待ってました?待ってましたよ、みんな。もっとちょうだい?
もっとください。今まで通常会だったりとか雑談会、ゲスト会を収録している中でお悩みがどんどん届いてますので、
今回はスペシャルとして2本続けて、お悩み相談コーナー長尺で解決していきたいと思います。
ぜひリスナーのあなたも自分の耳を聞かえて聞いてみてください。
では、いいですか早速菅原さん。
もちろん。
お悩み相談のコーナー。まずは一人目の相談者、ゆうたさんからのお便りです。
テーマは絵描きの厚利商売。
ラジオはもちろん本も何度も読み返しています。
ありがたいっすね。ありがとうございます。
ラジオでは特に黒犬が出てきた時には背筋が伸び好きな瞬間です。
新しいの出てきた黒犬っていうのがいたのね。
確かにいたようですね。僕は常に天使のように優しいつもりで喋ってたんですけど。
ずっと黒いから俺いつが黒犬か分かんねえな。
そっちのほど?
お悩みの内容は、私は絵を描く仕事をしています。
キャンバスにアクリル絵の具で描いたり、壁にペンキで直接描いたり、デジタルで描いたり。
クライアントさんから要望に応じて受注を受けています。
悩みとしてはターゲットが絞れていないことです。
今までがむしゃらに何でも描きます、何でも描けますといろんなテイストの作品を描いているので、
作品にアーティストとしての色がないと考えています。
将来的にはアーティストとして確立したいため、
今年は受注をやめてバイトで収入を得ながら好きなアート作品を貯めています。
自分の色を出したアートがどのようなターゲットに刺さるか、
また適正価格を決めるときの相手の変化量、本質価値が分かりにくく悩んでいます。
アートはビジネスとして成り立つものでしょうか?
家族がいて安定的な収入も求めたいため、月に60万の利益は必要です。
受注で受けていたときの価格は様々で、アイコンやロゴなどは1から5万、
キャンバスは10万から30万、壁画は30から80万円、
住まいは岡山県で、県内での仕事がほぼです。
あとは参考としてインスタグラムも貼っていただいています。
これで概要欄にも貼るので、ぜひ皆さんもご覧いただけたらと思いますが、
菅健さんはいかがでしょうか?
得意なお悩みというか、得意な領域のお話かなと思いますが。
そうですね、なんかこういう方多いなーってすごい思いました。
っていうのも、結構アーティストって認定されてなるものじゃないんですよ。
例えばネイリストとかは資格取らないととかあるじゃないですか。
美容師も美容師も資格取らなきゃいけないんだけど、アーティストは言ったらなれる。
ただ、アナウンサーもそうだけど、やっぱりプロがつくと、
結局それはお金をもらえないといけないという仕事だと思うんですよ。
アナウンサーは司会をやったり、行動番組で読んだり、
フリーランスでも別にアナウンサー学校出なくても、いわゆるMC的な仕事をすれば
それはアナウンサーですみたいになると思うんだけど、
仕事の分母で言うと、アーティストってめちゃくちゃ多いと思うんですよね。
それは広告業界とかデザイン出身の人も、デザイナーも絵描けるからアーティストになっちゃうわけですよ。
でもその人たちって本質的には自分が作りたいものじゃなくて受注した仕事をやってるから、割とデザイナーなんですよね。
デザイナーの人がアーティストになりたいっていうのが、すんごいよくある悩みだなっていう感じがしてます。
で、アートってちょっと難しい話で広い話になっちゃいますけど、
やっぱりいかに西洋的なアートに認められるかがアートを描く人。
アーティストって言うとデザイナーもいれば音楽家もいるんで、
いわゆる絵を描くアーティストとしてはやっぱり西洋にどれだけ評価されるかみたいなのが値段に影響していくんですよ。
だからそのデザインの仕事とは全く異なるんだけど、
