。
21:02
しんちゃんはどうなん?ノーラン監督の作品。
ちょっとさっき概要いこうや。
え?概要?
概要いこうや。もうなんか片付けてしまおう。
OK、OK。
じゃあ概要を生かしていただくと、
今回のテネットなんですけども、
さっき言ったみたいな、彼の独自の路線ね。
突っ走り続けたノーラン監督がですね、
彼の人生の中でどうしても監督を務めたいと思っていた、
有名映画シリーズがありました。
しんちゃん、ご存知でしょうか?
はい、彼の有名な殺しのライセンスを持つ男ですね。
はい、007シリーズですね。
なんかね、ずっと言ってたらしいんだよね。
もう俺に撮らせてくれって言って。
めっちゃ立候補してはったんだよね。
そうそうそうそう。
ただ、いろいろあったんでしょうね。
それはこの辺買ったと。
ってことで、もうだったら、
いいわー自分で作るわーみたいな感じで買いに行って、
一本撮ったのがこのテネット。
それでよかったと思うよ。
さっきジェームズウォーク行ったらどうなってるのさ。
そうね。
でもざっくりおまかにジャンル分けしたら、
今回のテネットはスパイ映画と。
そうだね。
なんか情報機関というか秘密機関の人たちだね。
そうそう。主人公の男が謎の方式にスカウトされて、
第三次世界大戦を防いで世界を救えみたいな。
かなりざっくりしたミッションを与えられるんです。
主人公は、何から世界を守るねん。核爆弾か?みたいな。
そういう感じのことを組織の案内人に尋ねるんだけど、
敵の武器はそういったもんじゃないと。
爆弾とかじゃない。
敵の武器は時間よ、みたいに言われるねん。
は?みたいな。
敵はどうやら何かしらの技術を使って時間を操作できると。
それが一体何なのかっていうのを探し合っているところから、
主人公のミッションが始まると。
そういうあらすじ合ってるしんちゃん。
そもそも時間と戦うって何やねん。
そう。
来た来たのーなんて感じなんですけど、
この主人公を演じてるのが今注目の俳優さんで、
ジョン・デイビット・ワシントンさん。
お父さんが、名優のデンゼル・ワシントン。
すごいね。
エリートです。
しかも元アメフト選手っていう異色の経歴をお持ちでいらっしゃいます。
体よく切れてはったもんね。
すごいよね。
元海軍なんたらかんたらみたいな経歴を持つっていう、
主人公のプロフィールになったんだけど、
すごい見た目から説得力があったなっていうふうに思いました。
スパイ映画の幹部よろしくですね。
戦闘服とかこじゃれたスーツに身を包んだ主人公がね、
相棒のニール・ロバート・パティンソンさんとともに、
24:00
世界の海をもたにかけて華麗なアクションを決めてくれるというわけなんですが、
そこはクリストファーのオーナー監督なんで一筋投げはいきませんっていうね、そういうお話で。
そこもね、さっきみんちゃんも言ってたけど、
007シリーズの制作人はね、
仮に007シリーズ任せんくって本当によかったって、
今頃胸を撫で下ろしていらっしゃると。
思っとる。絶対思っとる。
思ってます。
とにかくね、見たことない、聞いたことない、考えたことない、
びっくりみたいな、びっくり展開と思う。
驚きの映像体験の連続っていう、そういう作品です。
いい感じに脳みそかき回されるというか、ぐちゃぐちゃになれるよね。
びっくりで、口がずっと私は開いてました。
わかるけどやめてね、このご時世。
マスクの下、口パカーン開いてた。
ヨダレ出ちゃう。
口パカーン開いてたかもしれん。
というわけでね、概要、ここまでの認識は合ってる?
合ってますね。
大丈夫?
大丈夫、なんとなく分かった。
というわけで、お待たせしました。
ここからネタバレでの感想に移らせていただきたいと思います。
よろしいでしょうか。
はい。
良い頃合いですかね。
良い頃合い、だいぶ良い頃合いだと思う。
はい、ではしんちゃんスイッチオフの号令お願いします。
ご覧になっていらっしゃらない方、是非ともぐちゃぐちゃになって私に同情してください。
ご覧になった後で聞いていただければ幸いでございます。
では、参りましょうかね。
テレットのネタバレ、スイッチオフ。
よろしいでしょうか。
いきましょう。
はい、ネタバレに入るんやけど、1個だけ最初に謝らせてもらっていいでしょうか。
はい、どうぞ。
私、やらかしてしまいまして。
何を。
上映前におトイレ済ませたにも関わらずですね、途中でトイレに立ちました。すいません。
なんでやろね、緊張してたんかな。
なんか最初はさ、気のせい気のせいって思おうとしてたんやけどさ、
あかんもうこれ、やばいやばい漏れるなこのまま行くぞと思って、
なんか途中ですごいトイレに立つタイミングをね、めっちゃ見計らって見計らって、
ダッシュでもう多分3分以内で、本当に3分以内で済ませた。
返してきた後はね、違うね、あれやで、始まった途端トイレ行きたくなってまた。
さっきトイレしたのに。
それもなんかあれじゃない?テスト前にお腹痛くなる的なあれじゃね?
27:02
そっか、そっか。
で、まあまあなんで3分くらい私は完全に見逃してるシーンがあるね。
めっちゃシーン狙って行ったので、その前もよしここなら行けると思って行ったし、
よし私成功って思ったけど、もしかしたら重要な何かを見落としてるかもしれへんから、
まあそんな感じで、すいません謝らせてください。
もうね、これはね、やってもうたなって思った。
通路から3席目に座ってたんだけどさ、
すごい優しい若者男子2人やったから、シュッてすぐに出してもらえたんだけどさ、
ほんまこいつ上映前にトイレ行っとけよって心の底から思われたやろなって、
それだけが、違うね違うね本当は言ってたんですってすごい言いたくなったけど、こんな感じ。
ネタバレオフ前に言っときゃよかったね。長いよってね。
あーこの作品がってこと?
2時間半とかあったんじゃないかな。
長いよね。ただ私はナショナルシアターライブに行き慣れてるからさ、絶対大丈夫と思って。
それがちょっとあだになったのかな。
まあ長いですな。
じゃあネタバレやけど、どうしようかな。しんちゃんの感想から聞きたいな。
ネタバレってでもね。
何が分かって何が分からへんかったか。
私、曲がりなりにもノーランチルドレンやから、多少、本当に多少だよ。ちょっとは説明できると思う。
正直ね、なんとなくのストーリー的なもの、概念的なものは私はネタバレ大好きな人間なので、把握して見に行こうと思って。
なんでね、把握してからいった羽?
ノーラン監督に対して私、非常に強いトラウマを持っているので。
しんちゃんのトラウマね。インセプション?
