00:01
第315回、妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
清水です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
始まったよ。
お久しぶりでございます。
しれっと始めますよ。
ねえ、この5ヶ月ぶりの収録でございます。
はい、ほんまかな?合ってるかどうかよくわかんないけど。
でも、ほんとに、前回の私のスカイプのログインが2月22日なんで、
ほんまにちょうど5ヶ月ぐらいですか?
合ってると思います。ここに記録がありますけど、前回はね、第314回は、
坪内松陽さん版のロミオとジュリエットを朗読してみたというね、
非常にマニアックな回で私たちこの妄想ロンドン会議、ストップをしていたわけなんですけれども、
とんでもないところで終わってたね。
はい、これでちゃんとここに、2022年2月22日収録と書いておりますね。
にゃーにゃーにゃー。
なんかね、そう、5ヶ月だよ。でも、なんか感覚的にはそんなだった気がしないんだけどね。
なんかトリップしてたかな?
うーん、まあね、別に特段何があったというわけでもなくなんですけど、
たぶんね、こんな感じで、不定期な感じでね、今言うって感じなんですけど、
前回言っとけって感じなんですが、こんなに間が空くとちょっと私も思わなくて、
お互い思ってなかったので、今言わせていただくんですけれども。
なんかぬるーっと、なんとなく間が空いちゃっただけなんで。
空いちゃいましたね、そうなんですよ。
別にやらないという意思も全くないので、またやりたくなったらやります。
そうなんです。
それがね、おそらく数年前とかまでは、もしかしたら週に2回やりたいっていう気持ちでやってた時かもしれないし、
その後はね、月1ぐらいっていう時期があったかもしれないし、週1の時もあり、
そして今はね、なんか心に響く何かニュースやエンターテイメント作品があった時に撮るっていうね、形で。
われら響け、響きなはず。
そう、行かせていただきたいと、すみません。
今更ながらにですね、こういう形でお届けさせていただきたいと思います。
何人の方が聞いていてくださってるんだろうね、これ今ね。
久々すぎてね、きっともう私たちのこと忘れてらっしゃるんじゃないかなと思うんですけれども。
いいです。全然忘れていただいてもいいですけれども、また改めて。
そう、もしね、5ヶ月なりに聞いてくださってる方がいらっしゃったとしましたら、本当にありがとうございます。
お久しぶりでございます。
というわけでね、今日私たち何が心に響いて収録をしているのかということですよ。
はい。
ねえしんちゃん、今日は?
私がすごく楽しみにしていた作品。
うん。
ボイリングポイント。
はい。
日本語訳が沸騰ってなってて、これ沸ってんじゃねえのっていうツッコミは軽く入れておきながら。
03:05
そうだね、ボイリングポイント沸騰までが日本語タイトルなのかな。
映画だったね、うん。
そうですね、この映画作品ですけれども、
はい。
これね、しんちゃんが最初に見て、これは面白いということで、すぐに私に連絡をくれまして、
それ見に行かなかんということで、見に行って今に至ると。
お互いのね、だから詳しい感想はね、まだ話してないでしょ。
全くですね。
いつものね、あれね。あれどこ行ったんだろうね、ちょっと打ち合わせしてから、これからは収録することにしようよみたいなこと言ってた。
そんな昔のこと忘れました。
ねえ、というわけでね、相変わらずのノー打ち合わせで興味化していただきたいと思いますけれども、
結局もうなんねえの、ちら。
なっちゃう。だってね、そのほうが楽しいもんね。
はい。
なので、レビューというにはおこがましい感想というかですね、
私たちロンドン大好きっ子のですね、目線で感想語らせていただきたいななんて思います。
よろしくお願いします。
はい、ボイリングポイント、これどういう作品ですか。
これ不思議、また出た。
あのー、スティーブン・グレアムさん、私が大好きな俳優さんが主演されてる、
90分、95分か、ノンストップワンショット映画ですね。
どういうことじゃ、撮りっぱなし。一回も切らずに。
なので、ある意味舞台みたいな作品かなと思って、
なんか予告の時点でそれを知ってて、なんだと?ってなって見終えたんやけど、
いやー、あのー、ツイッターにも書かせていただきましたけど、
これはもうすでに映画版のナショナルシアターライブだっていう感想を私は抱きました。
妄想ロンドナーのみなさんはね、そう思っただろうね、私も思った。
だよね。あれ、みずくしさんがどういう感想を抱いたのか、ちょっとドキドキしながら。
それね、それね、はい。
いやいや、でも、なんだろう、私は90分長回しの一発撮りっていうのをしんちゃんから聞いてね、
で、あとはレストランが舞台になってるっていうそれだけを聞いて、
相変わらずのすべて情報シャットダウンの状態で、
本当に私最近ね、ここで言うことじゃないかもしれないんですけども、
ロンドンエンタメ情報にすごい疎くて、
ああ、そんなやってないよみたいな、ちょっとこのね、
衝撃情報やな。
そうでしょ。やってるものとして、ある間時期ですね、
なんていうんですか、あの状態で日々過ごしておりまして、
06:01
で、本当にありがたかったんだけど、しんちゃんからそういうふうに情報をいただいて、
だから、そしてそれも手伝ってありがたいことに、何も情報シャットアウトのまんまでいけたので、
で、やっぱりそれをいくにあたって、気になる点っていうのは懸念点ですか、
こういうことになっちゃわないかな、大丈夫かなって思いながら、
いった部分はクリアしているような、していないような、
それよりもっといいところがあったような、なかったような、みたいなのが私のファースト感想。
ファージーな感じ。
ファージーな感じでしょ。でも、すごく語り合いたい。
しんちゃんはどう思ったのか、そしてお聞きの皆さんはどう思ったのか。
これなんか、これイントロダクションみたいなやつ読んでもいいの?
はい。あ、しんちゃんが読んでくれるの?
そう。
あ、じゃあ読んでもらおう。いつもなんかさ、私が読んじゃってたからさ、お願いします。
ちょっと今見てるので読んでみましょうか。
はい。
ロンドンの高級レストラン、沸騰寸前の内幕を覗き見る興奮。
本物の全編ワンショットがもたらす破格の映画体験。
世界のメディアが絶賛6点トマト99%フレッシュ。
はい。
ということで、なんかあらすじなのかな、これあらすじか?あらすじなのか?ストーリー、こっちか。
はい。がけっぷちシェフの予測不能な一夜。
一年で最もにぎわうクリスマス前の金曜日、ロンドンの人気高級レストラン。
その日、オーナーシェフのアンディは妻子と別居し疲れ切っていた。
運悪く衛生管理検査があり評価を下げられ、次々とトラブルに見舞われるアンディ。
気を取り直して開店するが、予約方でスタッフたちは一発触発状態。
そんな中、アンディのライバルシェフアリスティアが有名なグルメ評論家サラを連れてサプライズ来店する。
さらに強迫魔害の取引を持ちかけてきて、のはや死人心の限界点を超えつつあるアンディは、この波乱に満ちた一日を切り抜けられるのか。
だそうです。
このライバルシェフの人がジェイソン・フレミングさんだったんだ。
私全然わかんなかった。ジェイソン・フレミングさんどこに出てたやろうと思って。
おい、そこかよ。
今納得するみたいな。
我々は大興奮で、いえーい、来たー。
顔いつもと違くなかった?メガネかけてた?あれ?なんか全然イメージと違ってたよ。
本当?
気づかなかった。
ジェイソン・フレミングさん私大好きなんですよね。
しんちゃん大好きよね。
主演のスティーブン・グレアムさんとは、ロックストック&トゥースモーキング・バレルスで共演されて、
依頼の中ですな。
大親友なのかな?わかんないんだけど。
本当は仲悪かったらちょっとごめんやでっていう。
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違うか。
そうやんな?そうだよね。
わからん。たぶんそんなぐらいでも。
はい、放送事故。
はい、放送事故。
はい、今ちょっと緊急で調べつつあります。
ロックストック&トゥースモーキング・バレルスにスティーブン・グレアムさんが出てたかどうかってこと?
そう、スナッチに出てたのが覚えてるんだけど、あれ?ってなった今。やっべ。
なんか出てそうやけどね。
出てそう。
なんかあの、界隈の人の感じはあるけどね。
まああの、ガイリッチグミなのは確かです。
はい、ガイリッチグミね。そうだね。
えっと、どうかな?出てるかな?
あれ?出てないかもしれない。
それには出てないかもしれない。
あ、じゃあ間違えてましたね。なんか出てると思い込んでたね。
うん。
スナッチの方で、ま、共演なのかな?共演してんのかな?あれ。ま、いいや。
ま、とにかく、あの、なんだろうな、ちょっと、えっと、濃い方のね、イギリスの映画によく出てはる感じね。
そうだね、あの、最近ではあれだよね、カーネイジ。
ん?
