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2024-10-07 15:24

#108 突然の別れと向き合う:葬儀の心構えと準備

📻 突然の別れと向き合う:葬儀の心構えと準備

💬 突然の不幸に直面したとき、私たちはどう対処すべきでしょうか?この放送では、ある方の実体験をもとに、葬儀にまつわる経済的・精神的負担について考えます。家族で話し合うことの大切さ、経済状況に応じた葬儀の選び方、そして事前の準備の重要性をお伝えします。

🕯️ 故人を送る気持ちと現実的な問題のバランスを取ることの難しさ、そして真の恩返しとは何かについても触れていきます。誰にでも訪れる可能性のあるこの問題について、一緒に考えてみませんか?

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#葬儀 #終活 #家族 #人生設計 #お金の話 #心の準備 #仏教の知恵 #人生相談
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サマリー

このエピソードでは、葬儀に対する心構えや準備について話されています。特に、突然の別れがもたらす精神的および金銭的な負担について触れられ、適切な準備や相談の重要性が強調されています。

突然の別れの苦悩
おはようございます、コウブンです。
富士県の片田川にある蓮城院というお寺で、福住職をしております。
先日、開明についてのお話を、この放送でさせていただきましたが、
ブログに載せて投稿したところ、そこに対してコメントがあったんですね。
どのようなコメントかというと、コメントを送ってくれた方のお母さんが先月に亡くなったと。
その時に、こういう解明を付けたんです、というような内容だったんですね。
それに対して、私は御愁所様です。死んでお悔やみ申し上げます。
そのようなコメントを返させていただきました。
この方、そのコメント主の方の名前のところ、アカウントですかね。
それをクリックすると、その方のブログが出てきたんですね。
お母さんの葬儀のことについて書かれていました。
その中で気になることがあったんです。
お金のことをすごくいっぱい書いていて、支払いが大変だというようなことをつらつらと書いているんですよね。
やっぱりこの御葬儀というもの、いつ自分が送る立場になるかわからないというところは、誰しもがあるのかなと思います。
全く無関係という方はあまりいらっしゃらない。
どのような形であれ、どこかで立つ可能性はあるのかな、しかも年齢は関係ないですよね。
なので、お寺の立場ではあるんですけれども、どのような心構えで、そういった不幸があった時に対処すればいいか。
あとはそういう不幸に対してどういう準備をすればいいのかというところも、いろいろ考えていきたいなと思います。
まずはですね、コメントをくれた方がどのような苦しみを味わっているかという部分をちょっと簡単に説明しますと、
突然の葬儀で予期せぬ出費に直面していて、
お寺への支払い、お寺への支払いというのは開明とかですね、あとはお墓、お墓もすでにあるみたいなんですけど、
そこに新しく名前を掘ったり、亡くなった方の名前を掘ったりとかね、それでね、結構お金がかかってしまった。
で、そのためにそれだけたくさんかかったんですけども、この亡くなったご両親というのは貯金はなかったと、保険もなかった。
なので自分たちが負担すると、その開明とかお墓の名前とかですね、自分たちが負担する。
家族葬という形でね、ご葬儀を行ったそうです。
だけども、参列者のいただいた公伝だけでは火は全然まかないで、大赤字であるということだったと。
今後ね、49日というものもあるし、または一周期だったり、新しい新本であったりとか、そういった先だけも考えるとさらなる出費が予想される。
なので自分がね、車を購入するために蓄えていた100万円というものをね、全部使った。
他にも、お母様が亡くなったときに病院に入院したと、支払いとか求められているというのが苦しいと。
他にも年金停止の手続とかね、いろんな金銭的な問題が山積みされている。
それなので精神的にも金銭的にも追い詰められて疲れ果てているというのでね、そんなような内容なんですよね。
経済的負担の軽減
お金の問題に関しては、やっぱりですね、すごく大変だと思います。
精神的な、どうしてもお金の負担というのが自分たちに大きくかかってくると、それに伴って精神的な努力も増えてきてしまうという部分があると思うんですね。
なので、せっかく見送る立場でもあるにもかかわらず、結果的に自分たちが見送る側が不幸になってしまうというのは、きっと個人様にとっても望ましいことではないであろうというところから、
どういうふうに私たちはしていけばいいのかという部分なんですけども。
やっぱりですね、こういう自分がいつでもね、お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃん、友達とかになってくると話はちょっと変わってくるかもしれませんけど、
とにかく身内の方、身近の方が亡くなった時に、その方を見送りたいという気持ちがあるにも一方で、そういった経済的な負担の部分というところの対処の仕方としては、
やっぱりですね、まず一つ、自分一人で抱え込まないというのは大事かなって思うんですね。急だからなかなか大変だと思うんですけども、
例えば自分の親であれば、自分に兄弟がいるんであれば、やっぱり兄弟と話し合う。自分に子供がいるんであれば子供たちにも話し合う。
みんなでどういうふうにして送っていくかということで、しっかり相談することは大事だと思うんですよね。
宗家さんに相談するのももちろん大事なんですけども、宗家さんとかお寺さんにね。
