吉田さんの食事体験
はい、ポッドキャスト、投資家の日常は、いとをかし。
2024年9月の後編をお届けします。
後編も、私、投資家のrennyと、投資家の吉田さんでお届けしたいと思います。
吉田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、前編は、投資の話から始まってですね、
最後、スルメイカとか、サンマの漁獲量の減少のお話をさせていただいたんですけれども、
このポッドキャスト、しょっちゅうですね、吉田さんの美食のお話をお聞きしているんですけれども、
今回もちょっと、最近訪れられたお店のお話をしていただけるということで、
どんなお店に行かれたか、教えていただけますでしょうか。
今月、三越前のラペというフランス料理店に行きまして、
季節限定の桃のコースっていうのを食べたんですね。
桃のコース、なかなかあんまり聞かないですよね。
桃メインでこの時期やってる店あるんですよ。
そうなんですか。
6月から8月、結構やってる店あるかなっていう感じ。
そういうお店って桃をメインとかそういうところで使うっていうような感じで、桃をフューチャーしてるってことなんですか。
そうですね。すべての料理に桃を組み込んでくるみたいな。
桃って可能性というか、あるんですねっていうか、
桃は普通に桃で食べることぐらいしかあんまりなくて、
子供の頃思い出す缶詰っていう、ちょっと発想が貧困なんですけど、
例えばどういう使われ方をされてんの、桃。
なんていうのかな、やっぱり料理に甘みをつけるために入れてるようなところもあったりしたかな。
でも桃のパスタとかは結構よく出てくるもので、桃の甘みとあとパスタにちょっと塩を入れてあって、塩味と甘みでバランスをとってとか。
あとはやっぱりカルパッチョみたいなのにも混ざってたのかな。
なるほど。
桃はでもあんまり料理に邪魔しないし、ちょっと変化をつけるためにいい食材なのかなっていう感じがしますね。
同じように果物というかフルーツで桃みたいに、それをテーマにコースが組み立てるような果物ってあったりするんですか。
桃以外にあまり気がないですね。
そうなんですね。じゃあ桃がなんでそういう風なポジションを得たのかっていうのはちょっと気になるところですよね。
いろんなところでやってるのであまり気にしてなかったんですけど、今回この店に行ってみようと思ったのは、もともと廃棄されてた桃を買ってあげようということで始めたものだったらしいんです。
なんかシェフの故郷が和歌山県で、見た目が悪いだけで味は同じなのに捨てられちゃってた桃を通常の価格で大量に買い取って、それをコースにして提供するっていう。
でも桃と和歌山って、和歌山って桃をそんなに作ってるんでしたっけ。
全然イメージ無かったんですけど作ってるらしいんですよね。
どっちかっていうと、それこそ桃太郎だから和歌山とかそういうイメージがあったりするんですけど。
廃棄されてた桃を再利用というか、それを生かすっていうようなことで始められてたっていうことは、それはこの季節定番のコースだったってことなんですか。
そうですね。2010年頃からやられてたらしいんで。
結構古くからやられてるんですか。
最近になってSDGsとかアップサイクルやられてたものをもう一回価値をつけて出すみたいな話があるんですけど、そんな話が出るずっと昔からはこういう活動されてたお店だったんですよ。
へー、そうなんですね。で、実際のところそのコースというかそのお店の印象というか、どんな感じだったんですか。桃を含めてなんですけど。
なんか全体的に重くなくてよかったですね。フランス料理って結構パンチがあるというか、カロリー多めなお店が多いんですけど、品数も結構10品ぐらい出てもそんなにお腹パンパンにならないし、
なんか爽やかな感じでしたね、全体的に。
で、それはやっぱり桃の存在感は十分あった感じですか。
そうですね。うまく使ってるんだなっていうのがよくわかる感じで。
で、今回のそのお料理もその和歌山の廃棄したものだったんですか。
今回は和歌山のではなくて、3ヶ月ぐらい桃のコースをやってる中で、前半は和歌山の桃らしいんです。
産地によって収穫時期が違うので、今回最後の方だったので、新潟の桃を使ってましたね。
漁業と持続可能性
へー、新潟でも桃作ってるんですね、なんか。
なんか意外なところのばっかりだから。
なるほどね、そうなんですね。
僕はなんかそのお店の名前がちょっと話飛んじゃうんですけど、
ラペってペっていうのがなんか平和って意味だなっていうのを思い出しまして。
というのはですね、大河ドラマで伊達展って何年ぐらい前かな、東京オリンピックのテーマにした大河ドラマがあった時にですね、