カーネイジって、違うな、それも正式タイトルじゃないな。
They are will be Carnegie。えっと、えっと、えっと、私今ボケボケやな。
あたし全然俳優さん情報今持ち得てないからね。
あ、ベノム。
ベノム?
うん。
あ、ベノムの。
ベノムの2個目の方。
あ、Dear、書いてる。
Let there be Carnegie。
うん。
あ、この刑事さんで出てんだ。
出てたよ。
ベノムね、1話見たんですけどね、2話見てないね。
うん。
そう、ね。
で、1役有名になった。
ロケットマンにも出てた?
え?何役やったっけな?
ディック・ジェームズ。
あ、出てるね、出てるね、あとライン・オブ・デューティーにも出てるね。
あ、ライン・オブ・デューティーね、そうね、そうね。
私ら的には割と有名な人。
あ、スティーブン・グレアムさん?
うん。
うん、そうですね、そうですね。
なんかあんまり主演っていうイメージがあんまなくて、
結構脇を固めるいい役者さんって思ってたら、今回バリバリ主演やったけどね。
うん、スナッチーの方ですね、そうですね、大丈夫です。
すいません、ほんとこんなのですいません。
スナッチーとロックストック&トゥースモーキング・バレルーですね。
混じるね。
内容一緒やからさ。
そうだね、まあそれは確かにそうかもしれない。
けど一番最近はもしかしたら有名だったのは、あれかもしれないね、
12:05
ネットフリックスのさ、映画のアイリッシュマン。
私見てないんだ。
でも、主演じゃないよ、主演じゃないんだけど。
もう知ってる、主演は違うよね。
違う、でも出てらっしゃる。
とかかもしんないなあと思ったり、でもベノムとかもね。
とにかくですね、いろいろ出てらっしゃるんです。
いろいろ出てらっしゃいますか。
いろいろ出てらっしゃる、ちょっと5ヶ月ぶり大丈夫、これ。
この感じで出て大丈夫かしら。
はい、そういうことでね、出演者の方のね、紹介をしてた?
そう、でもあと知らんくってさ、私。
え、でもほらあの人、あの人、あの人よ、シャーロック出てた人いたじゃん。
カーリー役。
え、めっちゃ出てたやん。
そうだ、気になってたんやけど、シャーロックに出てたんか。
シャーロックのさ、髪の毛もっとモジャーってなってて、あの刑事刑事、女の刑事さん。
え、あのー、アリスさんとツッコミやってた人?
アリスさんとツッコミやってた。
アリスさんって誰やっけ。
バカ刑事2人組の人?
あ、そうそうそう、バカ刑事?
うん、え、違った?
アリスさんってあれね、あれね、今シャーロックの話ね。
うん。
あー、そうそうそうそう、バカ刑事かな。
か、どっかで見たことあるなと思ってたんや。
そうそうそうそう、その方よ。
あ、なるほどね、あ、違うね、ドクター風にも出てらっしゃるね。
ドクター風、ドクター風の方が先ですか、しんちゃん的に。
だね、どっかで見たことあってずっと思ってた方でした。
あ、サリー・ドノバン刑事よ、サリー・ドノバンさん。
はいはいはいはいはい。
あ、そう、アンダーソンのことかな、しんちゃんが言ってたアリスさん。
そうそうそうそう、ジョナサン・アリスさんか。
そんな名前か、そう。
ボケやってた人ですね。
そうそうそうそう。
そうですよ、が出てらっしゃった。
よかったね、あの人ね。
いや、よかったよ、よかったし。
なんかカッコよかった。
そう、っていうね、今ふわっと流れましたけども、
妄想ロンドナー的にはですね、そのあたりがですね、
俳優さんだったりとか、ちょっとポイント高いなっていう、
そういう感じですね、ジェイソン・フレーミングさん、
スティーブン・グレアムさん、そして、
というか、ジェイソン・フレーミングさんを最初に言うの間違えてるよね。
スティーブン・グレアムさん、アンディ・ジョンの役の方ね、
主役のシェフです。
15:02
で、その相方の相棒のカーリーさんが、
ビネット・ロビンソンさん演じてらっしゃいました、
シャーロック・ホームズのね、どの番刑事でおなじみでございます。
シャーロック・ホームズじゃないか、シャーロックのサリードの番刑事でおなじみでございます。
で、ジェイソン・フレーミングさんですね、
お客さんでやってくるんだけれども、
元スティーブン・グレアムさん演じるアンディさんのライバルシェフだったということでね、
方やこちら、ジェイソン・フレーミングさん演じるアリスティア・スカイさん、
スカイ、スカイ言われてましたけどね、
まあなんかテレビ番組出たりする、ちょっとこう、
ミーハーな感じの有名シェフになったっていう、そういう設定でしたね。
なんか結構あの、なんて言うんですか、
SNSにあげる写真とか撮られちゃうような人だったんだね、きっと。
そう、有名人なんだよね。
日本で言うと誰になるんだろうね、日本ではなくてみるのかな。
ヒラミンさんとかじゃん。
同時に、ちょっと違うね、もこみちさん?もこみちさんは料理人じゃない?
違う、どうなの?
あれかな、ちょっと昔にね、名前忘れちゃいましたけどさ、
なんかこう、ちょっとおじさまっぽいキラリンみたいなシェフいたよね。
ハットリさん?
え、それおじさまっぽくないよね。
ハットリさん、渋いおじさんじゃなかったっけ。
あれ?
何だろうね、ちょっと今パッと思い浮かばないんだけど。
陳健一さん?
陳健一さんもさ、古いから、スチューカイから。
この知識の中。
もっといたやん、なんかさ、あの、若い人でさ、何この顔。
分かんないよ。
あかんやつ、出てこんやつ、調べとけ。
なんか料理番組の独特な感じね、あれに出てる感じなんだろうね。
きっとね、ちょっとシニカルな感じのね、きっとそうなんだよ。
なんか今ちょうど、読んでるホウソンとトニー・アントニーのホロウィッツのシリーズ。
トニーとホロウィッツ。
シリーズ3作目読んでるんだけどさ、ちょうどそんな感じの料理家さんが出てきてる。
あ、そうなんや。
なかなか事件起きなくて、どうしたことかなと思って読んでるんだけどね。
ただのグルメ小説の。
そう、そんな感じでね、イギリスにいそうな感じのね。
というわけで、その作品を手がけてらっしゃるのが、リバプール出身のですね、監督さんフィリップ・バランティーニさんでございます。
まだね、監督としてはキャリアがそこまで有名な方ではない。
だってさ、知ってた?1980年生まれだよ、この方。
18:02
あ、歳下や。
歳下。
ねえ、敬語遣いカード。
若い、そう。
そうなんだよね。
作品とかがずらずらっと載ってはいるけれど、全部短編とか。
そうなの、そうなの。実験作品っていうね。
もともと俳優として、映画・ドラマ業界にいらした方って、後々、映画を監督することになるということなんですが、
私は本当に、この作品を見たときに一番興味がわいたのは、やっぱり監督についてだった。
で、なんか演劇的な設定であるじゃない。
あえてやっぱり、映画でなんでこういう設定を使うのかっていうこととか、
どこからそのアイデアがやってきたのかっていうこととか、
これどうやって撮ったんかなって純粋に思うし、役者さんどんなふうに稽古とかしたんかなとか、
なんかすごくそういうのを思って、それに非常に興味がわきながら、
それがこの作品を見てたらわかるかなって思いながら見て、
そういうのがたまにちょっと半分、半分もないね。
ちょっとよぎりながら見て、あとは物語の脚本を楽しみつつ、
演出を楽しみつつっていう感じで見てたかな。
なんでこれをやろうと思ったんだろうっていう。
最初に短編を撮ってらっしゃって、それがすごく好評だったから、
長編に焼き直したじゃないな、バージョンアップさせたってことか。
すごく嬉しくて、これをやろうと思ってくれてありがとうってほんまに思ってんけど、
まず、このきっかけがわからんなと思って、何を描きたいと思って、
どういう心情でこれを始めたのかっていうのが全然わからへんねんけど、
どこかで答え合わせしたいなと思いながら、
見ててわかるかなと思ったら、それはあんまりわからんかったなって。
そうなの、私もそうなの。
しんちゃん答え合わせしたい?
