一番いいところっていうのはリアルタイム性。本当にすごく前から撮っていたりとか、今は配信とかもあるんで、本当に撮ったの2年前です、3年前ですとかいうのも
ザラにあるんですけど、まだ地上波で流れているテレビドラマっていうのは本当にリアルタイムで撮影が進行していて、そこの空気感みたいなものがやっぱり
1年後FODで見ました、1年後フールで見ましたみたいなんとちょっとやっぱね、違うところっていうのはあると思うんですよね。
日本のテレビドラマのすごくいいところでもあるし、悪い部分でもあるのかもしれないんですけど、その本当に2024年の夏の空気感みたいなものを
作品のテーマと合致しているのかっていうのはまた別の話だとは思うんですけど、ただそこが冷凍保存というか、2024年の7月に放送される意味みたいなものっていうのがすごく含まれている作品だとも思うし、
日本のテレビドラマとして本当に更新点というか、以前以後っていうドラマになるんじゃないのかなという感覚は僕としてもあるので、
それを見る、毎週見るっていうことは一つの証人になるっていうことでもあるんで、言ったら10年後20年後とかに見てたとか、その時の話とかできるっていうのもすごい体験になると思うので、
ぜひね、聞いていただいている皆様、今からでも多分TVerも3話ぐらいまではずっと長い間見れるようになったりみたいな過去のね、流れだとあるので、
早い段階でちょっとまだ間に合うので、放送している間にTVerで追っかけて、リアルタイムでできれば。
リアルタイムで見れなくても配信とかで見るみたいな感じでね、追っていくっていうのがすごい良いなと思います。
で、海のはじまり、一言、みんな言ってると思うんですけど、僕がすごい好きな点で、他の作家の方とかの名前を出すのはすごいどうかなと思う部分があって、
僕も避けて通ったり、あえてぼかして言ったりみたいなところはあるんですけど、僕は日本の、それこそテレビから、テレビの制作から出てきた人ですけども、
作家の中で、是枝裕和という人の作品をすごく自分の人生の中で大事な点に置いていて、是枝さんの映画をTSUTAYAで借りてみたことが、
一つの映画好きになったきっかけでもあったりしますし、そのリアルタイムで、ああこういう作品を今是枝さんが撮ってんだなぁとか、
後々聞いてくるみたいなのも是枝作品にあって、すごく大事な作家なんですけども、特に僕が大事にしている作品としては、
海町ダイアリーというですね、漫画原作の吉田明美さんの漫画、原作も本当に素晴らしいんですけれども、
それの映画版、是枝さんの映画版というのがあって、そこのテイストというのが非常に、はっきり言っちゃうと影響というか、もちろん消化しているし、
生方さんの作品だし、フジテレビのドラマだし、監督のね、風間さんの演出だしっていう感じでもあるんですけども、
なんかこう、リファレンスというか、そういう感じではあったんじゃないのかなという。
生方さんも同世代ぐらいなんで、結構食らったとこあったんじゃないかな、みたいなところも思いながら思ったんで、
海の始まり、ぜひ見てください。これはマストなんですけども、余裕のある方は是枝博一の海町ダイアリーから万引家族あたりの作品、
ぜひともね、見返してみると、なんかね、通廷する何かっていうか、それは、いわゆるその作品が繋がっているとか、そういう繋がりではなくて、
なんか作家同士のキャッチボールみたいな。もう一人、生方さんの影響大な方には坂本優次さんという方がいると思いますし、
こないだの是枝監督、監督、脚本坂本優次の怪物っていう映画もありましたけども、
その辺が、こう、線を引いてしまえば、ああ、そりゃそうだろうなって思うとこがあると思うんですけど、
なんか僕たち自身がね、自分からタイムパトロールをしに行って、こう影響と、どういうふうに受け取ったんかなみたいなことを考えながら見るっていうのもすごい面白いと思うんで、
よかったらこれだ作品、海町ダイアリーあたりのね、作品とかもね、見てみるといいと思います。
すごくいい作品なんでね。特に今の時期見るとも、またいいんじゃないかなとか思ったりするので、
なんかそんな見方もありかなと思ってます。フジテレビ月9、7月1日から始まっております。
海の始まり、ぜひとも見てください。 で、もう一作ですね。これももう、絶対みんな言うんで、
私の気持ちと、どう見てるかっていうことだけを言って、パシッと行きたいんですけれども。
こちらもフジテレビですね。フジテレビのドラマ2本になっちゃったな。7月3日から、水曜日22時の枠でやってますね。