その前半のキーパーソンというか、主人公というかすごくインパクトを出してたのが、
彼女頃、これを役所工事がやってたんですけれども、彼女頃がペダペダって言いまくってたんですよね。
要はフランス語の平和っていうことをですね、ペーペーペーペー言ってたのを思い出して、
ちょうどだからこのお店の名前、ウェブサイトか何かを拝見したんですかね。
由来を見たらペが平和とかって書いてて、ああ、あのペだと思ってですね。
平和と桃が繋がるのかなというふうにも思ったりも、あんまり繋がらないかな。
でも捨てられてたものをちゃんとした価格にして出したりとか。
価値をつけてというか価値を上げてってからそういう感じなんですかね。
私が食べた時はそうじゃなかったんですけど、
普段は魚料理に水揚げされても料理に使いにくいからって捨てられちゃうような魚をうまく料理して出してたりもするそうなんですよね。
それは例えばどんな魚なんですかね。
名前聞いてもわかんない魚なんでしょうね、きっと。ミリヨウギョっていうククリらしいんですけど。
なんかでも最近、何で見たのかな。
結構でもそのミリヨウギョっていうのを商売にしてるとかっていうのは時々聞きますよね。
それはレストランじゃなくても氷の店舗とかもやってたりはするとかっていうので。
そういうのをどういう風に料理してっていうか。
ただコースとして提供しようと思うとミリヨウギョって基本は除角量がそんなに多くないっていうことですよね。
そうですね。だからシェフがよっぽど力のある人じゃないと毎日変な魚が来てどういう料理をしようって考えないといけないから大変なことだと思うんですよね。
だからなかなかそのミリヨウギョでフレンチだからそんなに量がいらないのかな。
ちょっとイメージわからないですけど、ただそうですね。
さっきの話じゃないですけど、そんなにバサッと出てくる感じではないですよね。フレンチであればね。
あんまりミリヨウギョとかって言われても全然こういう魚とかっていうようなのがパッと出てこないんで、なんともわからないなって。
でもそういう感じの、本来使えるのに処犯の事情があって使えないようなものをフレンチとかそういう価値をつけて利用できるようにするとか。
そういうレストランってどうなんでしょう。そんなに数多くあるわけじゃないんですよね。
あんまりないでしょうね。でも海洋資源、日本の周りの魚が減ってきているっていう危機感を持っているお店の方って結構今いらっしゃるようで。
それはさっきのイカとかサンマの話につながるような話ですよね。
そうです。そういうのを勉強する会みたいなのがあって、SHIPS FOR BLUEっていうのがあるんですけど、実は私も入れてもらって入ってて、そこで教えてもらったデータをさっき見てたんですよ。
だからみんな危機感を抱き始めているので、そういうお店増えてくるんじゃないかなっていう風に感じますね。
一方で漁業で、天然という言い方がいいのかどうかわからないですけれども、漁に出て水揚げされるっていうような魚もいれば、養殖みたいなのもあるじゃないですか。
養殖できる魚とできない魚もあると思うんですけれども、今それこそサーモンとかそれこそ陸上で養殖とかそういうようなのもやってたりっていうお話とか聞くんですけど、やっぱりその養殖とかっていうのは一つの会になり得るんですかね。
高く売れる魚はおそらく養殖されるんでしょうね。
あとは一番私にとって問題なのは天ぷらの食材って意外と天ぷらでしか使わなかったりするんで、養殖してもらえるような市場がないから天然物に頼るしかないっていうのがあって、そこをどうにかしていくしかないっていう難しいところがありますね。
確かに使われる用途というかそういうようなのが広がらないと養殖もなかなかっていうことになるんですよね。
そうですね。マグロとかはいろんなところが必死になって今研究してますよね。できたらすごい値段がつく魚なので。
天ぷらのキスとかそういうのはなかなかそういうふうな土台に乗っかってこないというか。
そうですね。天ぷら以外で使ってもらえないから。
そうですね。キス他に本当に天ぷらかキスフライぐらいしか思いつかないですもんね。
そうか。
でもあれですね。
そういう除漁というか除角というかと言ったらいいんですかね。
日本の食文化の変化
そういうふうなのっていうのはさっきのスルメイカとかサンマとかって30年ぐらいで9割近くというかそういうぐらい減っちゃうっていうような感なんで。
これからまた10年20年30年経ったらもっと減っちゃうと思うんで。
日本の食文化とかっていうのも変わってしまいそうな感じがしますよね。
そうですね。問題なくとれてるのはタイとホタテとナマコ?