したい。
私見つけてしまったんです。
YouTubeで、そういったことについて監督が30分ぐらいにわたってインタビューされてる動画なんだけど、
200回ぐらいしか再生されてないの、その動画が。
で、これはなんで?と思って。
仮にでも結構人気が出てるじゃない、この映画。
これにしてもすごく、あれだよね。
話題に。
見られてはいる。
21:00
でも、え、まじか。
インターネットムービーデータベースの、あ、ちがうわ。
あ、よかった。びっくりした。
10人しか評判つけてないかと思ったら。
10人。
あ、ドキドキした。めっちゃ見てる人いました。
ちなみに星は7.5だそうです。
そう、だってトマトが99%だったんですか?
どっちの悪いかわかんない。オーディエンスなのか評論家なのかちょっとわかんないですけど。
なんでちょっとそれもね、見たので、その辺も踏まえながらね、ネタバレっていうかですね、
っていう感じで話していきたいと思いますので、
もしね、これ以上のことは聞かずにもう映画館行きたいよとか、
また配信とか始まったら見るから置いておくんだって方は、
ここで一旦、あれスイッチオフ、オンどっちだったっけ?
なんか一回オンしたことなかった。何かオンしたよ。
私たちのネタバレスイッチ。
そうだそうだ。そうだよね。
オンさせていただきますか。
はい。皆様はどちらでも選択をしていただいて、私たちが勝手に入ります。
わかりました。はい。
じゃあ号令お願いします。
ではまたご覧になってから戻ってきていただければ幸いでございます。
では参りましょう。私たちのネタバレスイッチ。
はい、入りました。早いよ、今日は。
そう、これね、どんどんさん怖い怖い。何何?
いよいよいよ。なんかさ、ネタもないのよね。
ネタバレっていうバレがない。
そうそうそうそう。
でもほら、物語の結末だったりとかさ。
まあそうか。
うん、そういうのが。
かけたらでもこのシフの、ほんまに一夜の日常なんよね。
ちょっと特別な一夜ではあるけれど、テンション高めの一夜ではあるけれどっていう。
確かにね。
その監督が何を思っていたのかがちょっと知りたいな。
そう、これね、わざわざ監督、わざわざって言い方おかしいな。
多分とあるYouTubeチャンネルさんだと思うんですけど、
ごめんなさい、あとでね、ちょっと概要欄のとこにURLも貼っときますね。
ちょっとタイトルとかチャンネル名を、すいません、説明してしまってるんですけれども。
監督とZoomか何かで繋いで、
で、進行役の方と、あと通訳される方と3人で、
このボイリングポイントについての舞台裏のインタビューをされてるチャンネルさんがありまして、
すごく興味深く聞かせていただきました。
全てではないけど、私が疑問に思っていたところとかを結構話してくださってたので、
ここでね、もちろんそれすべて皆さんに共有させていただくっていうのは無理なことなので、
24:01
いくつかだけかいつまんで話させていただきますと、
まず監督は、もともとシェフとして12年間働いていらしたそうなんですね。
なるほど。
そうなの。
女の子みたいな感じやったのかな、オーディションを受けながら働きながらみたいな。
それもね、監督の実体験入ってたかもしれないね。
だからあの総補とかウェスエンドのあたりのレストランあるあるなんやろうなって思いながら、
役者やりながらね、バイトで入っている人とかもいっぱいいるんやろうなと思う。
おるよね。東京とかもね、結構多いよね。
うん。
25年間俳優されてて、
でもその間成功しなかったから、俳優としてね、なかなかね。
成強立てるためにシェフとして働き始めたんだって。
最初はね、キッチンの下働きから。
で、その間にいろんなことを見てきたから、この作品はそれがベースになってるっていう。
でね、ちょっとこういうの作りたいなと思ってたんだって。
だけど、なんか自分がそれを作り上げる自信がなくて。
でもある日、6年前にお母様が亡くなりになって、それをきっかけとして、
なんか作ろうみたいな感じで作ったそうです。
それがあれかな、もともとこれ2019年、18年かなの短編をもとに、
もともと20分の作品だったのを90分にされてるんで、
その20分の短編を撮ろうってなったのが、その時のことだったかもしれないね。
20分でもすげーぞ。やろうと思うのね。
ノンストップでこういう厨房でってことでしょ。
そう、なんかね、これが元になった作品の話だったのかちょっとわかんないんだけれども、
これそうだね、きっと。最初ね、ある人のね、人生の最後の20分の作品を作ってみたんだって。
で、それがうまくいったと。
どんな感じかっていうと、わりとなんかリアルな感じで、
で、すごい早いペースでね、みんながなんかお互いのセリフとか言葉とかを待たないような感じで、
そういう感じの20分間の作品だったんだって。
これがちょっとレストランのやつだったかちょっとわからないんだけど、でもそうだね、きっとね。
で、それをもとに長編を作ろうとしたんだけど、その時はね、ワンカットじゃなかったっぽいのよ。
あーなるほどね。
で、それをもとに長編を作ろうとしたけど、うまくいかなくって、なんかあんまり面白くなかったんだって。
27:04
で、じゃあワンテイクでやろうってことで、90分一本撮りでやろうってことになったらそうです。
飛躍したな。
今飛躍したけど。
いやいや、この人の思想自体が飛躍したなと思って。
なんかね、このスティーブン・グレアムさんともともとすごい仲が良くて、
バンド・オブ・ブラザーズってさ、テレビシリーズあったじゃない。
はいはいはい。
あれで共演してたのかな。
その頃からずっと交流はあって、同じリバプール出身とかだったのかな。
でね、一緒に何かやりたいねっていうのはずっと言ってたんだって。
で、20分の作品のアイデアを思いついたときに、
あ、それ面白そう、やるやるみたいな感じになって、
ちょっとごめんなさい、20分の作品の情報がね、ちょっと私落としてるかもしれないんで、皆さんインタビューの方後で見てくださいね。
で、それに出てもらって、すごい面白かったってなって、
で、90分に焼き直そうと思うんだけどってなったときに、
もう一回出る出るみたいな感じで、最初からその制作チームに、
スティーブン・グレアムさんも入って、一緒に作っていった感じ。
その協力体制はすごく画面からも感じるなっていうのか、
スティーブン・グレアムさんがすごくこの作品に入れ込んでって言ったらおかしいけど、
自分の人生みたいな感じで演じてらっしゃったからさ、
すごい大好きなんだろうなって思いながら見てたけど、
でも仲良しさんだったんだね。
仲良しさんだった、でもお互いを信頼してないとできないっていうか、
信頼できてたからこそ、やれた感じなのかなっていう、
そういうのが非常に演劇の作りと似てるっていうか、
映画ってすごくやっぱり演劇に比べると、演劇も相当な数のチームになるけど、
もっと大きいじゃない、特にハリウッド映画とかさ、
だってエンドロール終わんねんだもん、最近。
そう、007とかもね、いつまで続くのかなみたいな、
セカンドユニット、サードユニット、これは誰かな、スタントがいて、みたいなね、すごいもんね。
スタッフもすごい数。
サンクス何百人みたいな感じになるよね。
それに比べると、今回のエンドロール、ゆっくり流れていたけど、
一つ一つの字は大きかった。
ちょっと割と小さめな座組と言いますか。
で、なんか、エグゼクティブプロデューサーがいっぱいいたよね。
いた。みんなエグゼクティブだった。
30:02
みんなで協力して作ったんやねって感じ。
そうそうそう。
あれ、ほほえましかったな。
そうなんだよね。
でね、そういうことで、私がすごく作り方もすごい興味があってね、
どんな感じで作っていったんかなって思ってたんだけど、
これもインタビューの中で話されてて、
最初の脚本はね、セリフは書いてなかったんだって。
なんか、重要なポイントだけ書いてあって、
シフ入店とかそういうことか。
たぶん、たぶん、ここで何かが起きるとか、たぶんそういうことなんだと思うんだけど、
カップル到着とかそういうことか。
そうそうそうそう。
でね、これが非常に演劇っぽいなと思ったんだけど、
それをもとに、役者とね、ワークショップをしました。
はいでたよワークショップ。
でね、今回のその、結局セリフは、
その時に出てきた、役者から出てきたワークショップでできた言葉をセリフとして採用したっていう、
もうなんかよくあるやつ。
エチュードや。エチュードってやつや。
それ、演劇でよくあるやつと思って。
そういう作り方もね、もちろんすること、演劇では結構あって、
なんだっけ、ジェイン・エアーの時もそんなんじゃなかったっけ。
そうそう、そんなんやった。
でね、私たちはね、それがジェイン・エアーの場合は、
なんかあんまりハマらなかったんじゃないかっていうね、お互いの感想になったんだよね。
なんか、長さ的なこととか、シーンのチョイス的なことで、
あれれって、うちらの感覚には合わへんところがあった印象やったけど、
そう。
でも、今回も似たような感じで作ったってことね。
そっかね、そうなのよ。
役者さんから出た言葉ってことね。
そうなんです。
で、あんまりその、役者には稽古、リハーサルはさせんかったって。
おー。ガチンと勝負に。
なんか、カメラをどういうふうに動かすかとか、スタッフがどう動くのかっていうのは、
それはめっちゃさ、さすがに90分間ね、あれ回さんといかんから、
それはもうめっちゃ。
どうせん死ぬってやつ。
どうしてたんかなと思って。
なんかさ、もう単純に考えてやねんけど、
なんか線とかどうなってんのかなってすごい思った。
カメラに絶対線ついてるやろと思って。
いけるの?バッテリーでいけるの?ステディカムでいけるの?