『新宿野戦病院』。脚本宮藤官九郎、クドカンの最新作。で、フジテレビのドラマはなんか20年ぶりとかで、その前のやつが、
たぶん小田雄二のドラマだったと思うんだけど、それはもうタイトルすら思い出せないみたいな。
なんかたぶん、クドカンって結構TBSのプロデューサーと組んでやってることが多分長らく多くて、
で、ニッテルとかでもやってるか。いろいろやってるんだけど、たぶんフジとはそんなになかったのが、今回はなんかそれでやってるっていう面白さ。
でもそう言われると、「え?別にやってなかった?」って思うんだけど、たぶんなんか僕ら世代とか、もっと上の世代もそう思うかもしれないですけど。
三谷組?三谷光輝ってフジテレビなんですよ。だから三谷組の人とクドカン組の人がなんか混ざっちゃってる感じみたいな感じって、たぶん頭の中で混同してる感じがあって。
実はそこって俳優とかもあんまクロスしてないし、ただ言ったら演劇のとこから出てきて、テレビドラマとか映画とかに来た人みたいな。
で、どちらもコメディみたいなのがベースにあるっていうところで、ごっちゃになってる感覚みたいなのも、もしかしたらあるのかなって。
僕は最近になって本当に、それこそ演劇を見るようになって、俳優に興味を持つようになって、ちょっとずつ、その辺の、「あ、この人は三谷組か。この人はクドカン組か。大人計画か。」みたいな整理が出来てきたみたいなリテラシーなんで。
、そんなことないよっていう人もいるかもしれないなとは思ってるんですけど。、僕の所感としてはそういうことを思ったりとかしていて。
で、クドカンを僕がどう見てきたかっていうと、正直に言って熱心のファンではないんです。
例えばそれこそまた、僕が昔の映像作品を語る時は、つたやとの思い出、友達の家でVHSを見た思い出みたいなところになりがちなんですけども。
そこにバッチシ当たる感じで、友達のお兄ちゃんお姉ちゃん、僕よりだから世代が1つ上ぐらいのお兄ちゃんお姉ちゃんがいる家庭とかで見たんですよね。
キサラズキャッツアイとか、池袋ウエストゲートパークとか。
確か池袋ウエストゲートパークは、スープの回っていう後のスペシャルドラマがあって、それにバンドのライズとかが確か出てるんですよね。
その辺も含めてオシャレなカッコいいもの。
で、その中に例えば映画ピンポンとか、久保塚雄介とか、その辺の存在感とかも全部混じって出てきてるんで。
そういう中で、ちょっとオシャレなお兄ちゃんお姉ちゃんがとんがったカッコいいものみたいな。
なんかカッコいいよねみたいな感じで見てるっていう感じの存在だったんですよね。
で、キサラズキャッツアイとかも楽しく見てはいたんですけど、当時から僕はちょっと、なんていうかな。
それこそあれって地方のキサラズの話なんで、コミュニティの話だし、言ったらホモソーシャルな。
その中にずっといるけど、そこの人たちの話みたいな感じだったんですけど。
なんかその、ただ男子校っぽいノリが正直あんまりわかんなかったっていうか、なんかフィットしなかったというか。
で、プラス、笑いみたいなものって、やっぱすごく東京の人の笑いというか。
それこそ三谷さんのコメディーとかもすごく僕は苦手だったんですけど、
たぶんコテコテの吉本新喜役を毎週土曜日日曜日に見ながら、夕方のニュースの時にも、
トミーズが司会やってるみたいな文化圏で育った人からすると、どう笑ったらいいねんみたいな感覚は僕はあって。
ただ、おしゃれなお兄ちゃんお姉ちゃんはなんかそれが面白いやろうみたいな感じで言ってたのがすごい印象的で。
でも当時、ベース吉本とか、そこそこ陣内さんとかね、あの辺のファンやりながら、
くどかも好きって言ってた気がするんだよな、あの時のお兄ちゃんお姉ちゃん。
どっか言うとね、ちょっと話ずれてくるんじゃないかっていう感じもあるんですけど。
僕はちょっとその辺、直撃って感じじゃないんだよ、わかってなくて。
その後もね、全然見てるんですけどね、タイガー&ドラゴンとか、流星の絆とか、好きでしたけどね。
好きなものはもちろんあるんですけど、大学生くらいになったらドラマとか全然見なくなっちゃうんで。
そこら辺からは、10年代前半とかも全部後追いで見たドラマみたいな感じになっちゃいますね。
っていう距離感です、クドカンは。
で、テレビドラマも最近見出してから、やっぱりそのね、それこそ自分がなんとなく嫌だと思っていたみたいに、
後期とか、クドカンとか、包みゆき彦とかっていうのを、ちゃんと見なあかんな、みたいな感じで。
