2種類目は「お金がなくてもある程度、快適に暮らせるビレッジ(場所)を作る事」。日本のビレッジの水と電気の話
サマリー
近藤ナオさんは日本でビレッジを作る過程をお話しされています。水の確保を中心に、湧き水を探し出し、エネルギー源としての太陽光利用に取り組んでいます。エネルギー事業において、ソーラーパネルの調達方法についてお話しされており、特に中国からの安価な調達や地域の廃棄ソーラーパネルの利用が紹介されています。また、太陽光発電の過去の市場動向や効率についても触れられています。
ビレッジ作りの始まり
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第47回のお話をさせてもらえたらなと思っています。
前回に引き続き、日本でビレッジを作り始めた話をしていて、
前回はまず、ある種ごみ屋敷的なふうに見えてしまう、おばあちゃんの取っておいたものとか残しておいたものがいっぱいある、
ごみん家のものたちをまずほぼ全部片付けて、マイナスの状態をゼロに戻して、これからそこに僕らなりのクリエーションを乗せていくというフェーズになっていったって話をしてたと思うんですけど、
それで僕が1月20日ぐらいに行ったときにはほぼ片付いて、それぞれ次にやりたいことっていうのをやり始めたっていう形で、
僕らのタンゼリアのときもそうだったんですけど、ユニークなやり方としては役割分担とかもないし、スケジュールも作らないみたいな形で、
納期とかみたいなのも約束をし合わない、やりたいときにやりたい人がやりたいことをやるみたいな形で、
だから今日あなたが料理当番ねとか明日は誰ねとかも決まってなくて、朝起きたタイミングで今日俺料理作ろっかなとかみたいな形で、
だいたい料理に関しては1日2回は料理食べたいなっていう人が多い、僕は1日1回しか食べないから2回なくていいんですけど、
普段は3回食べてる人もメンバーに多いので、少なくとも巻きで料理して3回料理作るとかなり手間なので、
結局タンゼリアも朝ごはんはなんとなく我慢しながら、11時ぐらいに早めのお昼ご飯食べて、電気がもったいないからなるべく太陽があるうちに早めの17時とか、
18時ぐらいには夜ご飯食べて、暗くなっちゃうと食器洗ったりするときとかも電気を照らさなきゃいけなかったりとかそういうのも面倒くさいので、
面倒くさいっていうか電気を消費しちゃうので、なるべくギリギリ太陽があるうちに食器の片付けぐらいまで終わると、いろいろラックだよねっていう感じになってたっていう感じかな食事としては。
なのでそれを当番というよりはなんとなく、みんなが作業に集中して誰も作ってないじゃんみたいな感じになって急いで誰かが作るみたいな日もあったりするんで、
本当にそういう感じでやりたい人がやりたいことをやるみたいなスタイルでやってました。
湧き水の確保
なのでそこのビレッジも別に誰がいついつこれをやろうとかはなかったですけど、一緒に暮らしてるので毎晩のようにどういうふうにはしていきたいかとかみたいなのはそれぞれが考えたり話し合ったりとかしてて、
やっぱり人間が生きていく上では水の確保だよねっていうので、今回3ヘクタールで湧き水が出る山を買ったって言ったんですけど、
湧き水が出ていたっていうか、山の中には水があるんですけど、おばあちゃんは7,8年前までは住んでて湧き水で生活はしてたらしいんですけど、
その後病院に行っちゃって亡くなられて、だんだん8年間の間に地味に土砂というか雨とかで少しずつ土が流れて風で飛んできて、湧き水が出るところがもう分かんなくなっちゃってるんですよね。
すごいベチョベチョとかではないけど、明らかに湿気は感じるみたいな形なので、私周りの人に話聞くと、家の後ろで湧き水出てたよみたいな感じとか、
その持ち主だった息子さんとかももちろん当時そこに住んでた頃は湧き水だったし、雨がいっぱい降った後は水の中にちょっと土が入ってジャリジャリするんだみたいな話とかも聞かされてたんで、
家の後ろのここら辺から出てたよって言われたところあるんですけど、そこ自体は埋まっちゃってて、湧き水の出口がパッと分かんないっていう状態で、
それを直樹くんっていうのが、大地の再生っていう取り組みが日本にあるんですけど、その活動は本当に素晴らしいんですけど、そこの活動で勉強してたりとかもして、
