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2012-05-31 08:12

第6回:田中和彦さん『渡り鳥のように最初に高く飛べ』

新人時代こそ最初に全力疾走してほしい。田中さんが提唱する渡り鳥理論を紹介。



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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト、ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクトの小宮です。よろしくお願いします。
本日はですね、田中和彦さんをお迎えしまして、3回目の回になります。
本日も新人からの質問を投げかけてみたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
では本日、田中さんを迎えまして3回目の回になります。よろしくお願いします。
では早速質問をご紹介させていただきます。
田中さんの入社3年目までの習慣で人生の7割は決まるという本を読み、非常に感銘を受けました。
その中でも渡り鳥の理論が非常に印象的で、
もし田中さんご自身のご経験でこの渡り鳥理論に当てはまるエピソードがあればぜひ教えてください。
また高く飛ぶためのコツがあれば教えてください。とのことです。
田中さん、この渡り鳥理論というものなんですけれども、リスナーの皆さんはご存じないと思うので、ちょっと簡単に説明していただいてもいいですか。
渡り鳥というのは、北のシベリアの方から季節が変わるときに南のところに何千キロも飛んでくるわけですけれども、
どういう風に飛ぶかというと、最初に思いっきり高く飛ぶんですね。
それは向かい風に向かってかなりパワーがかかるわけですよ。
高いところまで行くと、あとは上昇気流に乗って、そんなに羽をパタパタさせなくても、
フワフワフワフワという形で結果的に何千キロも飛べるという。
普通に考えると、なんとなくそこまで最初にガーッと飛ぶんじゃなくて、低空飛行でそこそこの力で飛んだ方が長時間飛べるような気がするじゃないですか。
でも低空飛行の方が途中疲れるらしいですね。
最初に思いっきり高く飛んだ方が結果的には遠くまで行くという。
最初が肝心というのはそういうことですよね。
僕のエピソードで言うと、最初週刊ビジネスの副編集長になった時に、編集デスクという立場だったんですよ。
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それは編集部の人たちが作っていた記事を最終的にデスクがチェックしてそれを本にするということなんですけど、
僕は市販紙の編集の経験が全くなかったので、まずみんなの記事を読んでアドバイスをしたりチェックをする前に、自分で作ってみようと。
だから最初の半年間は自分で編集記事を持ったんですよ。レギュラーの企画と特集記事を。
みんなからね、太良さん無理ですよ、そんなの出来ませんよって言われたし、しなくてもいいですよって言われたんですよ。
やっぱり自分の中でみんなにアドバイスする時に自分が実感値を持ちたいというのがあったので、半年間かなり大変でした。
でも最初にそれをやったおかげで、その後みんなに対してアドバイスをする時に、実感値がありましたよね。
この記事をこうしてとか、このスケジュールだったらもうちょっとこうなるだろうみたいに指示が出来るっていう。
それも何か私どいて同じですよね。新しい仕事をやる時はちょっと負荷がかかるかもしれないけども、
ガッと短期間に密度を高く仕事をすることによって後が楽になるということですね。
小宮さんはどういった?
そうですね。やっぱり初めとか最初って注目度も高いんですよね。
なのでどう転職とかすると、お手並み拝見みたいな雰囲気があるんですよ。
で、その時にやっぱりガッと結果を出さないと、見捨てられるというか見切られるのも早いというか。
そうですね。最初本当に肝心だと思いますね。
作家の中田秀がセリエに行った時に最初の試合で2ゴールしたんですよ。
もうあれだけで彼がセリエの中で中田っていう名前が日本から来たらすごいなっていう。
これをやれるかどうかですよね。
最初にそれをやっとくと後調子が悪くてもあいつはいつかやるやつだなって思いますね。
最初ダメだと後からどんなに頑張ってもね。
なかなかマイナスのイメージを払拭するのって時間かかりますけど、最初が肝心ですよね。
そういう意味で社会人のスタートの時の最初ってやっぱりとはいえあったかく見守ってくれるじゃないですか。
なので飛びやすくもできてると思うんですね。
転職とかの時はもう結構そういうの見てくれないですからね。
いきなりですからね。
いきなり勝負なんて。
本当に最初からバランスよくやるっていうんじゃなくて、僕はもう全力疾走ですよ最初は。
それを侵入者の人には言いたい。
全力疾走。
ついつい周りの人と目を見ながら自分から手を挙げちゃいけないのかみたいなことになりがちなんだけど、
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ここはもう本当に遠慮なく前に出るのが社会人のスタートだと思いますよね。
遠慮なく行っちゃって。
遠慮なく。
ありがとうございます。
田中さんのお話を聞いていて、中田選手のエピソードがあったんですけども、
やっぱり活躍してる人っていうのは実力を見せなきゃいけない時にガツンと見せられるんだなと思って、すごいなと思いましたね。
スター性とかさ、それ運とかね。
必ずそういうところにキシンと出せる人がやっぱり一線で出てるよね。
最初にどこまで高い位置まで行けるかっていうのが、体の癖になるかどうかだったんですね。
癖ですか。
やっぱりいつも新しいプロジェクトとか新しい場面っていうのはいっぱい出てくるので、その時にどんだけ高いパフォーマンスまで自分をグーッと持っていけるかっていう。
それもやっぱり社会人っていうのは一人ずつスタートが新入社員の時なので、そこはもう絶対に上がらなきゃいけないということじゃないかなと思うんですね。
なるほど。私も入社してまだ何ヶ月かなんですけども、知らないこともいっぱいありますし、いろいろ覚えていかなきゃなと思うことが沢山あるので、
今回の話を受けて自分でできる限りのパフォーマンスは出していきたいなと思いました。
高く飛んでくださいね。
はい。頑張ります。
本日のトークはいかがでしたか。
伝説の新人ポッドキャストでは、次回も本気の20代を応援する刺激的なインタビューをお届けしていきます。楽しみにしていてください。
またホームページやフェイスブックでも様々なヒントを配信中です。ぜひ一度ご覧ください。
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