2種類目は「お金がなくてもある程度、快適に暮らせるビレッジ(場所)を作る事」。日本のビレッジの電気とインターネット、ガス、下水道、建築、衣服、教育、医療の話
サマリー
このエピソードでは、近藤ナオが日本で自給自足の生活を実践する取り組みについて語っています。特に、ソーラーパネルを利用した電気の供給方法や、持続可能な食料供給のアイデア、スタリンクを用いたインターネット環境の確保について詳しく説明しています。
自給自足のための電力供給
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第48回の話をさせてもらえたらなと思っています。
前回は、ピンチがあった時には、ゼロ円である程度快適な暮らしができるビレッジを日本でつくっているという話をしていて、
まず湧き水が出てくる、出てたはずの山を買ったので、水を加工するために水源を掘り当てたという話をしていて、
水の話をして、その次に電気をどう加工するかという話で、電気はソーラーパネルで太陽光でやってみようということで、太陽光でやり始めました。
太陽光は、僕ら電気系統は2つに分けていて、5000Wh分ぐらいのソーラーパネルでは200Vと100Vで電気が取れるようにしていて、
なんで200Vまでの電気に変換できるようにしているかというと、僕ら電気自動車を持っていて、その電気自動車があると高度範囲が結構広がるので、電気自動車の充電って100Vでやるとすごい時間がかかっちゃうんですけど、
200Vでやると倍のスピードで電気が入るので、かなり早く充電できるということで、電気自動車を充電するために200Vにしています。
今、電気自動車は日産のリーフっていうやつの初号機なのかな、15年前とかもっと古いかなみたいなやつを30万円で中古をゲットして、
でもバッテリーを2万Wh分ぐらいとか充電もできたりするんで、今の状態でも、2万Wh分のバッテリー買ったら100万とかは平気でかかっちゃうので、中国から直接買ったとしても、
そういう意味ではバッテリーも買って、かつ移動したいときには満充電しても80キロか90キロメートルしか走れないので、僕らは生活圏を半径30キロ以内っていうところで自分たちの食生活含め賄うように考えてたので、
全然それで余裕で往復して帰ってこれるので、それで移動したいときは十分かなっていうので、その中古の電気自動車を使ってました。
100ボルトのほうは、タンザニアでは話したんで細かくあれですけど、タンザニアと同じように冷凍庫を使ってたりとか、あとは電動工具のマキタのバッテリー充電してたりとか、
あとはインターネットは、タンザニアも去年サービスインしたので、もう今だったらインターネットはスターリンクっていう衛星から直接イーロンマスクさんが始めてくれたサービスがあるので、衛星から直接電波を取ってネットが使えて、山の中でもモバイルバッテリーみたいなの持っていけばどこでもネットが使えるっていうようなやつが、
日本でちょうどその年の1月のタイミングではもうサービスインしてたので、スターリンクを購入して設置できるっていうタイミングだったんで、インターネットはスターリンクを使ってたので、それの電気を使ってました。
スターリンクとかでも本当に全然電気使わないので、40ワットアワー分ぐらいしか使わないので、LEDじゃない時代の電球1個とかの分の電気代とほぼ変わらないので、変わらない電気量でインターネットが使えるっていう形で、なかなか素晴らしいなっていう感じなんですけど、
でも月額使用料がかかるので、スターリンク月々6600円とかだったかな、それは払っていかなきゃいけないっていう感じですね。その電気を使う。
証明器具とかパソコンとか携帯の充電カーは小さい20ボルトと12ボルトっていうまた別の系統でソーラーパネルを本当に小さいソーラーパネル100ワットアワーのソーラーパネルを4枚だけ用意して、それで本当に小さいバッテリーに電気をためて、そこから携帯とかの充電をしてます。
今車とかのシガーソケットのところとかで携帯電話の充電だったりとか、Type-Cを経由してだったらパソコンとか充電できるようになってると思うんですけど、あれは同じ原理なので、僕らは小さい方はソーラーパネルで電気を作ったものの先は車についているシガーソケットを挿すところが4個ぐらい用意されてて、そこにUSBだったりType-Cとかが挿せるようになっていて、
そこからバッテリー携帯とかの充電はしてます。
あとその電気流でLEDとかも電気がつくので、LEDの電気にしちゃえば本当に消費量がかなり少ないし、メンバーにシオンっていう電気の第2種の電気技師の免許を持ってる人がいて、
シオンとかは本当に電球とかも手作りしていくので、市販のLEDのランプって無駄なものがついてて少し電気量が多いらしいんですよね。それの別にいらないみたいな感じらしくて、それの外した状態とかで使うと相当電気の消費量が少なくて済むっていう。
電球1個で1ワットアワーも使わないみたいな感じの電球がいろんなところにいっぱい付いていて、それぐらい少ない電気で各部屋の照明は取ってるっていうのが電気の使い方です。
薪によるエネルギー利用
ちょっとタンザニアと違う部分だったので、少し細かく説明しました。ガスに関しては薪でやっていて、タンザニアの場合は海沿いだったので流木が集めてましたけど、日本の場合は山なので山の木切って薪割りしたりとかチェーンソーで切ったりとかっていうような形で薪をゲットして、
料理と薪ストーブとお風呂も薪で沸かすっていうスタイルでやってました。タンザニアは1年中30度前後だったりするんで、別にあったかいお風呂じゃなくて、お風呂は温める必要はないなっていう感じだったんですけど、