絵を描くっていう共通点だけ見ると全く一緒に見えちゃうのが怖くて。
面白い。
なんでユータさんが絵を描くアーティストになりたいんだったら、やっぱりもう振る舞いをアートを描いてる人にしないといけなくて、
で、アート世界ではクライアントから発注されて描くことをコミッションって言うんですけど、
コミッションワークだけやってるアーティストっていないんですよね。
なんで一番最初にアートのアーティストとしてやりたいんだったら、やっぱり古典をやらないといけない。
アートを描く人として振る舞わないといけないんだ。
じゃないと、これってアートなんだなっていうこともわかんないし、
ただのデザインと何が違うのも多分ユータさん自身が説明ができないと思うんで、
デザインをどうやって超えてアートにしていくかっていうのが一つの考えなきゃいけないポイントだなと思います。
次にそれやるときはコンセプトを決めないといけないんですよ。
アートってすごい様々で、絵を描くことじゃないわけですよね。
だってほら最近話題になったのはバナナにテープ貼っ付けただけの作品が何億円で落札みたいなニュースがあったのと一緒で、
だからアートって別に絵を描く行為じゃなくてコンセプトなんですよ。
だから絵が描けるかどうかっていうのは二の次で実は。
コンセプトを作れるかどうかがメインなんです。
ご飯屋さん行ったって300円でも3000円でも美味しいものは食べれるしお腹いっぱいになるけど、
3万円のものってコース料理でコンセプトがあるじゃないですか。
はいはいはい。
地中海を味わっていただきたくてとかもそうだし、和食なんだけど出汁を使わないとかもそうで、
結局それによって感じるものが変わるみたいなこのコンセプトをどうやって作るかが重要。
なのでやっぱり絵を描けるからってやるとデザイナーになっちゃうんで、
やっぱりコンセプトを作れるかで言うと多分まだゆうたさんは1年生だと思うから、
むしろ入学できてない可能性もあるんで、
一回絵のことを考えるのやめてコンセプトを考えるっていうことにすごく時間を使う。
でそのコンセプトに応じて自分なりの表現をしてみる。
で個展をやってみるみたいな流れかな。
今バイトをしながらアーティストのためのアート作品を貯めてるっていうのは、
個展に向かっての活動としては正しい?
いいかもしれないですよね。
でも将来的にはコミッションワークというか受注は減らしていかないといけないので、
そこはもっと後の話ですけどね。
少なくてもインスタの画面を見たときにアートコレクターとしても僕やってるから、
アートコレクターとしてはアーティストには見えなかった。
デザイナーに見えちゃった。
そこ面白いな、そのこと。何だろう、定義の違い?
だからね、やっぱりそう見える振る舞いっていうのがあるんですよ。
それ言語化したい。何なんだろう、今言ってくださったようなこと。
でもやっぱりほら、僕だってスーツ着てネクタイ締めてたらコンサルティングに見えちゃうじゃないですか。
はいはいはい。
だから本当は僕がコンサルティング会社やってますって言いたいんだったらそういう格好した方がいいんだけど、
僕の場合逆でさらにひねって、その人たちと同じ以上の価格なんだけど、コンサルティングじゃなくてアドバイスですよ。
アドバイスするだけですよってやりたいから、同じにしたくないんですよ。
でもこれ手張りで言うと、やっぱり一旦守んないといけないんで、スーツ着て。
で、破んないといけないんで、こういう格好して。
で、離れてみるみたいな、資料も作らないアドバイスやってるみたいな離れ方をしてるんですけど、
まずはだからユータさんは、自分が思うアーティストの振る舞いに合わせた方がいいんじゃないかなとは。
なるほど、種ですね。
だと思う。
面白い。だからそうなるとあれ?