結構ちゃんと、代表作はね、いろいろ見たんですよね。
で、改めて見ると、やっぱり評価されるだけの面白さがあるし、
普通に、もう30くらいになったら、ああ、ちょっとこの演出寒いなとかはやっぱり時代で感じるとこあるけど、
普通にクラシックとして、面白いなあ。
で、クドカンの作品に関しては、今見ても全然おもろいな、みたいなものが結構あるなあとか思ったりとかするっていう感じで。
だんだんこう、僕の中ではクドカンへの興味っていうのが、あの、上がってきていて。
で、、近作のイダテンであったりとか、NHKのね、アマちゃんが先にあるかな。
アマちゃんは本当大好きだったから、アマちゃんで多分1回若いというか、
やっと俺がちゃんとわかるよみたいなのがあって、多分イダテンとかは本当に最高だと思っていたし、
みたいに後期も、なんかその映画とかは未だによくわかんないんですけど、
やっぱりあの大河ドラマの作品はすごいと思ったし、鎌倉殿も本当に面白いなあと思ったりするんで。
年取ってきて、取ってきてって言っても30代なんですけど、結構作家と和解することってあるんだなあみたいな感じで。
嫌だなあと思ってた作家が結構好きみたいな状態ではあるんですが、
クドカンに関しては、この間の不適切にも程がある。
これはTBSでやったドラマですけども。
見ながらすごく面白いと思ったし、なんかソーシャルメディアで交わされる批判みたいなところは、
なんかちょっとそれズレてないみたいな、ちゃんと見てなくないみたいなことを結構思っていて、
ちゃんと見てないのにこういう表現があるのはダメだみたいな感じ言ってる人がちょっと多すぎるなあみたいな。
しかもそれは割としっかりとしたライターの人とかでも、なんかそういう守るべきものがあるし、その人の主義主張があるから、
これは黙っとられへんっていうところがあることは確かだと思うんですけども。
でも見たらそんなことないけどなっていう部分と、いやこれはハウトだなとかいう部分とかもあったりとかしていて。
TVドラマワンクルとしてはすごく楽しいんだし、いい作品だったなと思ったけれども、
その宮藤官九郎さんという人の作品で表現したいこととか、
クドカンの作品のひいては面白さ、クドカンがどのように作品を放っていくのかっていう考え方とか、
そういったことに関しては、すごい興味があるけど、同時に大きいクエスチョンと大きい、「大丈夫なんかあんたは本当に?」っていう気持ちがめっちゃあるんですよ。
で、僕は不適切なことがある最後まで見て、「あ、この宮藤官九郎っていう人が本当にダメになるまで見なあかんだろうな」っていうのは僕は思ったんですよね。
で、もしかしたら本当にそういう方向じゃない作家になるかもしれない。
例えば海外の映画作家でクエンティン・タランティーノとかっていうのは、今はまたちょっとタランティーノ難しいな。
今はね、タランティーノはイスラエルの方と結婚してイスラエルに住んでたりするんで、すごい複雑なんですけど。
昔は本当にパロディとか、サンプリングだけで作ってたのが、だんだんすごく重厚な作品と、
自分のルーツとか、自分のアメリカ人としての意識とか、歴史とかっていうのに、
自分が大好きな映画のパワーっていうのを使って、そこに対して映画で復讐していく。
映画で返していくみたいなことをしていたっていうのが、すごく僕は象徴的というか、
ああ、こういう形があるんだなっていうふうなのを、リアルタイムでタランティーノの作品を見ていく中で、
世代としてはちょっと下なんで、もうすでに真面目になりつつあったタランティーノに出会ってるんで、そういうことをすごく思ったんですよね。
だから、もしかしたら、工藤勘にしても、そういうパターンがあるんじゃないのかなっていうところもあるし、
たぶん全然、もっとなんか例えば、昔だったら伝えたけど、もっとね、配信プラットフォームがどんどんどんどん押せば、
めっちゃみんなが見て、「なんかいい映画だよね!」っていう、一番好きな映画とかにファミリーツリーとかサイドウェイとか、
今回のホールドオーバーズとかが、一番いい映画だよねっていう人が全然いてもおかしくないな、みたいな感じのポップさもあるし、
なんか響くところもあるしっていうところなんで。全然難しい映画じゃないし、言ったらはみ出し者というか、なじめない。
社会になじめない人っていうのが出てくるし、今回は特にその人たちがどういうふうな、寄り添うって言っても別にその人が誰かに、
例えば弱い立場にある誰かにすごく尽力するとか、その人の立場を変えるみたいなところに行かないようなところ。
