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2020-05-27 11:31

#50 ひとつのテーマを3冊同時に読めば学習がはかどる【読書回】

釈迦に説法です。

同じことが,他の本で違う言い回しで書いてあると,お互いがつがなりあって,「ああ,そういうことか」となりやすいですよね。

同じテーマを3冊以上並行して読むと学習が捗る

https://lala.idea4u.net/archives/108453264

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Lyustyleの知的迷走ラジオ、第50回目の今日は読書回です。
今日は、同じテーマを3冊以上並行して読むと、学習がとてもはかどるなという、そういうお話です。
すごく学びが定着するというようなことをね、改めて感じたんですね。
私の言う学習というのはですね、何かの資格とか試験とか、そういうためのものでなくて、純粋な知的生活上のことなんですけどね。
試験勉強とかでも効力があるんじゃないかなというようにね、思っています。
今回ちょっと改めて発見したかのような言い方してるんですけど、実は皆さん普通にやられていることだろうし、
私も大学時代によくやっていたやり方で、すっかり忘れていました。
今回ね、改めておおっと思った時に、そういえばって思い出したというようなことなんですけどね。
僕はですね、一般相対整理論とか量子論とか、何が何だかよく全くわからないんですけど、昔からすごく関心があったんですよね。
興味関心はあったけど、なかなかね、本に立ち向かう時間というのはないじゃないですか、なかなかね。
だけどね、ようやくちょっと前ぐらいからね、ちゃんと向き合って読もうというようにね、時間を作って読むようになりました。
2年ほど前にですね、「目に見える世界は幻想か?」っていう本を読んだね。
これは数式を使わないで物理学を一般の人に平易に説明するという触れ込みだったんでね、早速買ってみたんですが、非常にやっぱりわかりやすかったですね。
物語のような感じで物理学の発展について学ぶことができたんですが、2年ほど経つともうほぼ完全に忘れてしまっているんですけどね。
それで一般相対整理論とか量子論とかの入り口にそこで立ったのかなと思うんですけども、
2年ぐらい経って今回ですね、すごい物理学講義っていうね、時間はないとかいうようなことをおっしゃっている方の本なんですけども、
そこでね、今詳しく入り込んでいる説明をね、ちょっとガチで書いてあるのを読んでいるんですけどね。
学びの読書っていうのはですね、僕がよくやっている20冊並行読書っていうのは全然違って、
20冊並行読書っていうのは、読み続ける本を選ぶための20冊、つまりたくさんの本に一気に当たるというようなね、山口修さんが提唱されたやり方なんですが、
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これは今回今やっている学びの読書っていうのはね、読み続けようと決めた本なんで、ちゃんと時間を取って着席してですね、
メモとかノートを取ったりしながら、感読するための読み方本をやっています。
これですね、非常に難しくてね、半分までしか読んでいないんですが、
次に読もうと、僕は1テーマ30冊読書っていうね、一つのテーマについて30冊の本を読もうっていうのをやっているんで、
これ読んだら次に読もうという本を2冊買ってきてたんですね。
それですね、買ってきた本というのは、この世界は揺らぎでできているという本とですね、量子論の全てがわかる本という、
この本を買ってきて積んでおこうと思って買ってきたんですね。
さて、先ほどのすごい物理学講義に戻るんですけどね、やっぱしちんぷんかんぷんですね、読んでてもね。
貴重な時間を使ってね、何かの資格を得るわけでもなんでもないのに、一体何やってるんだと思われるかもしれないんですが、
本来学びというのはですね、何かのためばかりじゃないと思っているんですよね。
純粋に知的好奇心を満たすためでもあるんですよね。
だからまあ60歳近くのおじさんが今される資理科学を学んでも何の問題もないわけです。
それを引っさげて何かをするわけでもなんでもないんですけどね。
そう思って一生懸けてのんきにやっていくんで、学びの効率とかあまり考えなかったんですけど、
今回最初に言いました、忘れていた学び方を思い出したかのようなね、そういうような感じがしています。
で、今読んでいるすごい物理学講義っていうのが非常にやっぱ難解でね、ちょっと気を抜くとすぐ何が何だかわからなくなるんですよね。
それで10ページくらい戻ってはまた読み直すということを繰り返してたんです。
だからね、買ってきて2ヶ月ほど経つんだけどまだ半分しか読んでないんですよ。
でね、それはそれでほんの少しずつ少しずつ進捗していくっていうのが面白いんですけれども、
ところがですね、今回20冊並行読書の中に
目に見える世界は幻想かという最初に申しましたね、2年前に買ってきた本。
これを何回選んでたんですよね。
それで取り出して偶然、同時に読むという機会が今回できたんですね。
すごい物理学講義っていうのと、2年前に読んだ目に見える世界は幻想かと、それを並行して読むという機会になったんですよ。
その時、量子力学を生んだボーアとかアインシュタイン、それからボーアとハイゼンベルグとかね、そういう関係ってこんなんだったなとかね。
