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2023-06-27 30:41

投資家同士で「読書」を語ってみた 前編(2023年6月)

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これまでのポッドキャストで何度も出てきた「読書」の話。


今回は「読書」にフォーカスして、月次レポート研究所のメンバー二人で対話してみました。


前編では


・最近読んだ本の話

・高校「現代文」の話


をお届けします。


高校「現代文」については、吉田さんのこの記事が基になっているのでぜひご覧ください。


ご意見、ご感想、ご質問等は こちら へお寄せください。

サマリー

2023年6月の「月次レポート研究所のポッドキャスト」では、読書が取り上げられました。パートナーの吉田さんは、高校時代に現代文で苦労した経験を共有し、読解力や文章に対する誤解の危険性についても話しました。また、遠回りすることで新たな気づきを得ることがあると述べ、ブログで紹介された高校生向け参考書にも言及しました。投資に役立つヒントや可能性についても考察されました。

読書と投資の関係
月次レポート研究所のポッドキャスト、2023年6月もお届けしたいと思います。
今回もお相手は、月次レポート研究所のパートナーで一緒に活動してくださっている吉田さんです。
吉田さん、よろしくお願いします。
吉田さん、よろしくお願いします。
今回のテーマを色々考えていたんですが、過去、吉田さんといろんなお話、月次レポートのお話をしながらも、
あるいは、これまでどんな投資をしてきたかとか、そういうお話をしてくる中でも何度も出てきているのが、読書といいますか、本のお話が出てきていまして、
これを一度、まったく月次レポートとは離れちゃうんですけれども、
本の読書のお話をですね、読書をテーマにポッドキャストを作ってみようということで、今回テーマは読書ということで進めていきたいと思います。
早速なんですけれども、吉田さん、ブログを拝見していても、非常にたくさん本を読みになっているんですけれども、
だいたい1ヶ月、平均的にとか、月によってまちまちというところもあると思うんですが、
だいたい月にどれくらい本を読みになっているんですか?
うーん、図書館から借りてくるのは、たぶん月に10冊ぐらいは借りてきて、
全部読むわけじゃないですね。
その半分ぐらいはちゃんと読む感じですかね。
じゃあ10冊ぐらいを読みになるっていうことなんですね。
あと何冊か買ったりもするっていう感じですね。
ちなみに、例えば今電子書籍とかTindleみたいなものもありますけれども、基本紙の本なんですか?
図書館で借りちゃうんで、
それでどうしても手元に置いておきたかったら自分でも買うみたいな感じだったり、
電子書籍でも買うんですけど、買ってみて本当によかったらやっぱり紙の本も買っちゃうという感じですね。
じゃあ電子書籍もご利用にはなってるんですか?
そうですね。
その辺、電子書籍を選ばれる基準とかって何かあるんですか?
図解が少ないとかですかね。図が入ってくると結構読みにくいんですよね。
確かにそうですね。画像の方に飛んでいって元に戻さなきゃいけないとかそういうのがありますよね。
僕もKindle併用してるんですけど、書くたる基準はないんですけど、
どうもページ数が多そうだなとかっていうのになるとKindleにしようかなとか、
あんまり分厚いの持ち歩くの大変なんでっていうようなことがあるんでね。
例えばその10冊ぐらい月、10冊今日ぐらいお読みになってるっていうことなんですけれども、
読書のジャンルと好み
ジャンルとしてはどういうジャンルをお読みになるというか、
例えばね、小説とかですね、そういうタブーのフィクション系とかもお読みになるのか、
あと例えば、これ本にカウントするっていう意味でいくと、
例えば漫画とかお読みになるのかってそこら辺っていかがなんですか?
漫画はほとんど読まなくて、小説は最近はほとんどSFが多いですね。
それは海外の作家さんですか?
海外、日本問わずって感じですね。
SFは多分5、6年前ぐらいから結構読むようになって、
意外と投資に役立つっていうところがある。
その辺を今日お聞きしていきたいと思うんですけれども、
まずちょっと最初の1つテーマでですね、
最近読んだ本でですね、これは印象的だったなというか、
面白かったなとかっていう本ってありますか?
