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2月6日火曜日、17時ぐらいになりました。
あのですね、例のセクシー田中さんに関する問題ですね。
もうこれ以上あまり言いたくないなとは思ってたんですけれども、やはりこのメディアを探るというこのチャンネルの趣旨から言うと、
これ扱わざるを得ないなということがね、やっぱり次々と出てくるんですよね。
今回のこの問題に関しても脚本家、脚本家といろいろ言われてましたけど、僕はこの間のプロデューサーだとかテレビ局だとかね、
そういうところなんじゃないのっていうような話をずっとしてたんですけれども、そこに関するものが本当に今どんどん出てきてて、
原作というものをそっちの受けでですね、いわゆる原作ビジネスというものがかなりはびこってて、
今回で言えば小学館と日テレみたいな出版社とテレビ局、そしてその間に入るプロデューサーというこの3社で回してですね、
うまいこと回していって、そしてその人たちが脚本家ともつながって脚本家に書かせて、原作者というのはどこか絵の外にあって、
原作者には原作使用料を200万円ぐらいでポンと渡して、あとは書籍家だとか映画家だとかでどんどん出版社とテレビ局がガンガンお金を儲けていくと。
原作者にはもうすでに使用料払ってるから、いくら映画化されて儲けても一銭も入ってこないよっていうような話をされている原作者の方とか、
そういうのが今どんどん出てきてますね。
今回お話しするのはプロデューサー、間に入るプロデューサーですね。
そしてそれと今回問題になっている脚本家、このことについての話なんですけど、脚本家は好き勝手にいろいろできんよっていうようなことを言ってたんですが、
僕はそうは言いながらも好き勝手にある程度やってたんじゃないかというようなこともちょっと出てきてますね。
そしてプロデューサーとしっかりと結びついて、プロデューサーはテレビ局と結びついて、テレビ局と出版社はズブズブで、原作者というのは何か言っても赤ん坊のようにいなされるだけという、
そういうことを吉本バナナ氏ほどの方も言われていました。
そういうようなことで、今回2人の方の投稿を読ませていただこうかと思うんですね。
これは元フジテレビのアナウンサーの長谷川豊さんという方。
その方が、この今回の関士田中さんの脚本を書かれた藍澤智子さんについて語ったXなんですけど、
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これ僕探したんですけど、もうないんですよね、それがね。
でも動画の配信者の方がそれをずっと読まれているのは、僕何人かの配信者の方がずっと読まれていて同じ文章だったんで、
それをちょっと語り起こした、読み起こした文章で、正確ではないんですけれども大事な部分だけをちょっと要約してお伝えをするとこういうことなんですよね。
これは原文のままなんですが、長谷川豊さんね。
ちょっとあまりにもなので、関士田中さんという漫画の原作者が自主した件ということで話し始められますね。
この方が言うには、その脚本家というのは、私芸能人と仲良しなんですアピールで有名な藍澤智子と言われていましたね。
ドラマの出演者と写真を撮ったり、仲良しですよみたいなアピールをするので有名な人ということなんだそうです。
何度も原作クラッシャーをした有名な人で、古くはビブリアコショードがありましたね、10年くらい前にね。
郷力あやめさんを主人公にしてね。
映画ではプリンセストヨトミの人ですと言っています。
プリンセストヨトミというのも確かに見たことありますね。
長谷川豊さんが言うには、こういう言葉を使ってあります。
傲慢で独特な世界観を持っていて、原作を好き勝手に変えることで有名な人。
よく使ったな、こんな脚本家という、そのように言われていますね。
この業界ではかなり有名なヤバい人だという言い方を配信者の人がされていましたね。
この長谷川さんが言うには、10年くらい前にビブリアコショードという、過去に原作クラッシュを受けた原作ぶち壊しのドラマ家が
この脚本家のせいだけのせいだとは言えないけど、
なぜか全く様子の違う合理化や誤りをねじ込んできたクソ実写家のビブリアコショードの話もやってきたことが分かって、
俺はこいつの名前は絶対に忘れないと心に誓ったということを長谷川豊さんが言っていますね。
あれ、そうだったんだなと思いました。
僕テレビしか知らないので、物語とか本屋で見たことはあるんですけど読んでもないし、
漫画があったかどうかというのも知らないので、どう改編されたかというのは分からなかったんですが、
当時は無理やり合理化や誤りをご利用していると騒いでいるのは知っています。
ただ脚本もね、結構いろいろ変わっちゃったというのは知らなかったんですね。
僕みたいにテレビしか知らない人間には何もそれは分からないことなんですが、