作る作品自体の佇まいもさることながら、本人自体の佇まい。
いやその通りその通り。
本当に思えることから。
だってこの憧れてる人が、こちらの作品が表現したいものに近いですの人が、
この方がちょっとアーティストと言っていいか僕は分かんないんですけど、少なくてもこの人って人物載せてないんですよね。
そうですね。これだけで表現でね。
みたいな感じだから、この方もちょっとアーティストと呼ぶかデザイナーと呼ぶか僕はまだ審議が必要だと思うけど、
でもそういうことかなと思います。
逆にユータさんがこの話を聞いて、あれ?なんか僕アーティストじゃなくていいかもみたいな。
デザイナーかもとか、今プロフィールに書いてるイラストレーターかもってなるのもそれでいいと思うんですよ。
分かる分かる。別にどっちが上下の話じゃないからね。
全然ない。全然ない。どちらも尊い仕事だから。むしろアートじゃなくて、
アートは自分でコンセプト決めて自分が作りたいものを作る話だから、世にないもの。
だから受注生産って真逆の行為じゃないですか。世にあるものとか人が欲しいものを作るっていう話になるから、
やっぱりそれはスタイルができてからそのスタイルに沿ってやらないとあまりにも世の中にあるものになる。
でもアーティストの作品も結果的に多くの人が欲しいとなるから希少性が高く高価格になるわけじゃないですか。
村上さんとかそうですね。
村上隆とかね。
だからスタート地点が違うんですね。
そう。
プロダクトアウトとマーケットインって分けてもいいの?近いの。
僕ね、その2つ全然意味分かってないですよね。
え、めっちゃ嬉しいですね。
いや、まずこのPSのとこ行きたいです。
PS行きましょう。じゃあPS菅健さん。はい、PS、PS。
なんか、いや、ほんとそういうことだと思うんですよね。
で、実際にいいよって言った方も30万円で衣装を作ったっていうのと、
70万円で衣装を作ったっていうのをどっちを周りに言いたいかってなると、
やっぱり70万円だと思うんですよ。
ただ、それで一般の人が衣装を作るっていう感覚が僕にはちょっと分からないけど、
仮にその方がインスタに載せたりした時に、
え、これで70万円?ってなっちゃうとネガティブになっちゃうけど、
え、そう、高いっすね、でもすごいいいってなるんだったら大成功じゃないですか。
はい。
なので、そうなるようにたけしさんは頑張っていただけるといいんじゃないかなと。
なんか、やったら30万円のものが70万円、だって2倍って言いながら2倍以上だからね。
へー、そうなの?俺、うっかり違うやんって思っちゃった。
ね、うってなるじゃないですか。
だからその分ぐらいはちょっと追加で減価もかけてあげて、
よりいいものを作ってあげると70万円の価値にちゃんとなるから、
次からは30万円と70万円あるんですけど、仕上がりこう違いますけどどっちがいいですかって聞くことができるんで、
それなら70万円ってなるようなものを目指しましょうっていう感じですよね。
お悩みとしては、
うん、面白いと思いました。
これなんかね、これまた難しいことを言うから答えづらいんだけど、
違う畑の深掘りの仕方と探し方のコツ。
つまり想定している普通のあれと違う領域にニーズがあるかどうかの探し方?
ってことだよね。
むしろもうちょっとその後の話から拾っていくと、
じゃあプロの人たちには分かるんだけど、
一般消費者の人たちに届ける方法、探し方を教えてくださいっていうことだよね。
そう、そんな人もこういうの欲しいんだってなったんだと思うんですよ。
ね、こんなんこそまさにノートじゃないですか?
お、ということ?
だってもうそのノートでプロの人たちの衣装の解説をして、
実はこのプロってここに耐久性が必要とか、
ここで踊りやすくしなきゃいけないとか、
こうやって華やかさをやるとか、
むしろステージで何回も使うからメンテナンスがしやすいとか、
分かんないけど今思いつくまま適当に言ってますけど、
なんかがあると思うんですよ。
で、それってあなたの晴れの舞台で使いませんか?みたいな話には、
展開できそうだから話を。
だからむしろプロの衣装を徹底解説みたいなのを、
まあYouTubeでもいいし、
面白い!面白い!
ね、なんか普通にただスーツ買おうと思ってたけど、
こんなに違うんだ!僕ってどっちだっけ?
いや、結構着たいからプロ側かな?とかってちょっとなってくるじゃないですか。
うん、なる。
名の通ったサビルロー出身のデザイナーが作る仕立てのいいスーツと、
プロの耐久性や華やかさに特化した衣装。
私はどっちでしたっけ?みたいな話になると思うんで、
なんかそうやって視点を、その入り口はエンタメ?
