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スピーカー 1
Project Design Roomへようこそ。この番組では、企業家や科学者、クリエイター、様々な分野のプロフェッショナルの原動力に迫り、
プロジェクトを成功に導く秘訣を探っていきます。ナビゲーターはKonel、知財図鑑代表の出村光世です。
つい先日ですね、アメリカのオープンAI社がChatGPT 4.0を発表しましたということで、ニュースでご覧いただいている方もたくさんいらっしゃると思いますが、
ついにChatGPTに口と目がついたぞと、つまりテキストチャットだけじゃなくて、会話とか画像を見せてそれに反応してくれる高度な対話が可能になってきたということなんですが、
より自然に人間とAIの境界線がどんどん曖昧になっていくっていう様をみんな目撃していると思います。
皆さんは日常の中で生成AIどういうふうに活用してますでしょうかということです。
実はこの番組でもですね、第7回のゲストでデータサイエンティストの黒柳さんともAI時代のプロジェクトみたいなテーマで深く語らせていただいてますが、
もう実は半年ぐらい経ってだいぶあの時と景色が変わってきてるなというふうに思ってます。
実際に業務だけではなくて、日常の中に生活の中にAIが入り込んできてるっていうふうなことも多く出てきてるかなと思ってます。
今日はこんな前置きをおかせていただいたんですが、例に漏れず我々知財図鑑も約1年かけて、
この特許っていうものと生成AIをつなげるプロジェクトを仕込んできています。
本当にですね、右右曲折があって、開発を始めた1年前と比べるともう随分と世の中の流れも大きく変化してきて、
めちゃくちゃライブ感があるプロジェクトですね。
今も続けてるんですけれども、ようやく世の中にお披露目できるタイミングがやってきたということで、
今日はゲストに僕の仲間ですね、知財図鑑のメンバーを呼んでいます。
知財図鑑共同代表で編集長の新井涼さんと、同じくCTOの小木野康裕さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
めちゃくちゃ引くほど身内なんで、もうちょっとさんづけはやめたいなと思いますし、
新井さんは涼さんだし、小木野さんは康というふうに呼んでいきたいなというふうに思いますが、
ついにこの日がやってきましたね。
来ちゃいましたね。
散々毎日話してますけど、すごくエポックメイキングなプロダクトを僕たちも世に解き放っていきたいなというふうに思いますので、
今日は改めて2人をお呼びしているのは、我々のニュースを届けるということだけではなくて、
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スピーカー 1
ここにたどり着いてきているプロセスも非常にプロジェクトとしては着目すべきこともたくさんあったし、
毎日いろんな反省をしているので、実際そこはリスナーの方にとってのプラスな材料にもなると思いますし、
これから我々が生み出していくプロダクトを使っていきたいよという方がいらっしゃったときにも、
こういった背景に共感していただけるというのは非常にパワフルなことかなと思っていますので、
そんな視点でラフに話をしていけたらなと思っています。
ということで、とはいえ一旦自己紹介からやっていきたいなと思うので、
じゃあ涼さんから簡単にお願いします。
スピーカー 2
はい。時代図鑑の新井涼です。
時代図鑑はすごいテクノロジーをわかりやすく紹介するウェブメディアとしてやってきていて、
カルチャーとして知財を扱ってみるとか、その知財があることでどんな可能性が膨らむのかなというのを考えるのが
僕だけではなくてみんな好きだなと思っています。
僕でいうとWeb3関連の技術とか社会のあり方がどう変わるかというところが興味あって、
もう一つその知財ハンター協会というDAO型のコミュニティのファウンダーなんかもしているので、
スピーカー 1
その辺の話も後でちょっとしていきたいなと思います。
涼さん、ありがとう。したら安野もお願いします。
はい、大木野です。
オネルと時代図鑑でテクニカルディレクターというポジションで活動しておりまして、
スピーカー 2
最近はテクニカルディレクターアソシエーションというところでオーガナイザーも務めております。
スピーカー 1
今回紹介するこのサービスではCTOとして参画しておりまして、
スピーカー 2
普段はテクノロジーのその先というのを考えるのがすごく好きで、
こういった要素技術を使ってどんな未来が描けるだろう、
スピーカー 1
どんな体験が作れるだろうということを考えたり、
スピーカー 2
逆にこういう体験を作るんだったらどう実現するんだろうみたいなことを日々考えております。
スピーカー 1
今日はよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ちょっと予想通りめちゃめちゃ固くなっちゃってるんで、
昔話でも挟もうかなって思ってますけど、
やっすとはもう本当に長い付き合いで、
大学1年生の頃からだからもう20年ですね。
自分の家族よりも長い時間一緒にいる感じ。
僕も嫁より長い気がします。
そういうことになっちゃうと。
早稲田大学で出会ったわけですけれども、
同じ学科でみんながほぼほぼ初めましてみたいな状態で、
すごいむずかゆい感じの雰囲気でしたけれども、
やっぱりやっすとはめちゃくちゃ異彩を放ってたねっていうのを覚えてて、
とりあえず小指ぐらい入りそうなピアスの穴が開いてたなっていうことを、
ちょっと遠目から見ても思い出してるんだけど、
オランダから帰国子女として帰ってきたということで、
いつから行ってたんだっけ?