ただ原作者としては辛い思い切りとしていた作品なのかもしれないなと今になって思ったんですけどね。
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さて、そうやって長谷川豊は相沢智子さんをそのように言うんですけれども、
次にこういう風に言いますね。問題なのは日テレ。
だって相沢智子を起用して原作者無視のドラマを作りまくった挙句、原作者が辞止した途端に許可を取ったものしか放送してませんと完全に責任転嫁のコメント。
これ書道としてはマジで最悪ですと言っていますね。
さらにこうも言っています。いや、それなら人は死んでねえし。
このコメントは日テレのコメントですね。
このコメントは誰が出したか知らないけど、その人間必ず移動させた方がいいですよ。
これ真剣にコメントを修正しないと日テレスポンサーへの攻撃が始まるでしょうし取り返しつかなくなる。
日テレ関係者呼んでいたら本当に対処した方がいい。マジで。
多分思っているよりまずいことになる。
というようなことを長谷川豊さんがツイッターでXに書いているということを配信者の方が読まれていたのを書き起こしたものですね。
ここを見ると業界では有名だった人であるということですね。
それから原作者というよりはテレビ局側、出演者側の人たちと仲良くしていくというような姿勢の方で、
そしてそこのきらびやかな俳優さんたちとの世界の中で自分はこういう人たちと仲がいいんだよというようなアピールをすることで有名な人だったんだというような言い方をされています。
脚本家の問題というのはあると思うんですけれども、長年このような状況というのが多かれ少なかれいろいろな脚本家たちの中できっとあったということなんでしょうね。
だから数日前のシナリオ作家協会の中でも原作者は関係ないかなというような理事の発言が出てきたりというようなことがあったんでしょう。
いわゆる脚本家村というような世界の中ではそれが当たり前だったんでしょうねという気がしますね。
次はプロデューサーの話です。
これは山本豊という、こちらも豊ですね。
こちらはアニメーション監督の方の話なんですね。
この方は京アニにいた人で、鈴宮春日の憂鬱でシリーズ演出をした人で、2007年にラキスターというのでアニメ初監督をしたというような人です。
ラキスターって僕見たことがないんですけど、いろんなところで見るから結構有名なアニメーションですよね。
その方がアメブロでこのように書いています。ちょっと長いけどそのまま読みますね。
この件に関しては少なからずショックでした。
と同時に俺はどういう立場でコメントすればいいのだろうと結構迷いました。
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まず大前提として、原作の映像化においては作品を預かるという姿勢が絶対です。
アニメもかつてはバカどもがやり散らかして、原作レイプとファンに怒られ続けて、ようやく今そんなことがなくなってきましたが、
実写業界はまだその悪癖が残っています。
これは長年にわたる大問題だと言えるのですが、実はそこまで複雑な構造の問題ではなくて、意外と簡単な問題だと思います。
原作者と制作者、この間に入るプロデューサーが単にバカなのです。
というか、いらないのです。
僕はアニメ業界で昔から原作者と制作者との衝突は見てきました。
突然監督が拘板し、同時に制作会社のプロデューサーとテレビ局のプロデューサーも拘板するという前代未聞の事態も見てきました。
なんでこんなことが起こるんだろうと疑問に思っていたところに、
共和2の事実上の初受け負い作品、フルメタルパニックフムフが制作されることになり、
なんと原作者の加藤先生がわざわざ本読み、脚本会議にこまめに参加していたのです。
僕は一演出でありながら、急速に加藤先生と仲良くなり、竹本監督と3人で、
この竹本監督というのは共和2で例の事件でお亡くなりになりましたよね。
僕が大好きな小林さん家のメイドラゴンの作画監督さんでもありました。
この竹本監督と3人で、新宿で焼酎対決をしようと誘われて、朝までなんとか耐えたのですが、
別れた瞬間に街中のいたるところに吐きまくったのを覚えています。
てかどうでもいい話か。
しかし、この関係いいよなぁと直感的に思い、特に竹本さんと加藤さんのあまりのラブラブぶりが羨ましくて、
僕がシリーズ演出を担当した鈴宮春日の憂鬱では、
後世会議から各話の本読みに至るまで、絶対に原作者立ち上げなければならないと谷川先生に宣言しました。
谷川先生は関西出身でもあり、今はコロナもあってちょっと疎遠ですが、
頻繁に梅田で飲み明かす中となりました。
そこから、ラキスタ宮川家の空腹の三井鏡先生ですかね、ちょっと字が読めないんですけど、
カンナギの竹梨恵里先生、仙遊の春原ロビンソン先生と、原作者には必ず後世から本読みまで絶対に参加することと通達しました。