ステディカムにしてはなんかブレてたしなとかいろいろ思ったんやけど。
でもあれ、めっちゃ狭いとことかも。
行ってたー。iPhoneかな?iPhoneかもね。
みたいなね。
モバイルバッテリーつないでか。
つないで。
そう、でもなんかね、2週間カメラっていうかテクニカルリハーサルですか、
33:02
はしたんだって、バータリーだよね。バータリー2週間やった。
でね、監督さんは実際に撮影が始まるときに役者さんにこう言ったそうです。
お互いの言葉をよく聞いてくださいと。
お互いの言葉を本当によく聞いてれば、自然な反応が生まれてくるはずですと。
台本に沿ってなくても、それが実際に脚本に書かれてる言葉じゃなくてもいいと。
どんな言葉を使ったかっていうことも気にしなくていいっていうね。
丸暗記でなく。
そうそう、丸暗記禁止のところとかもあるけどね。
演劇団子しちゃってるけどね。
逆にね、一号インク書いたらあかん劇団さんとかもね、あったりしてね。
もちろんもちろんね。
そう、いろんなね、あるんだけど。
校門監督はやっぱり90分の長回しをリアリティを持って、
お客さんに届けたいっていうのがあったから、
本当に自然に出てきた言葉だったら、観客も信じてくれるっていうね。
今ここにいるっていう、オープンでいることっていうことを一番大事にして撮影したそうです。
だからかな、なんか演劇っぽいというか、ライブ感みたいなのを感じるのは。
なんかね、すごい見ながらね、こういうの前にもどっかで見たなって思ったのがあって、私。
あ、あれだと思って、ジオフィス?
マーティン・フリーマンさんが出てらした、ブレイクする作品になったけど、
あれは別にワンカットとかじゃないんだけども、モキュメンタリーっていう、ちょっとこうドキュメンタリーっぽく作ってる。
どこまでが本間みたいな感じの作り方ね。
まあとかもね、リアルなまあで、テレビドラマとかのまあじゃないみたいな、作られたまあじゃないっていうのが売りのね。
でもあれってちょっと間延びしちゃったりとか、なんか気のない返事をしてて、それが全然何やろう、セリフになってないって言い方おかしいけど、
よく聞くね、え、そうなの?みたいなんじゃない?みたいな。
なんか、ああ、ああ、みたいな終わっちゃうみたいなね。
それが続くとまたね、画面がちょっと緩くなるところはあるけれど。
でもね、あれはジオフィースと比べるのもなんか変な話なんだけど、
あれはさ、言っても編集が入ってるから、いくらでも役者はさ、自由にやっててって言われたら自由にやって、
それを監督さんなりがさ、面白いところをピックアップしてつなげるわけじゃない?カットするとか。
つまめるしね。
うん。けど、これはさ、90分間演劇のようにやり遂げなくちゃいけないわけじゃない?動線もあるし。
だから、それこそジェイソン・フレーミングさんがすごくインタビューかなんか、ちょっとちゅーこっとしたやつ読んだら、
36:02
なんかすごく楽しかったみたいなことを言ってらっしゃって、ただもう自分で止まったら最初からやり直しになるっていう。
そうだよね。罰ゲームよね、あれ。
で、芝居はもう止めるわけにはいかんからっていう、もう絶対止まんないしね、何か事故がない限り。
何が起こってももう、忘れようが苔けようが続いてはしまうんだけど、映画は止められちゃうから、最初に戻せるっちゃ戻せるしなって。
でも、一個失敗しても続けてみる?みたいな、そのペース配分がちょっと芝居とは違うんやろうなと思って。
それをすごく楽しんでらっしゃるっていうのがね、もう画面から感じるというか、なんか変な緊張感みたいなさ。
自分で止まったらやばいっていう。もう結構終盤来ててここで間違えたらやばいみたいな。
そうよね。終盤のさ、あるよ。
だから、まだね、メインの役の人たちはね、まだ何かそれでも間違えても、いやだって大変やもんなって、誰もが攻めれないよ。
ごめんと思うかもけど。
だけど例えばよ、その役の名前もついてないようなさ、途中でさ、もう終盤に登場する、例えば救急隊員の人とかがさ、あれがちょっと間違えたら、自分のせいでってなるんだよ。
なんで出てこないんかって。
救急隊員みたいな。違うやんみたいなさ。
一応みんな芝居で読んでは見るけれど。
そう、例えばさ、え、ちょっと待って、車いすないんやけど、車いすないんやけどみたいなさ。
どうするのみたいな。立っていきますかみたいなね、なるのかな。
でもそれがね、きっとね、リアルな追求する監督としてはさ、もしそこに車いすがなかったとしても、芝居を続けてってことになるけどね。
みんなで自作のタンカレーっていうか、背中に乗せて運びましょうってなるんやろうなっていう、その追求感もあったんやろうな。
それがいいのか悪いのかっていうのはもうちょっとね、人によって違うと思うので。
ただなんかその演じ手側もクリエイター側も、それを楽しんで作ってらっしゃるっていうのがすごく楽しいな。
いやだって、途中でさ、男の子が一人さ、ゴミ捨てに行ってくるって言って外出てさ、
あったねー。
ちょっと道に行って、
行ったねー。
よくないことをするっていうね。
そこたった一人でちょっと道をふらふら煙草吸いながら歩いて、そこカメラだけがついてきてるんやろうなっていうの、あれめちゃめちゃ緊張したと思うで。
あれね、あとすごい不思議っていうか、その撮り方を聞いてほーっと思ったけど、
その中でもめっちゃやっぱり、え、でもさ、どうやってタイミング合わせてんの?と思うのはさ、
例えばじゃあ、はい今から撮影始めますってなって、
外で待機してたさ、薬の売人の人いたじゃない。
39:04
悪いことって伏せてくれたの言っちゃったけど、
その人がいつからあそこに待機してたんかなとか、
ずーっと待てたんや。そろそろ来るでとかって電話で教えてもらってたんかな。
そうなんかな。
今出たよとかって。
ジェイソン・フレーミングさんとかもさ、入店してくるわけじゃない。
入店なんだけど、その、入店のタイミングとかね。
入店のタイミングとかまださ、指示もらえるけどさ、なんか空手も当てる間な。
そうやね。
あとなんかそのさ、どんどんどんどん立て続けにさ、
失敗もするし、ドレッシングもなくなるし、
なんかハチッて火傷してさ、バーンって鴨のソース巻いちゃったりとかしてさ、
あれをしてるアイデアやねんけど、
みんなはさ、その役者さんたちね、例えばカーリーさんとかも、
あとスティーブン・グレームさん、誰?アンディさんか。
アンディさんとかもさ、自分が映ってないときにみんな料理作り続けてんのかな。
あれを、だからスタンバイしてるっていう様をちょっと思い描くと、
3分間クッキングのさ、差し替えみたいな感じで、
次には出来上がった料理を持ってきてとか、
フライパンの上に焼き上がった肉があってとかっていう、
今まで素材で置いてあったものが、ちょっとカメラが外れたところで切ったものに変えててとか、
っていうのをやってたんかなと思ったら、小道具さんすごい大変やなとか。
すごい、うっかり映り込んじゃうじゃない、スタッフさんがさ。
それもダメじゃない?っていう、そこどうやってたんやろと思って。
普通にスティーブン・グレームさん着替えに行ってるけど、
その間とかもさ、ちょっとズレたらあかんのかなとか。
そう、すごい思うよ。遅刻してきた女の子とかもさ、
遅刻のタイミングはいいとしてさ、
その後とかにちょっとバー係の人とイチャイチャ喋ったりとかしてさ、
いつまで喋るのかなとかさ。
裏が映ってる間のホールの様がみんながシーンと待ってるのか、
自分に食事を続けながら、なんとなくなりで待ってるのか。
お客さん役の人はね、いっぱい入ってたよ。
私の聞き間違いじゃなければ、
今日100人予約増えましたって言って、
え、100人って感じだったんやけど、
ものすごいでかい道やったよね、あれ。
めっちゃ広かった。別部屋みたいなのもあったしね、
嫌な7番客のお客さんがいた。
あ、そうね。
思ったよね。
すっごい広いレストランで、たくさんのお客さんがさ、
それこそ満席で、クリスマスの夜なんだよね。
みんな食べに来てて、
っていう中で、お客さん役の人はさ、
42:00
普通にサーブされてきて、それを食べてたんかな。
で、注文とかしてたんかな。
ある程度のものが載ってないと、
それをくるくる入れ替えてたとか、
ホンマにフルコース食ってたとは思わへんけど、
ワインも飲んでるやろうし、
だって90分長回しだよ。
スーッと通ったときには、
ある程度の皿が映ってないと、
レストランとして不自然やし、
退店する客と入店する客とっていうのも、
ある程度ザワザワしてないと、
本物っぽくないしって思うと、
これどうなってんの?
