1. 名盤ラジオ
  2. #21-1 「スマパン」デビュー当時..
2022-04-16 37:53

#21-1 「スマパン」デビュー当時のロックシーン&各アルバムと駆け抜けた90年代を語る

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今回から複数回にわたり『Machina/The Machines of God』/The Smashing Pumpkins(2000年)を取り上げていきます。まず初回はスマパンのバンド全体的な話とデビューから『ギッシュ - Gish (1991年)』『サイアミーズ・ドリーム - Siamese Dream (1993年)』『メロンコリーそして終りのない悲しみ - Mellon Collie and the Infinite Sadness (1995年)』『アドア - Adore (1998年)』について話をしています。

(※1.5倍速再生推奨)


『Machina/The Machines of God』/The Smashing Pumpkins

1 The Everlasting Gaze 

2 Raindrops + Sunshowers 

3 Stand Inside Your Love 

4 I of the Mourning 

5 The Sacred and Profane 

6 Try, Try, Try 

7 Heavy Metal Machine 

8 This Time 

9 The Imploding Voice 

10 Glass and the Ghost Children 

11 Wound 

12 The Crying Tree of Mercury 

13 With Every Light 

14 Blue Skies Bring Tears 

15 Age of Innocence


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B000042OI4/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/4hrZp6mKgz0HG7UpRbNYQx?si=iOSUNVb7QpSt-7RGklMf_A


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/machina-the-machines-of-god/712756036