はい。
あれはどういうことだったの?
すごい好きな作品やし、好きな世界観やし、ただちょっと理解がやっぱりしにくくて、どういうことどういうことって考えてるのがすごい脳みそが疲れたらしくて。
映像とかはすごい綺麗やんか。
そうだよね。
途中で心地よくなったらしいのね、私たち。で、ふわって寝てた。
そう、私はさ、めっちゃおおーって見ててさ、はって右を、そうしんちゃんが右に座ってたんだよね。
私が左に座ってて、はって見たらしんちゃんがお膝を抱えてさ、こっち向いて寝ててんの。
すごいこんな寝方する人いると思って、映画館でびっくりした。
なのでね、質的にはとても上質な眠りに落ちた。
30:03
あれね、夢のうちやったから、ある意味映画の世界にちゃんと入っていって、あれ正解の姿なんじゃないかなって私はね、一種の正解例だと私は思ってる。
でも今回はちゃんと見たいなと思って、ある程度世界観を心得ていったつもりやねんけど、もう突破したらわけわからんくなって、何やってんだこの人たちって思い出して。
知ってから言ったら、結構ネタバレっていうかさ、何が起こるとか、時間が武器って言ってたけどさ、逆光とかの話とかも知っていたってこと?
そういうテーマやっていうのは、タイムトラベルものの新解釈として言われたっていうところまでは知っていて、でも何が起こってるかわからへんって思って、
最初の研究書家なんかで、女性科学者さんが、これは考えてはいけない、感じるんだっていう、ブルースリーみたいなことを言われて。
考えるんだ、感じるんだみたいなね。
言われたときに、OKって。
私もそれは思ったよ。
全然それで活かしてもらいますって思って、そっからはもうその頭で見てるので、ストーリーとか人物関係とかはもちろん把握してるし、とても興味深く見ているけれど、何がどうなったとか、仕組みがどうとかっていうことはもう一切考えずにいるっていうね。
今ここで起こっていることが、なんでこうなってるのかとか、このためにこれやってるのかとかっていうのが、いまいちよくわからへんけど、とりあえずなんか前に進んでるんだな、みたいな感じで見てたっていう、そういう。
だからあれいまいつ何なのかと思いながらも、目の前で起こっているシーンが面白いので、それに集中して。
でもそれ楽しい見方だと思うよ、私。
今の何?っていうのを、主人公と一緒にびっくりするっていう。
何?何?何?何?っていう。
楽しい見方だと思うけどな。
ので2時間半終わってたっていう。
そっか。じゃあしんちゃんはさ、終わるっていうか、感動のシーンで感動できなかったタイプ?
いや、ストーリーとか関係性とかはわかってるつもりなので、人間関係とかでふわーっとはなるけど、細かいところっていうか、時間の概念とか、何がどうなってこうなってるんやとか、細かい生き生きとかは全然理解してないと思うっていう感じかな。
そうだよね。でもそうだと思う。私はさ、全く一切ネタバレなしで、トレーラーも見てないっていう。ただ、何しか時間っぽい何かなやらなっていうのはわかってて。
33:07
言われてたし、ボクサーとかもそんな感じになってるし、テネットを言うて。上から読んでもテネット下から読んでもテネットをすごい押してたしさ。
時間を扱わへんわけないと思ってて。でも私はなんか、自分の中にちょっとした自負とおごりがあってさ、それは何かって言ったら、例えば前回のダンケルクだったらさ。
ちーちゃん結局ダンケルクって見たんやっけ?
まだ見ててないんです。
まあ、ちーちゃんには散々ネタバレして話したから言うけど、一つの戦争のお話を取るにあたってね、陸と海と空の3つの視点から語りを描いてて。
でもそれは実は陸の1週間、海の1日、そして空の1時間だったっていうのを、それをさも今同時進行で起こってますよみたいな感じでね、編集の技を使って。
ノーランさんが、監督さん側が時間を操作することで観客をちょっと懸命に巻いて、でもそうすることでより映画は深みが増して面白いっていう、そういうトリッキーな方法を使ってたんだけど、
時間操作の演出っていうのが、まさかこの戦争映画、ダンケルクという戦争映画において起きると私思ってなかったから、まさかこんなことをノーラン仕掛けてたんやって分かったときに、
ノーラン武士来たと思ったし、しかもそれは結構普通にすんなりと受け入れることができて、どうなんかみたいなとか、この時にこうやってるなーみたいなのをすごい面白く素直に受け止めてみることができたんやけど、後々やっぱり感想とか見てたら、
おかしいとかややこしいとか意味わからんとか言ってる人がいっぱいいて、私は単純にそれってノーラン監督の作品のテイストだったりとか、なんか趣味が監督と合わない人たちが見たらそうなのかなって思ってて。
だから、理解ができないイコール、知識がいないだったりとかさ、アホな人は見たらあかんみたいな、賢い人しか見れへんみたいな。何をもってアホが賢いかちょっと分かんないんだけどさ。
なんか捉え方をされるような作品じゃなくて、ノーランの感性と青川変化だけやろうなって思ってて。その世界観をすんなり受け入れるかどうかみたいな。そこが合ってれば、別になんか全然考えなくてもわかるみたいな。
って思ってて。インターステラーもそうで、しーちゃんインターステラーも見てないよね。別に全然見てないけどさ。これどういう意味なんとか、全然わからへんとかみんな言ってたけど、私も全然わからへんかってんけど、考えるような感じでさ。
36:15
いまだに全くインターステラーの物理的な概念、理解できてないけど、でもすごい面白かったし、感動したのよ私なりに。インセプションもそうだったし、初めて見たのがメメントという作品やけどさ。メメントもめちゃめちゃ面白くて、わー好き。監督と思ってさ。
ダークナイトはそんな仕掛けはなかったかな、もし。
そうだね。世界観的にちょっと暗めでとか、絵作りはすごくノーランだなと今になって思うけど、時間がどうこうとかっていう概念をバットマンの世界観に持ち込んでっていうところではなかったね。
そう思ってたから、今回のテネットも、そこが私の自負でありおごりなんですけれども、全くのネタバレなしの状態で行っても楽しめるって思ってたんだよね。