今出てった客が入ってきたとか、
そこまでは思わんけどやな。
使い回し。お客さんの使い回し。
たくさんでもええやなっていうぐらいにさ、
ホンマにザワザワした客席とかやってたから、
これすごいなと思って。
私が気になってたポイントは、
ホントのホントに長回しだったのかなっていうのを、
最初わからずに言ったからね。
でも後々見たら、
実際にホンマに90分長回しでちゃんとやってて、
最近さ、最近じゃないね。
私ら的には最近やけどさ、
917、見たじゃない。
戦争の映画ですけれども、
命をかけた伝令。
それです。伝令さんが命かけて走るんです。
まんまやないか。
あれね、最近トニーションを受賞しました。
誰やっけ、リーマント・リロージをね。
違う、サム・メンデス。
そうそう、サム・メンデス監督の最新映画作品ではありますけれども、
あれもね、やっぱり発想が、
舞台もやられる監督ならではだなと思ったけれども、
一夜かな、丸一日ぐらいかな、
かけての物語を、
まるで一個のカメラがずっと追いかけてるように、
ワンショット風に作られてた映画だったんだよね。
だから、2時間かけて、
カメラはずっと一個しかないと観客的には感じるんだけれども、
途中途中で、うまーく巧妙に編集がかかっていて、
結果、時間もジャンプできるし、
2時間しか見てないのに、
あれ、物語時間では十何時間進んでない結局っていう、
なんか、もやっと体験。
私ら的にはね、それが素晴らしいっていう向きもあると思うんですけどもちろん。
なんか浮遊感と捉えるのか、
なんかトリップしたというのか、
バードマンもそう。
バードマン、そうね。
バードマンもワンショットでもうずっと、
バードマンの背中を追っかけ続けるみたいなショット。
でもワンショット風なんだよね、あれもね、巧妙にね。
もちろんもちろん、だからちょっと背中のところでカットを入れてて、
一瞬のアンテンで切り替わってたとかね、
いろいろやって、すごい技術の見せどころやけど、
45:03
今回はもう技術が違うところにつかったね。
そう、ノーCG。
だからノーCGの方がどんだけかエキサイティングやし、
もう役者とスタッフのボルテージ半端ないというか、
アドレナリン出まくってただろうね、これ。
でもなんかこれが本当にコロナ禍で撮られたから、
時間が本当になくって、
もっと撮影日撮れたらもっと余裕があったけど、
2日ぐらいしかなかったんでしょう?
実際の撮影が?
そうなんや。
撮り切れへんかったら、
この映画ポシャルよねっていう、
ギリギリのところでやってたっていう緊張感もすごかったと思うし、
自分で止めるわけにはいかへんで。
そうやな、頑張ったな救急隊員。
と思うよ、あれも。
ずっとスタンバイしてて、駆けつけたい。
もし食べてるだけでいいやったら、
本当にお客さんとしてさ、言いたかったね。
何が言いたいかっていうと、
結局これはやっぱり90分の話やからさ、
お店が開店してから90分間のお話なんだよね。
それはちゃんと伝わってきた。
変なとこでカット入ってるっていうの感じなくって、
そこはほんと誠実でよかったなと思った。
あれをエキストラで出てニヤニヤしながらぐるぐる見てたかったね。
見てたかったね。
あのあたりの人にインタビューしてほしいね。
面白かったですよね。
そうそう。
そうなの。
ストーリーとしては、
本当にシェフの波乱万丈な一夜というだけやんか、
いろんなことがたまたま同時多発で起こってしまうけれど。
そうだね。
だから何も起こってないように見えて、
地味に怒ってるんよね。
見終わった後の感想としては、
特に何も起こってんねんけど、
映画的な事件みたいなのは起こらないっていうかさ、わかる?
だから本当に同時多発で起こっちゃっただけで、
あれは毎日のことでちょこちょこはずっと起こってることなんやろうなって。
ちょっとそれが忙しかったりとか、シェフの体調があったりとかっていうので、
臨界点突破した瞬間の一夜のこのあたりっていうだけやから、
何を描いてるかって言ったら別にね、
何もないっていう言い方もおかしいけれど、
心に残る何かがあるとかっていうのも取り立ててないんじゃないかな。
だからそれをして、この映画は面白くないって言ってる人もいたりとかして。
ちょっと共感もないし、恋も生まれないし。
48:03
そう、恋生まれなかったね。
あと事件も解決しなかったよね。
何にも解決してないね。
そう。
怒りっぱなしやもんな、全部。
怒ってたね、ずっと怒ってたね。
こんなことある?って思いながら見てたんだけど、
監督によるとね、脚本を書く時に、脚本ご自身で共同脚本の方と一緒に書かれてるんですけど、
一番大切にしてたことっていうのが、
全てをきちんとリサーチして入れ込みたかったんだって。
日常的に怒ってるけど、みんな見過ごしてることを、
それを地味に入れ込んで、リアル感を感じてほしかったっていう。
レモンクリームがおいしくて、スプーン、お前今舐めたやつ入れたやつ。
あれ気になるよね。
コロナ禍を経験している令和民としては、あれないよね。
普通に食中毒もんやからな。
衛生局怒るよ。
怒るよね。
あれ、味見用に分けてたとかじゃないよね。
あれお客さんのお皿にさ、ケーキに乗るレモンクリームでしょ?ボールから。
分かってて、あんだけ怒ってて、袖上げろとか消毒しろとか言ってる人が、
何回も食べちゃうぐらいおいしいっていう描写やろうし、
ないとは言わんけどっていう。
それが日常的に怒ってるけど、みんな見過ごしてることや。
ってことか。
そう。
ここまで心に怒ってるからね、あの時期は。
いや、めっちゃヒーって思ったよね。
ちょっと、いやなんかさ、成果担当の人がね、
お菓子担当の男の子が、実は心にキスを負ってて、袖上げろって言われてあげたらさ、
あ、なんかカットラインが見えたわ、みたいな。
でね、同じ担当のね、ちょっとお姉さまがね、
カリスマカリスマみたいな人ね。
おいで!みたいな。
おいで!みたいな感じでね、ハグしてみたいな。
ちょっと心温むシーンやったけども、その後の味見のシーンで台無しだよね。
おい!みたいな。
さっき注意されてんけい!みたいな。
食べたげけど、そのスプーンが触ったとこぽいしてなって思うよね。
あのさ、野菜のシンクの問題じゃなくない?野菜のシンクで手洗ったな、みたいな。
そのレベルじゃないよね。いいよ、もう。手洗ってんだもんだって。
だからもう、そこ触っていくへこんどうところは、ないない知ってくれたと信じよう。
そうだよね、でもわかんないよ。
それはわからない。
くるくる曲げちゃった。
いや、私はあれはきっと、味見用の動画だと。
多いよ、多いよ、多い。
多いよ、多い。
でもそれ、お客さんに出すには少ないね。
51:01
あ、そうだね。ほんとそう、あの量だからね。
だってみんなコースで飲むでしょ?ってことは最後にさ、デザート行くからさ。
で、あの客席がさ、あれ、あれ以外全部じゃないやん。入れ替わっていくやん、どんどんって考えたら。
5人以上入るよね。
だって最低100人はいるよ。
今日100人追加で予約入ってますって言ってたから。
うーん。
そう。ね。
そんな余計なこと。
気になるよ。
でもなんかね、そういうのを気にしてみて、正解だったのかなっていうのも、私の中のクエスチョンポイントであったから、
この監督さんのインタビューをね、聞いて、あ、よかったんだと思って。
決して監督はね、そこについて触れてたわけではないんだけど、
もうちょっとその、人種問題とかね、なんかそういう話をしてらしたけど、
あとその同性愛とかのね、あの、についてとか、そういう人たちもいて、同じように働いててって、
で、あの、差別の問題とかもね、その、アンドレアさんだったっけ、あの、黒人の女優さん。
あ、その噂の7番テーブル。
7番テーブル。ひどい主張。
すごく、うん、毛嫌いされるとか、もう帰る、もう触んな、みたいな。
そう。
言われちゃって。
そう、あの、4時間話したらしくって、最初そんなに話し込むつもりなかったけど、
あの、リサーチをしたんだって、自分はその、監督さんは白人なので、
あの、人種問題について実体験が全くないから、っていうので聞いて、
そしたら、やっぱりその、その女優さん的にも、何ってわけじゃないけど、
その、差別って言われたらあるかもないけど、なんか、改めてわかりやすくこういうことがありましたじゃなくて、
もう、はっきり見えなくって、で、すごい受け身なんだって、受け身的なもので、っていうふうに証言してらしたけどもね。
で、日常的でわかりにくいものだから、自分でもこれが差別なんかなって言われたらそうかもしれないけど、
こんな感じだっていうのをね、4時間話したらしくって、
だから、あーなるほどってなんか嫌な感じだったじゃない、その7番択の人。
すごい嫌やった。
めっちゃ7番、7番言うてるけど、あのね、7番択ほんとに印象に残ってね。
家族で食卓を囲んでて、お父さん、お母さん、子供2人で、