印象的っていうか、SFつながりでいくと、
最近ですね、冬木いといちさんって読むのかな?
SF超入門っていう本があって、
有名なSFのあらすじとか書いてあって、
いろんなのを紹介してくれてる本があって、
それをもとにまたその中に出てくるのを読んでみようかなとか。
それはガイドブック的な?
ガイドブック的なやつですね。
それはSFの超古典みたいなものを含めてっていうような感じなんですね。
SF小説と投資の関連性
そうですね、古典も含めて。
SFってどんなのがあるのかいまいち前方がつかめないんで。
SFっていうのはどこからSFでどこまでがSFなのかって、
どこからのところって結構微妙かなと思ったりするんですよね。
SF超入門お読みになって、どういう発見というか。
それをもとにちょっとずつ読んでいったんですけど、
1個面白かったのは太陽フレアが来て、
全ての電力が停止しちゃったっていう設定で書かれてる本があって、
いつか来る来るってあれ言われてるじゃないですか。
太陽フレアって太陽が爆発みたいな感じになって、
壊れてGPS使えなくなって、送電線とかが壊れちゃって、
電力が作れなくなると送電網の修理もできなくて何年かかるかわかんないみたいな。
そうするとどういうことが起きるかっていうのを書いたSFとかは面白かったです。
それっていつ頃書かれた本なんですか?
これ最近の本じゃないかな。
赤いオーロラの街でっていう本なんですけど。
これは日本人が書いた本で、
日本でオーロラが見えるとしたら赤くて縦に立つようなオーロラが出るらしいんですよ。
江戸時代とかにはあって結構絵とかにも残ってたりして。
そうなんですか。
なんか火の柱みたいな江戸時代の絵画とかがあって。
それオーロラなんですか。オーロラってどういう理屈?
太陽フレアであんまりにすごいのが来て、
普通のオーロラは北半球とかの井戸の高いところでしか見えない。
北京部圏の方に近づけば近づくほど出やすいっていう感じ。
すごい時期が来ちゃうと、北海道ぐらいの方まで地力が来ちゃって、
北海道でもオーロラが見られたりして、
そうすると真っ赤なオーロラになるらしいんです。
それって江戸時代にはあったんですか、そういうことが。
はい、絵に残ってるんですよね。
もっと昔にもあって、
石とかの木塾にも出てくるんだったかな、そういう赤いオーロラみたいなのが。
なるほどね。それは初耳でした。そんなことがあるんですね。
そういうSFとか、
さっきSFでも投資に活かせるようなところがあるんじゃないかっていうふうなお話でしたけれども、
例えばどんな点が活かせそうだと思われるんですか。
実際にすごくいいことがあったのは、
NVIDIAを買ったのがSF小説なんですよね。
そうなんですか。
アニメになったSF小説みたいな感じで、
2017年にソードアートオンラインっていうアニメを知って、
VRゲームの話だったんですよね。
VRとか人工知能とかそういった話がテーマになっていて、
VRとかが普及したらどういう事件が起きるかみたいな、そんなストーリーなんですけど、
それを見てて、こういう時代結構来そうだなっていう、
チキン未来っていう感じの、遠い未来じゃなくて、
5年10年後の世界っていうふうに思えたので、
そういうのが来るとしたら、
どんな会社が注目されるかなって思った時にNVIDIAだなって思って、
それはそこから投資してから5倍ぐらいにはなってくれたので、
その2匹目の土壌を狙ってSFに上がり始めたっていう。
なるほど。
そういう、だから、どう言ったんでしょう。
そういう、どう言ったんですかね。
フィクションっていう風になってたのが、
もうフィクションじゃなくなっていくような感じを、
そのSFの、なんて言うんですかね。
フィクションが現実になっていくようなネタがないかなみたいな、
そういう感じですかね。
そうですね。将来考える上でのネタみたいなのが、
意外と転がっているんじゃないかなっていう。
なるほどね。
そうですね。
そういう本を読むっていうのは、なかなか、
僕も最近、ある人から勧められてですね、
普段、今まで名前だけ聞いたことがあったけど、
作家さんの名前聞いたことあるけど、
読んだことなくてとかっていうので、
ただ勧められて読んでみたんですけれども、
それはミステリーになるんですかね。
居坂幸太郎って人のデビュー作で、
オーデュボンの祈りっていうような小説を読んだんですけど、
これがまた、なかなか奇想天外なストーリーでして、
これも物によってはSFなのかなとかっていう風に思えるぐらいの、