楽しめなかったみたいな感想なのかって思うけど、まあそうではないんですが、真ん中の多くの人たちは、ノーランのこのテネットを何としても分かってやるぞみたいな、戦を回収してやるぞみたいな、秘密を解いてやるみたいなテンションでみんな言ってたからさ、
何言ってんの?そんな感じじゃなくてさ、もっと気楽に行こうよみたいな気持ちでおったんよ。分かってくれるこの感じ。
でもノーラン監督って別に誰にも分からへん、この俺の世界観みたいな感じでは決してないねんけど、ワンニングしないやろな、ごめんなって思いながら作って貼るんかなっていう。
なんとなく理屈とかも、科学者の方がクリエイターチームに入ってアドバイスされてるとかっていうのもちょっと目にはしたけど、検証に検証を重ねてらっしゃるんだと思うんだけど、今ちょっとご都合主義入ったよねっていうところもあるっちゃあるよなっていう。
そうやねんよ。今回さ、良かったところは後で私話すけどさ、本当に今回特に思ったのは、それにしてもね、それにしても今回いろんな説明やっぱり省きすぎてるし、それぐらいに、
だってね、登場人物全員がね、みんなちょっとIQが高すぎません?すぐに理解しすぎません?こんなさ、今まで見たことのない、まだ見えるとかわかるよ。普段さ、あちらの世界からやってきて何回も逆光とか繰り返してるわけじゃない。時間来たり来たりみたいな。
39:01
それはわかるねんけど、主人公ね。この主人公がさ、真ちゃんはその主人公と一緒に驚いたりしてたみたいな気持ちで見れたよって言ってたけどさ、それにしても物分かりが良すぎっていうか、もう少し観客側にさ、
こういう通りなんだよっていうのをわかりやすく説明して、説明できる場所とかシーンあったと思うんだけど、たぶんローランさんね、もしかしたら撮ってたのかもしれない。撮ってたのかもしれないけど、これ私の想像だよ。想像だけど、150分?2時間半?だよね。
すっごい縮めて2時間半やったのかなって私は思った。で、どこ削るってなったら、もうそういう、ごめんここは感じて、ここは感じてみたいな感じで、説明とかを省きすぎてしまって、アクションとかは削れないじゃない。
で、こう言っちゃったんかなって。さすがにちょっと不親切な映画かなって、ローランファンの私も思った。
でも時間の仕組みとか、みんながみんなそんなタイムトラベルとかについて真剣に考えてるわけではないから、その時間の謎を解き明かすっていうドキュメンタリーになったら話は別じゃねえけど、そうではないよね。やっぱりエンタテインメントだよねっていう。
だからこれが俺の何となくの時間の考え方やから、この世界観についてきて終始しはったんかなっていう印象はある。そんな理屈とかはもう科学者の人に任せとったらええやん。実際にできたらいいねぐらいで。
辻褄は合わせないといけないところを合わせるためにいろいろ考えてあるんやけど、でもよう考えたらおかしいやん。物を食べるときとかどうなったんやろとかね。
そういう細かいところね。
考えだしたら止まらんやんっていうところはもう見事に排除したねっていう。それが考えるのは勘次郎なのかなっていう。
私はネタバレをなしで言った身としてはね、最初にどうやらタイムトラベル的なことをしてきてる人がいるようだっていうのがわかってきて、なんだろうなと思って見てたけど、
でも私はノーランさんが今回編み出した、時間旅行ではない現在から過去に向かって時間を逆行するシステム。逆行っていうのが初めはわかんなくて、逆行してんじゃなくてさ、いろんな解説サイトとかに言われてたみたいにさ、今までのタイムトラベルはDVDのチャプター画面で、
42:16
今回のノーランの作品はVHSの巻き戻し、ビデオテープの巻き戻しだみたいなことを言ってらっしゃった方がいたんだけど、本当はその通りだなと思ったんだけど、その巻き戻しをしてそこにいるっていうのに、わりと最後の方にやっと認識したのね。
途中までタイムトラベルをしてると思っちゃってて、あの回る部屋の中でさ、ピピピとかってやったら、何月何日の何時っていうところに行けてんのかなって思ったのね。それは、そんなん見てたらわかるよって思われる方いらっしゃるかもしれないんだけど、私は本当わかんなくて、その原因はね、
例えば、6月14日っていうのがすごくキーワードになってたんだけど、6月14日から始まって6月14日に終わるって話だったんだけど、途中が何日間進んでたのかっていうのは私は今定かではないんだけどね。
6月14日に逆行したい戻りたいと思ったとしてさ、今が6月17日だったとしたらさ、14日に行くためには3日間をそこで逆行してさ、時間を戻らないといけないわけじゃない。
6月14日に戻りたいって戻るんじゃなくて、6月17日から今から逆行します。3日間かけて逆行して、この時間に着きました。巡行に戻ります。みたいなそういうことをしてるってわけじゃない。
飛ぶは飛ぶわけではないんだよね。
時は飛ばないんだよね。時続きなんだよね。その期間っていうのを明確に示してくれてなかったから、
私はね、キャサリンさんが怪我したときに、謎の部屋で無勤労みたいな、空気吸わなくても大丈夫みたいなところで過ごしてた時間とかあったけど、
でもそれがさ、目的とする時間まで移動するためにそこで過ごしてる、3日間を過ごしてるみたいな、そういう説明的な描写っていうのは一切なかったので、
私はそれがわからなくて、結構終盤までわからなかった。
一番最初にテロ事件が起こって、CIA的なところに雇われて種明かしをされて、そこからいきなり船でポーンって風力発電のホールの中かなんかに閉じ込められて、
この人は一体何をしてるんだって。この円筒の中で何を過ごしているんだろうって。その目的が私には全然わからなくて。
45:02
あれトレーニング?あれトレーニングじゃない?
あれで逆行してたんだよね、確か。
逆行してたの?あれが逆行か。そういうことか。
で、巡行に戻して、事件を追体験、過去からまたやっていくっていう。
あそこでもたぶん起こってるね、それが。だからその何日間かっていうのをその中で過ごしてるはず。
半日で過ごしてますよ、みたいなやつ。
うん。一人で。
後から考えてみるか。そっか。最初に全然わからないんだよね。
全然わからなくて、何をしてるんやこの人がいきなり閉じ込められてって。
本人も知らなかったってこと?