最初に、だからその、オーディションがあって遅れてきた女の子、白人さんがワインを持って行ったときは、
すごく和やかに、で、名前まで聞いて、で、
今日このテーブルを管理するみたいな感じで、よろしくねみたいな、すごいにこやかな家族だったのに、
黒人さんがちょっとヘルプで行った瞬間に、なんかものすごいお父さんが嫌な態度をとって、
子供とかも目を伏せてたのよね。
うわー、また親父始まった、みたいな。
なんかそれがすごい嫌な読まれがある。
ロンドンの日常か。
54:01
ほんとそう。なんかあれがね、あのシーンが私、もうしんちゃんはどうやったかわかんないんだけど、他のお客さんもね、
私が感じたときに、え?もや?ってなって、
これは急になんか機嫌悪くなったの?って。
なんかその、あからさまにその演出としてさ、
この人は黒人差別をする人だから差別してるんだって、
分からせてくれるような何かっていうのは全くなかったじゃない。
え?みたいな、なんか人が急に変わったから機嫌悪くなっての?それかなんかあったんかな?みたいな、見てない間にとか。
家族の話し合いで不機嫌になったのか、ワインがまずかったのか、
そう、なんか微妙なラインやねんけど、嫌な感じで、やっぱその黒人の女の子のリアクションを見て、
あーそういうことかーっていう。
そうなんだよね。だから、それが絶妙やなっていう。
それを狙ってやってはったんやっていうのが、
本当はさ、そういうことを考えずにね、見て楽しむっていうか、
入り込んで映画のストーリーをね、味わうのが一番なんだろうと思うけどさ、
ついやっぱりなんで90分でやったんかなとか、
なんでこういう何も事件が起きないような作品だったのかなとか、
どこで事件が起きるんかなって思いながら、やっぱ見ちゃうから最初にさ。
バーテンダーの男の人、チーフさんみたいな男の人、ちょっとカップ具のいい、
本職DJなんだーって言って。
あの人バーテンか。
バーテン、そうかな、よくわかんない。
ホールスポールの人かと思ってた。まあでもいたね。
お酒回してた人が、なんか客席に行って、
今日の君の感じだとこのお酒だね、みたいなことをすごく調子よく回してる人は、
パートナーさんが男性で、みたいな、さりげなく入れ込んでて、ただそれで。
生きてる女性客みたいな感じの人たちはキャッキャキャキャしてて、
あれもなんか不思議な感じだし、なんでこのシーン入れ込んだんやろうっていう。
いらんじゃいらんしなっていうのが、でもあれもたぶんロンドンの日常として、
ワンシーンで入ってたんかなって。
取り立てて、そのシーンで語られてることとか、起こってることを強調することなくサラッとやるっていうのが、
しかもスタイリッシュなサラじゃなくて、ほんまに流れるっていうかね、それが日常っていうか、
そういう意味では本当に成功じゃないけど、素晴らしいですねって。
結局一つ事件っぽい事件といえば、カップルが今日来店してプロポーズするって、
レディナンを食べるナッツが無理。
57:03
アレルギーがあるっていうのを、本当はシステムに打ち込まなきゃいけないやつを、
メモにピリッと破いたやつでピンって渡して、
それをちゃんとしたシステムに入ってなかったからか、見逃してしまった新人の女の子が、
ドレッシングにナッツ油を使っちゃってて、アレルギー発症みたいなの。
救急車ね。
最後に救急車で運ばれてっていう事件が起こってたのが、あれが事件らしい事件じゃ、あれぐらいかなっていう。
あれぐらいだね。起こるやろうなと思ってたけどね。どう起こるかなってね。
この振りで何も起こらんわけはないよなとは思ってたけど、
今はさりげなくドレッシングが切れていて、
次も作っとけよって言ってたこれかみたいなね。
で、そういえばメモで渡してて、
焼き場の人は見てたけど、あの女の子見てなかったなとか。
で、女の子も全然自覚がないから、そんなナッツだけ使ってないわよって。
材料、アレとアレとアレとくるみ油とギャンみたいな。
そう、あれさ、かわいかったね。
いくつか合ってるのかわからんけど、あれかわいそうやったしかわいかった。
アーって気づいてなってた。
うん、それだ。
リアルやったね。
みんながアーってなってた。
そうだよね。
なんか、監督によるとね、リアリティを追求してるから、
本当にとことんリサーチされたらしくて、
お医者さんにもリサーチしたそうです。
アレルギーの症状とかってこと?
あと最後のインタビュアーさん、結構ショッキングなエンディングでしたよねってことで、
エンディングのことについて言及されてたんですけれども、
どこでね、この物語を終わらせるのかっていうことを、
どの時点でどのように考えてたんですかって質問をね、してくださってて、
本当にありがとうございます。私も聞きたかったと思って。
最後は、スティーブン・グレアムさん演じるアンディが、
結局ね、本当に忙しくて心身ともにボロボロになってて、
実は裏で薬をやってたりとか、
アルコール依存症なのかな?で叫びたりになってて、
体とかもボロボロでしたっていう中で、
お店もてんやまやになっちゃって、相棒も出ていくってなって。
で、資金話、昔のライバル、ジェイソン・フレーミングさんにも無茶なこと振られて、
借金も実はすごいあって、みたいなね。
で、エンディング、本当の最初の最後にバタンと倒れてしまって、
1:00:04
ブラックアウトっていうエンディングだったんだけれども、
あれは、実は監督さんが自分が働いていた時に、
その同僚に怒ったことだったんだって。
実際に、その自分たちの働いている人たちの目の前で、
あんな感じで倒れてしまったらしいのね。
顔で倒れるみたいな感じのね。
同じような状態だったんだって。
だから、ある意味、アンディのモデルとなった人かもしれないんだけれども、
若くてね、まだ40代だったそうで、その後はね、大丈夫やったみたいにけど、
心臓発作で倒れられた、その時。
で、いわば、自分の体を虐待し続けてたっていうね、表現されてましたけれども、
ああいうことっていうのは起こるもんなんだろうかっていう、実際見たけど、
それを自分の映画の作品にね、
リアリティの一つとして入れ込んでいいものだろうかってことで、
お医者さんにもリサーチされたそうです。
で、やっぱりそういう症状って出やすくなるんだって。
ああいう生活を送ってたらね。
ボロボロやったもんね、睡眠不足も、
アルコールも常になんか、
あの人のキャラに合わへんオシャレなボトル持ってんなと思って、
絶対水ちゃうやろっていう飲み方をずっとしてるのね。
中身がね、あんま見えないような不透明の、
なんかあれボトルっていうか、なんだろうね、
チューって調味料入れるみたいなボトルやったけど、
あの洗剤の、
洗剤のね、確かに。
スポーツドリンク入れるみたいな、
うん、スポーツドリンク。
ちょっとカポッて引いて、チョーって出てるやつ。
うんうん。
それでなんか、ちまちまちまちま、なんか哺乳瓶かいみたいな感じで。
常にね、私たちが見てた90分間、
最初から最後まで花火離さず持ち続けて、
あれで水分補給、水分じゃなかったけどするっていうね、
シーンがあったけど。
中身酒かーいみたいな。
ウォッカがなんかすごいきつい酒をずっと飲んでて、
それで薬も、ちゃんとやめてたのに、
復活しちゃってて、
で、家族のことも心配で、
いろいろあって、引っ越しが終わって、
お店が今日一番大変な時に、またトラブル続きでっていうのを、
全部重なった時に、
何かがプツンといったんやろうね。
うん、きっとね。
うん。
そう、っていうね、
監督のインタビューの内容として、私シェアできる気になったところね、
そんなもんなんだけれども、
まあね、私はすごく作品として、今まで喋ってきた流れでいくとね、
いや面白かったんじゃない?って、しんちゃんは思ったと思うんですが、
そうなの。実際ね、すごく作品として楽しめたの。
1:03:02
でも、あまりにつらくて、あまりにしんどくて、
ちょっと2回見ろって言われたら、
ちょっとしんどいねっていう、
もうめっちゃ疲れたっていうのが、私の一番のシーズン。
ちょっと今見てらっしゃる方で、ご覧になられてたら申し訳ないけど、
配信はきついかもなって思った。
それは確かにそうかも。
あの映画館じゃないと、
集中力持たん。
持たない。
あのセリフの感じ、やっぱ聞き逃しちゃうよね。
あと1回止めたら終わる。
私らも90分駆け抜けないと、
一緒に走っとかんと、
そうなんよ。
ちょっとトイレって止めちゃうと、なんかちょっと再開しにくいな。
トイレ行けんかったもん。
別に行くなって感じやねんけど、世界の途中に。
でもね、私なんか、すごい途中でトイレ行きたいってなっちゃってさ、
いつもだったら隙をついて、よし今やなみたいな感じで行ったりすることもあるの。
でも今回はめっちゃ我慢した。90分やしと思って。
でも割と最初の30分ぐらいトイレ行きたくなっちゃったんよ。
10時間耐えれるかなと思って。
いや大丈夫大丈夫。
普段なら耐えれると思って。
なんで体に悪い?