ただ、だけど一緒に時間を過ごすこととか、なんか通じ合えることっていうのはあるよねみたいな。
なんか頑張れることあるよねみたいな映画を作る人で、そういう意味で、今回は70年代の映画、本当にフィルムっぽい感じで撮ってるんですけど、
全部デジタルで撮ってるらしいんですが、その辺も含めて、映画館で見るのがいい映画だと思ったし、なんかジンとくるものが多分あると思うんですよね。
鼻からクラシック全途してる。
なんかそんな感じもすごく良くていい映画だったんでね、ぜひ見てください。
アレクサンダーペインのホールドオーバーズ、置いてけぼりのホリディ。
と、これはね、もう正直多分見れない人が多いと思うし終わっちゃいます。
なんとかしてまた描けて欲しいんですけど、ちょっと配給の問題とかで難しいんだろうな。
でも本当に最高だったのがルカガダニーノのチャレンジャーズですね。
コルミ・ワイワネーム、君の名前で僕を呼んでの監督、イタリア人の監督ですね。
ティモシー・シャラメが主演。
で、去年かな、ボーズ・アドールっていう。
これもまたティモシー・シャラメ出てましたけど、の監督で、ルカガダニーノの話を僕が語る必要があるのかっていうぐらいアレなんですけど。
、はっきり言って超すごい監督だし、なんか言ったら今の、この映画も、この経緯もどうかなと思うんですけど。
例えばミニシアター系とか言われるような映画が好きだった人っていうのね。
例えば、ウォン・カーワイだったりとか、ジャームシュだったりとかね、非ハリウッドみたいな。
例えばフランス映画とか、そういうヨーロッパの映画が好きだなっていう人っていうのは、多分もう絶対マストで見てると思うんですけども。
もしかしたら自分がハリウッドの映画とか、それこそMCUに代表されるようなアクションとかね、東宝のシネコンで見るようなものっていうよりは、
例えば日本のイマイチ・ミリキア監督の映画が好きだなとか、ちょっとちっちゃい映画館で見る映画が好きだなっていう人は、
多分ね、ルカガダニーノの映画っていうのには、なんか意外とたどり着いてないけど、たどり着いたらすごい大事なものになると思うし、
あなたの価値観というかね、新しいところに連れてってくれるところを扉を開くような演出力。
、絵を見たら圧倒されるんで、「うわ、すごい!」ってなることは間違いないと思うんだけど、
ただそこにプラスなんか寄り添ってくれるような、「お前の映画だよ!」みたいな、「お前の話してんだよ!」って言われるようなパワーというかがある作家だと僕は思っているんで、
ぜひ見てほしいですね、ルカガダニーノ・チャレンジャーズ。
こういう悲しいのことを言うと、「どういう映画なん?」って言われるんですけど、はっきり言って、チャレンジャーズは、もうセックスですね。
完全にエロいことをずっとやるっていう感じで、このエロいことって言うと、「じゃあ、服着てない人がいるんか?」とかね。
もしくは、ラース・ホントリアとかみたいな、エロスと原罪みたいな、なんかそういう嫌な感じっていうのはなくて。
言ったらある種、不健康的なんだけど健康的っていうか、嫌な感じっていうのは全然ないし、そういう意味ではね。
あの、そういう生理的な嫌悪みたいなのは、たぶんないと思うんだけど、すごく快楽っていうのを映像に落とし込んだらどうかっていう映画だと思っていて。
、そういう表を書いてる人も多くて、やっぱりそうなんだっていう感じはすると思うんだけど。
なんかだから、テニスっていうものがこんなに言ったら感能的な表現と相性がいいんだなっていうね。
、打ち合うみたいな感じとかも、一番スポーツの中で感能的なスポーツって、もしかしたらテニスなのかもしれんなって思うぐらい。
で、これは意味わかんないと思うんですけど、チャレンジャーズ見たら意味わかるんで、ぜひね。
うーん、その辺も含めて、私見たことないな、こんな絵みたいなものもいっぱいあったし。
あとは、なんといっても音楽の使い方。どんな音楽が鳴るのかとか、調べたら出ちゃうかもしれないですけど。
、これは本当は劇場で見てほしいけど。
うーん、ね、そんなのね、地方の方もいらっしゃるんで聞いてる方にはできないっていうこともあるんで、あれなんですけど。
、音楽も本当に最高で、本当にそれこそ感能的な音楽っていう。
うーん、その辺も含めて最高でしたね。
なんか、ルカガダニーノがスカーフェイスのリメイクをやるみたいな話があったと思うんですけど、それはどうなってるんだ? 進んでいるのか?