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:02
名盤ラジオ。
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらいろいろと語っていきます。
今回もよろしくお願いします。タクヤです。
アマエルトです。
こんばんは、ひできです。
はい、という3人で、今回も名盤ラジオをやっていきたいと思いますけど、ひできくん、今回取り上げる名盤は何ですか?
今回はですね、スマッシングパンプキンズのマシーナです。
マシーナ。
スマパン。スマパンやるのは初めてですね。
そうですね、スマパンも結構好きなんですよね。
このマシーナは2000年リリースの最後のアルバムですよね。
そうですね。
解散前の。
一応最後ってことになりますね、これが。
いきなり最後のお借りあるというね。
そうですね。
これまでのパターンですね。
そうですね。
だいたい順を追って紹介したことが多かったですけど。
そうですね、だいたいバンドの初期の名盤からやってた感じだけど。
今回は最後と。
そういう回があってもいいんじゃないかというところで、
今回そのマシーナを取り上げるということで、
そのマシーナを複数回にわたって話していこうと思いますけど。
まず今回は初回なので、スマパンについてというところと、
マシーナに至るまでのアルバムも含めて、
いろいろと語っていく回にしたいなという感じです。
そうですね。
なるほど。
そこに行くまでので結構語っちゃうかもしれないですね。
そうですね。
それまでの名盤もすごいからね、スマパンって。
むしろそっちかみたいなのも人によってはあるだろうし。
なんかやっぱり世の中的には普通メロンコリーだろうって。
そう。
メロンコリー、サイヤミズドリーム。
ああ、そう。サイヤミズドリームはあるな。
そうですね。
アドア、マシーナぐらいの可能性もありますけどね。
そうそうそうそう。
場合によっては。
ただ我々はマシーナを振り上げてますけど。
スマパンはでもどんな感じですか?
ちなみに僕は結構今名前に出たマシーナ以外のアルバムもいろいろ好きで聞きますけど、
正直バンドについてっていうところ、エピソードとかっていうところはそれほど知ってないっていうか。
あんま詳しくないんですよね正直。
そうだね。
なんかアルバムは聞くんですけど。
そんなに詳しくないっちゃ詳しくないかな。
03:03
皆さんどうですかお二人は。
まあそんな詳しくない。
単純になんかアルバムを追ってるって感じだよね。
そうですね。
前回やったれっちりとかはれっちりとかの方がもうちょっといろいろ知ってるっていうか。
そうですね。
正直スマパンはあんまり詳しくないので、お二人もそんな感じかなって今聞いてると思いますので。
なんか今回スマパン詳しくない3人が話していくので。
そうですね。
ちょっと間違ってることとか、それ違うよっていうこととかあるかもしれないっていう。
なのでそういうのがあったらご容赦いただけつつコメント欄で指摘してもらえると嬉しいなと思ってます。
ちょっとこれを機にいろいろしていきたいと思います。
なのでそんなスマパンについてですけど、メンバー、ビリー・コーガン、ギター・ボーカル。
基本的にスマパンはビリー・コーガンのバンドって言っても差し支えないというか。
そうですね。
そういう感じですよね。
全部曲書いてるのはあの人だしね。
あと今回いろいろ調べてたんですけど、割と初期に限らないのかもしれないけど、ほぼほぼレコーディングではギターとベース、ビリー・コーガンを弾いてたっていう。
え、そうなの?
そうそう、それ結構びっくりしたんだけど。
ベースもそうなの?
そう、ベースも。
すごくないですか?
それなかなか珍しい感じかもしれないね。
なんかサウンドの要的にはビリー・コーガンとジミー・チェンバレンが要というか。
それはありますよね、実際のところは。
でもそこまでそうなんだね、ベースもやってたんだ。
そうですね、なかなかですよね、ベーシストがいるのに。
これはなんかね、いろいろなんかおかしくなりそうな感じになりますね。
それは結構びっくりしたんですよね。
で、ジェームス・イハー。
はい。
ジェームス・イハーはどうですか?
ジェームス・イハーって日系の人なの?
日系だよね。
日本語はほぼ喋れない。
最初はなんか日本人がいるのか、このバンドはみたいな。
そうですよね。
なんかすごい、そうですね。
だからパッと見なんか結構個性的。
そうですね、すごいなんかこう多様性っていう感じ。
06:01
確かに確かに。
なんかすごい今っぽくないですか?
確かに確かに。
めちゃくちゃ多様性。
ベースは女性で。
女性もいるし、アジア人。
東洋人もいるし、ハゲもいるし。