プロってああこうなんだ!みたいな方でもいいし、
もしくは単純にスーツとの比較?
今僕が言ったみたいな、
普通のスーツとこういうプロのスーツというか衣装ってこんな違いがあるんだ!
みたいなことを考えていただくのを、
なんかノートで発信するとかは結構面白いコンテンツになりそうだなっていう感じがしてます。
で、それを言えば言うほど専門性が出ますよね、たけしさんの。
うん、そうですね。
そこに着目してんだ!みたいな。
通常のスーツはここにボタンが付いてるんですけど、
それは危ないんで取ってますとか、
こういうとこ気にするんだ!みたいな。
そこがまずはコンテンツとしてある程度見てもらって、
その中の一定の人がじゃあ自分が作る時ってどっちなんだろう?
って悩んでいただけるようにするのがいいんじゃないかなと思います。
うん、面白いなあ。
今回のたけしさんで言うと、
僕周りにいる人たちが想定される顧客、消費者な気がするんですよ。
うん、そんな気がする。
ここでたけしさんに僕の観点から一つお伝えできることがあるとすると、
今までたけしさんが対象にされてこられたプロの方たちと、
一般って呼んでる人の間にもっと幅広にどっちにもありそうな人たちがいるのよ、今世の中に。
インフルエンサ的なね。
そうなの。ソーシャルメディアの発達によってプロと一般の境目が溶けちゃったじゃん。
なのでここにターゲットがいます。
それはまさにそうだと思う。
この人たちもプロに衣装を依頼するんじゃなくて、
プロじゃない人じゃないな、高いものを買ってるんですよ。
ただそれは既製品の高いものを買っている人たちなので、
正直値段としてはもっと使ってたりするの。30万以上。
でもそれはインフルエンサとして自分の存在やブランドや特別感を表現したいということで投資しているから、
それをプロに依頼できるんだとしたら、僕の頭の中にあるだけでも相当数顧客がいます。
高いどこどこのブランドの、値段が知れ渡っているブランドを着ることがステータスだと思って買う人もいるけど、
でも一方でユニークさ、個性みたいなのを大事にしたい人は、
お金持っているからこれ買いましたよりも、自分だけのものが欲しいってなるじゃないですか。
それが究極だから、究極の贅沢だから。
かといってディオールでやると200万円しますと。
それは無理だから。しかも既製品に近くなっちゃうしね。
だからそういうんじゃなくて、ちゃんとオーダー、フルオーダーで出せる。
体型にも合わせながらとか。
あと体型が僕とかタクミさんみたいに変わりやすい人は、
混ぜ込まれた。
サイジング調整とか、お直しみたいなのがユーズ聞くの結構いいかも。
何なら、相談しながら作っていくプロセスがコンテンツになったりすると嬉しいよね。
それ最高。
SNSネタになるから。
それ結構本質価値かも。
そうですよね。そっちの方が大事みたいな。
面白い。それってね、あれと近いなと思った。レストラン。だから本当に星がついてたりするレストランって、
その方々からするともちろん日常だし、毎日お客さんが来てやってるけど、来る人はもう一生に一度みたいな人がずっと来続けるわけじゃんか。
誕生日とか何ならプロポーズとかね。
そう。だからそこを提供者側がこっち側、消費者、来る人側の感動にチューニングすることだと思う。
そう、なんか分かんないけど、そんな表現じゃないんだけど、要はついに来たね、ついに来てくれたね、ついに来れましたね、みたいなウェルカムが欲しいのに、シュッとしてんすよね。
分かる。なんか大事にしてほしいの。
もっとウェルカムしてよ、みたいな感じの時ありますよね。やっと来れました、みたいな。何ならちょっと、そういう高揚感の方が近いのに、最初みんな緊張しながらやっぱり僕らも行くから、やっぱりお互いがシュッとして、なんかガチガチになって。
分かる。分かる。分かる。分かる。分かる。
でもそうだと思う。海外の人やっぱりお寿司屋さんとか行って静かに食べるの超嫌だって言いますからね。
間違いない。