それはわかんないのよ。その目的があったのが。
最初のエージェントの説明がちょっと説明不足やったんかなって、それがわざとやとは思うんやけど、
後から考えてみたらああそうかっていうのが、最初目的が全然わからなくて、
その逆行が時間が飛ぶわけではないっていうのがわかったときに、
ああそういうことなったんかなと思ってんけど、間違ってたらごめんなさいね。
そういうことか。なるほど。
いろんな解説サイト、私もいくつか見たけど、そういうことっぽかったよ。
確かにそうじゃないと、不必要に長い間閉じ込められてるの変だもんね。
で、なんか脱出もちょっとよくわかんない脱出やったり、
そんな迎えに行ったったらいいやん、トレーニングやったらって思うんだけど、
自分で脱走しましたみたいな感じになってたやん、変装して。
なんか様子がおかしいなと思ったら、多分そういうことっぽかった。
そうか、最初は全く意味わかんなくて見てるから、自分が起きないことに何も疑問も持たずに見るから、
そうなるよね。今わかった。
じゃあちょっと待って、6月14日の最初のオペラハウスって、テロが起きた日から逆行して、
何日かとか、何週間とか逆行して、そこからニールと会って、いろんなことを。
多分そういうことなんだと思う。
これ以上私に聞かないでね。
ごめんごめん。
しんちゃんに。
いやいやいや、私だって気づいてなかったもん、それ。
このシーンがすごい私の中で謎やって、なんで入ってたん?と思って。
確かにね。
私単にトレーニングしてるんかと思ってた。
やったらもうちょっとどこ連れてったりや。
なるほどね。確かに風車のね、向きがあっていうのをね、なんかちょっとあれ?って思ったことがあったんだよね。
そうなんや。逆行する。
48:04
そうやね。思い出したけど。ほー、見て、もう躓いてるよ私。
いやだから、そうやって疑問を挙げていくとキリがないというか、
そこ考え出して、そういうことがお好きな方は、検証に検証を重ねて何回も見に行ってって楽しまれているだろうけども、私にはもうついていけないので。
そっか。あんまり2回目別に見たいなとは思わない的な。
検証のために見たいなとは思わない。
それはね、検証っていうのはまあそうだね。
ここでこうなってたんやとか、ここでちょっと見逃さないようにとかっていうのをお芝居的に、映画的にもう一回楽しみたいなと思うけど、
あそこの仕組みを解いてやれみたいなのはちょっと私には無理だわっていう。
私も特にそんなつもりで見てたわけではないけど、普通に、ああそうかそこで時間逆行してたんやって思ったのは大きな発見やった。
間違っちゃったらごめんなさい。
ほんまかなって見に行きたくなるね。
興味はもちろんあるし、そういうトリックというか、回を重ねても新たな発見ができるような仕掛けはたくさん取られておられる気配は感じるので。
気配ね。
私の検証はここで終わって、もう今回の映画で何が一番印象に残ったか言っちゃっていい?
言って。
攻撃で何が一番痛そうかって、チーズ卸し器で顔面ガンって殴られることだよねって言っちゃう。
待ってよ。何の話?最初のやつ?
あの、キャサリーさんに会いに行ってお店で、キッチンの中で乱闘騒ぎがあるときに、
手元にあるお皿とかを使ってバーって攻撃していく中で、チーズ卸し器を手に取って顔面をギャーって削いでんやんか。
こわ。
この攻撃が一番怖い。
なるほどね。それが一番印象に残った。
一番驚きというか、ギャーってなったし。
何かのときに使って、しんちゃんが常にチーズ卸し器をカバーに潜ませておいて、怒ったらそれで応戦して。
日本人的には大根卸し器でも大丈夫って言うんだね。
51:03
そういうの言わせてもらったら、私にとって一番の謎は何かって言ったら、エリザベステ・ヴィッキスの方針やからね。
すっごいね、あの人。
最初まで来てもさ、自分の目を疑ったからね。あれ、おかしいなーと思って。あれ、私今何見てるんかなーと思って。
知ってるよ。どんだけ綺麗かも知ってるし、何作品か拝見してるし、めちゃくちゃ好きって分かってんねんけど。
いやもう、あの美しさと等身のヤバさ。
私さ、初めて感じたかも、こんな等身の長さを。
何でやろう。何作か見たけどさ、こんな大きかったっけと思って。
あれかな、アイマックスレーザーGTなんたらで見たからかな。すっごい大きかったんやけど。
191センチですからね。
もう画面の中に収まってなかったのかも。だから感じなかったのかも。
共演されてる方が長身やったらそこまで見たものではないけど、
今回、名もなき男、ジョン・デビッキとワシントンさん。そこまで背が大きくないよね。
いやもう分かんない。デビッキさんに比べると全ての人がさ、デビッキさんって人になっちゃうからさ。
ものすごい見上げてんなと思いながら。
あ、ほんまに高くない。175センチだって。
うん。決して低くはないねんけど、やっぱり比べると。
そうだよね。そんなに。
そっかそっかそっか。ちょっと待って、キネス・ブラナーさんは?
キネス・ブラナーさんは何センチでしょう。
低くなっちゃう。
そうだよね。そうなんか。
遠慮なくヒールを履いてらっしゃったので。
そうだね、そうだね。
ドバドバジンさんさんはちょい高め。185センチだった。
でもトントンよりデカいからね。
でもヒール履いてたら全然OKしね。
あのスタイルの良さと美しさはもうちょっと感動ものやったね。
うんうん。びっくりした。
最後の海に飛び込むシーンはちょっと感動した。
この仕掛け持ってくるんやーと思って。
あれがちょっと打足って言ってる方もそういうご意見もお見かけしたんですけど、私はすごくそういうのが好きで。
キャットさんの側面から見るこの物語っていうのもとても興味深いなぁと思っていたし。
その前にケメス・ブラナーさん演じるセイターさんを殺しにかかるシーンがちょっと続くわけで、そこの無理してる感がすごくてさ。
54:17
あれだよね。赤と青の部屋のとこで、1回目のカーテンエースが終わった後に、
エリザベス・デビッキさんの口のマスクに手をかけた状態で彼女を連れてくる、もしくは押しやるみたいな動作をしているケメス・ブラナーさんの一生懸命さが可愛かった。
あと攻撃しても顔は踏めないんだねとかね。
そうだねそうだね。
そういうのは、2人の関係性みたいなのも全編通してずっと見せられてて、最後その船の上でちょっと何か改心して2人でやり直しましょうみたいなことをキャットさんが無理から言うわけじゃない。本心では全くないのに。
妙に甘えた態度とかで可愛らしくしてみた時のキャットさんの無理から感とセイターさんの鼻の下伸びっぷりがもうめちゃくちゃ面白くて。
見方がおかしい。しんちゃん見方がおかしい。
こんな衛心なのにめちゃめちゃ重いやんけ、この2人と思って。
そうだね。私、クリストファー・ノーランさんに関してすごく思うところがあって、これまでの作品でもね。
男女の愛、一般的なのを描くのがすごい下手な人のキャラクター。
なんかね、前編にただこの中二病臭というか、最新の技術と哲学が埋もれてるけどさ、彼14歳かな?みたいな。天才14歳ですか?みたいな感じをすごい感じます。