ルカガダニーノのスカーフェイス見てぇな。それこそこの感能っていうのが、暴力っていうのに変わると思うんですよね。
あんまりその、人殴る感がない? あんまないことないか。
でもなんか見たいな、ルカガダニーノのギャング映画なんて、絶対見たいでしょって感じでね。
それもね、ぜひさっさと撮って、さっさと公開されてほしいですね。
最後に紹介する映画がですね、黒沢清、蛇の道。
これがですね、もともと20何年前に、それこそ98年とか99年とかぐらいかな?
に撮った同盟の映画の、黒沢清自身のリメイク、リブート作品ということで。
オリジナル版は、相川翔さんと加賀てるひさんが出てるんですけど、今回その役が、相川翔さんがやってた役を、柴崎幸さんがやって、全編フランスで撮ってます。
日本の俳優さんも出てくるんですけども、誰が出てくるかとか、調べたらわかっちゃうんだけど、お楽しみにしながら見てもらうのがいいのかなと思うので伏せますが、
全編フランスで撮っていて、フランス人のキャストの方々とやっているという、、「どんな座組なんだそれは?」という作品なんですけれども。
いろいろ言ったんですけども、僕個人としては、今言った映画の中で一番、蛇の道が好き。
これはもう間違いない。
私のフェイバリット映画監督。これはもう、世界中の映画監督。フェイバリット映像を作る人っていうのは、清志黒沢。黒沢清志なんですよ。
これをちょいちょい言っていて、これが不思議なことに、てらださんとは基本的に趣味が合わない。普段よくポッドキャストを撮っているてらださんとは趣味が合わないんですけれども、唯一合致するのが清志黒沢の映画がナンバーワンだということ。これだけですね。
で、そのような清志の新作が公開されたら、もうすぐ行くっていう感じで行くんですけども。
この蛇の道Vシネ版の時は、相川翔さんが出てるんですけど、たぶん、黒沢清志オールタイムベストみたいな。
黒沢清志のいろんな作品群の中でね。80年代くらいからずっと今まで撮られてるので。
一番いわゆるキレキレの時期ってどこですか? ってなると、たぶんこの時期なんですよね。
あの、キュアっていう映画とか、この復讐っていう映画とか、Vシネを撮りながらメジャーの作品も撮っていた時期。
90年代後半の時期っていうのを、黒沢清志っていうのにはもう無敵。
というか、黒沢清志が好きだということは、この辺の作品が本当にすごいからと僕は思っているんですけども。
だいたいの人が、もちろん2000年代入った後の作品とかで、僕も友達とかに勧められるとちょっと有名な作品の方がわかりやすいかなとか思って言っちゃうんですけど、
本当はキュアを見てほしいとか思っている。本当は蛇の道、この自作の雲の瞳を見てほしいけど、なかなか見にくいので有名な作品とかをね。
とりあえずは、この辺はいけるかなと思っているみたいなところがあるんですけど。
というところで、それくらい私が一番好きなものの最新版というのが出ましたというね。
これこそハードルが上がりに上がった映画だったわけですけども、最高でしたね。
また言ったら、もちろん全然違う映画になってると思うけど、でもどっちが好きかと言われたら、僕はこっちの方が、今回のリメイクの方が好きかもって思いましたね。
うん。いやー、すごかったなぁ。話はね、知ってるんで。ただなんか、もちろん変わっているところもあるし。
変わっているところが全部いいと思ったな、僕は。
で、やっぱり結構、俳優さんの演技の付け方が、なんか黒沢清志の作品に出ると黒沢清志の演技の仕方をするなってすごい思うんですけど。