AI生成本の現状と期待
AI生成の本というのが今どんどん出てきているわけですけれども、
去年一昨年と比べてですね、もうなんか粗悪なものっていうものばっかりじゃなくて、
良い質のものもだんだん増えてきているところです。
私自身もそういうようなAI生成本を作ろうと思って、一生懸命企画をしているわけですね。
AI生成でKindleの本を書くっていうのは、決してAIに丸投げで楽して原稿を作り上げるよと、
それが良いんだよということじゃないということですね。
そうじゃなくて、一番大きな良いところっていうのがあるんですよ。
それはね、これまでは僕は21冊の本を一人で手打ちで作ってきたんですね。
AIとかもちろん使わずにね。
一般的にはそれっていうのは偉いねと、よく頑張ってるよねと、
AIを使わずに自分で書くなんて素晴らしいと思ってもらえていると思うんですが、
実はそういうわけでもなくて、編集者がいないので、結局独善的なものになりがちなんですよね。
今の自分の視野の中だけでしか作れないし、
自分のアイディアとか編集者によって拡張してもらうということができないということなんですね。
ところが、そうやってこれまでは一人で書いてきたものを、
AIを共同するということによって考えられなかったようなアイディアとか、
そういうものを得ることができるようになるということなんですね。
つまりですね、AI生成本を作るということは、
これまで一人だったものが企画開業することができるようになるということなんですよね。
これが大きいんですよ。
なのでこれまでは自分で書いてきたと、それを誇りに思ってきたわけですけど、
そういう著者がですね、AI生成をすることによって、
より良い品質の、良い価値のものを読者に届けることができるようになるということなんです。
それがAI生成をすることの価値なんですよね。
なのでこれからはですね、表紙に堂々とこれはAI生成本だと書いて、
それで出版するんだということが主流になっていくという時代が、
やってくるんじゃないかなという気が僕は今しています。
今はまだAI生成というとちょっと後ろめたかったりとかする時代じゃないですか。
出版社としての新たな取り組み
自分で書いたことのほうに価値があるというような時代なんでね。
これってまさに30年前に手書きでお便りを書くほうが偉いと。
ワープロで書くなんて心がこもってないと言われてたのと、
全く同じ状況なんです、今ね。
なのでAI生成ですというのをちょっと後ろめたいという、
そういう状況にあるんですけど、そうじゃないと。
これからは堂々とAI生成本を歌って、
そっちのほうが価値があるという時代になっていくと思うんです。
で、読者というのはですね、やっぱり今は
AI生成なんてという、そういうイメージがあるわけですが、
それが今後は転換されていくと思いますね。
AI生成本というのは結構いいじゃないと、質がいいんじゃないかというようなね、
読書経験を今後繰り返していくと思うんですね。
そうするとAI生成本へのネガティブなイメージというのが、
コペルニクス的に転換していっていくんじゃないかと、
そういうふうになってほしいという希望的な期待なんですけど。
読者はですね、今後はこの本は表紙にAI生成本と書いてあるぞと。
つまりAI生成本と書かれているということは、
この著者はAIと一緒に綿密に企画をして、
この著者だけでは思い至らなかったようなアイデアを
ふんだんに盛り込んだ内容とか構成になっているということだな。
じゃあぜひ読んでみようというふうになるということですね。
AI生成というものが、その本の一つの勲章みたいな、バッジみたいな、
そんな感じで機能するようなね、そういうような時代になっていくと希望的に思っています。
僕らはですね、個人の名前で本を出しているけど、
Kindleのね、KDPですね、Kindle Direct Publishingというそこの視点から見るとですね、
僕らっていうのは一つの出版社なんですよね。
なんでそういうかというと、いわゆる販売ページの下の方をずっとスクロールしていくと、
なんか大きな画像が何枚かあるようなものを見ませんか。
その本の紹介がしてあるような大きな画像で。
それAプラスコンテンツといって、著者が作っていいんですけど、
作って申請するんですけどね。
その申請が通ったらあそこに掲載されるんですけど、
あそこのセクションは出版社からって書かれているんです。
つまり僕らが出版社として、
Aプラスコンテンツを出しているというようになっているんですよね。
つまりAmazonは僕らを出版社として扱っているわけです。
この私、リュウスタイルはね、出版社としてあの本を出してきたんです。
これからも出版社としてのリュウスタイルがね、出していくんですけど、
これからはね、これまでは私一人で考えてネタを作って企画をして構成をして出筆をして出版をしてと、
プロモーションまでやってたけども、今後はね、
AIという出筆者を雇い入れたことによって、
強力な出筆者であり、また話し相手を作るという、そういうことができたということなんですね。
じゃあこれまで出筆者をしていたリュウスタイルは編集者とかプロデューサーの方に回って、
実際の出筆はAIに任せるよと。
そしてそのAIを強力な出筆者だけでなく編集会議の一員として迎えたよということなんですね。
著者のリュウスタイルはAIという強力な出筆者を迎え入れた出版社の名前なんですね、今後は。
ということでそういうリュウスタイルという出版社がね、今後より良い価値を作り出して世に送るために、
AIを出版社に迎え入れてその良い本を作っていくということになっていくわけですね。
はい、ということでそういうような出版社が今後増えていくわけで、
そうするとより良い本が増えていくという観測を希望的にしているわけです。
なので胸を張ってAI生成本ですよと言えるようになりたいし、
また読者の方もそういう読書経験を積み重ねることで、
AI生成本というものへのネガティブなイメージというのをぐるっと変換して、
AI生成本だから良い本だと、そういうようになる時代が来るということを信じています。