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2023-03-07 03:29

ヴェネツィアと、ティツィアーノの「聖母被昇天」の話

ティツィアーノの「聖母被昇天」
https://www.basilicadeifrari.it/en/opere/assunta/

#ティツィアーノ
#ヴェネツィア
#ベネチア
#絵画
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こんにちは、秋本くりこです。この番組は、アマチュアバイオリン弾きの私が、クラシック音楽や聖亜絵画について、大公開目線で語る番組です。
今日は、ティツィアーノの聖母被昇天という絵画についてお話ししたいと思います。
このティツィアーノの聖母被昇天は、ヴェネツィアによる業界の祭壇画として描かれた作品で、今もそのヴェネツィアーノ業界の中に語られています。
この絵が完成したのが1518年ということで、今から500年以上も前の作品ですね。
祭壇画なので、縦668センチ、横344センチというとても大きい作品で、かなり迫力があります。
ティツィアーノという画家は、日本ではあまり有名ではないかもしれないですね。
私がこの画家の存在を知ったのは、大学生の時でイタリアに留学していた時に知りました。
ヴェネツィアに9ヶ月くらい、ロンマとフィレンチに合わせて1ヶ月くらいいたので、
その間にせっかくイタリアに来たんだからということで、いろいろな美術館や協会を見て回っていたんですよね。
実は留学する前までほとんど美術館に行ったことがなかったので、知っているが例えばレオナルド・ダ・ビンチとかミキランジェルとか、本当に有名なところだけだったんですけれども、
ヴェネツィアで美術館や協会を見に行くと、ティツィアーノとかティ・トレットとかティ・エポロという、ティから始まる名前の画家をよく見かけるんですよね。
最初はよくわからずに見ていたんですけれども、外から調べてみたら、
実はヴェネツィア派というユネサンス期にヴェネツィアで活躍した流派の有名な画家なんだということがわかりました。
中でもティツィアーノの制服秘書展はとても迫力と躍動感があって印象に残っています。
制服秘書展というのは、聖母マリアが天に見される様子を描いた絵で、
普通の人は亡くなると肉体はこの世に残りますけれども、
聖母マリアは肉体も魂も共に手に挙げられたという伝承がカトリック教会にはあるそうで、その場面を描いた絵なんだそうです。
ティツィアーノ以外にもこの制服秘書展をテーマにした絵画はたくさんあります。
いわゆる宗教画のイメージって、少し冷たくて人の顔つきも怖いというか、
あまり感情が入っていないのっぺりした感じのものが特にルネサンス以前の作品に多いですけれども、
このティツィアーノの制服秘書展は宗教画というより本当に有力作品、アートだなと思います。
先ほどお話ししたように絵に躍動感があるからなのか、何か腰間に訴えかけてくるというか、絵からすごいエネルギーを感じるんですよね。
あとは教会の建築や空気感を込みで芸術作品になっている気がします。
これは日本で神社やお寺に入ったときも同じだと思いますが、教会の中の空気って明らかに外の世界と違うんですよね。
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最初はその空気感に圧倒されてちょっと居心地悪く感じてしまうんですけど、慣れてくると逆にいつまでもその場にいたくなるような不思議な感覚になります。
皆さんは絵や物からエネルギーを感じることはありますか?
もしよろしければコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
それでは今日はこの辺で、さようなら。
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