ナマコ?
それは共通点何なんですかね。
何だか分かんないけれど。ナマコは調理がしにくいっていうのとイメージがあんまり良くないっていう問題もあったりして。
料理人がこれからどうやって美味しく料理してみんなに受け入れてもらうかって考えないといけないみたいな話題になってましたね。
そうですね。タイは養殖もありますもんね。天然だけじゃなくて。
そういう意味ではタイはこれからそんなに値段が上がるというかそういう変化がないのかもしれないし。
こればかりは分かんないですけれども。ただお魚を食べる民族としてはつらい未来が待ってるかもしれないです。
ということで、解決策というか。これも一つは地球の温暖化というようなのが原因の一つだと思うので、地球の温暖化を何とかしてもらいたいなというか。
こういうところにこそ本当にお金を使う意味があるんじゃないかなと思ったりするんですけど、難しいものですね。
松岡成吾さんの影響
じゃあちょっとグルメのお話はこの辺にいたしまして。読書のお話で吉田さんが結構お世話になったという言い方がいいんですかね。
そういう方が最近お亡くなりになったということで。
そうですね。先月松岡成吾さんが亡くなってしまってですね。
いろいろガンとかになっているのにタバコをボコボコ吸い続けた方なので、それでも80歳まで生きられたので長生きだったんだろうなと思うんですけれども。
今まで十数年何か思わぬ本を手に取るというきっかけをいろいろもらっていた方なので、亡くなってしまうといろいろ考えていく上での羅針盤みたいな方が亡くなってしまって、
こういう時どう対応していったらいいのかなというのが最近の悩みですね。
松岡さんもそうだし、まだ亡くなっていないんですけど、将棋の羽生芳春さんとかも将棋のタイトルが亡くなってから著作物は出てこなくなっちゃったので、
あとがまの藤井壮太さんとかが本を書くようになったら参考にできるのかもしれないけど、藤井さんはタイトル戦で忙しすぎて本を書いている場合じゃない状態なので出てこないし、
自分にとって替えがきかない人がいなくなっていってしまうなというのが。
そもそも松岡さんとの出会いって言ったらおかしいですけれども、きっかけって何だったんですか?
なんか手紙で見たのか、仕事関係で名前を知ったのか、同時ぐらいだったと思うんですよね。
一番影響を受けているというか、羅針盤というふうに思われるようになった理由って何なんですか?
あの方はありとあらゆる分野の本を読まれていて、何かの話をするにも、もっと詳しく知りたい人はこの本を読みなさいみたいなことが書いてあったりする本があって、
興味を持ったらその本を読んでいけば自分の知識もどんどん広がっていくみたいな。
なんか追っかけてると思わぬところまで広げてくれる?自分の意識心をなんか思わぬところまで広げてくれるような、そんな本をいっぱい出されてた方なんですよね。
なんでしょう、いわゆるクリエイターって感じなんですかね、そういう意味では。
そうですね。
一番思わぬところに行っちゃったというか、こんなところに行くとは思わなかったとかっていうようなことって何かありますか?