スキーヘッドと。
すごい多様性だね。
確かに確かに。
なんかポリコレ的な感じの多様性です。
ポリコレ的には最高なバンドだと。
そうですね。
確かに。
考えると。
それがもう当時からそういう体制で。
当時から。
なかなか先進的な。
先進的でしたね。
バンドですよね。
今そこ評価される。
今こそ。
で、ベースがインターシー、レッキー。
女性ベーシストっていうのも当時は割と珍しかったんですかね。
なんかすごく。
今でこそっていうのはあるけど。
世界的に売れてるバンドで女性ベーシストのバンドってなかなかそんなにいないです。
男のバンドで女が1人入ってるっていうのはなんか珍しいというかね。
珍しいですよね。
あんま他に思いつかない。
マイブラディバレンタインはそうだけど。
ああ、そっか。
まあギタリストではあるけどね。
女性だとなんか女性バンドみたいな感じで、ガールズバンドみたいな。
そうですね。
俺とかそうだけど。
まあそうですね、バンドの中で1人女性っていうのは珍しいですよね。
珍しいですよね。
なんかあえて狙ってそうしてたのか、たまたま仲良くなってっていう感じなのか。
その後もメリッサが女の子入れてるじゃないですか。
そうですね、そこはもうなんか。
そこなんだろうね。
そこは女の人ありきだった感じはありますよね。
まあそこはやっぱそれがバンドの個性みたいな感じで、あれなのか。
なんとなく。
イリー・コーガンの趣味なのか。
で、ドラムがジミー・チェンバレンと。
ジミー・チェンバレンですね。
ジミー・チェンバレンもすごいドラマー。
すごいですね。
ジミー・チェンバレンはもうすごいですね、ドラマ界の中では。
なんかほんとスナパンの音の要って感じですよね。
そうですね。
あのドラマあってこそっていうのはやっぱありますよね。
あってこそですね。
やっぱなんかほんとトップドラマーランキングとかでも絶対上位に入ってきます。
そうなの?
そうですよ、ジミー・チェンバレンは。
やっぱなんか音に個性があるよね、あの人もね。
ありますね。
いやーすごいですよね。
09:01
ほんとプレイになんかほんとに癖というか色がありますね。
聴けばなんかやっぱああそうだなって感じでプレイしてる。
そういう人はやっぱすごいよね。
聞いてわかるっていう。
なんかスナパン加入前まではジャズやってたってなんか見たの。
そうそうそう。
ジャズとロック両方の影響を受けてる。
そこがやっぱ演奏のこの幅の広さとかテクニックのところは大きいですよね。
やっぱジャズやってたドラマーってほんとテクニシャン多いですよね。
ジャズやってたロックドラマー。
ジャズはねもう他の楽器もテクニックが。
そうだね、ギターとかベースもね。
鬼だよねもう。
ジャズとかフュージョンやってる人ってもう鬼だよねほんと。
すごいほんとに。
すごいよね。
そんなスナパンは1988年シカゴで結成。
ビリーとジェームスイハで最初は結成みたいな感じみたいですけど。
そこにダーシーとジミン・ジェンバリンが加わって4人でスマッシングパンプキンズという感じみたいですね。
で、ファーストアルバムがギッシュ。
これが1991年5月28日。
これがですね、僕ら名番ラジオでニルバーナのネバーマインド取り上げて話してますけど、
ネバーマインドのプロデューサーがブッチ・ビグですけど、
彼のメジャー初のプロデュース作品っていうのがこのギッシュなんですよね。
このギッシュプロデュースして次にプロデュースしたのがネバーマインドなんですよね。
で、ブッチ・ビグはスマパンのこの次のアルバムとなるサイヤミズドリームをプロデュースしてる人なんですよね。
なので時代的には本当にまさにそういう感じ。
スマパンとニルバーナと同時期だよね。
終わりも深いというかなんか。
はいはい、そうですね。
まあなんか同じムーブメントの中。
まあ完全にあの。
っていう感じですよね。
そうですよね。
グランジ的な。
そうですね。
ね、本当にラブ繋がりもある。
はいはいはい。
そうですね。
その辺はなんかね。
そうですね。
ビリー・コーガンとカート・コバーンって接点ってどうだったんですか?
接点は。
まあお互い意識はしてると思うんですけど、その直接的な。
直接はなんかあんま聞いたことないですよね。
交流あったんですかね、なんか。
12:00
いや、ないんじゃない?
コートリーの元彼と今彼になるでしょ。
そうですね。
そしたら嫌なんじゃないの?会いたくない。
でもあの辺ってすごいなんかドロドロしてますよね。
トレントもだってそうじゃないですか。
そうそうそう。
トレントレスラーも。
そうだよね。
トレントレスラーはドロドロしてる。
順番で言うとどうなんですか。
順番で言うとどうなんだろう。
わかんないですけど。
同時期なんじゃないのとか。
トレントレスラーもコート・ニー・ラブ?