小学校4年生ぐらいから高校卒業まで行ってましたね。
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スピーカー 2
確かにピアスは煙草を入れて遊んでました。
スピーカー 1
あったわ。そこに火つけて遊んだりしてたなというのを思い出しますけれども、
実はここはちょっともう半分いじりになっちゃうけれども、
大学中退してるから日本での学歴が小学校中退になってるっていうのが、
俺的にはだいぶツボで、
そんなメンバーと一緒に会社作ったんだって思うと、
すごいロックでいいよねって思いますね。
そんな感じでめちゃめちゃ健全な大学生活を送って、
超遊びまくってましたけれども、
毎晩スマブラやったりマージャンやったり、
とにかく勝負事が強い安さんなわけですけれども、
お互い音楽の趣味があって、
メロコアみたいなことがだいぶ流行ってたタイミングでもありましたけど、
ハイスタンダードが大好きでね。
気づけばバンドを結成して一緒に作曲活動をしたり、
その中でウェブサイトを作ったり表現をするっていうのが、
だいぶ今でも現体系になってるなというふうに思ってるけど、
自由にめっちゃ作ってたよね、あの頃はね。
そうですね、今も自由に作ってますけどね。
結構その完成の部分をすごく大事に僕らはものづくりしてるんだけど、
やっぱりそういうところからあまり今もいい意味で成長してないなというか、
そこを大事にやってるなっていうのは、
そういうところからできた中までやってこれたっていうことで、
なんか話してるとだんだん照れくさくなってくるんですけど、
いつもありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
ちょっとりょうさんとの出会いにね、
行くにあたっては2018年かな、
そうやって安とか他のメンバーといろいろなものを作って、
いざコネルとして初めて海外の展示に参加して、
自分たちをアピールしていこうってなったときに、
テキサスで開催されるイノベーションのお祭りということで、
サウスバイサウスウエストに僕たち行ったわけですが、
そのときですね、光る卓球台っていうのを持って、
ラケットにボールが当たった瞬間に、
卓球台とかラケットが光っていくみたいな、
かなり生々しいというか、
あのときはすごいローテクノロジーみたいなことを、
キーワードに展開してましたけども、
あの頃ですね、りょうさん出会ったのは、
確かテキサスで初めましてしてますもんね。
スピーカー 2
覚えてますか。
覚えてます覚えてます。
2018年にサウスバイのブース出してたとこに、
井口さんと一緒に出してたんですよね。
スピーカー 1
そうですね、当時ドキドキという会社の、
いわゆるXRの走りをずっと、
世界カメラの井口さんと一緒にやってましたね。
スピーカー 2
なんか面白いチームがいるなという感じで、
ちょっと目に留まったんで、
そこで交流させてもらって、
日本に帰ってからも、
一緒に制作のお仕事をしたりとか、
そんなところから繋がってたって感じでしたね。
スピーカー 1
あのとき、日本からも結構いろんなチームが、
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スピーカー 1
展示に出てて大盛り上がりしてたなって思うんですけど、
なんで僕らと今一緒にいるというか、
あのとき突っ込んで話しかけてきてくれたんですか?