なかなか面白い設定のお話で、
こういう作家さんが作家さんだったんだというのを、
初めて知ってですね、面白いなと思ったんですよね。
そのお話とかを見ていると、
ミステリーっていうような、
ミステリーなんでしょうね。
特に種明かしみたいなのがあるわけですけれども、
その辺は何て言うんでしょう。
いろんな人が、犯罪というか殺人なんですけど、
いろんな人が関わってたみたいな、
結構海外のやつ、
昔の古典と言ったらあれですけれども、
エラリークイーンとか、
あとあの人、アガサクリスティとか、
そんな感じのところがあるじゃないですか。
そういうところを踏まえつつも設定が奇抜で、
なかなか面白かったなと。
ミステリーとかをたまに思うと、
何がきっかけでというか、
何がそういう事件を引き起こしたのかとか、
あるいはどうやってその事件が起きたのかとか、
というような伏線とかが散りばめられているのを見ていると、
結構その通しとかにもつながるというか、
こんなことがこんなことにつながっているのか、
みたいなところはフィクションを読むと、
そういう連想ゲームじゃないですけれども、
そういうのを鍛えられるところはあるかなと思ったんですけれども。
あれですよね、以前にお話をお聞きしたとき、
吉田さんも結構推理小説とかっていうのは、
かなりお読みになったとかっていう風な。
大学生の時は推理小説しか読めなかった。
そういう意味では吉田さんにとって、
推理小説でこれを読んだら面白いんじゃないかとかっていう、
そういうのあります?
一番好きだったのはエラリークイーン。
だいたいあれは解決編の前に、
読者への挑戦状とかって入っていて、
全ての情報は提供したから、
ここまでで犯人が分かるはずだよと、
当ててみたみたいなのが入っているんです。
そういう系統は好きでしたね。
それについては謎解きみたいなところですかね。
僕の最近読んだ本の中身もさることながらですね、
一部ではあの人がそうだったんだとかっていうような話題になってたんですけど、
SNSなんかで。
僕が18年くらい前に読んだ本で、
貧乏人のデイトレ、金持ちのインベストメントっていう本を読んで、
これその著者の方が北村圭さんって方だったんですけれども、
この方のこの貧乏人のデイトレ、金持ちのインベストメントっていう本に、
かなり影響を受けたというか、
この本でインベストメントって言ってるのの中の含みの中に、
長期投資っていうか長期で持つっていうことプラス、
パッシブ運用みたいなことを強調してたんですよね。
だから僕がその資産運用っていうか資産形成を始めて、
初期の段階でそのパッシブ運用を多めにしてたとかっていうのは、
この本の影響結構大きかったなぁと思うんですけれども、
その北村圭さんっていうのはペンネームだったと。
この5月6月に出された本名で本を出しになってですね、
CFO志向っていう本を出しになって、本名が徳成宗さんっておっしゃってですね、
今何やってらっしゃるかというとニコンのCFOだと。
その前には三菱UFGフィナンシャルグループのCFOもやってましたけど、
そういう人が18年前とかにそういうペンネームでこんな本を書きになってたんだとかっていうようなので、
今回出されたCFO志向っていうのは、
資産運用のことよりは、
本名が徳成宗さんっていう本を出しになって、
日本の企業のもっとリスクを積極的にって言ったらおかしいですけれども、
実現したいことをやるためにはリスクを取らなきゃいけないよね、みたいなトーンで書かれててですね。
パッシブ運用とはちょっと違うんちゃうかなっていうふうにも思ったりするんですけれども、
今回のCFO志向っていうのは、
実現したいことをやるためにはリスクを取らなきゃいけないよねみたいなトーンで書かれててですね、
パッシブ運用とはちょっと違うんちゃうかなっていうふうにも思ったりするんですけれども、
そういうので、
驚きを、
そんな人があんな本を書いてたのかっていうような驚きがあったんですけれども、
その本の中身だけじゃなくて、
この人がこんなことを書いてたとかっていうようなことで、
驚いたこととかっていうようなことって吉田さんありますか?
そういうのはあんまりないかな。
もともと知ってた人の本とかってあんまり読まないからかな。
うーん、なるほどね。
そういうのがね、結構、
三菱UFGフィナンシャルクループのCFOっていうのは、
そんなビッグネームだなと思ってですね。
いやー、驚きましたっていうような。