同時に、もし参加できないなら、どう改変されても文句は言わない。
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後からこれは原作と違う、自分の思っていたイメージと違うと絶対言わないと言っておきました。
するとやはり自分の作品が大事なのでしょう。
皆さん、打ち合わせに必ず参加してくださいました。
ましてトラブルや争いなんか、ただの一度もありませんでした。
原作者と制作者が直接膝つき合わせて話をして決めるのだから、後から文句は言えないのです。
だからこういう受験を見るにつけ、どうして原作者と制作者が一緒に作らないのだろうと心底を思います。
テレビ局の昭和的な球体以前の考え方がこびりついているとしか思えません。
脚本家の方々も何を考えているのでしょう。
餅は餅屋に任せとけ、てな気分なんでしょうか。
いや、その餅を機根持ってついて作ったのは間違いなく原作者なのですが、お前らはそこにせいぜいあんこやら何やらを入れるだけだろう。
私は天才なんだからこんな原作徹底的に作り直してやる、なんて思っているのならば最低最悪です。
ただ邪魔な勘違いババアなんだからこの業界にいなくていい、本当に。
下手すりゃ著作権法違反です。
脚本家のモラルの無茶苦茶な低下を懸念します。
とはいえ、今回の問題の中核は原作者と制作者との間に入る人間が無能、これにつきます。
特に近年は制作委員会のプロデューサーの質が著しく低下しており、調整役としては完全に無力であると言わざるを得ません。
だからこの問題、難しいようでいて実に改善は簡単なんです。
まず、姿勢として作品を預かる。そして己の無駄なプライドは捨てる。
そして何より原作者と制作者との距離を近づける。そこからではないのでしょうか。
ハサミ取り的にどや顔をして間に入り、わーわーわめき散らすだけで結局何の調整もできないプロデューサーは一人でも多くこの業界から去るべきです。
それは実写もアニメも同じです。
はい、ちょっと長くなりましたけれども、業界の中身を知る監督さんのお話でした。
これを聞くとですね、そりゃそうだろうと思うんですよね。
制作者と原作者とが膝つき合わせて話すことによって衝突も繰り返しながら最終的に仲良くなっていって、
話を聞くところによるとですね、人間関係ができてからはむしろ改変されることを楽しむような、
自分の話がどのように変わっていくのかというのを楽しみに待っているような、そのような原作者もいるのだというような話も聞きました。
そのような人間関係というのは実際に膝をつき合わせて衝突を繰り返さないことには生まれてこないですよね。
ところが今のこの状態がなぜ生まれているのかというと、原作者と制作者をそのように近づけないというような動きが出版社とテレビ局の間にどうもあるのではないかと言われています。
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出版社もテレビ局もその原作さえもらえば、使用権さえ買い取れば、あとは好きなようにそれができる方が都合がいいわけであって、
間に原作者がいたずらに入ってくるような状況を作りたくはないわけですよね。
それが今回如実に現れたのではないか。
何度も何度も足原先生がここはこうしてほしい、こうしてほしいと言ったにもかかわらず、どうも出版社はテレビ局、そしてテレビ局はプロデューサーにそれを伝えるつもりがなかったんじゃないのかと思われても仕方がないんじゃないかというふうに思いますね。
今回のことで原作者、脚本家、そして出版社、テレビ局というこの4者の関係というのが、本当にあからさまに掘り返されて白日の下に晒されてきたというような感じがすごくしています。
海猿の作者の方も本当に大変な思いをされたようですね。勝手に使われて、そしてなんと自分が原作者だというような脚本家まで現れたということで、ひどい目にあっていたということを本当に嫌でしたというご自分のノートで書かれていましたけれども、
これもやはり見事に形作られた出版社とテレビ局のお金儲けの構造がそこに見事に現れている姿なのかもしれないですね。
どちらにしても、今回、日テレは何らかの説明をしないといけないと思いますが、どうでしょうかね。他のテレビ局もだんまりを決め込んでいる状況なんですが、このままなくなっていくのでしょうか。
しかし、例の脚本家の方はこれからどうするんですかね。これだけ名前がSNSとともに広まってしまって、今後自分の名前をクレジットした作品、脚本を書かせてもらえるのでしょうかね。難しいかもしれないですね。
そして間に入っていたプロデューサー、この方が実は結構過去にいろいろやらかしまくっている方だということも出てきていましたけれども、今日は資料不足なのでそこまではお話をしません。ということで、また経緯読みを持っていきたいと思います。少し長くなりました。