2種類目は「お金がなくてもある程度、快適に暮らせるビレッジ(場所)を作る事」。タンザニアのビレッジのガスと水道とタンザニアの関税の話
サマリー
タンザニアでの生活において、持続可能なガスや水の確保に関するさまざまな工夫がされています。特に、薪の収集や雨水の利用を通じて、快適な環境づくりや自然との共存を目指しています。さらに、タンザニアにおける日本の中古車の価格や関税に関する経験も紹介されています。また、清潔な洋式トイレを設置するために、バナナを使った水洗トイレを作るプロジェクトについても言及されています。
ガスの確保と利用
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第40回の話をさせてもらえたらなと思っています。
第36話からですね、僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めた100種類の事みたいなことで話をさせてもらっています。
前回から2個目の話ですね、お金がなくてもある程度快適に暮らしていけるビレッジというか場所というか、避難所というのかな、分からないですけど、そんなような場所をつくっていくという話をしていました。
前回、電気をどうやってつくっているのかという話をさせてもらったんですけど、次は今日はガスから始めたいと思います。ガス、水道、下水とか順番に話ができたらなと思うんですけど、ガスに関してはとりあえず人間のうんことか牛のうんことかからメタンガスを取るとかみたいなことは全然やっていなくて、
海沿いの土地なので、今回海沿い200メートルの土地で、海沿いって流木がすごい流れてくるんで、潮の満ち引きがあるおかげで、1ヶ月に2回ぐらいかなり潮が上がった時に奥の方まで流木が流れてきてくれたものが、その後10何日間は毎日太陽が出るので、
乾燥させられるので、かなり乾いた流木みたいなものが海沿いにいっぱい落ちているので、それを拾うのが得意な人たちが拾ってくれてっていう感じで、全員でやるっていうより、結構流木集める作業とかは6歳の参加してた女の子とかも結構得意で、正直重いものを持ってきてくれなくてもいいので、
細くてある程度長さのものの方が最初火つけるのには良かったりとか、その後も動かしたりとかするのとかも楽なので、結構その子が巻集めとかすごいしてくれてすごい助かったなと思ってるんですけど、
その巻で何してたかっていうと、まず一個は料理ですね。料理はその巻でして、あとはたまに暖をとるっていう感じですかね。
そんなタンザニア、昼間とか1年中30度前後の気温とかなんで、夜とかそんな寒くなることはないんですけど、結局火を見てみんなで語り合ったりとかもしたかったんで、ファイアープレースみたいなとこで火を焚いたりとか、
あとはちょっと特殊な事情というか、そういうすごい誰も住んでない自然のエリアで、買った土地の3キロとか4キロ隣ぐらいは国立公園ですみたいな感じで、そこにアフリカ像だったりとか野生のライオンとかもいろんな動物がいるようなエリアが近くにあるので、
本当に僕は見てないんですけど、僕らの敷地のエリアにもライオンとかが入ってきたこととかも全然あるらしくて、何十年も前はアフリカ像の大群がこのエリアを通過したらしくて、いろんなでかい木を投げ倒してどんどん行ったので、
僕らの買った土地のこのエリアは木がないんだよみたいな話とか教えてもらったりとかしたんですけど、なので夜とかなるべく火を焚いておくとライオンが近寄ってこないので、夜みんなで語り合ったあと火は消えるまでは残しておいてっていうので、薪を使ってました。
あとは日本とかだったらそれでお風呂のためのお湯を沸かしたりとかするんですけど、タンザニアは正直そういう気候だし、
溜めておいた井戸水だったりとか雨水とかもあったかいんで、それが程よい温度にもなるし、昼間はそれで体洗ったりとか頭洗ったり、あと海沿いなので、海をお風呂にしてる人も何人かいたんですけど、
日本よりもタンザニアの海は入ってもあんまり塩っぽいペトペトなんないので、僕も海でお風呂でいいやっていうぐらいの感じだったんですけど、なので主にガスのことに関しては料理のときとライオンとかそういう野生動物たちに対して近寄ってこないようにするとかで使ってました。
水の収集と管理
水に関しては今話をしたように井戸水をまずは1個ゲットして、でもその井戸水がちょっとしょっぱかったので、あとは雨水は雨水は雨期のときだけになっちゃうので、1年中手に入ることはないですけど、雨期とかはかなり大量に一時期降るので、それを集めて使ったりとか。
最初はタープみたいなものから傾斜をかけて、そこから雨水を集めたりとかしてたんですけど、1年の7ヶ月間、飲み水じゃなくてもいいんですけど、そういう野菜育てたりとか果樹みたいなものとかもどんどん育てていくときに、
7ヶ月間水やりができるような水も確保しておきたくて、それは地形的に20ヘクタールあるんですけど、ほとんど平らなんですけど、少し斜面がついていて、明らかに水が地形の形状をたまっていくエリアっていうのが海から150mぐらいのあたりにあったので、
そこが、しかも土が結構粘土質みたいな形で、掘ればめっちゃ硬いんですけど、日本人とかがクワとかツルハシみたいなのとかでガンガンやっても、5分間で1cm進んだのかっていうぐらいのレベルぐらい進まないぐらい硬かったりするんですけど、
20代のタンザニア人の人とかがやると、5分とかあったら10cmぐらい進むとか、すごいパワーが違うなと思ったんですけど、それは去っておき、そういう地形を見てちょうどそこに水がたまりそうなところを掘って、何mだっけな、2mかける5mぐらいで深さ1、2mぐらいっていうのは、