一番単純な話だと、好きな歴史上の偉人はとかって聞かれたら、普通は大体多くの人は信長、秀吉、家康から選ぶみたいなところだと思うんですけど、
私の場合は木野貫之だと思ってるんですよ。
木野貫之、全然、まあ滅多に出ないですね。
全然出ないですけど、なんでかというと、松岡さんの本を読んだのがきっかけで、木野貫之って日本史とか古文で出てくると古今和歌集を作った人で、女のフリして土佐に聞かれたぐらいの知識しかなかったんですけど、
そうですね、それが普通だと思います。
松岡さんの本だと、木野寺幸がやったことっていうのは、漢文が主流だった世の中にひらがなの世界をくっつけて本を書いた人っていう、別々になってたものを初めてくっつけた人なんだよっていう。
だから、ひらがなで土佐日記を書いたっていうのはすごい歴史的な事件で、日本語の原型を作った人っていう風にも言えるんじゃないかっていうような、そこで初めて知ってですね。
あと、春夏秋冬の間隔っていうのも古今和歌集で歌を春夏秋冬に分けたっていうのが最初だったらしいですね。
それを編集したのが木野寺幸だったので、季節感っていうのも木野寺幸が元気を作ったっていうようなところなんで、この人ほんとすごい人だわっていう風に思って、対話ドラマでやってくれないかなとかって思ってるんですけどね。
でも今のお話聞いててすごく不思議に思った、不思議っていうか改めて思ったんですけど、古今和歌集で春夏秋冬ってできたって、4分割するっていうか式なんですよね。
英語っていうか世界の基本4つじゃないですか。スプリングサマー、オータン、ウィンターって。でもなんで同じように4つになったのかなっていうのは。
何でしょうね。英語圏はそんな式があるっていうイメージないのに不思議ですね。
それも全く表層をかわすように4つになってるっていうところがですね、人間ってそういうふうにどこにいててもそういうふうになるのかなとかって思ったり。
確かにそうですね。
あんまりそういうもんだって思ってたんですけど、今のお話だと気の強い気なりそういうような、ある種人為的に季節を分類というか分けたっていう風にするんだったら、
なんか違う分け方もあってもいいんじゃないかなとかって思ったりもしたんですけどね。
そうですね。
でもなんかそういうような、普通とは違うというか、なんかこう違う発想で本を探すとかっていうようなところではすごくいい道しるべになられてたっていう感じなんですね、松岡さんが。
そうですね。もう知ってることだけれども新しい見方とかを教えてもらえるっていう感じでしたね。
そうなんですね。
じゃあこれから本を選ぶ際にどうするかっていうのはまた考えなきゃいけないとかそういうところも出てきたりはする?
そうですね。なんかやっぱりそういうのってなくなっちゃうと変えがきかないですね。
なんか投資の分野でも私も困ったなって思いながらも十数年経ってしまった人がいて、
イーター・バーンスタインっていう、私の本を書くリスクとか、証券投資の思想革命アルファを求める男たちとかっていう本を出された方なんですけど、
あの人は2009年に亡くなったんだっけな。
なんかあの人の本が投資理論の最先端を常に紹介しててくれたので追っかけてたんですけど、2009年に亡くなって以降、情報が途絶えてしまったっていう感じですね。
それをうまくまとめてくれる人が見つからないかな、その後。
ああ、投資の本っていうとね。
まあ、でももう、何て言うんでしょう。
吉田さんでも今でも投資に関して新しい、何かと言ったんですけど、
お、これはっていうようなことって、全然違うものと出会うっていうようなことってあると思います?
うーん、あるんじゃないかな。
農科学と掛け合わせて研究してる人がいるとかいうのを聞いたことあるし。
農科学と投資ですか?
