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2つ前ぐらいの配信で、検索エージェントが一般的に普及してくると、ブログが読まれなくなるよ、という話をしたんですけど、
実はブログだけじゃなくて、電子書籍でさえ読まれなくなるよ、という話です。
はい、ここでですね、ブログとか電子書籍っていうことはですね、何かというと、
いわゆる情報まとめ系のブログや電子書籍ということです。
情報まとめ系って何かというと、ネット上にある情報をまとめて記事にしたり、電子書籍にしたりするということですよね。
例えば、何か知りたいことがあったときに、検索するときに、
そのような記事というのが検索の上位に来るので、それを読んで、
読んでもらったら、アドセンスの収益が入るということですよね。
近頃はその手の情報まとめ系ブログは、AIで作ったものがほとんどになってきていますので、
AIが作るので非常に質が良いんですよ。
人間が書くよりもですね、読みやすく質の良いものを近頃は作ってくれるようになったので。
Googleとしては、人が書こうが、AIが書こうが、読者にとって良い情報は上に上げるので、
なので、AIによるブログというのは今どんどん上に上がってきているんですよね。
ところが、それはもう読まれなくなるということですよね。
何でかというと、検索エージェントがそういう記事を全部網羅した上で、
全部というかね、20記事とか30記事とか網羅した上で、
それらを全部整理した記事を一発でまとめて出してくれるからです。
おまけに広告抜きでね。
なので、一般的なユーザーにしてみればですね、何かを知りたいときに10も20ものサイトを開いて、
そして広告を避けながらね、一生懸命知りたい情報を得ていくことよりも
検索エージェントを一発で知ったほうが、検索の行動としては一発で済むので、
とても効率的で良いわけですよ。
なので、個々のブログが読まれなくなっていくよという話をしたんですよね。
なので、そういう情報まとめ系じゃなくて、
いろいろと自分の経験とか手順の写真とか、行ったところの写真とか図解とか、
私じゃないと書けないブログを書いていくことで、
そういう検索エージェントの単なる餌で終わるという、
そういうことにならずに済むよねという話をしたと思うんです。
だからますます10年ブログというのが大事になってくるよねという話をしたんですよね。
ここまでが前段で、
問題はここからで、電子書籍も同じだよということなんですよ。
電子書籍も現在、情報まとめ系電子書籍というのは今でもたくさんあるんです。
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近頃は内容が良いものはたくさん生まれてきているんですよ。
とても質の良い電子書籍というのは非常に生まれてきています。
いわゆる規格がしっかりしているので、対象者とか表し方とかね、
そういうものをちゃんと作ってやっているので良いんです。
私も今そういうような電子書籍に取り組んでいて、
今4作目を作っているところなんですね。
そういうような電子書籍以外に、
やはり今でもただ情報をまとめただけの電子書籍というのはいっぱいあります。
表紙を見て、これちょっと知りたいなと思って読んでみたらね、
これAIが作ったそのままやな、みたいな。
過剰書きだけで示しているところもあれば。
全然一般的なことだけ書いていて、
具体的にこんな事例があるようなんていうのは全く書いていないとか。
事例があっても、これAIが作り出した虚構の事例やなと
一発でわかるような事例が述べられていたりとかね。
読んでもこれ全然役立たないよなというような内容がいっぱいあるんですよ。
そういうようなものというのは、
もともとはネットにあるものをAIにまとめさせて電子書籍にしたものなので、
もうすでに電子書籍に読まなくてもネット上にあるわけですよね。
なのでフェローだとかジェンスパークだとか、
そういうものを使って生成して読んでおれば、
わざわざその電子書籍読まなくていいんですよ。
ところが電子書籍の場合は、わからないですよ読むまでね。
なんで表紙見て良さそうと思って買っちゃうんですけど、
でもそれ見てこれ全然ダメじゃんと。
もうネットで見た内容と同じじゃんという場合は、
もうその著者の本、信頼がなくなって買わなくなりますよね。
その著者の本ね。なんで読まれなくなるんですよ。
でもやっぱり読んでみるまでわからないということもあるんで。
何が必要かというと、ブログと同じですよね。
自分の考え、それから写真とかね。
経験とかユニークな考えとかいうのをしっかりとふんだんに織り込んで、
AIが生成したとしてもそこに自分のそういうものをどんどん入れ込んで、
そしてやっぱりユニークなものを作らなきゃいけないということですよ。
そしてですね、僕が今一番大事と思っているのは、
そういうふうにしても読者にはわからないじゃないですか。
電子書籍なんか買ったってみたいに思っている方もいらっしゃるかもしれないので。
なんで、表紙でしっかりとそれをアピールするということですね。
漫画でちゃんとわかるようにしてあるよとか。
漫画とかそういうまとめというのは出てこないからですね、検索エージェントでは。
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それとか体験談に基づく本ですよとか。
ここでしか読めないこういう事例がたくさん入ってますよみたいな、
そういうのをこれから先は表紙に入れてアピールしなきゃならなくなるということです。
また、Aプラスコンテンツでもそれをしっかりとアピールしなきゃいけないということですよね。
逆に言えばですね、そのような本を作るということで差別化されていって、
そしてむしろ読まれる本になっていくということです。
情報まとめ系だけのAI生成でささっと作ったような本というのは淘汰されていくので、
表紙に明記されているようなね、ちゃんとこれは漫画でわかるようにしてあるよというエンタメ性を謳ったりとかね。
ちゃんと私が撮った写真でこの本書いてますよとか。
そういうのをアピールしていくことによってむしろ読まれる本ができていくという、そういうことですね。
そのためにはいくらAI生成であっても、そのようなしっかりと自分の手を加えた企画、内容、
そういうものを作っていかなきゃならないという、そういうようなことです。
ということでブログも電子書籍も今後は検索エージェントの対等でどんどん読まれなくなるけど、
それは情報まとめ系のコンテンツだけであって、しっかりと人間の手が入ってユニークなものを作って、
そしてそれを表紙でしっかりとアピールされているものについてはむしろ今後読まれるようになっていくんじゃないかなという、そんなお話でした。
それではまた。