で、これの始めにっていうところに今まさしく話してきた、どんなもんも全て統価であるっていうことが始めに宣言されるっていうところから始まるんだよね。
なるほど。
紹介されてるのはドラッグであり、みたいなのも言ったらアンダーグラウンドだね、情報っていうのを、いわゆる悪趣味って言われるもの。
そこに関わってた紫百郎さんが持ってた鬼畜っていう概念、鬼畜系っていう言葉であるとかで、悪趣味ニアリーイコール鬼畜系なんだけど、悪いテイストを楽しんでいこうっていう態度ではあるんだけど、
ちょっときついノリというかえぐいノリっていうのが注入されてしまってるところもあって、だんだんどんどん過激な方向に悪趣味系っていうのが向かっていくっていう流れがあるっていう感じかな?
そうなんですね、やっぱり。なんか全てのものを統価値として扱うみたいなことって、思想としては前行程はしないけど、
今では普通とも考えられるしね。
そうですね、かなりそういうのって広がったとは思うんですけど、なんか思想としてはいいなって思う部分もあるんですけど、
ただやっぱり、今言ってるような悪趣味な部分とかをどんどん前に出していこうっていう表層的な部分だけが流行ると、絶対過激化していきますよね、どうしても。
いやもう本当に、まさしく今寺田さんが言ってくれたことが全てで、
言ったらそういう80年代から続く、全部記号化して茶化しましょうみたいな。
例えば天皇制とか天皇をいじるっていうことはするんだけど、実際に天皇制がどうかっていうことについては別に興味ないっていう感じなのね。
そこをいじるっていうことだけが楽しいと思ってるっていうタイプ。
なるほどね。
だからそれは言ったらわからないことを言うっていう過激さみたいな。そこはすごく言ったら知的遊戯的に楽しんでるところがあるんだよね。
このノリがちょっと今だと理解しにくいところではあるんだけど。
ただそこがだんだんこう、作り手はそういう態度でアウトプットしてるつもりだったと思うんだけど、
受け取り手としては言ったらドラッグの情報とか、死体写真とか、ゴミ漁りの情報であるとか、性に関するタブーの話とか、そういうものがバッと並んでると、
やっぱり受け取り手としては、「やっば!」っていう、そこをおもろって思うところが多分先に来ちゃうと思うんだよね。
その過激性をどんどん求めてしまうっていうことはそういうふうになると思っていて。
で、実際そういうことが起きた。
見たことないものばっかりやから、そういう刺激的なものとして、まずはやっぱりそういう魅力的さみたいなのは先行しちゃうよね、どうしてもやっぱり。
そういったものを理解できてる自分、ちょっとヤバいみたいな、そういうテンションの上がり方もあるやろうしな。
いわゆるサブカル的なものを愛好する、テレビとかで語られてるような、みんなが知ってるカルチャーじゃないものを愛好するっていう態度は、そういった今の言葉で言うと中二病的なセンスみたいなね。
ヨウ そうですね。
ヨウ うん。
ヨウ うん。
ヨウ まあちょっとね、そんなこともね。
ヨウ そうなんですね。なんかいろんな人とこの話題をちょっと一回話してみたいなってすごく思いましたね。
ヨウ うーん。
ヨウ そこのラインって僕とシャークさんって意外と近いと思うんですよ。
ヨウ 多分そうだね。
ヨウ 話してる感覚としても。多分人によって全然違うと思うんでボーダーラインが。その辺りをもっといろんな人と話してみたいなと。
ヨウ まあ実際に寺田とはこの辺の話はしたこともあるしね。そういう。
ヨウ うんうん。そうですね。
ヨウ どういう意味ね。
ヨウ その辺りがちょっとチューニングされてきてるんでしょうね。互いに。
ヨウ それがね。
ヨウ そうそう。っていうのもあるんだけど。
ヨウ うんうん。
ヨウ はい。
ヨウ うーん。そうなんだよね。だから僕はその悪趣味系カルチャーの上の世代の人がそう生産してるのを見て。
ヨウ うん。
ヨウ いや俺らの世代は俺らの世代で全然あるよっていうさ。だから俺は多分10年後とか20年後とかに。
ヨウ うん。
ヨウ 俺らがこうやってキャッキャゴールデン神とかキャッキャしてたところが。
ヨウ うん。
ヨウ いやそれヤバいっすよって言われること全然あるなって思って。
ヨウ うわー。あるやろうなー。いやめっちゃあると思いますそれは。確かに。
ヨウ うん。
ヨウ そうだな。
ヨウ 俺あると思ってるから。その10年20年経った時に。お前らさーって言われることあると思うから。
ヨウ ちょっと今の段階で考えなあかんと思って後半するとしゃべったんだけど。
ヨウ なんかその時にさ。
ヨウ うん。
ヨウ なんかそういう時代だったんだよねっていうだけの人にはなりたくないかもしれない。
ヨウ うん。
ヨウ うん。
ヨウ そう。
ヨウ それはね。思ってね。
ヨウ うん。
ヨウ なんかそこを今回はこういう感じだったけどそれぞれいろんなね場面とかいろんな作品とかいろんな触れるもんであるかもしれないんで
ヨウ その辺あなたのね感情の出どころとなぜそうなのかっていうことをね
ヨウ それぞれの物差しで考えてみて深掘っていくみたいなのはいいんじゃないかなと思っております。
ヨウ そういうことをねこの番組ではやっていきたいと思います。
ヨウ はい。
ヨウ というわけで心の砂地は引きずってお便りをお待ちしております。
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ヨウ ということで今回も聞いていただきましてありがとうございました。
ヨウ ありがとうございました。
ヨウ それでは皆様ごきげんよう。