そういう関係があったみたいな。
そういうあれですよね。
その辺すごいですね。
すごいですね。
コート・ニー・ラブがすごいって感じだけど。
なんかでもね、なんか男の趣味がわかるよね。
みんななんか似たような感じではあるけど。
確かに。
確かに。
まあでもそういう男が惹かれる女性だったんでしょうね、コート・ニー・ラブがね。
そうでしょうね。
なんか男の方がなんか弱そうというか。
繊細な感じすんじゃないですかね。
そうですね。
確かに。
ああいう強い女性がいいんじゃないですか。
いやーその辺ドロドロしてるよな。
まあでもこの91年という年は本当になんかいろいろ調べてるとすごくて。
まあその今言ったギッシュが5月28日に出てますけど、ネバーマインドが9月24日。
で、ネバーマインドとブラッドシュガー・セックスマジックが1日違いなんですよね。
すごいですね。
すごい時代ですよね。
その頃のレコード屋さんすごいですよね。
濃いですよね。
濃い。
やばいなー。
この頃のLAとかすさまじいよね、なんか。
すごい。すごすぎるよ。
世界的名盤が連発しちゃってる。
そうそうそう。
他にもめっちゃいろいろこの年ってアルバム出てて、マイ・ブラッディ・バレンタインのラブレスとか。
ああ、あれもそうなんだ。
あれもそうだし、プライマル・スクリームのスクリーム・デリカか。
あれ91年なんだ。
ですね。名盤って呼ばれてるやつがいろいろ出てるんですよね。
U2のアクトンベイビーとかもそうかな。
すごいな、ほんとだ。ダイナソー・ジュニアのグリーンマインドもそう。
パール・ジャムのTENもそう。
メタリカのブラックアルバムもそうなんだ。
ガンズ&フォーゼスのUse Your Illusion。
すげえな、この年。
すごくて。
一方で、Xがジェラシー出してるんですよね。
15:04
すさまじいですね。
それもLAでレコーディングしてたわけですからね。
すごいね。
その時代のLA、すさまじいですね。
すさまじいですよね。
あとはルナシーの、インディーズのルナシーも91年ですね。
すごいな。
91年ってほんとすごい年で、たぶん僕らの年は若すぎたって感じだと思うんですけど、
もうちょっと10代のめちゃくちゃ超多感なタイミングでその年迎えてたらどうなってたんだろうっていう。
91年だとちょっと早いもんね。
ちょっと若いですよね。
そうですね。
REMも出てるんだ。すごいな。
ほんとそこで10代半ばとかだったらもうたまんないでしょうね。
もう目覚めますよね、ほんとに。
ほんとにこの年は異様にすごい集中してるっていうか。
90年代の始め、そういう時代だったんですよね。
すごいですね。
すごいですよね。
中でもすごいのはネバーマインドだと思いますけど、
その影に隠れてというか、時期でいうとちょっと前ですけど、ギッシが出てたと。
同じプロデューサーで。
すごい時代ですね。
ギッシュ自体はどうですか。
ギッシュもいいよね。
結構荒削りみたいな感じはありますけどね。
荒削りがね、やっぱ後に比べるとまだ。
素材って感じの。
そうですね、それは確かに。
でもスマパンの良さは随所に出てる感じはありますよね。
そうですね。
その素材感を感じられるアルバムっていうか。
そういう意味ではネバーマインドの前のブリーチみたいなのにちょっと近いのかもしれないですね。
確かに。
で、その次のアルバムとしてサイヤミーズドリームが93年だから2年後に出てるわけですね。
で、スマパンとしてはもうこれでブレイクというか、そういう感じなんでしょうね。
これがなんか出来上がったって感じしますね。
そうですね、確かに。
スマパンスタイルが出来上がったっていうか。
これは良いですよね。
でもすごい人気のアルバムだと思いますけど、名番っていう。
そうですね。
これは好きな人多いですよね。
人によっては確かにこれが一番だっていう人もいますよね。
18:03
でもやっぱ、トゥデイが一番この中だと有名な曲なのかな。
そうですね。
このアルバムはトゥデイでしょうね。
トゥデイはでもちょっとアンセム感ありますよね。
この時代っていうかそのムーブメントをちょっと象徴するっていうか。
そうだね、この時代の代表する一曲みたいな感じですよね。
良いなぁ。
トゥデイはトゥデイで、やっぱ良い空気感ありますよね。
トゥデイはグッと来るようなイントロ。
日本人的にはすごい馴染みのあるイントロですよね。
ドラゴンアッシュがサイフリングしてる感じ。
それは一時期なんかありましたよね、問題にというか。
あれこれスマパンじゃねえのみたいな。
それでも当時のグランジオルタナの方程式にのっとってるっていうか。
静かに始まってガーッと来る。
バースコーラス、バース的なあれですよね。
イントロとかまさにそうだけど。