うーん。
なるほど、農科学とね。
なんかそういういろんな分野との融合がどうやら進んでいるようなんだけれども、それを何かわかりやすく取材してまとめてくれる人がいないなっていう。
農科学って、まあ確かにわからないことがたくさんありそうだから、まあそういうようなのが、何て言うんですかね。
その投資の判断とか、そういうようなことに関わってくるとか、そういう文脈なんですかね。
でしょうね。
まあそれとかも、遅かれ早かれいなくなってしまうであろう。
バフェットさんとかも、あの手紙が読めなくなるとかってなると、これもまた大きな損失になるんだろうな。
うーん。
まあそうですね、バフェットさんもね、この間誕生日迎えられたとかなんか出てた、94歳かな。
うーん、相棒の方はもう亡くなっちゃいましたしね。
マンガーさんね、亡くなられちゃいましたね。
まあでもそうですよね、そういうふうなことっていうのはまあ、確かに変えがきかない人ではあるのはまあ、ですよね。
うーん。
確かにそうですね。
まあバフェットさんもまあ、そういう経営者というか、投資家というか、彼の力量というか、手腕を頼りにお金を託されている存在っていうか、そういうようなとこもあるんで。
まあその次後継者がどうとかっていうようなのはすごく考えざるを得ないような落としだと思いますし。
ユニクロとドン・キホーテの後継者問題
まあなんか難しいなと。というのは、僕も最近本を読みまして、ユニクロって今年の春先に出た矢内さんの取材した本が、結構分厚い本みたいなんですけども。
まあここに至るまでのその、なんていうんですかね、いろんな、まあそれこそその矢内さんが、
学生の頃、学生以前かな、もうその、中学生、高校生ぐらいの頃から、
まあだからそのお父さんの話から始まっているのかな、それぐらいこう長い話で、
あの会社も何回も後継者っぽい人が出てきては、なんかこういなくなりというかですね、
外へ出られたりとかっていうので、今また次の人みたいなの出てきてたり、
まあ後その後継者っていうのでよく出てくるのでいくと、ニデック、日本転産の長森さんとかですね、
まあなんかそういう、その後継者っていうのは、こうどういうふうにこう見ていくのかっていうのは、
そういうのうまくやってる会社って、なんか思い当たるとこあります?
そのサクセッションがうまくいってるなあというようなのは。
まあトヨタなのかなあっていうか、何代かに1回創業家の人が出てきてっていうような感じですよね。
あ、だからユニクロも、あれなんか2人の息子が取締役には一応いるんですよね。
なんかそうらしいですね、なんかゴールドマンサックスかなんかに出たご子息が今入られてるとかなんかそういう。
ユニクロは山井さん本人が継がせないっていう、公言しちゃってるっていうのもあるんだけど、最悪なんか長男が継ぐんじゃないかなあっていうような。
だから僕最近だから、あんまりちゃんと見てなかったんですけど、創業家が社長をやってる結構大きな会社はいくつもありますけど、
僕の昔の記憶では竹田薬品とかって、竹田家の人が出てて、そっから外人の方を呼んできたりいろいろやってていうので、
今でもその時価総額とか見たらもう第一産業とか大きく遅れとっちゃってるんですね。
ああですね。
だからなんかこう難しいんだなあとかって思ったり。
あと最近話題になって、ドン・キホーテ、すごい長い名前なんですね、パンパシフィックなんかインターナショナルなんとかっていう、
創業者のすごい若い息子さんが役員になったとかっていう、社長になったのかな、ちょっと性格は覚えてないですけど、
代替わりみたいなことを見据えてみたいな話とかあったりですね。
今日の松岡さんの話じゃないですけれども、松岡さんの後を継ぐみたいな人を吉田さんは探さなきゃいけないってことなんですか?
そうですね。
なんか難しいですね。
でも松岡さんの後を、一緒に仕事されてたような方もいらっしゃったりするんじゃないですか、そういう人が。
結構たくさんいるはずなんですよね。学校もやってたので、そこの卒業生とかが後を継いでやっていくのかなっていう、結構手広く事業もやっていたので。
じゃあそういうところから何か新しい打診番になる方が出てくるかもしれない。
そうですね。
ちょっとね、こういう後継者とかそういうようなものっていうのは、なかなか上手くはまるっていうようなものばっかりじゃないっていうのもあるんで、難しいですよね。
ただ、やっぱりどうしてもバフェットさんにしても、それこそ柳井さんにしても、どこかで代が変わるとかっていうようなことがあるし、
代が変わるっていうのも全く違う人でしょうから、そのまんまってわけにもなかなかいかないでしょうし。
結構そういうのを考えながらって、だからそういうことを、個人投資家とかってあんまり考えない。
僕の場合は子どももいるからって、でも子どもに別にそんなにこれを残すっていうか、残った以上はそれなりにメッセージは込めたいなと思ってはいますけど。
そういうのはまだ考えなくてもいい年なのかもしれないですけど、ちょっとずつ考えなきゃいけないかなとかって思ったりはしています。
個人投資家の考え
ということで、2024年9月の投資家の日常は伊藤岡氏、ここまでにしたいと思います。
吉田さん、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。