スピーカー 2
あのときも結局、
僕も別のクリエイティブの会社にいて、
そこでブランディングやったり、
アーティストのマネジメントやったりとかしてた。
ちょっとその次のタイミングで、
物作りに興味があったんですよね。
物を作って、
自分でそれを世の中に出していきたいという気持ちを持っていて、
光る耳みたいな、
耳を聴覚を拡張するプロダクト、アクセサリーを作って、
それを光らせて持っていったんだけど、
僕らブース出してなくて、
ただただ普通に持って行って見せてたっていうときに、
光る卓球がすごいシンパシーを感じたんですよね。
スピーカー 1
確かに、お互い光らせてたね。
スピーカー 2
純粋に、いわゆる物作りの最初って、
LEDをチカチカさせるみたいなところから始まるじゃないですか。
それがすごく、
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
原始的な何かの刺激に合わせて光るっていう。
ちょっとそこでシンパシーをまず感じたっていうのと、
あと帰国したときにトークショーか何かがあって、
探す場合を振り返るみたいな。
そのときに、
イグチさんたちとブース出してたときの裏話として、
最初にまずコネルで2つぐらいブースを押さえたと。
スピーカー 1
その話あったね。
もちろん金がないから、
本当はワンブースで行きたかったんだけど、
卓球台を持ち込もうとすると収まらないから、
もう一ブース買ってくださいっていう事務局からの営業に
心よく乗ってしまい、
2ブース借りたんですよね。
スピーカー 2
その後で、誰かブース余ってるんで。
スピーカー 1
そこね、確か余らない予定だったのが、
その卓球台を運ぶために2ブース借りたのに、
輸送しようと思うと飛行機で持ってけない、
運べないっていうことが判明したんですよ。
だから卓球台ちっちゃくしたんですよ。
持ってけるミニ卓球台を手配し直したら、
その分のスペースが余っちゃって、
誰か一緒にやりませんかっていうような話をね、
そういえばしたなって思います。
スピーカー 2
結局3チームぐらいで出したんですよね。
スピーカー 1
そうですね。今もすごく覚えてますけど、
それこそその時は井口さんというシリアルアントレプレーナー、
企業家の方がトランスペアレントっていう技術を出していて、
会話の情報から関連する画像をどんどんリアルタイムに返してくれる
みたいな画期的な技術を出してたりとか、
あとフォロワッシュですねっていうスタートアップがあって、
岸くんが当時僕らのブースに本当に言葉通り転がり込んできて、
なんなら宿も転がり込んできて、
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スピーカー 1
一緒にテキサスで時を過ごしたなみたいな、そんな時代でしたね。
スピーカー 2
ブースをまず借りて後からシェアするみたいな発想とか、
結構その辺が面白いなというか、
そういうスタンスの人たちって結構なかなかあまりなかったんで、
いいなと。
物作りをやる人たちってオイマインドが大事だなと思って興味持ったって感じですね。
スピーカー 1
そうですよね。
行動から先に走っちゃうっていう、
そこにしっかり農機を合わせてゴリゴリ作っていくっていうね、
その感じはすごいとっついていただいたんだなっていうのは改めてね、
理解しましたから、
ぜひと言うかあれですね、声かけていただいたことに感謝だなと思って。
こちらこそ。
ということで、改めてこうやってテーブルを囲んで収録して照れながらやってるわけなんですけれども、
今日はせっかくなんで、
我々の今作ってるものとかこの先向かっていくビジョンっていうのを今一度擦り合わせつつ、
この際だから普段言葉にしていないような話題っていうのも話していけたらと思うし、
まさながら社内会議を露呈してるぐらいの気分でいけたらなと思います。
ということで、一旦第一パートは今日はこんな話するよということで、
頭出しをさせていただきましたが、
次のパートでは改めて知財図鑑とは何なのか、
どう始まって何を目指しているのか、
これをテーマにお話をいたします。
それでは次のパートで。