地形とかも見た上で、確かにここに水が集まりそうだって言って、その辺を掘り続け、掘り続け、どれぐらい時間かかったのかな、忘れちゃったけど、
たぶん1月中には1個目の水源を見つけるんですよね。そしたらそこから水がどんどん出てきて、どんどん家の後ろ側に水が溜まるようにはなってきて、
でもそこに水が溜まり続けちゃうと、家の近くが湿気すぎるので、それで出た湧き水をキッチンの近くの方まで水を流していったりとか、
湧き水ってずっと出てきちゃうので、使うときだけは水が溜まってればいいっていう形で、他の使わない水はどんどん排水というか下水というか、
下水の方に流していくっていうので、水路を作って、その水路の湧き水をより綺麗にするために、
竹林もあったので、そこの竹林を整備するために竹を結構切ったりもしたので、竹炭を作って、湧き水の水路のところに竹炭を敷いたりとかして、
より綺麗になった水っていうのを排水に流す、健康な微生物がいっぱいいるような状態の水だけを流していくことで、
それが行き着く先にもいい効果があったらいいなみたいな形の排水みたいなことをやってましたね。
エネルギー源の探求
まず水を確保するみたいな形で、タンザニアでも言ったんですけど、電気とガス、水、トイレみたいな形で、
順番に順番に整えていくんですけど、水に関してはそういう形で湧き水がゲットできたので、
やっぱり井戸水と違って、本当にタンザニアって井戸水だったので、井戸水って下の方にある水を上に上げなきゃいけないんで、
1エネルギーってすごいエネルギー使うから、何杯も何杯も水汲むのはすごい大変だったんですけど、
やっぱり湧き水って上の方から勝手に降りてきてくれるので、めちゃくちゃ楽チンで湧き水すげえなっていうので感動したんですけど、
なので水はそれで捨てるほど水がどんどん湧いてくるので、水を確保しました。
電気に関しては結局水が出るので小水力発電にしようかなと思ってたんですけど、
結構小水力だとしても山の高低差も必要だったりとか、水の量も比較的出ないといけないし、
すごい近くでめちゃくちゃ落差があって水が出てくるわけじゃなくって、かなり長い距離、1キロとかの距離でかなり高低差があるっていう形なので、
1キロ先の水源を取って1キロホースをつないで、それで出てくる水でタービーを回すとかになると、
1キロのホースみたいなものが自然災害だったりとか、イノシシとかで自然災害で壊れたりとかイノシシにいたずらされたりとかして壊れると、
1キロを歩いてどこか壊れてる場所を探して補修しなきゃいけないっていう作業がたびたび発生するらしいんですよね。
実際そういうこと普通に起こるだろうなと思うんですけど、水力発電のためではなくてそれで飲み水を確保してる人とか、温泉とかもそうですよね。
水源の近くに旅館とか建てられたりするわけじゃないので、水源から何気に1キロとか平気でもっと長い距離引いて温泉やでやってるところとか、
本当そのパイプが温泉の素材で劣化も激しかったりするらしくて、それの補修だったりとか実はすごいお金がかかるみたいな話だったりしますけど、
なので僕らも1キロパイプホースを引けば水力発電のエネルギー結構取れるかなって感じだったんですけど、
その前に比較的雪も降らないエリアで、オリーブとかバナナとかも育ったりするような伊豆半島の一番南の伊豆エリアだったので、
それなりに太陽も強いので太陽光でまず行ってみようかなと思って、それで太陽光にしました。
太陽光パネルは5000ワットアワー分のパネルがあるんですけど、
ちょっと枚数パッと忘れちゃったけど、
それを何枚かでやっていて、その太陽光パネルの仕入れ方っていうのがなかなかユニークなことをやってみたのでちょっと紹介すると、
1個は山梨にいる農業法人でホトトっていう僕の同級生が、同級生は同い年生だけなんですけど、
がやってる農業法人があって、そこの水上圧地っていうのがめちゃめちゃ面白いんですけど、
そいつとかは本当に自分たちで考えて、機械とかも自分たちでちょっと勉強して直せばお金なんてほとんどかかんないしみたいな感覚で、
自分たちで何でもできるようになっていこうみたいなスタイルで、農業法人なんですけど、いろいろやってたり機械に強かったりとかするんですけど、
ソーラーパネルの調達
彼が会社で使う電気を全部オフグリッドにしていくっていう中で、ソーラーパネルいっぱいゲットしなきゃいけないねってなって、