もっとウェルカムしてほしいし、もっとリラックスさせてよ、みたいな。楽しむ方向にやらせてよ、みたいなのはまさにそういう表れだから。
特別だって思うってじゃあどっちなのと、発表会みたいにちゃんとガチガチにやった方が特別でしたっけと。
それとも、わーやっとこれだ、キャーってやってる方が特別でしたっけっていうと、なんか後者な感じもしますよね。
面白い。だからあれだよ、値段的な話もそうだし、むしろこちら側が選んだ方しかちょっと作らせてもらえないんですっていうぐらいの資金の高さが欲しい。
それは絶対そうだと思います。もうこれうちの作品に乗っちゃうんで。
そうそうそう。
みたいな。
リファレンスチェックとまでは言わないけど、どういった方なのかちょっと事前にお調べさせていただいてぐらい言われると、こっちもそういう感じね、みたいな襟をたたす感じがあるよね。
ちゃんと乗りたいです、みたいなね。お客さん側が乗りたいです、したいです、欲しいですっていう関係になった方がいいですよね。
面白い、このたけしさんの話。
いやもうだからなんだろう、菅謙さんもそうだと思うんですけど、僕なんかからするともう可能性しか見えなくて、やりようがありすぎて、もうなんか楽しいっていう。
ねえ、写真とかいっぱい置くと欲しかったよね、これ。
いやほんとほんと。
どんなの作っていくか、誰にでもわかんないから。
ポートポリオを持った方がいいですよね。
ねえ、ほんとほんと。
何作ってきたのか。
ねえ。
それだ、まずやるべきはそれです。
ポートポリオを作って、こういったものを作ってきました。
これのこだわりはこれです。
だからそれがノートであってもインスタであっても何でもいいと思うんですけど、やっぱりどういう仕事をされてて何のこだわりがあるのかを、ちゃんと一般の人にまで届くようにするっていうのがファーストステップな気がします。
あとは個人的にご連絡いただけたら多分、この人こういうの欲しいですよっていう人いっぱい知ってるので、DMお待ちしてます。
タケシさんDMお待ちしてます。
はい、シンプルに。
めちゃくちゃいい、面白い。
こういう人ってオーダーメイドだから超厚利商売向きじゃないですか。
超です。
だって値段も合ってないようなもんだし。
そうなの。
倍だから高いかっていうと、別に原価だけ見たら高くなってるのかもしれないけど、その分タケシさんのブランド力を上げてますとか、メンテナンスにお金をかけてますとか、
何か別のもの大事に着るみたいなのもそうだし、知らしめる何かみたいなのを大切にされてたら、値段は本当に比較するものがないんで。
そうなんだよね。
もう時間あるんでもう少しだけ踏み込んじゃうと、多分タケシさんがこの自分に払ってもらったお金が何でリターン返ってるかの想像力をもっと上げる必要があるかなと。
そうそう、喜びはどこにあったのかね。
例えばコモン編集者の竹村さんが来てくださったじゃないですか。
1記事で基本的に100万、150万って高いんですよね。
なんだけどそれが採用コストだったりとかと比較すると急に激安になるっていうのと似た結論で、
似てるね。
30であれ70であれ100であれ、この衣装を買うことができた、もしくはお願いすることができたっていうこと自体が、
多分その人のブランドだったりビジネスからすると下手するとよ。
だって芸能スタリスト、アーティスト、ダンサー、歌手よりもはるかに稼いでるインフルエンサー山ほどいるわけですよ。
だからリターンになる元が全然桁が変わるから。
桁が変わるし、多分今お付き合いされてる人たちは必要経費でやっちゃってて、
必要だからやってるじゃないですか。
必要なら安くしたいとか、そっち側もあるかもしれないけど、
僕らって不必要だけどやりたい人なんで、別に100回踊るわけでもないし、100回ステージに立つわけでもないから、
そういう人たちが求めてるもの、さっきの話みたいなのも含め全然違うと思うんで、
それはこのお題、探し方のコツというか、やっぱり価値のコツが全然違いますよね。