そういうので本を読んでても、本運にまつわる驚きがあったのも、
今回こういうテーマにさせていただこうと思った一つの理由だったんですけれども、
ちょっと話を変えてですね、
高校生の参考書のお勧め
先日吉田さんがブログの方で、
現代文を、
高校生の頃の現代文をもう一回やり直すのがいいんじゃないかというような趣旨の記事を書きになってたんですけれども、
ちょっとその辺について、
ちょっと簡単に、
それこそあれですよね、
高校生の参考書がいいよっていう風にブログの中でお勧めされてたんで、
その辺をちょっと教えていただきたいなと思ったんですけれども。
高校生の参考書って何の科目もいいなっていうのはわかってて、
例えば日本史のズロークとか世界史のズローク、
山川ですか?
買い替えてるんですよ。
でも、高校生の時は歴史とかがもともと好きだったからっていうのがあって、
そういう習慣があったけど、
現代文って大っ嫌いだったんで、
見向きもしてなかったんですよね。
なるほど。
東大の現代文の問題
でも、何かのきっかけで東大の入試に選ばれている文章を集めた本っていうのが、
東大現代文で思考力を鍛えるっていう、
これは学習参考書じゃなくて一般向けに出された本なんですけど、
それをたまたま読んでみたら、
問題文に選んでいる本の内容もいいし、
問題の作り方、本当にその文章がちゃんと理解できているかとかも問うような問題になっていて、
それをちゃんと過去文とかを全部解いていくと、
世の中を考えるための必要な教養っていうのが自然と身についていくようにできてるんだなっていうのに気づかされて、
いや、なんかもうすっごい遠回りして、
いろんな本を片っ端から読んで、
やっとなんか世の中のことわかってきたなって思った頃に、
その入試問題の入試問題をちゃんと見てみたら、
なんだここにほとんどあったじゃないかって思って、
だから現代文とかをちゃんと勉強してたら、
だいたい基礎が身について、
まあそこから現代文に取られている本を実際に読んでいくっていう人は少ないのかもしれないけれども、
その本を実際に読んでいったら、
なんていうんですかね、
教養を身につけたかったらそれだけで十分ぐらいのすごいシステムだっていうのに、
本当に数年前に気づいて、
もううち子供いないですけど、
いたらもうちゃんと勉強しろって言わせてますね。
実感としてあるので、ちゃんと説得できる自信ありますね。
東大の現代文の問題で、教養につながるとかっていうようなお話があったんですけど、
具体的に例とかっていうのあります?
挙げていただくことってできますか?
日本語の特徴と日本の文化
そうですね。日本の特徴とかっていうのも結構わかったりするのかな。
なんか自分でいろんな日本文化の本を読んできたけれども、
ちゃんと筋道立てて解説できるような文章をちゃんと選んであるっていうようなところがあって、
なんていうんですかね。
日本語の特徴とか、
なんていうのかな。
例えば、自分のことを一人称っていうのかな。
一人称をその時によってコロコロ使い分けたりするじゃないですか。
はい、そうですね。英語とは全く違いますよね。そういう意味で。
そうなんですよね。
だから、自分は何者かっていうのを、相手が誰かっていうのを依存する言語構造になってるって言うんですね。
西洋とかと違って。
なるほど。
だから、そこからも日本と違うとかっていう話があったりとか。
確かにそういう点からいくと確かにそうかもしれないですね。
一人称が変わるっていうのは、ある種その場の空気というか、そこに自分が置かれている位置というか、そういうので変えますもんね。
そうなんですよね。
それは日本的だとかって確かにそうですよね。
そうですね。現代文、そうですね。過去もやった記憶はあるんですけどね。
でも、全く覚えてないですね。
多分今やると違うんですよね。
あとやっぱり実際やってみると結構解けなかったりして、ということは普段文章を読んでるつもりでもちゃんと理解できてないっていうことがあるんだなっていうのが痛感するというか反省する。
だから、意味を取り違えてるっていうことはちょくちょく実際には起きてると思うんですね。自分ではちゃんと読めたとかって思って。
そういうのの確認にもなりますかね。
「読解力」の重要性と誤解の危険性
そういう、記事の中で読解力っていう言葉も書かれてたんですけれども、今おっしゃったのはまさに読解力というか、間違えて読解力であり、誤解しない力みたいなところなんですかね。