だけども、まずは身の回りの家族の単位で、身内の単位で、しっかりとどういうふうにしておばあちゃん、お母さんを見送るんだということをしっかりと話し合ってもらうというのはまずは大事かなと思います。
その上でどういうふうにしていくかというと、やっぱりね、経済的な状況に対応して御葬儀の規模というのを考えるのが大事かなと思うんですね。
やっぱりね、たくさんいろんなお母さん、自分の親からですね、小さい頃から世話してもらったという恩に対して報いたいという気持ちは誰しもがあると思うんですけども、
でもですね、結果的にその恩を報いたいからといって、すごく立派なお葬式、規模の大きなお葬式をして、それで費用が大きくなってしまって、結果的に自分たちの苦労が大きくなってしまうと、
それこそ恩に報いているということになるのかなと。本当に恩に報いるというのはどういうことかというと、きっと幸せに過ごすことだと思うんですね。
なので、やっぱりね、自分たちの経済状況に見合ったところというのをよくよく考えて、御葬儀の規模というのを考えていただきたいなと思います。
他にもね、葬儀者さんというのはね、都会であればたくさんあります。たくさんあって、必ずしもね、大手のところがいいとは限りません。
小さな葬儀者さんもいっぱいあるんですけれども、そういったところでちゃんとね、相談していただいて、コストの部分ですね、費用の部分というのをね、だいぶ抑えることもできるというところもあるみたいですので、
いろんなところをね、検討してみるというのも大事かと思います。ただね、これは本当に突然のことですから、なかなかそこが難しいという部分はあると思いますので、
実際はですね、あらかじめ調べておくというのが大事なんですよね。いつ調べたらいいのかというのは確かに難しいことではあるんですけれども、やっぱりまだね、元気なうち、お父さんもお母さんも自分たちも元気なうちにそういったことを学んでおくというのはね、大事かなと思います。
その上で葬儀者さんはどういったところがいいんだろうかというところもしっかりと考えておく。もちろん、小人様を送るための準備の一つとしてお金を準備しておくというところもあると思います。
やっぱりね、生きているうちに、生前のうちにね、葬儀の計画を立てるというところがね、大事かなと思います。もしね、今日このお話を聞いた方、やっぱりね、他人事ではありません、これは。
やっぱりね、ある程度の計画、細かい計画が必要ないと思います。だとしても、ある程度こんな形がいいかなというところを立てた上で、葬儀者さん、どういった葬儀者さんを使うのかとか、どういった規模でやるのかとか、費用はどれくらいあったらいいのかというところをね、しっかりとね、準備するのが大事かなと思います。
準備の重要性
他にも、補助金なんていうものがね、自治体によっては出るらしいです。そういったものがね、あるかどうかというふうに確認するのも大事かなと思います。
他にも、生命保険とかね、死亡保険というものがあったりとか、葬儀の補助金というものがあります。そういったものをどういうふうにして活用するのかというところもね、きちんと調べておくというのが大事かなと思います。
はい。ちょっとね、全体的にふわっとした内容にはなってしまうんですけれども、一番大事なのは、個人様の意思とかね、忍んでですね、後悔のないように見送ることというのが大事だと思います。
でもね、同時に遺族の経済状況というものを考慮して、無理の範囲で行うということも大事ですね。ですので、そのバランスをとるというところをね、きちんと意識していただいて。
必ずしも高額な費用をかける人はないんですけれども、かといって簡素すぎてね、簡略しすぎちゃって、何となく個人に申し訳ないなという気持ちになってしまうところもあるかもしれませんので、その辺のバランスをね、考えてみるということをね、一応ね、皆様もどこかで検討していただければいいかなと思います。
これはですね、私自身も同じです。私の場合は僧侶ですので、僧侶は僧侶なりの送り方というのがあるんですね。おそらくなんですけれども、僧侶の場合というのは、一般的なご葬儀、一般の方のご葬儀よりもね、だいぶお金がかかる部分というのはあるので、
この私も話をしながらですね、実際にどうすればいいのかというところも、あらかじめ準備しておくというのは大事かなと思いました。
あまりね、こういうことっていうのはね、早く亡くなることを望んでいるみたいな形にとらわれかねないんで、やりにくいという部分はあると思うんですけれども、いざという時に少しでもその時のストレスを減らすというところを考えれば、あらかじめ元気なうちにやっておくと。
自分の考えというものをね、ご両親の考え方とかですね、話していただいて、どうしたいかというお話もね、どこからするというのも大事かなと思います。
とても話しにくいことだと思いますが、私自身も同じです。私も自分の父親、母親がだいぶ高齢になってきましたので、どうしたいという話を聞けるかといったらなかなか聞けないなというところはあるんですが、
しかしながら、やっぱりね、実際にこの私のブログにコメントくれた方のその書かれたブログによると、やっぱりいろんな経済的、精神的負担というのが大きいというところが綴られておりますので、そういったところをあらかじめ準備するというところが大事かなと思います。
今日はですね、ちょっとより終えないお話ではございましたけれども、皆さんにとってもとても大事なお話だと思っております。
今日のお話を聞いてご意見、ご感想等あれば、どうぞコメント欄の方へよろしくお願いいたします。
また、人生相談、お悩み相談などあれば、どうぞ直接ですね、私の方までメッセージを送っていただければ、放送を通じてお答えをすることもできますので、どうぞご検討ください。
はい、では、連常院副住職の幸文でした。ではまたね。
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