それでもやっぱりスマパンの特徴としてちょっとこうメランコリックっていうか、
なんて表現したらいいのかわからないけど、この情緒あふれるっていうか。
そうなんだよね。
それがやっぱスマパンらしいっていうか。
そうですね、そこですね。
ニルバーナにはないですもんね。
そうそう、そのスタイル的には似たようなスタイル撮ってるんだけど、
ニルバーナはもっとなんか乾いた現実を叩きつけるみたいな感じなんだけど、
スマパンはなんかもっとドリーミングな感じで。
ドリーミング。
ドリーミングな感じですね。
ドリーミングわかる。
ロマンチックなんだよね、メロディーとか音の感じがね。
その感じでもすごいですよね、やっぱ特徴的っていうか。
なんていうかなんだろうな。
なんかちょっと物語的なというか。
そうそうそう。
本当、トゥデイなんて音の構造的には本当にニルバーナと同じじゃん。
静かなAメロでサビでバーンって。
そうですね。
本当そのスタイルは同じなのに、なんか受ける印象は結構逆というかね。
そこら辺がちょっと面白いですよね。
そうですね。
それ両方プロデュースしてるのがブッチビグで、
ブッチビグのインタビューとかでいろいろニルバーナ、カートコバーンとビリー・コーガンっていうのを対比してたりするんですけど、
ブッチビグが語るビリー・コーガンとしては非常に野心家っていうのをすごい言ってるんですよね。
とにかくビリー・コーガンはもう自分が求めてるものに対して貪欲で、
21:03
思い通りに行くまでにもう平気で何回でもやり直すっていう。
ちょっとなんかよしきに近いというか、完璧主義っていうか。
完璧主義ですよね。
その姿勢は確かに似てますね。
ですよね。
やっぱ頭の中に理想の完成図ができてて、それに対してもどれだけ近づけるかみたいなスタイルなんだろうなっていう感じは。
カートコバーンとかちょっと違うもんね。
そうですね。
あの人すごい気分やでしょ。
だからカートは対照的にもうとにかく1回でレコーディングとかも終わらせたかったっていう感じ。
そうだよね。
その時の、それでバーンってやってバーンって終わるみたいな。
その瞬間に出てきたものを。
何回も何回もやり直すなんてファンクじゃねえみたいな。
カッコ悪いみたいなタイプだよね。
カートは。
一発目の一発がいいなっていう。
ビリー・コガンは本当完璧主義者なイメージはありますよね。
だからこそベースとかギターも自分で弾いちゃうっていう。
自分でやりだしちゃったっていう。
だから本当作品を作るっていうところに重きを置いてるっていうか。
そうですね。
そのためには手段を選ばないっていうか。
また自分で弾いて自分で歌ってるから、Xだと何度も他の人がやり直すっていう。
ガンガン坊主になるから。
確かに確かに。
そこは自分で。
ビリー・コガンは自分でやるだけまだマシ。
意識は歌わないからなっていう。
一応歌うのは自分だから。
でも逆にそんだけ自分でやるんだったら、ソロでやればって感じに。
今度はそっちの問題が出てくるんですよね。
俺いらねえんじゃねえって。
それはそれでまたなんか違うんじゃない?
やっぱり一人だと寂しいんじゃない?
そうそうそうそう。
バンドっていう形でやっぱり活動したいですよね。
そこが難しいところですよね。
バンドだと一斉にバーンって音鳴らせるっていうのもあるしね。
それはありますよね。
でも全部自分でコントロールしたいっていうのもあるしみたいな。
まさにそういうところは結構葛藤してたんだろうなっていうのは何となく想像ですけど気はしますよね。
何となくでもバンドやってるとわかる気がするよね。
ですね。やっぱりこうしたいっていうのはやっぱりありますからね。
そのぶつかり合いみたいなのが結果的には楽しいし、いろんな感の生む部分でもあるんですけど、
24:02
なかなか当事者というかその時は見えてない部分も多かったりしますもんね。
結果的にそのぶつかり合いが良かったりするんだけど、やってる方はフラストですよね。
そうですね。
クソだって。
そうそうじゃないんだよみたいな。
そうですね。
俺がやった方がいいだろうみたいな。
そういう人なんだろうなっていう気はします。
まあまあサギアミーズ・ドリームが93年出て、ここでスマパンも一躍スターダムに乗ったところで、
また2年後にアルバム出てますけど、メロンコリー、そして終わりのない悲しみ。
これが2枚組のアルバムですけど、ここでまたさらに決定づけたっていう感じ?
そうですね。決定づけたのこれでしょうね。
これもすごいですよね。2枚組だから大作ですよね本当に。
大作ですね。大作だけど多すぎるって感じも意外と感じない気がするな。
まさにバンドの絶頂期というか。
絶頂期ですよね。全部作る曲作る曲良いっていう時なんだろうなって感じですよね。