そうですね。多分なんか最近のSNSとかで変な炎上の仕方をするのって、しかしとかだがとかでもとかをちゃんと読み取れないで、ある一部分をちぎって怒ってる人みたいなのが結構いるような気がしていて、文章を読めないっていうのは結構やばいことだと思うので、
本当に自分がちゃんと文章を読めてるのかっていうのを確認するためには問題解いてみるしかないっていう感じですね。
あとさっきおっしゃった点でもう一つ言うと、すごく遠回りをしちゃってたなとかっていうようなお話をされてましたけれども、
ちょっとそれから若干飛躍はあると思うんですけれども、例えば通しとかですね、通しに限らず何でも限られる必要はないんですけれども、読書なんかを通じて遠回りしたなというかしてたんだとかって気づかされるようなことってありますか?
他に今回の現代文のお話みたいなケースで、一冊の本で何かこれ遠回りしてたなとかっていうようなことってあるのかな?
あの一冊とかではないんですけど、物理学とか宇宙物理学とか量子力学とか、あっちの方の話を読んでみると、
通しとか金融とかで研究されていることって若干古い理屈でやっているのかなって思わされたところがあって、通しとか金融、例えばよくインデックス通しが正しいとされる元になっている通し理論に、
効率的史上仮説というのがあるんですけど、あれはうまく伝わるかどうかわかんないんですけど、あれは物理学でいうとニュートン力学の時代の感覚で成り立っている理論で、物理学はもっと先に本当は行っているので、
ちょっと古い、何百年か遅れてやっているような理論な気がするんですよね。効率的史上仮説とかって言われて、今の値段が本当に一番正しい値段であるって言われても何か納得いかないのがあるので、
まあそうですよね。すごい古い考えがベースに作られているからかなっていう。効率的史上仮説はあくまで仮説だと思うし、個人的にはもはや仮説ですらないんじゃないかなと思ったりもするんですよね。
あともう一つは前提が古いというか、要は人間誰しも合理的に行動するとかっていうような前提も多分効率的史上仮説の中に含まれていると思うんですけれども、合理的に行動する人ってそもそも合理的って何なのっていうようなことも変わってきていると思うんですよね。
要はとにかく自分の得られる利益を最大化しようとかっていうふうなことなんだと思うんですけれども、でもじゃあ利益って何なのっていうようなのが、昔は例えばお金を増やすとかっていうようなことが利益ですとかっていうふうなことを。
あと時間軸も、簡単に言えば効率よく早くたくさんお金が増えるっていうのが利益だっていうふうに思っている人が大多数の時と、今必ずしもそうじゃなくなってきていると思うし、そういう意味では仮説ですらなくなってきているんじゃないかなとかって思いますよね。
そうですね。
遠回りからの新たな気づき
僕のケースで言うと、こんなに遠回りしたのかなって最近思い返すことが多くてですね。やっぱり当時でも最初にどんな本を読むのかとかっていうので全然違うなとかっていうようなこともあって、今例えば来年に向けてニーサだニーサだっていうようなので、ニーサの話で盛り上がってますけれども、
ニーサのことを学ぶ前に、全くやったことがない人は学べることって他にもいっぱいある。それは3番目でも4番目でもいいんじゃないかなってすごく思うんですけれども。
ただそれでいくと、さっき言いましたけど、効率よくたくさん設けたいという人がまだまだいっぱいいるっていうエビデンスなのかもしれないですけど、矛盾しているようなことを言っているようなところはあるんですけどね。
だから当時でもどういう本を最初に読むかで結構変わってくるというか結構どころか決定的に変わる部分もあるんじゃないかなと思っているんですけどね。
でも私最初に読んだ本、たぶん3万円を1億円にするみたいな話でしたよ。
その次に何を読むかとか、確かに最初にあった本だけで決まるかって言ったらそうでもないのかな。
でも順番ってありますよね。この順番で読んでいればとかっていうのは思ったりはするんですけれども。
今から振り返ってみればこの順番で読んでおいたらよかったのにっていうようなことは思えるところはあるんですけど、その場にいた時って絶対そうはならなかったでしょうからね。
ということで、前半部分は時間になったので以上になります。
前半部分、吉田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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