パネルの生産ってやっぱり中国がすごい安く作れるので、もうそしたらこういう時代だから英語さえできれば中国の本当に生産してるメーカーとやり取りして直接買っちゃえばいいんじゃないかなっていうのを思いついて、
それで本当にやり取りしたら全然売るよみたいな感じで、でも飛行機で運ぶとめっちゃ高いし、コンテナで運ぶでいいんですけどコンテナをいっぱいにするとなると100枚とかの規模では買わなきゃいけなくなってきて、
100枚買っても使うかっていうのも彼は思ったみたいだし、ちょうどそのタイミングぐらいに僕も話を聞いてたので、僕の分も8枚だけでいいから入れてよみたいな感じで、いいよみたいな形だったんで、
それで日本で1枚買うとサイズいくらぐらいだったかな、とりあえず半額ぐらいでしたね。送料とかももちろん入れて、関税とかも中国から運んでくるんで、税金とかも入れても日本でネットとかで安いの探してポチッと買っちゃうのと比べると本当に半額ぐらいで手に入りました。
もう8枚ぐらいはどう手に入れたかっていうと、20年30年前ぐらいなのかちょっといつかは忘れたけど、太陽光発電をやるとそこで作った電気をすごい高いお金で買ってくれるみたいなことが国が保証するみたいなことがあり、それで太陽光発電をやってくれる人をめっちゃ増やそうみたいな時があって、
今その値段がどんどんどんどん下がってきてるんですけど、その当時始めた人たちはその価格が固定価格らしくて、いまだになのかなちょっとわかんないけど、かなり初期投資ができる人にとったら利益率の高い商売だったみたいで、それで地域の不動産屋さんとか結構参拝業者みたいなところが地域でソラパネルをいっぱい買いまくって設置したっていうので、
何百枚とか何千枚とかやってたりするんですよねその当時からでも。
でも20,30年やってるとソラパネルって実は20年30年で劣化するという消耗品みたいな感じで言われてますけど、実は100%の状態ではないですけど、そんなに効率は落ちないらしいんですよねずっと使ってても。
違う部品が壊れたりみたいなことあるかもしれないですけど、実際石とかがバーンてぶつかって割れたりとかそういうことがなければ、効率的にはほとんど変わらないで使えるらしいので、捨てる必要とかもないんじゃないかなと思ったりもするんですけど。
あと僕の知ってる知識ではある程度古いのでもう全然、最近の新しくなってきたものだとサイズが小さくなってきてるので土地がない人にとっては、最近のどうしても小さいものを買わなきゃいけないのはそれですけど、
僕は南伊豆エリアでエネルギー事業をやってる人が偶然知り合いにいて、台風とかが数年に1回ぐらい結構南伊豆とかも直撃するときもあるんですけど、そのタイミングで何年か前に台風で200枚ぐらいが飛んじゃったらしくて、
飛んだって言ってもその台風で空が飛んでコードがちぎれただけみたいな感じのものたちとか、本当に壊れてるっていうものたちもあったんですけど、それが2,300枚山の中に置いたままになってて、それ捨てるとお金かかるしどうしようみたいな感じで起きっぱになってて、それでいいんだったらもうただであげるよみたいなこと言われて、
おまじすかと思って、それで本当見に行ったら全然使えそうなやつがまだ100枚ぐらいあるみたいな感じで、後ろのコードがどっちかがちょっと切れてたりとかするだけなので、それ直せば使えるなっていう形で、だからもしソーラーパネルをバッテリーとかはくれなかったんですけどもちろん、
ソーラーパネルをただでも手に入れたいみたいな方は、地域の昔からエネルギー事業とかをやってるような不動産屋さんとか地域の産廃業者さんとかに相談すると、もしかしたら廃棄に困ってて、土地は持っちゃってるから起きっぱでいいかみたいな感じにして、いつか捨てようみたいな感じで起きっぱにしてるソーラーパネルって多分全国いろんなところにあると思うんで、
探してもらうと多分タダでゲットできるんじゃないかなと思います。
太陽光発電の市場動向
そうやって電気に必要なソーラーパネルはゲットしました。
ちょっとまた長くなってきちゃった。電気の話はもう少し日本はタンザニアよりも複雑に仕組みを組んでいて、電気自動車も動かしているので、その話はまた次回に。
16:10
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