確かに確かに。乗ってる感じはすごい伝わってくるんですね。
もう、Tonight Tonight、Jellyberry Zero、すごい本ね。
すごいよね。
すごいですね。Tonight Tonight、Jellyberry Zero、Bullet with Butterfly Wings、見かけるような。
これはもうだってその当時の名盤の中に絶対入ってくる。
絶対入ってきますよね、これは。
それで聞いた覚えがある。
スナパンの中でも一番に上げるアルバムにする人も多いんじゃないかな。
間違いなく。
そうですね。
これが代表作でしょうね。
やっぱこれともちょっと迷いましたよね、今回。
シーナにしようかな、こっちかなって感じではありませんね。
曲数が多すぎるんだよね。
1日してたらだいぶあれですね。
どうやればいいんだって感じ。
何時間かかる、どういうふうに話していこうかって話になるんですよ。
確かに。
だって30曲ぐらいあるでしょ。
もったんのかな。
30曲ぐらいあるんじゃないですか。
あるよ。
全部聞くと2時間ぐらいになるっていう。
映画、映画です。
2時間映画。
このアルバムも本当なんか、アルバムのジャケットの雰囲気がまさにこう。
スナパンっていうか何ていうか。
27:00
確かにスナパンってこのイメージあるな。
この絵の何ていうか、この世界が。
こういうタッチ。
そう、こういうタッチなんですよね。
なんかそうだよね、童話的な感じというか。
そう、童話的に童話なんですよね、童話の世界みたいな。
でも本当そのドリーミングな感じですよね、まさに。
童話、メロンコリーそして終わりのない悲しみと。
確かに。
そういう絵本というか、そういう童話ありそうじゃないですか、なんか。
本当このイメージは強いですよね。
強いですよね。
でも僕ちなみにメロンコリーを一番初めに聞いたんですけどスマファン。
で、もちろん解散してて。
それで、スマファンって有名だから聞いてみようみたいな感じで聞いてみたんだ。
結構やっぱ衝撃でしたもんね、この1曲目のリンクスの感じとか。
で、トゥナイトトゥナイト入って、うおーみたいな。
そうね、うおー。
なんかすごいって。
すごい壮大なの始まった。
壮大なの始まったっていう。
で、ドラムもすごい、それでいて。
その後ジェリーベリーでもうわーって感じじゃないですか。
すごい攻撃的な。
解散した後に聞いてるんだ。
そうですね。
なるほどね。
自分も多分同じ感じだと思う。
初めて聞いたのは多分自分もこの。
俺も最初聞いたのはメロンコリーだなと思う。
で、やっぱ声、ビリー・フォーガンの声が最初。
あー。
声特徴的だな。
そうですね、最初はどっちかっていうと。
変な声だなと思って。
そうですね。
なんか本当変な声だなって思って。
なんかカエルが潰れたみたいな声で。
そう。
スナイトとかの声で結構なんかすごい、
いや癖すごいなと思ったんですよね。
癖強いな。
癖強いなと思ったんですけど、
いやーなんかそれがいいなってやっぱりなりますね、今や。
なってますね、いつの間にか。
本当やっぱそこだよね。
ビリー・フォーガンのボーカルがすげー癖なんだけど。
すごい癖なんですよね。
変だなーって感じの。
変な声なんだけど。
それじゃなきゃなんか成り立たないっていうか。
そうですね。
それこそがなんかスマパンなんだよなっていうのは。
そうですね。
だから本当特徴的ですよね、スマパンは。
このメロンコリーで、もうキューハメたというか。
そうですね。
もうある種生き切ったわけですけど、
30:02
まあそういう風になると何かが起きるみたいなのがよくある話ですけど。
まあそうですよね。
不思議なもんで。
バンドチューナーなんかするもんね。
バンドチューナー。
いや本当そうですね。
だいたいなんか3枚目のアルバムがこうやっぱり。
そうそうそうそう。
なんかすげーね、それ3枚目まででブレイクしないとダメみたいなさ。
そうですね。
だいたい代表アルバムは3枚目っていうパターン多いですね。
3枚目までで出てるんだよね。
4枚目が問題作みたいな感じになるんですね。
そう、物議を醸す感じ。
そう、物議を醸すんですよね。
メンバー変わったとか。
すげー言われてたんだよな、その時代のロッキングオンとかでなんかあった気がするもん。
やっぱみんなそういう評論家たちもそういうことを思ってる。
ニルバーナもだってネバーマインドでしょ。
そうですね、そこで。
マリリン・マンソンとかもアンチプライスとスーパースターで、あれ2枚目かな。
3枚目までで必ずブレイクしてるみたいな。
そうですよね。
コーンもそうでしょ。
コーンもフォロー・ザ・リーダーが3枚目。
フォロー・ザ・リーダーが3枚目だし。
そうですね。
9インチネイルズもそうだし。
あれですよね、アニマ。
トゥールもそうだし。