確か5万リットルの水がたまるぐらいのサイズを何とか掘り切って、そしたら本当にまんまとっていうか予定どおりにその地形で雨がめっちゃ降るとそこに自動的に勝手に水がたまって、大体1年持つぐらいの水が大量にたまるっていうのでゲットできました。
そこはブロワーとかでも少し回してましたけど、かなり大量の水なので少しずつもは入ったりしますけど、正直野菜とか果樹にかけるものなので大丈夫かなと思ってそのまま使ってました。
あとはもうちょっと大量に水を集めるのに、歩いて1時間半ぐらいの距離にすごいきれいな水がたまるエリアみたいなのがあったので、
そういうところに緊急時は歩いていけばいいと思うんですけど、みんな他のタンザリア人たちは歩いてそこに行って、頭の上に水を乗せて運んでる姿とかテレビとかでも見たことあるかもしれないですけど、
そういう感じでやってたんですが、僕らは車輪1台、日本の中古車のトヨタのハイエースをゲットしてたんで、それで一気に車で行って結構大量の水を、しょっぱくない水をゲットしてくるみたいなこともやってました。
今、車の話になったから、車がやっぱり東南アジアとかもそうだしアフリカとかも本当に9割型日本の本当に中古車なんじゃないかなっていうぐらい、
本当に日本の車って、日本では10万キロ乗ったら新しい車買わないとダメとかっていう、明らかに車会社のブランディングというか広告戦略みたいなのに、僕的に言うとまんまと騙されてる。
騙されてるのかな、ちょっと言い方失礼ですけど、それに乗っかるような人たちが、どんどん新車を買うなみたいな人がまだまだいらっしゃるなと思いますけど、正直タンザニアとかだとそれが40万キロとか50万キロとか壊れるまで乗るみたいな感じで、ずっと使っているので、そういう感じで。
タンザニアの中古車事情
でもなかなか壊れないものは壊れないみたいで、日本の中古車がめちゃめちゃあって、僕の知り合い、タンザニアに行くようになって知り合った日本人の方が中古車をタンザニアでも経営していて、その人が僕らの活動を理解してくれて、
手数料とか別にいいから、日本の中古車を買い付けるときに、いいハイエース出たら買ってあげるよって言って、そしたら10万キロぐらいのやつが16万円とかめっちゃ安いって思って、出たって言って買ってくださいって言って買ってもらったんですけど、
日本からタンザニアに運んでくる送料みたいなものっていうのがプラスで16万ぐらいかかるって言われて、分かりましたって言って、その後めっちゃ高いのが関税がめっちゃ高いんだよって言われて、
やっぱり前回でもしゃべったかな、タンザニアの開発途上国が一般市民から税金を取る方法がないので、やっぱりビジネスをしようとするところとか、特に海外からものを入れようとするときに、すごい高い関税をかけてそこですごい稼ぐみたいな構造にはなってるので、
関税いくらですかって言ったら、32万円みたいな感じで、えーみたいな、そんな高いんですかみたいな、なので日本の16万で買った車が結局手元に入ってくるのに60万円以上かかったらなっていう記憶で、
いやこれ、じゃあタンザニアで車持ってる人たちって相当金持ちじゃないと無理なんすねっていう話を聞いてたらそうだよみたいな、だから日本で500万ぐらいするような新車とかを例えば乗ってる人とかってタンザニアで買おうとすると1500万ぐらいかかるらしくて、
でも平均月収みたいなのって2万円3万円ぐらいだったかな当時とかみたいな感じで、だから平均の年収が25万円とかしかないような国で1500万円の新車乗ってる人がいるっちゃいるので、
なんか車っていうものがかなり高級なものなんだなっていうのを感じたのはすごい、車を買って輸入してみてめちゃめちゃ体感したのであれも面白い経験でしたね、本当タンザニアに入ってきてる車をさっと買ってたらちょっと分かんなかったかなと思って、
それを乗ってます、今何十万キロになったんだろう、でもその車で実際そのビレッジがあるところからダルエスサラームにある空港とかまでメンバーを送ったりとか、その後何人もメンバーが来るたびに移動するので、
片道6時間もっとかかるときも浮きとかだともうめちゃめちゃ道が土の道なので半分ぐらいがぐちゃぐちゃになってもう10時間以上かかったりとかしながらすごい距離を走らなきゃいけないので、ちょっと今何十万キロになってるか忘れちゃったんですけど、そんな状態で車も持ってやってました。
水の話が終わって、次は水道か、ごめんなさい水道じゃなくて下水ですね、一応何もインフラもないところでそういう状態なんですけど、トイレは清潔なものというか和式じゃなくて洋式トイレでちゃんと日本にもあるような水洗トイレを準備しようと思っていて、
何でかっていうとある程度快適に暮らせるっていう部分において、洋を足すときっていうのはもうその辺で適当に男の人だったら脱臭してとかでいいと思いますけど、穴掘ってうんちして埋めるみたいなのをやりまくって、
もしも本当に100人とか1000人とかの人が暮らしたらかなりすごいことになるかもしれないし、偶然掘ったら前の人のうんこがまだ分解されてなかったとかになるっていうのも、タンザニアは結構暑いので、うんことかしても正直埋めなくてもすぐに微生物たちが分解してくれたりして姿が消えていくっちゃ家消えていくんですけど、
そういうのを理解できる人しか来れないような場所だと快適じゃないかなと思って、何とかして水洗トイレを作りたいなと思っていて、今回はバナナを使った水洗トイレっていうのを作りました。
この話もちょっと長くなっちゃうから次回にしようかな。
すごい暖かい地域で1年中バナナが育つ地域ではミャンマーとかそういう地域でも前例がある形の水洗トイレのやり方があるんですけど、それを僕らも参考にしてバナナを使った水洗トイレを作りました。
それに関しての詳細の話はまた次回に。
では。
15:13
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