その辺りを会話しながら、たけしさんが掴んでいっていただいて、
これまで磨き上げられてきた技術だったりブランドだったりとかっていうのをそっちに転用すると、
まさに深掘りというのか、なんだろうね。
あとだから耐久性は実はいらないと、僕たちは。
そうだと思う。
とか、アレンジができますがいいかもしれないですよね。
1着しか作ってないんだけど、アレンジを変えると5着分に見えますみたいな方が、
もしかしたら、いろんな場所に同じ格好で行くのはちょっとなって言って、
結局この衣装の使い道がちょっとにしかならないかもしれないから、
それなら違って見えますよっていう提案の方がいいかもしれないし。
もしくはあれだよ、インフルエンサーだったりとかすると、
潜在写真が何かっていうのがまさに存在感じゃん。
だからその一発のためだけに正直100かけてもリターンするから。
いいカメラマンといい衣装でね。
人と違うやつ。
とても違和感のある存在感が出せるは、僕は人にお勧めできちゃうそれは。
でもそうなんじゃないですか。
例えば今日着てる僕の服ミューミューなんですよ。
ミューミューって基本メンズやってなくて、
レディースのオーバーサイズなんだけど、ユニセックスですよね。
でもやっぱりミューミューはメンズ着ないから、
だから人と違うものが好きだからこういうの着たりとかもしてますね。
ミューミューで言うと、この間ミューミューさんからご依頼いただいて、
片付けのワークショップにさせてもらいましたよ。
ミューミューオリジナルで。
え、ジャパンで?
ジャパン。
え、すごい。そんなのもあるんだ。
そう、やっぱりカスタマー向けにって言って、すごい喜んでいただいて、
小冊子までオリジナルで作って。
え、すごい。じゃあ宇宙にも来るかも。
可能性あるかも。
クローゼットの中に吊るすミューミューとこんまりのコラボの乾燥剤だったり、
方向剤だったり、ああいうのも作って。
そんなもんまで?
めっちゃ可愛いのよ。今僕のクローゼット吊るしてるけど。
え、それまた買おうってなっちゃった。
ぜひそこまでたどり着いてください。
はい、担当さんにちょっと言ってみます。
ぜひぜひ。
それに行くにはねって言われると思うけど、階段がございまして。
この段階があるよって。
なんせクローゼットをミューミューでパンパンにしないと片付けられませんからって言われて。
そうそうそうそう、まずはってね。
面白い、ミューミューミュー繋がりで。
ね、たけしさんの話すごくいい。
てか本来本人が持っている価値自体が高いから、今日はその表現だけ。
店用の仕方、まさにこの活かし方を変える、ずらすっていうのだけで僕ら考えられるし、
なんなら僕らが顧客に近いからアイディアいっぱい出てよかったですね。
いや本当、ぜひこれ何度も聞いて、全部やっていただけたら多分全然違う仕事と人生になると思います。
桁変わりますね。
桁変わる、もう901,000の頃の話じゃない。
でもそれでも相当頑張ってらっしゃるんだと思うんですよ。その業界的に言うとね。
確かに、でもやっぱりプロ向けってやっぱり耐久性とか必要品だから、必需品なんで、
やっぱり事務所から見るとアーティストがいっぱいいて48みたいになってくると、結局安くしなきゃいけないじゃないですか。
いっぱい作るから48倍かかるんだコストが。
特にエンターテイメント領域、特に日本だけをマーケットにしてたりすると、
正直出せる予算感も限られちゃうから、そこはね難しいので、
今トライしようとされてる方向はめちゃくちゃ合ってると僕は思います。
すごくいいですね。
たけしさん応援しております。ご質問ありがとうございました。
そして質問の仕方もすごく面白くてよかったです。
なんかいいっすよね、すごい答えやすかった。
写真があればとか思ったけど写真がなくてもこんだけ言えるから。
確かに。
やっぱりいい質問でしたね。
本気だったんですね。ありがとうございます。
ということで最後に番組からお知らせのコーナーです。
まずは須賀健さんお願いします。