メタリカ、マスター・オブ・パペッツも3枚目。
そうそう。
それで、なるほど。
なんかそういう法則みたいなね。
レディオヘッドもそうじゃん。
OKコンピューター。
もうそうですよね。
確かに。
まあ、ファーストで行くか、3枚目までかみたいな、そういう感じですかね。
それは確かに。
オアシスとかは1枚目。
そうですね。
レイジー・アゲンス・オザ・マシンとかもファースト。
マシンもそう、最初でも行ってるし。
1枚目でこう、そうですね。
なるほど。
3枚目以内で。
そうそう、3枚目以内で。
ブレイク。
パネてるバンドがトップに行ってるみたいな。
ですね。
スマファンの話に戻すと、メロン・コリー、95年に出て、その後ジミー・チェンバレンがドラッグ関連で逮捕されるっていう事件が起きて、
結局脱退っていうか解雇されるみたいな感じ。
そうですね。
っていう事件が起き、ドラマーがいなくなってしまったので、次のアルバムアドアは打ち込み主体にやるっていう。
そうですね。
そういう感じですね。
そこで他のドラマーを入れずに打ち込みに行ったっていうのは、やっぱりジミー・チェンバレンでかかったなっていうのは。
33:04
そうかもしれないですね。
変わり入れるの難しいですね。
変わり。
変わりないっていう感じが。
だいたいドラマーでメンバーチェンジする時って、少なくともテクニック的には前のドラマーより上の人を入れるってパターンが多いですからね。
入れるんだったらテクニックは前の人を上回ってるみたいな。
じゃないと結構成立にするよね。
成立しないからね。
そうなんですよね。
一気にしょぼい感じのサウンド全体が。
なんか音数減ったなみたいな。
タム回しできてねえなみたいな。
はしょってるなとか。
だいたい後から入ったドラマーは前人より上手いっていうパターンが多いから、これは見つからなかったんでしょうね。
ジミー・チェンバレンを超えるっていう人はなかなか。
あとはちょっと時代的にも少しそういう打ち込みとか。
そういう流れも来てた。
時代的なところでもそういう感じでいってみようかみたいなのもあったのかもしれないですね。
かもしれないですね、確かに。
でも結構僕は好きですけどね、その路線も。
あとはもういいね。
結構そのやつはスマパンとしてベストかっていうとそうではないとはさすがに思うんですけど、
それでもこの作品は、それはそれで味があるっていう。
ありますね。これも好きだな。
アドアはちょうどリアルタイムで買ったアルバムだな。
そうなんですね。
ひらずみされててCDやで。
ジャケットがちょっとなんかかっこいいなみたいな。
スマパンかって買ってみようって買って。
なるほど。
私は全然わかんなかったんだけど。
メランコリー、メロンコリーのバンドサウンドのさ、バーンってくる感じっていうイメージがあったからスマパン。
アドア聞いたらなんかすげえ大人しくなったなみたいな。
そうですね。
確かにちょっとアドアとかもうそういう路線じゃないですもんね。
そうそう。
そうですね。
でもすごい方なんですね。
鋭め的というかなんか突き込んでたりするとすごい良いんだけど。
バンドサウンドを本当に求めてた状態で聞いちゃうとっていうところがあるよね。
そうそう。物足りないっていうか。
それを一旦こうリセットした状態で自然体で向き合うとめっちゃスッとこうすごい。
36:04
そうそう。アルバムとしてはすごい良いアルバムなんですよ。
良いですよね。
良いですよね。
パーフェクトとかもすごい好きだな。
パーフェクトとかもめっちゃ良いよね。良いよね。
あれとかもなんかやっぱ空気感が最高だね。
これはスマパンならではの空気感だね。
スマパンの空気感だよ。
やっぱキュンってするやつね。
ね、それそれ。そこだよね。
やっぱ当時そのなんかやっぱスマッシングパンプキンズに求める音ではなかったっていうのがあって。
まあそうでしょうね。
それでまあ売れなかったっていうのはあるんですけど。
そうですね。
アルバムとしてはいいですね。
みんなやっぱりそういう。
やっぱね、あのバンドのあの感じを求める。
やっぱタイミングとかそのあたりですよね。
そうそう。
アルバムとしてはすごい良いアルバムですよね。
はい、というアドアが1998年に出たというところで、
まあこの時は3人編成っていうメンバーですけど、
次のアルバムがいよいよマシーナですというところで。
で、今回は一旦ここで切ろうかなという話ですけど。
今回マシーナの話を一切しないから終わると。
マシーナを作るまでっていうところでね。
そうですね。
今回は一旦区切ろうかなっていう感じです。
また次回続きます。
次回へ続きます。
37:53

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