彼の物語にそこは本来必要ではないのよね。
そうだよね。
けどストーリー展開のためとか、一般受けさせるために無理やり突っ込んでみました感はすごいなと思う。
なんか要素の一つとして置いてる気はする。
すべての歯車をカチッと合わせるために使ってやろうなっていうのは思うけど、なんかかと思えば、そんな重厚なシーンだったりとか長いシーンとか濃厚なものを描いたわけじゃないのに、
このジョン・ディビット・ワシントンさんとマット・パティンソンさん、エンジェル・ニールの形勢が一瞬でブワーッと胸にこさせるあたり。すごいなって思う。
57:07
そういう感じの感情の揺り動かし方っていうのがめっちゃ刺さるっていうか。
そこに全くフォーカス当てないように持っていってるっていうのがすごいよね。
これもっと欲しかったけどね。
行間を読めって言われたらそれまでかもしれへんけど、行間を読むのが得意な方たちいっぱいいるから、こういうふうにしてたんだよねみたいに想像して保管できるんだろうけど、
私はわりとできへんから、もっと教えてよみたいなスピンオフちょうだいって思っちゃった。
意外とこの二人あっさりしてるなと思ってしまってたよね。全体的に。
こんな精神を共にしているのにと思ってたけど、結局最後の最後にそういう展開を持ってくるっていうか、ニールが心がけでそうしてらっしゃったのかなとか。
そうだと思う。
でも、ちょっとその設定だったりとか、ニールの今の感情みたいなのをあえて画面に出さないから、そこがいいとも取れるし、私はもうちょっと欲しかったなみたいな。
あのタイミングでわーって、そうやったんやって思うのも、なかなかにエモーショナルな体験ではあったけど、やっぱそうだったんだよねって。
一緒に納得できた方がちょっとニール視点っていうのがもう少し私は欲しかったかな、物語要素としてっていう。
わからなくなったかもしれないけどね。
でもなんか主人公に名前を与えないのに、最重要人物として描いて、名前が与えられているニール君がもう徹底的に陰武者というか、縁の下の力持ちに徹するっていうのは男の美学なのかね。
私、彼に名前がなかったってことにさ、名前あったんだけどさ、一度まで名前が呼ばれなかったってことでね、全部読み終わってパンフレットを見て初めて気づいたの。
あ、名前呼ばれてなかったんやと思って。
一切呼ばれてなかったね。
全然呼ばれてなかった。
このパンフレットにね、一番最後の行に、「そして、彼の名前が明らかになるとき、大いなる謎が解き明かされる。」って書いてるんだけどさ、名前って明らかになったっけ?
なってない。
これどういうこと?
わかんない。
間違ってるやんと思って。なってないよね。
わかんない。
どうして?いや違うよねって。
わかんない。
わかんないね。
1:00:00
けどまあ、一つ一つのシーンがさ、めっちゃ面白かった。それは面白かった?
面白かったよ。
私、タイム・トラベルの概念でね。
ほんとにセコフジョーだったりとかさ、あとターミネーターも庁外で一番大好きな映画やから、
未来を知ってる人が過去に行って、しかもこの未来のことを過去であった人にいろいろ話したりとか、でも全部は言わなくて、実はこれをこうなるの知ってて、みたいな展開がすごい好きでさ、ご存知なんですけど。
ただとは言いつつも、作品の中でも語られてたけどさ、
祖父のパラドックス。
祖父殺しのパラドックスかな。
孫が未来から過去にタイム・トラベルしてきて、その孫が祖父を殺すと、
未来では孫が生まれないと思いきや、でも未来で孫が生まれないのであれば、祖父は殺されないみたいな、そういうことだよね。
時間軸が生まれるのか、その世界が消滅してしまうのか、みたいなやつね。
ターミネーターとかもそうでさ、未来で戦ってる人間対機械が戦っててさ、
機械が人間のボスを倒すために過去に行って、ボスが生まれる前にその母親を殺しちゃえばいいや、みたいな。
そういう発想で送り込まれてくるんだけれども、そのタイム・パラドックスを解消するためにだと思うんだけれども、
様々な時代に送り込んだって言っててね。
でも多分、祖父殺しのパラドックスっていうことは、いろんな分岐のいろんな未来が次々とパラドックスを成立させないようにしようとしたら、
いろんな分岐のいろんな未来ができるっていうのが、今までの考え方だったけど、私も詳しくない。
けど、今回はそれが一切起こらないようにできてる。
けど、全部を理解した後で、「そうか、そういうふうに繋がってるのね。なるほど、なるほど。」って思ったら、
結果、「え、なんかそれめっちゃ悲しない?」みたいな。
っていうのに落ち着いて、その初めて生まれた気持ちに、めっちゃ私は感動しました。
なにこの下手くそな説明。
1:03:04
時間軸の考え方としては、新しいものなんやろうなって。
タイムトラベルして過去に行ってっていうののよくありがちな設定は、過去に干渉してはいけないっていう鉄則があって。
ドクター・フーとかもそうやったけどね。
死ぬのが分かってる人を助けてはいけないとか。
あれだよね。ゴッホさんの回とか。
そうそうそうそう。よくあるね。
そういう展開になる。今回干渉しまくりやからな。もうすぐ殺しに行ってるからな。
殺しに行くのもまた違うんだよね。
お互いさ、特殊能力知ってる知らんがんやろうけど、結構みんなガンガン行き来してるやん。
舞台何個でも送り込めるレベルでみんな行き来してるやんっていう、この世界観どうなんっていう。
何歩でも行けるって、何歩でも行き来てるっていうのがすごい、これどうなってんのよっていう。
ただ主人公の人からしたら、道筋はね、前に進む、そして後ろに進んで、前に進んで、また後ろに進んでっていう道筋かもしれんけど、
その道筋を辿る人っていうのは結局一人なんだよね。
っていうのは私は不意に落ちたんだけど、この図を使って説明できないこのもどかしさなんだけど。
例えばキャットさんいるじゃない。キャットさんがセーターを船の上で殺してしまうときがあったけれども、
結局未来キャットさんは逆航して、そしてセーターを殺そうとした船の上に行くときに巡航に戻るわけでしょ。
逆航したと巡航に戻って、船の上に行くわけでしょ。
で、落ちました。で、船から飛び降りました。
その時に、その船から飛び降りるキャットさんを見ている過去キャットさんっていうのは同時に存在してるんだよね。
で、私は映画を見終わった後にさ、あれ?じゃあちょっと待って、この後セーターを殺したキャットさんと過去のキャットさんっていうのが、
あれ?二人いることになっておかしくない?って映画を見終わったって思ってたんやけど、
ずっと描いてて、結局落としたのは、
船から飛び込んだキャットさんはそのまま巡航を続けるよね。
そのまま過ごすよね、時間をね。
前のキャットさんって言ってるんやろかな。
船から飛び降りるキャットさんを見たキャットさんっていうのは、またその船から飛び降りたキャットさんと同じ巡航をたどって、また船から飛び降りることになるのよ。分かる?