日本の場合は寒い時期とかはあったかいお風呂も入りたいですし、一応バスタブに沸き水を入れて薪で温めれるようにはしてるんですけど、お風呂の量の水を熱くするってめちゃくちゃ時間がかかるんだなっていうのは、2時間とか1時間は絶対かかるかな。
かなりの水の量を快適な状態の温度にする、熱っていう感じぐらいにするには本当にかなり時間かかって、日本で毎日お湯を変えてお風呂に入っている人たちにこれだけの熱量をガスとか電気で沸かしているとかのどっちかだと思うんですけど、すごいエネルギー量を使ってお湯を作ってるんだよ、すごい量なんだよっていうのを本当に、
体験させてあげたいなっていうぐらいですね。なので、僕はやっぱりそこでの経験があると、毎日お風呂に入るっていう行為とか、毎回毎回お湯を変えるとか、
自分が入った後1回お湯を抜いてもう1回新しいお湯を入れるねとか言われることとか、人の家に泊まりに行ったりすると言われると、めちゃめちゃそれが親切だと思ってくれてるんだと思うんですけど、僕的にはすごいザワザワして、逆に僕一番最後でいいんで、
皆さんが家族全員が入った後の一番最後の抜いてないお湯を使わせていただけるんだったらお風呂入りますみたいな、僕のために入れ替えるんだったら僕は入りたくないですみたいなことを言っちゃうんですけど、それぐらいお風呂を沸かすってすごいエネルギー掴んだなっていうのを体感してます。
電気ガスでしょ水道で、下水道に関しては水洗トイレを動かしていて、かつ日本だと合併浄化素みたいなものがかなり既製品がローコストで手に入る部分もあるので、古い古民家には合併浄化素が1個ついてくれちゃってたんで、そこにタンザニアのときでも、塩素を僕は入れたくなかったので、
そこにバクチャーっていう、タンザニアのときに話した黒土みたいなものを入れておくと、それが微生物さんたちをすごい元気にしてくれて、より分解を早めて、かつ水をかなりきれいでエネルギーの、
エネルギーじゃないな、元気のいいか、エネルギーの強い微生物たちがいっぱいいる状態で下水に流すようにできるかなと思って、トイレはそんな形でやってます。
食料かな、食料の話結構面白いからまた長くなっちゃうから、一回建築の話をしようかな、建築に関しては、今まだ新しい建物を建てるっていうところまではやってなくて、やっぱり日本って新しい建物を建てようとすると建築確認申請みたいなのが必要なので、
一応今のところは10平米以下っていう畳で言うと6畳以下ぐらいかな、とかだと建築確認申請なしで建てれるので、すごい小さい小屋みたいなものだったらそれで建てれるんですけど、
まだ既存の建物があったりとか、山の中にわざとテントで暮らしたいっていう人もいたりするので、今のところは新築はまだ建ってなくて既存の建物をリノベーションする形で作っていて、
材料は自分たちの山の中の木を使ったりもするし、あと竹もいっぱいあるので竹を使ったりとか、あとは自分の山じゃない周辺の山でも木がどんどん友達の林業をやってる友達とか切ったりして、
それでちょうど木出たよって言って使うみたいな感じで、じゃあそれちょっと製材してもらってみたいな形で床材を杉だったりとかヒノキとか、本当にすごい原価みたいなカット代とかだけは払って物をいただいたりとかしてリノベーションしてるっていう形で建築に関しては今やってます。
あと洋服とかは、日本の場合も腐るほどいろんな洋服がありましても、やっぱり作業とかで使うときには日本の場合やっぱりワークマンが本当にコストパフォーマンスがすごくてびっくりするなっていう感じですけど、だから比較的ワークマンのものを使ってるメンバーが多かったなっていう気がします。
あと教育とかに関しては、タンザニアと一緒でここに住み込みできて、こういうところに集まってくるかなり多様な生き方をしてる人たちっていうのに接することで、だから10歳、当時10歳の子がそこで1月、2月、3月っていう本当にこんなボロボロの状態からどうすんのっていうのがどんどん住めるようになっていく姿っていうのを、
見たりとか、毎日のように自分でやるべきことを考えて、それで仲間が必要だったら仲間と協力して形にしていくっていう姿を見れたのはすごい学びになったんじゃないかなとも勝手に思ってます。
その後、他にも10歳とか11歳の女の子だったりとか、あとは大学生とか、大学の研究室とかでエコビレッジみたいなものを研究してるような人たちが何日か泊り込みで来ては、一緒に山の階段の整備したりとか、何やったか忘れたけどいろいろやったりとかっていう形で、
そういう森の学校みたいな形で使われてるようなふうに教育に関しては使ってくれてたかなと思ってます。
インターネットに関しては、スタリンクを使ってるって話をしたと思うので、あとは医療か。
医療に関しても一緒ですね。結局東洋医療的な部分で、気候だったりとか、あとはよもぎみたいなものだったり、そういう、結構タンゼニアと違って水があるので、四季もあるので、いろんな素材が山の中で勝手に自生して生えてきて使えちゃうので、
そういうよもぎとかでお給をやったりとか、そういう東洋医療側のことはメンバーでできることはやってますけど、あとは僕が両目が見えなくなったりとか、どうしてもお怪我したときは西洋医療院に頼るしかないので、そういう形でやってますね。
あとはやっぱりもう食だけか。なので食に関しては次にじっくり話したいので、今日は少し短めですけど、この辺で一回終わります。ではまた次回に。
15:16
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