そう。めっちゃ耐え抜いたよ。
でもあれはトイレ行ったらあかんやつやったもん。
別にミステリーの手がかりを見逃すとか、そういうわけでは全然ないんだけど。
全く違うね。
でもそのテンションに追いつけなくなる。
一回止めると。
もうなんか帰っちゃう。
まさかの戻らないっていうね。
もうちょっと火改めるか。
そうだね、最初から見なくちゃね。
無理ってなるかな。
本当に最初にこれちょっと面白くないって思われた方は、
出られた方もいらっしゃるかもしれないねっていうぐらいに合わないんやけど。
でもね、この作品多分口コミでちょっと人気になってたみたいなのね、日本でも。
で、私が見に行ったのは土曜日の昼の回だったんだけど、
結構ね入ってて、あれ多いなって思ったよね。
で、私の近くに座られてたのが、
私たちよりかは10歳ぐらい、一回り上の感じの女性二人組だったのに、お友達同士みたいな感じで。
で、見る前にね、こんな映画どこで見つけてきたの?みたいな。
いや面白いって聞いて、みたいなんで。
そうなんやーって。
映画がお好きな方と、そうでもないけどちょっと出てきました映画見に休日にみたいな感じの二人組がね。
見終わった後ね、え、なんやった?みたいになってて、え、これで終わりやねんな?みたいな。
そうですな、そうでした。
1:06:03
なんかあれね、ちょっと難しかったねみたいな感じになっててさ、
あーそうなりますよね、そうそうですよねっていう、
すいませんすいませんって私の方からちょっと心で謝っといたんです。
決して難しくはないけど、
そうなのよ。
一回行ったらほんまにしんどいかもしれんし、
何が起こってるんやろうって、これどういうこと?どういう意味?何がすごいの?って思いながら見ちゃうと、やっぱしんどいよね。
なんかあとそのコメディやと思ってたらちゃうかったみたいなパターンもすごい多かったみたいで、
やっぱりこういうシチュエーションで90分長回してトラブルとか書かれてたら、なんかきっとコメディだろうみたいな、
ちょっと王様レストランみたいな感じ。
そうそうそう、なんかレストランで舞台にした、こういうやつってコメディっぽいやつが日本では多いから、
とんでもないお客さんが来て、パティシエがどう?とかソムリエがどう?とかってちょっと気打ちを駆け抜けていくみたいなね。
そう、あの手この手でね、これの注文が来たけど、わーこれどうしよう?みたいなね。
そんな材料ないわーみたいなね。
あったけどね、そういうシーンもね。あったけど、でもさらっと肉って言われて肉出したしね、嫌やなって言いながら。
うん、ごくごく真面目に切り抜けていったよね。
リアリティを、それリアリティ。
そういうことか。
そう、だからそういうポイントでちょっといまいちって思われてる方は、
いらっしゃる、絶対いらっしゃる。
多かったみたいね。なんか、ちゃうかもやけど、ちょっとその、あ、ちゃうな、ごめん例に出そうとしたけれども、
ララランドとかがすごい人気が出て見に行って、なんか素敵なキラキラミュージカルと思ったらちゃうかってがっかりみたいな感じの、ちゃうけど、ちょっと遠かった。
何を思い描いていくかっていうのでもやっぱり、私はだからその90分ノンストップっていうのを見ちゃって、
予告見てたから、そこで情報は入ってて、なんとなくこういうメンバーでこういう撮り方してたら、なんかザラザラしてそうだなと思って見に行ったから入り込めたっていうのもあるかもしれんけど。
そうだね。私もなんか、あの、ブリティッシュだしね、これね、イギリス映画だし、このメンバーであえて90分で撮って、いやさすがになんかコメディなわけないし、
多分ちょっと癖強い目のやつやろうなと思って見に行ったら、その癖をさ、一切消し去ったような日常を90分見せるっていうね、そこをなんか頂点に持ってきてるっていう、逆に癖強作品でしたっていうね。
1:09:08
癖強かったな。
だから、非常に好みですが、ちょっともう1回見るのはギリシュだから、で、ツッコみながら映画館で、しんちゃんと2人とかで見た。
あ、そうね。
ラムはピンクって言いながら。
あれさ、マナビじゃない?マナビ。
ラムはピンクだなって思った。
ラム肉はピンク。
たくさん言ってた。
めっちゃ言ってたで。
で、7番テーブルさんがね、ラムがピンクで、生焼けだって言って、ラムはピンクなの!って言って。
あと柿は優しく女性のように扱うんだねとかね。
そうね、そうそう。柿はね。
そう、力入れたら割れちゃうから。
良くないよ。見栄えがね。
綺麗に割らないとねとか、そういう使わねえ知識が入ってきたよ。
入ってきますね。
そう、いやー、ラムはピンクはね。
だからあれも、私さ、ああいう形のレストランで働いたことはないので、ちょっとわかんないんですけど、あるあるなんじゃない?生焼け屋って言われたりとか、あるんかな?
わかんない、でもなんか普通の居酒屋とかよりも、思い込みでこれはなんだって言う人は多そう。
これもなんか王様のレストラン的な知識かもしれんけど、
なんか、しったかして無茶なオーダーするお客さん多そうやなっていう印象。
あるね。
前に食べたやつと違うみたいな思い込みで、なんだこの店って意気がって言っちゃう人の対応が大変みたいな。
でもそこも忙しさゆえに、なんか厨房vsホールみたいになってたけどね。
なってたね。あれね、やっぱり思ったのは、厨房があんだけワーッなってるときにさ、厨房のことをあんまりそのときに起こってることを知らないホールがさ、めっちゃのんびりしてたりとかしてさ、イラッとしたもんね、見ながら。
もうウラめっちゃ忙しいので今みたいな。
一人ぐらい行ったりとかね。
思った。
で、また肉の注文取ったらあかんで言うて。
ほんまそうよな。
一回聞きに行ってって。
そう、でもそれが一個気になるところがあったとしたら、そのオーナーの娘さんですか?