1:06:10
だから、とあるところまで来たら、船から飛び降りたキャットさんと、これから船から飛び降りるキャットさんっていうのは、
また過去に戻っていくからさ、そこでキャットさんが一人になって、とりあえずその生活っていうのは続いていくみたいな。
これが全ての人の上で起こってるから、一時的に2人とか5人とか。
ニールなんか最後どうなってるのって感じなんだけどさ、たぶん何人もニールが同時にいるからさ。
あの廃墟に同時に何人おんねんって感じだよな。
かつ、ニールさんは最初のオペラハウスにもいたことになるでしょ。
日にオペラハウスにいて、主人公のことを救ってるからさ。
そこで、祖父殺しのパラドックスが起こることはない代わりに、起きたことは必ず起きるんだよね。
それが、たぶん深く考え始めると、「え、でもちょっと待っとかしない?」ってなっちゃうんだけど、
いろんな人が過去に行ったり未来に戻ったりする中で増やしたこと、やったことっていうか、
未来にも起こることになって、過去にも起こったことになってるっていう。
それなんでって言われたらちょっと私もわかんないけど。
わかんない。そういったらセイターさん別にそんな脈拍測るやつつけてとかんでもよかったんじゃね?とかね。
ん?どういうことどういうこと?
だってもう死ぬ未来じゃん。
病とかあんま関係なく。
自分の脈拍が止まったら爆弾が爆発するみたいになっちゃうっけ。
機械が作動してしまって世界が滅びるみたいな。
なので脈拍管理してたけど、どうせ死ぬんじゃね?とか思っちゃうよね。
ここのことを本人は知らんからさ。
ああそうか。
あんだけ逆行してても知らんことはあんねんな。
だから今までのタイムトラベルと違うところは、
ちょっと過去に向かって見たとかちょっと未来に行って、そのことを知ったから何かができるって意味じゃなくて、
常にキャットさんは前に向かって進んでいってるでしょ?
常にセイターもやっぱり前に向かって進んでいってるから、あそこで死ぬってことは自分も知らなかったと思う。
わからん。もうわからん。
ごめんごめんごめん。
わからん。
わからん。だってじゃあ、俺の一番の過ちは子供を作ったことだみたいなこと言ってたら、
1:09:03
じゃあちょっと過去に戻って作らんような未来にしたらよかったんちゃう?とか思っちゃうからね。
それはどうやって?だいぶ過去に。
出会わないルートを作る?リザベス・デビッキさんと。
出会わないルートを作る。めっちゃ過去に戻るってこと?
そうだね。
めっちゃ過去に戻ってさ。
だいぶ後悔してるんだと思う。長いこと後悔してるんだ。後悔し始めるときに戻ったら被害が少ないね。
言うたって。
そこの部分と、世界を支配したいとか金持ちになった自分とかといろいろ天秤にかけてなんじゃない?わからんけどね。
戻りたいだけと同等の歳月を費やさなければならないという概念が新しいなと思って。
だからいろいろ理解というか、なるほどねっていうのはある。
ちょっとわかりやすく提示してもらえてたらもっと面白かったやろし感動できたなとは思う。
もうちょっとルールというか世界のことわりを簡素化してほしかったなとは思う。
ややこしいものをややこしいまま提示するのがノーランって言われたらそれまでやねんけど。
その概念を思いついてくれたがゆえのわけわからんすごいカーアクションとかね。
ああいうのが生まれたからすごい新しい体験はしたなって。
そうやね。
私はカーアクションとか飛行機が激突して大爆発するやつとかも見ながらすごいと思って見てたけどさ、
これ絶対本物なんやろうなって。これ本物やろな。これも本物やろな。
バンジー、ほんまにこの人が飛んでるんやろなと思ったらちょっと笑けてくるっていうのはあった。
ほんまバカだなノーランと思って。
なんか全部ツッコミ入れようと思ったら入れるところが面白いよね。
あれバンジーも別に飛ばんでもさ、下から地味に上がっていったらよかったやんとかさ。
そこがノーランなんだって。
それには好きって楽しいって思える人は、私みたいにね、きっとこの映画が楽しかったんだと思う。
だからそういう時間の概念に関する設定とかに関するさ、
1:12:03
確かにこれどうなってんのとかわかりにくいとか、結局こっちどうなんみたいなのがめっちゃあるし、
ファンの私さえ説明が足りてへんよなって思うところがいっぱいあんねんけど、
全部取りあえず取っ払って、映像すごいし、流れてる友情、この概念、
うわーもうめっちゃ検討する、そうやねそうやね、タイムトラベルやっぱそうこなくっちゃね、みたいな。
タイムトラベルのさ、名作といわれる映画で感じる感動の部分っていうのは、
DVDのチャプター方法でないと得られないと思ってたんだけど、
逆行方法、このVHSの巻き戻しでも、あ、同じ感動っていうのはここで得られるんや、みたいな。
新しいけどちゃんとセオリーというか、そこを抑えてるんですねっていう、
その映画を愛するものとしてはね、やっぱノーランさんそこは効きましたねっていう、
一気にそこでグワってきた。うるさいみたいな。
そんだけハイパーな世界観を描くのが、ほとんど実写っていうアナログ手法っていうのも面白いなと思うよね。
今何分かんない、どうやって。
でもそう、あれだよね、ちょっと調べたとこに言うとさ、
パンフレット読んだときあるけどさ、
アナカサカメラは逆撮影、逆方向撮影っていうのが、
あんま得意じゃないカメラ。
まあ大体からしてそんな得意なカメラあるって感じなんだけどさ。
だからわざわざ改良して、今回の作品のためにね。
逆回しで撮影できるっていう部分っていうのをアップデートしたらしいのね。
で、あとは、全部の箇所じゃないと思うけどさ、もちろんCGは極力抑えてやってるから、
オスロの飛行場のシーンでさ、主人公と主人公が出会って、
逆と飛行場で戦うシーン、あれは一発撮りらしい。
一発撮りっていうか、なんていうの、CG加えてない。
ボディダブル使ってってことだよね。
そうそうそう。で、だから片方が逆の動きをして戦ってた。
あれもすごいなと思うし、
あれかね、後ろ歩きレッスンとかあったんかねってちょっと思ってた。
演劇の練習みたいに、
ちょっとメイキングのビデオを見たんだけどさ、
それを見てたら、2人が戦うところは何回も何回も細かく練習して、
それこそ立ち位置だったりとかさ、ここでこう出るみたいな、何回も練習して、で本番。
1:15:05
それはそうでしょうよ。
で、通常と違う動き、
普通に後ろに歩くアクションではない体の動きをしなければいけないとか、
インタビューとかでみんなにはちょっと違う動きをしてもらったんだ、
ああ、みたいなこと言ってたけど、
役者さんにふざけんな、こらって思ってる。
確かにね、そうだよね。
飛行機とかもね、燃やすためにちゃんと買ったんでしょ?
