1. 神田大介の経験
  2. セクシー田中さん④ 不信の増幅
2024-07-04 10:13

セクシー田中さん④ 不信の増幅

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そういうガラス細工のように繊細な作品だったからこそ、少しの改編も原作者の足原先生にとっては気になったでしょうし、
私も報告書を読んで、調査報告書を読んで、何この改編、意味わかんないなって改編はいくつもありましたね。
無理に改編する必要ないよねと。
でも、わからないんですけど、あとこれ、脚本家が一人で決めてることじゃなくて、脚本家及び日本テレビ側。
ニュアンス的に考えると、日本テレビ側のプロデューサーであったり、他の社員であったりが、脚本家にこういうふうにした方がいいんじゃないかというふうに指示しているようなことも、
おそらくはあったんだろうなと思いますけど、中には明白に、日本テレビの社員がやったことで、それをどうも脚本家がやったことであるように原作者が誤解してしまったんじゃないかみたいなこともあって、
それは残念だなと思うんですけどね。
いずれにしても、さっき言ったような、テレビドラマとして成立させるのに必要な、例えば映画割りみたいなことの改編というのは、おそらく明確に書いてないのによくわかんないんですけど、おそらく足原先生、原作者はOK出してるんですよ。
だから、ドラマが放映されてるわけですからね。
1話から8話までは、脚本家が作った脚本に基づいて、もちろんダメなものはダメっていうふうに原作者は突き返してるんですけれども、認められたものもあったし、そうでなかった、要するに原作者側の主張が通らなかったものもあったみたいですけれども、いずれにしてもダメだったら放映されてないんで、原作者の権利っていうのはそれぐらいはありますから、
放映されてるってことはしょうがないっていうふうに原作者も見てるわけなんですよね。
それで放映されていて、9話と10話を巡る話っていうのも、9話10話に関しては原作にもともとない話なので単行本には出てこない。
ドラマは完結させなきゃいけませんけども原作はまだ完結してないので、それで書いていないところをドラマにしなきゃいけない。
そのときにこれにその言った言わないがあって、小学館側は原作者の足原先生が9話10話に関しても全部書くっていう話で、日テレ側はいやいや脚本家がそこに関わっていくっていう話っていうふうに主張が分かれてるんですけれども、
それはちょっともう水かけるので私には何ともわかんないんですが、結果どうなったかっていうと原作者の足原先生がプロットおよび脚本を書いて、
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足原先生の思ったようなエンディングになってるんですね。
これは原作のエンディング、原作はまだエンディングないですけど原作の展開とは違う話になってるんですけど、
だから基本的に不勝不勝って部分もあったかもしれませんが、足原先生の原作者の意向は通ってるんです。通ってるからドラマとして放映された。
その他のトラブルで、例えば脚本家の名前を9話10話のクレジットに入れるか入れないかとかそういう問題をめぐっての対立はあったんですけれども、中身に関してはとりあえず原作者側の主張が基本的に通っていますし、それで終わってるんですよね。
だからこれ、やっぱり世の中では原作が改編されてそれを苦にした原作者が自殺をしたっていうふうに捉えられていると思うんですけれども、そうではないです。
これは原作はドラマ化されて、原作者もそれに概ね満足してるんですよ。実際そのように書いてらっしゃる。
にもかかわらず、その後のやり取り、これは分かりません。何が自死につながったかっていうのは、そんなことは分析できるわけがない。調査報告書の中でもされてませんし、そもそも私も一応自死事案って取材したこともありますけども、その理由を簡単に見つけられないんですよ。
自死ってやっぱり極めて得意な事象なんで、基本的に人間というか生物は自分を殺すということはしませんから、得意な問題に関して理屈で説明するのは難しいんですよね。
そこにはまり込むと本当に自らの精神状態に極めて強い影響を及ぼすことがあるんで、あんまり生半可にやらない方がいいことでもあります。
ただ一応事実として何があったかっていうと、ドラマの放映が最終版を迎えた終わった時に、脚本家が自分が気に沿わない形で9話10話の脚本に加わることができなかったという趣旨のことをインスタグラムに書いて、
1ヶ月後に原作者側がこういう事情だったんだっていう説明をブログとXのポストでして、そこら辺でどちらの投稿も脚本家だったり原作者の周りでいろいろな反応を引き起こし、
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原作者の方は個人攻撃をするつもりではなかった、脚本家の方は個人攻撃をするつもりではなかったっていう趣旨のツイートをして姿を消し、それで命を落とされていたっていうことなんですけどね。
これ何なのかっていうと、脚本家としては原作者にいろいろ妨害をされたと思っているし、原作者としては脚本家を含む日本テレビ側にドラマ化を巡って、こちらこういうふうに約束していたのにその約束を保護にされたっていうような、大体そんなようなことを書いていて。
一方で感謝も述べているんで、それだけじゃないですよ。
どっちの方の文言も日ごろSNSの汚いやりとりを見ている私からすると本当に音頭な書き方をされているんですよ。
いろんな人に配慮をした。
優しい柔らかい。
そもそも自分の意思に反するようなことを主張する投稿がインスタグラムになされてから1ヶ月置いてるでしょ。
心を冷却させる落ち着かせるには十分な期間ですし1ヶ月って。
それから小学館の社員にも相談をした上でその文章の内容を遂行してから原作者の方は出してるんですよね。
だからそれに関してはもうそれ以上のことができるとも思えないような対応ではあったと思いますね。
お互いにそうだと思います。
いろいろそこからおそらくそれを読んだ人からはいろんな反応があったんだろうと思いますけれども。
原作者の方、脚本家の方それぞれがやったことにそんな問題があったかというと到底そうは私には思えないというのが率直な感想ですね。
本当に残念だなと思いますね。
原作者の方が私の収益限りこういうことが起きていたんだというふうに主張していることに関しては調査報告書でも日本テレビ側は全部に関してそうだというふうに言ってなくてここは日本テレビ側としてはこう捉えているというのもあってそしてそれを私が読んで確かに日本テレビ側の言ってることの方に理があるなという部分もありました。
だから要は何かその両者の間でコミュニケーションがうまくいってないんですよ。
人の原因は原作者がいてでもその日本テレビと直接やり取りするわけじゃないんですよね。
原作者は自分の担当の小学館の社員を通してやり取りするわけです。
小学館の社員はあんまりその原作者側のものがちょっとこれはきついなと思ったらそこを丸めて相手側に伝えてるんですね。
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逆もまたしっかりで日本テレビ側のプロデューサーが窓口になってるんですが。
脚本家とのやり取りっていうのはそこの中で日本テレビの中でなされているし。
その意向をちょっと忖度しているのかなというふうに思えるような場面も報告書にはありました。
脚本家だけってことじゃないんですよね。キャストとかスタッフを忖度しているのかなっていう感じのところもある。
でお互いに相手に伝えていないことがあるんですよ。
それからお互いにその相手がここはこうしてくださいって言われて分かりましたって納得していたかのように見せかけ見せておいて実はまた後で何か直してしまうとかっていうようなことがあったりっていう。
相互に不審が膨らんでいる感じはすごくあるんですよね。
直接やり取りするのがいいのかどうか分かりませんけれども少なくとも相手側に伝えていないことがあるんですよ。
直接やり取りするのがいいのかどうか分かりませんけれども少なくとも相手側に伝えていないことがあるんですよ。
相互に不審が膨らんでいる感じはすごくあるんですよね。
直接やり取りするのがいいのかどうか分かりませんけれども少なくとももうちょっと透明性の高いコミュニケーションができていたらなっていうのはやっぱり率直な感想ですよね。
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