マネージャーさんかな。
マネージャーさんかな。みんなから慕われてないマネージャーさん。
かわいそう。
1:12:00
綺麗な人なんだけどね、頑張ろうとしてね。
めっちゃ綺麗な人だね。
あの綺麗な方が、実はみんなから嫌われてたっていうのを目の当たりにして、思い知って、自分なりには、あの人なりにもね、頑張ってたんだよね。
すごい頑張ってたよね。
お父さんのお店で私何やってんの?って言うてたもんね。
それをね、カメラが追いかけてさ、あのトイレに閉じこもるやん。
一瞬ね、電話かけるためにお父さんに、留守電にこれ聞いたら後で電話してって言ってさ、かけたけど。
で、その時にずっとカメラがさ、そのトイレに入ったマネージャーさんを追いかけて、トイレのバタンって閉まる、そのトイレのドアをさ、会話、留守電に吹き込む間中、ずっと映してるっていう。
そのシーンがね、やっぱどうしてもね、カメラの存在を意識しちゃってね、ちょっと現実に戻る時間があったなって思っちゃいました。
入るわけにはいきまへんってなったもんな。
そう、なんかここは中に入らないやっていう、なんかね、それがね、あえてその表情を見せないっていう演出だったのかもしれないんだけど、なんか逆にカメラを感じちゃって。
もちろんその、ワンカットものって、これもよしよしなんだけど、カメラをどうしても意識しちゃうんだよね、観客側がね。
それって、ちょっとしたデメリットだと思うね。
でもデメリットをもってしてもあんまりある魅力っていうのがね、そのワンカットの演出にはあると思うんだけども、ちょっと長かったなって思って、なんで入らへんねんとか思っちゃったし。
そう、あんたのカメラなら入るだろうとか、なんかそんな余計なことをね、考えちゃってね。
もうちょっとそのマネージャーさんの気持ちに寄り添いたかったです、観客としては。
まあね、横にいたらもっと近くに、その実際の泣き顔を見たりとかしたら、もっともっと共感できたんかなとは思うし。
実際ね、おトイレしなくてもいいんだからね、あのシーンって感じでは。
そうだね、でもちょっと近すぎたんかな。
行動が引っかかって入られへんかったか。
そうだね、扉が閉められないとかね、あるよね。
あれ扉閉めへんかったら変やもんな。
変やもんね。
そうなんだよね。
かもね。
まあ入ったら入ったで、狭って思うかもしれへんかったしね。
行きか。
まあね、そこがね、私はちょっとだけ気になった、でもそんなぐらいなんだよね。
うーん、そうだね。
そう。
まあよくできたというか。
そう、いやーお疲れ様でしたっていう。
よく作りたいと思ってくれたし、作ってくれたなっていう。
1:15:03
そうだね。
その心意気が嬉しかったね。
またね、この監督さんの次回作あるなら、次はどんな手で来るんかなって思っちゃうような感じよね。
これでね、普通。
次は洋画支店でとかね。
洋画支店。
テレビ屋さん。
テレビ屋さんの裏側をとか。
どんだけやんねん、同じ設定で。
って感じですけれどもね。
この手法を突き詰めてほしいっていう気もせんでもないねんけど。
あれ、長回し監督として名を馳せる。
うーん。
でもどの業界でも似たようなことはあるんやろうなーとか思うと、
ただただ郵便局の裏側とかで。
そうだね、そうだね。
郵便物が多すぎるとか、冷凍庫にもう入らないよーみたいなのがあったらね。
そういうのちょっと興味深くはあるけれど。
確かにね、確かにね。
いやいやいやいや。
いやー、非常に興味深い作品でございました。
なかなかここまで思い切った作品も珍しいなと思うので、
作家性が突出しているという意味で。
そうだね、こんだけコンパクトなことであって、
ここまでの作品を作るというか、非常にイギリスらしいなって。
そう、やっぱりこのイギリスっていうところもね、
本当に懐かしい感じになったね。
次もしロンドン行ける日が来たらさ、レストランに入ってこんな感じの、
ていうかさ、実際に営業してる店舗だからさ、ロンドンなのかどうかちょっとわかんないけど、
行こうと思ったら行けるんだよ。
えー、ちょっとなんかどこにあるのか調べたくなっちゃったね。
ちょっと調べよう。
あるんよね、その路地があって。
あ、そうよそうよ、え、聖地巡礼できるじゃん。
聖地巡礼というか、聖地に折りたてるよね。
聖地に折りたてちゃうやん。
本当にレストランとして営業してくれてたら、ちょっと行ってみたいよね。
いや、ラム、ラム肉頼もう、ラム。
ラムは私ちょっとやめとくわ、牛肉を。
牛肉を食ぼうするわ。
メニューにないですから、牛肉ありませんから。
普通の火はあるんやと思うで。
でも鴨肉が絶賛らしいからさ、
ジェイソン・フレミングさんに鴨肉出して貼ってから、たぶん鴨が得意なんじゃない?
ちょっと深みかとか言ってたけど、やがましいわ。
深みたりへんと言ってたね。
でもいやらしかったよね、なんか調味料持ってこさせて、パラパラと後からかけてたよね。
これでおいしくなったみたいな。
でもああいう人もおるよな。
1:18:00
っていうかジェイソン・フレミング普通に自分でレストランとかやってんのに。
そうだね。
お店持ってはんのに何してんねんって思いながら。
そうだよね、そうだよね。
その話もしたね、昔ね。
そうだね、行ってみたいわ。
どうなったのかちょっとね。
あとね、しんちゃん、答え合わせね。
ジェイソン・フレミングさん、スティーブン・グレームさんとスナッチで共演って書いてありました。
やっぱスナッチか。
スナッチでした。
一緒になっとるわ。
スナッチのほうですね。
でもだいたい合ってる、ガイリッチファミリーでした。
あの辺のガイリッチでした。
なので、イギリスの作品、英国エンタメが大好きな方、ナショナルシアターライブで演劇面白いなって思った方、
あとクセモノ役者さんたち、好きな人いっぱいいると思われた方ね、
これめっちゃロンドンのレストランにある意味本当に行った気分になれますので。
料理もおいしそうやったから。
お腹空いたの、あれ終わった後。
ゴテゴテした感じの、今の全部ムースにしちゃうみたいなお食事ではなくて、
結構ブコツナって言ってたんだけど、素朴なブコツナみたいな。
ただただおいしく焼く肉とかっていうのがすごい魅力的やったから、
料理映画としても成功してんじゃんね。
あとはレモンタルト食べてみたいけど食べたくないっていうこの葛藤だけを。
レモンタルトは食べたいね。
あの映画の中で2台食べたかったのがレモンタルトとラム肉でした。
しんちゃんね、ラムがあんまり得意じゃないからね、私一人で楽しませていただきます。
鴨肉にしたいと思います。
はい、というわけでね、ちょっと今日も5ヶ月ぶりということもありまして、
なかなかと語ってしまいまして、もしね、ここまでお付き合いいただいた方がいらっしゃいましたら本当にありがとうございます。
しんちゃん、話忘れたことありませんか?
特にないですよね、もうね。
はい、というわけでね、果たして次私たちが皆さんとお会いできるのはいつのことになるんでしょうか。
でも、ナショナルシアターライブとかね、なんかきそうな気がする。
あと8月あるんや。
でしょ?
でしょ?
気が乗ったらやります。
どんなんやね。
そうだよね、だってナショナルシアターライブもスルーしてるやつあるもんね。
あるのよ、もうね、あるまじきだよね。
でもね、長い長い妄想論論生活の中、こういう日々もある。
はい。
あるよね。
気が向いたら思い出してお話しします。
はい。
そう、またね、そういえば更新してるかな、みたいな感じでね、覗いてみていただけたら嬉しいなって思います。
そうだよ、だってエリザベスも見たし、ブックオブダストも見たのに全然しゃべってない。
そうよ。しんちゃんまた感想聞かせて。
覚えてるからね。
私見れてないからさ。
でも私あれ見たんだよ、マグパイマーダーズ。
1:21:00
あー。
ワウワウのやつ。
ドラマね。
そう、ちょっとちょちょいのちょいでさ、ちょちょいのちょいじゃないんですけど、
日本語字幕じゃないんですけれども、友人からね、英語字幕版をお借りしまして、デビューさせていただきました。
面白かった。そういうね、感想とかもね、しんちゃんと語りたいなと思いながら、
でもさすがにね、マグパイマーダーズはマーダーズだから。
そうだね。
しんちゃんがまだ読み終わってないからね、もし読み終わったら話そうね。
あ、そうだね、はい。
うん。
頑張るよ。
っていう感じです。
はい、というわけで、妄想ロンドン会議ではお便りをお待ちしております。
なにこれ。
お前ね、お便りを募集する前にやな。
いやいや、配信しろよって声がですね、今めっちゃ聞こえてきました。
あ、右からも左からも上からも下からも、はい。
というわけで、もしね、送ったりそうって思ってくださった方は送ってください。
はい。
Twitterでね、リプライだったりとか、ハッシュタグ妄想ロンドン会議つけてつぶやいていただいても喜びます。
ちゃんと見てます。
はい。
そんな感じでしょうか。
メールも大募集中です。
はい。
はい。
というわけで、今日はこのあたりでお別れしましょう。
また、また、またお会いしましょう。
またお会いしましょう。さよなら。
ありがとうございました。