そうそうそう、ご購入されて。
ただなんか、爆発する前に台風の機械とか売れるものは全部売っ払ったから、
そんなに高くはなかったみたいな話を聞いて、ちょっと面白かった。
そう、なんか、本当はあそこはミニチュアでやるつもりだったらしくて、
でも計算したらミニチュア使ってCGで撮るより、
本物買ってちょっと手直ししてエンジン積んで修理してやるほうが安かったんだって。
じゃあ本物でいいかみたいになったっていう。
バカか。
あとあのカーケースのシーンも8キロ、高速道路を何日間か、
あれ8キロやったかな、ちょっと忘れちゃった。
貸切ってやってたんだっけ。
寝さないとあんな大規模なことはできないよね。
CGじゃないよっていうね。
でも逆走してくる車って怖いなっていうのがよくわかった。
そう、なんか不気味さがすごいあったよね。
やっぱ通常の動きではないっていうのってこんなすごいわからないなと思って。
エクソシストのあの少女がなんであんな怖いかって言ったらさ、ブリッジしてさ、階段降りてくる。
やっぱなんかちょっと脳がバグるよね。
そう。
言えないって思った瞬間に。
だからめっちゃ怖いの、なんか1回目。2回目はこういうことかと思うけど、
なんかすべてにおいてさ、だから1回目のオスロ空港での主人公としての戦いにしても、
人がありえない方向にさ、オスロエクソシスト交代してて。
これがめっちゃ気持ち悪くてさ。
何が起こったらこうなの?通常ありえないよねって思った瞬間に思考停止するというか、
わからない。何これ?ってなる。
なるよ。
たくさんの方がさ、時間に関しての考察とかめっちゃされてるから前でここでは全然ね、語るところはないけどさ。
1:18:03
見ても、映像すごかったってバカみたいな感じだけどね。
あとは私はしんちゃんにもさ、感想で言ったけどさ、
ロバート・パティンソンさんがこんなめちゃくちゃよくてさ、すごい好きと思った。
しんちゃん好きじゃなかった?
めっちゃ好き。
だよね。よかった。
でもアーノン・テイラー・ジョンソン君もよかったね。
よかったね。彼もよかったね。
ちょっとパッと見わからんくて、どこに出てんの?こいつかって思ったけど。
意外と出てた。
キックアウトこれかいって思ったよ。
ね。
上手い使い方しはったなーって感じ。
アーノン・テイラー・ジョンソンさん?ロバート・パティンソンさん?
両方両方。
なんか結構楽しんで演じてらっしゃるのがすごいよかった。
エリザベス・デビッキさんとかももちろんそうやねんけどね。
なんかすごいチャレンジ精神にあふれてるなーと思って。
なんかみんながすごい一丸となってチームでチャレンジしてるっていう空気はすごい楽しかったなー。
やっぱ出るのかね、そういうのって映画に。
たぶん飲み会で、ちょっとほんまノーラン一回死んでこいとか思ってるやろなっていう。
そういう会話で盛り上がったんやろなって思ったらちょっとふすぐかったね。
ほんとやると思う。ほんとやると思う。
すごくさ、作品にはむちゃくちゃファンがついててね。
それはさ、全世界の観客、期待の作品を作る方なんだろうと思うけど、
全てのスタッフ、全てのキャストが、すごい、彼すごいと思ってるとは到底思えなくてさ、
お前いい加減にしろよと思ってる人、ワンスターがいると思うんだよね。
また始まった。
もうなんか、ほんとね、ちょっと前にそういう演出家さんと仕事をしたこと、長いことお仕事してたときがあったんで、
しんちゃんもよくご存知かなと思うんですけどさ、
ただ私は、かつて一緒に仕事してた演出家さん、彼の作品はすっごい好きなの。
すっごい好きだし、でも作ってる最中はほんと殺したろっかなって、
お前ちょっと覚悟しとけよみたいな思うときいっぱいあったし、
実際、あ、無理してきませんって言ったこともいっぱいあったし、
だけどやるよって作って終わったら、いいのができたな、また頑張りましょうねって気持ちになるのね。
お客様が楽しみにされてるっていうのはもちろんわかるし、
言ってあることを全部叶えたら、多分クオリティがすごく上がるとか、
1:21:02
そうなのよ。
っていうのをちゃんとわかって作るって、どんだけしんどくても、
頑張ろうかなっていう気持ちにはなれるよね。
ただちょっと飲み屋でみんなでちょっと愚痴言うぐらいは許してねって言うけ、
そんざったら悪口言うっていうね。
確かにね。
予算が助けてくれるところっていうのはあると思うんだよね。
だからきっとね、きっと野蘭さんもたくさんあるので、
お金出せるんだったらっていう、そういう理解と仕方をされてると思うんだけど、
予算が増えようができないことはできないっていうのはあると思うんで、
でもそれをきっと笑顔でやってって、
自分で勝手にね、そういうか、ちょっともうなんか、
そういう想像しちゃってるんだけど、ひょっとしたらそういう方じゃないかもしれないんだけど、
なので、
多くの監督さんとかはさ、それが全て、成功するとは限らへんし、
それが上手くなるとは限らへんから、スタッフの意見も聞いて、
そうだよねって言って、やめるところもあると思うんだよね。
それでもきっと面白いものを作れる人は思うんだけども、そこに一線超えてるから、ある意味やっぱりちょっと気が狂ってるから、
だからよりこんだけ、ちょっとこう、我らの心をね、わしづかみにするものがね、取れるんだろうなーって思ったりもします。
なんか、なんでできひんかがわからへんっていうね。
しかもやっぱさ、まあいいやん、こんだけさ、物理学のこととかさ、いろんなこと、たぶん毎日のように普通に考えてるんやと思うんだけど、
意識も豊富でさ、だから、いやいやいやいや、あの、俺にはできる未来しか見えへんよってなるんやろうなーって。
それをやりたいことを周りにシェアするときに、すごいキラキラしてるんやろうなっていうのはすごく想像できるよね。
なんでこう、クリストファー・ノーラーの人となりについて私らが知らんのかと。
知ったことないし、全然知らんからね。またトム・クルーズの方がわかるわってぐらい。
トム・クルーズもね、制作者としては無茶なことをする方で言うんですけどさ。
だってとうとう宇宙に行っちゃったでしょ、あの人。
ちょっとノーラーとは違った向きやけど、あの人も狂ってると思うからさ。
でもそういうことをしてくれるとさ、映画ファンとしては嬉しいわけ。
これやる人が現れたせいみたいな。スタッフがたまったもんじゃないよねっていう。
いやもう、各方面に土下座して回ってはるんやろうなと思う。
同情禁じえないけれども。