そういうことがもう1冊の本で裏打ちされてね、印象に残るということがちょこちょこ起こってたんですね。
昨日ですね、買ってきた2冊の本。
これが非常に今回今言っていることの決定題になったんですがね。
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買ってきた本というのはですね、最初言いましたっけ、世界は裏切れできているというのと、あと量子論の全てがわかる本ですね。
これ試しに開いてみたんですが、すごくわかるんですよね。
すごい物理学講義に書かれていたことで、何回何回でね、何度も読み返したところが、今回買ってきた本ではですね、別の言葉とか言い回し、表現、そういうふうにして書かれていて、あ、そういうことかという経験したんですよね。
例えばですね、一般相対性理論の根幹っていうのはね、連続っていうね、それが根幹なんです。
連続したものが歪んでいて、そこに重力とか時間の揺らぎとか、そういうようなのが積み重なっていくわけですが、量子論の根幹というのは離散なんです。
離散とか言ったって何が何かよくわからない、まあブツブツ切れているというような意味ですよね。
これはこれでね、なんだかわからないんですけど、買ってきた本にですね、こう書いてあるんですね。
量子論の世界への入り口は、この連続量と離散量にあります。
連続量だと思われていたものが、実は量子で構成された離散量だったというのが、量子論の最も基本的なポイントだと言えるからですと、こう書かれていたんですね。
別の表現でね、言われると、あ、そうだったのかというふうに思うんですよね。
まあそうだったというのはそうなんですけど、こう思っていたのが実はこうだったんですよというのがね、量子論の根幹ですね。
ブツブツ切れたもの、だから無限に分割していくという考え方はないわけですね。
量子論というのは、もうこれ以上分けられない量子、要するに量子というのは数で一つ二つで数えられるものという意味なんですけどね。
そういうものでね、できているんだと。
だから時間とかもそうなんだというわけですね。時間もブツブツ切れているんだと。
空間もブツブツ切れているんだと。
物はブツブツ切れているというのはもうみんなだいたい分かっていると思うんですけど、空間自体もブツブツ切れているんだと。
体積は何立方メートルというんだけども、その体積も量子の数で決められるんだという、そういうことなんですよね。
今スルスルスルと私言ったんですけれども、この本を読むことによってですね、そこまでスルッと言えるようになったということなんですよ。
なるほどと思ったんですね。
このことを他の人が他の本で語るとこう表現されるんだということがね、脳の知識の定着をさらに加速するんですよね。
ああそうだったのかというのがやっぱり学びです。
これはね、脳内に新たにニューロンネットワークが形成されて、転用可能になったということですよね。
こうやって人と語れるということは、何かと結びつけて語れるということでもありますよね。
転用可能になったと。これは定着したということですよね。
別の本による同じことの言い換えが、それらの学びの定着を生むというようなことになります。
そういうわけでですね、難解な本に取り組むときは、一般向けの平易な本と、少し紙砕いた本と、この合わせて3冊ぐらい合わせながら読んでいくとね、学びの定着がすごく早いなと今更ながらに思いました。
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子供用に書かれた解説書なんていうのもね、やっぱりいいと思いますよね。
大学時代にですね、そういうような学びの仕方というのは実はもうやってたんですよね。すっかり忘れてたんですけども。
当時ですね、日本の古代史に取り組んでて、あらゆる本を集めてきましてね。
岩波新書とか色々集めて、20冊ぐらい集めてきて、非常に短時間ですね、1,2週間ぐらいで、それら並行しながら読んでたんですね。
同じことがね、別の本で何度も出てくるんですよ。和の吾王の三陳成功部ってどういうような時代に生きて、どんな人だったのかと。
それについてどういう天皇に否定されていて、それにどのような資料批判が加えられているのかとかいうのがね、何度も何度も同じ本に出てくるんですよね。
驚くほど定着をしたことを覚えていました。
その時定着した知識っていうのはね、今でも聞いてなくてね、空で語れるくらい残ってるんで、私よくVlogの中でね、車の中でドライブしながら、
この辺はこんなところだとかね、名の国があったとこでみたいなことをね、空でベラベラ喋ってるんですが、もうその頃の知識なんですよね。
ということでね、一つのテーマを学ぶときに3冊4冊ぐらい並行して読むということで、なかなか学びがはかどりますよというね、
皆さんにとっては釈迦に説法のようなことをね、言うのが第50回目のポッドキャストとなりました。
60歳のじいさんはですね、こういうような釈迦に説法するんで困りますよね。
はい、久々の読書会でした。読書会というより学びについての話みたいな感じでしたね。
第50回になりました。50回なんで何かちょっと昨日聞いて話をしようかと思ったんですけど、全くそんなことはなく通常運行で50回を越していきましたね。
100回まで頑張っていきたいと思いますし、100回超えてもいつまでもきっとやると思いますので、どうかよろしくお願いします。
それではまた、リューズタイルでした。
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