だからこんなに楽しめる作品作れるんやろうなと思うし。
1:24:00
会社の人が楽しみにしてるから、飛行機代ぐらいはみんなでね、見に行って聞かれていいかなっていう。
そうやね。もう迎えてるやろ、日本ブーマ。7.5億円盛り上げてるから。
いや頑張ってほしいなっていう。ちょっと映画館に担当者の滝を取り戻すためにも。
でも嬉しかった。やっぱり映画館での上映にこれだけこだわってた人やからさ。
あの時もまだまだ各国が緊急事態宣言出てて、ロックダウンみたいになってた時にさ、
ノーランだけは、いや俺の映画は予定通りに公開するんやってずっと言い続けてたからさ、私信じてた。
信じてるけど、たぶん映画を作り上げた時と同じように、映画の公開もやり遂げて、ほんとこの人すごいなって思ったし。
その日記をちゃんと受け止めて、彼の作品公開に至った。
この作品を初見で、配信でってなったらやっぱテンション今と違うわなっていう。
全然面白くないと思う。こんなさ、ちっちゃい画面で。さっきさ、画面の大きさなんかどうでもいいって言ったけど、違うね。
スクリーンで、劇場に足を運んでっていう。
劇場だと強制的にね、2時間半座らされるからさ、途中で嫌になってもずっと見るやん。
で、嫌になったところを乗り越えた時に、あっこうだったのかとか、分かるところとか感動が生まれたりとかするから、
勘で見るのっていいと思うけど、家で見たらいつでもなんかスマホとか気になっちゃうし、途中で嫌になるからさ、面白くないまま終わっちゃうっていう。
お菓子ボリボリ食べれるしな。
そうそうそう。
いい体験でしたね。
いやいやいや、珍しい体験をさせてもらったと思いました。
面白かった、本当に。
ということで、ここでクリストファー・ノーランさんの言葉で最後締めたいと思います。
はい。
映画館は闇に包まれてしまった。だが決して映画がその価値を失うことはない。
この危機を乗り越えた時、人々の集まりたいという思いや、共に生き、愛し、笑い、泣きたいという願いは、かつてないほど強くなるだろう。
映画館はそのすべてを私たちにもたらしてくれる。だから私たちには映画が必要なのだ。
こちら、ワシントンポストへの寄稿だそうで、3月21日、まさにロックダウンの最中の頃かな。
いやでも、この経験をなさったクリストファー・ノーラン監督が次何に行くのかなっていうのは非常に楽しみですね。
1:27:02
ほんとそうだよね。
私は面白かったし、ちょっと文句を言っちゃったんだけども、今度はニールの視点で見てみたいなって。
あとさ、この説についてはどう思うしんちゃん?最後締めとくのも何かお聞きだかって。
ニールがさ、キャットの子供出説。子供のマックス出説。
私はそこに関係性はいらないと思う。
よかった。一緒やった。別にそれなくてもいいよね。
いい。
いいよね。それこそ出卒だよ。
すごいさ、いろんな方の考察を見てて。
映画評論家の有村さんとかもさ、ニールはキャットの子供のマックス説を僕は押すってすごい言ってて。
どこにも手がかりが全くない。だからそうじゃないって思うだけじゃなくて、それやっちゃうともうじっとりじめじめっていうか、
この作品で私が良かったなって思ったところが消えちゃう気がして。
そこに利害関係いらないというか、
一個人として惹かれ合って協力し合って世界を救うっていう、ただの通りすがりでいいと思う。
そうだよね。
母がお世話になりました的な関係は、私はちょっと不必要だなって思ってた。
そうだよね。
もしかしたら野良さんはそういうので作ったかもしれんけど、なくていいよね。
私はそこのストーリーにはその影は見たくないな。
描いたのが許されるのであれば。
私もそっち派ですっていうね、そういうあれでした。
普通の映画館で見ようかなって思いました。
そんな感じ。
あとはね、エリザベスでビッキさんがザ・クラウンでダイヤの火を演じられることが決まったそうで。
そうなんだ。
楽しみだなとか、ナイル殺人事件をもし見に行くことがあっても、
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なんで笑っちゃうんやろ。ごめん、ほんとごめんなさい。
わからないんだけど、ケネスブラザーさんは私たちも引きこもも感じたことがあるので。
そうなんだよね。
いや、エリザベスに対して今回の作品良かったよ。
すごい良かったんだけど、もうポアロは悪者にしか見えないなとか。
他の作品にも影響しかねない印象をさまざまに抱いたなっていう。
そうやね。いい役やったもんね、今回。
すごいデレっぷりが楽しかったよ。
そこね、そこね。
私が個人的に気づいてなかったので、一個だけ。
マヒアさん、飛行機担当さんかな。
飛行機担当さん?
うん、飛行機のプロなんだみたいなので、出会った。
名もなき男の仲間。
最後、船で信号を送ろうとして。
ムダカイってなってた人ね。
ヒメシュパデルさんかな。
ヒメシュパデルさん。ほいほい。
イエスタデイで主演やられてた方なので。
そうなんだね。
パラドクス先輩。
パラドクス先輩やん。経験者じゃないですか。
もう出られてた。
全然見たことあるけど、誰やろうと思ってて。
すごくいい芝居されてて、ヒョウヒョウとね。
あの、見ますわ。
イエスタデイ。
生まれてイエスタデイ。見られた方をね。
なんとなくこう、ぷりぷりと。
私が全然気づいてなかったので、ちょっと一言だけ言っとこうかなと思って。
全然気づいてなかったです。
バート・パティンソンさんのね、作品を見たいと思いました。
バート・パティンソンさんね。
じゃあ、あれを見なさい。ハリーポッターを見なさい。
炎のゴブレットね。
結構出てるの?
よくよ。
あ、ほんとに。
一発でわかる。
おー、オッケー。
できたーって思う。
なるほどね。でも、それ、わかった。
オッケー。
新作という点ではね、バットマン。
撮影再開されたそうで。
ほんとに。
よかった、よかった。
主演演じられるそうなので、ちょっと楽しみかなと。
次期バットマン演じる役者さんがさ、ノーランの監督、ノーラン作品出てるっていうのもなんかちょっと面白いよね。
面白いね。
おー、なるほど。
それはとても興味深い界隈ね。
そうだよね、そうだよね。
というわけでね、長々と語ってまいりましたけれども、
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教えてください、ほんとに。
全然わかんないんで、ぜひぜひ教えてください。
ということで、また次回お会いしましょう。さよなら。
ありがとうございました。