1. キマグレエフエム
  2. 【244】北海道方言 入門編
2024-11-06 36:00

【244】北海道方言 入門編

ep244では北海道の方言について話しました。


【お知らせ】


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【ノート】


北海道の方言|くらしのガイド|公益社団法人 北海道国際交流・協力総合センター
https://www.hiecc.or.jp/soudan/dialect.html


【北海道の方言】標準語の意味を例文付きで解説!道民おなじみの言葉や語尾の特徴は? |じゃらんニュース
https://www.jalan.net/news/article/460829/


北海道方言 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/北海道方言


【チャプター】


オープニング ゲーミングPC NO MORE 果物泥棒 北海道弁 エンディング


【出演】


@r_takaishi https://twitter.com/r_takaishi @juneboku https://twitter.com/juneboku

サマリー

エピソード244では、北海道方言について多くのことが語られています。特に、北海道の広さによる方言の違いや、「くすぐったい」の表現のバリエーションが紹介され、方言を通じて地域文化を感じる楽しさが強調されています。北海道方言の基本的な名詞や動詞、形容詞についての解説があり、「なまら」や「したっけ」などのフレーズが紹介されています。また、「わや」や「ちょす」といった独特な表現が他の地域でも使われることが示され、方言の多様性に焦点が当てられています。このエピソードでは、北海道方言の独特なイントネーションや標準語との違いについても話し合われ、地域ごとの方言の特徴や参考文献についても触れられています。

ポッドキャストと方言
スピーカー 1
takaishiとjunebokuが送る、キマグレ雑談系ポッドキャスト、キマグレエフエム。毎週水曜更新です。
スピーカー 2
こんにちは、junebokuです。 こんにちは、takaishiです。
気づけば、11月エピソード244をお届けします。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
スピーカー 1
じゃあ早速参りましょう。takaishiさん、最近何か変わったことありましたか?
スピーカー 2
はい。ゲーミングPCになるものをついに買おうかなと思い始めまして。
あ、そうだったな。はい。 あのね、来年1月とかにモンスターハンターっていうゲームの新作が出るんですね。
スピーカー 1
ワイルズ? ワイルズ。 あれ、今最近出回ってるのはあれ何?体験版かなんか?
スピーカー 2
なんかね、ここ数日ぐらいでそのオープンベータっていう感じでその体験版的なのができるようになってるらしいです。
ああ、そうか。なんかすごいスクショが出回ってるのを見かけますね。 そうですね。
性能の低いPCで遊んだらプレイステーション1みたいなすごいポリゴンで遊べて面白いみたいなことを書いてる人が結構いますね。
スピーカー 1
あ、じゃあ性能に合わせてポリゴンが落ちるようなダイナミックな設計になってるのか。 みたいですね。
スピーカー 2
すごいすごい。 で、まああの
PlayStation 5が家にあるんですけど、うち2人で協力プレイとかしたいんで、何かしらもう一つね、ワイルズをプレイできる環境が欲しいな。
スピーカー 1
ああ、そういうことか。なんでPS5あるのになと思ったらそういうことか。 そうそうそう。
ってなると、まあPS52つっていうのもちょっとね。 なんかもったいない気はちょっとしますね。
そうそう。じゃあまあゲーミングPCかと。 それはそれぞれでPS5で遊べるやつとゲーミングPCで遊べるやつでちょっとサブモデルですね。
スピーカー 2
そうなんです。かつWindowsマシン、ここをしばらく使ってなかったりしたんで、GPUが強いWindowsマシンとか
増えたね。ちょっと遊べることも増えるだろうっていうんで。 まあ調べ始めたんですけど、やっぱりね
その 何を選ぶかわかんないっていうね。
というかこの分野は素人みたいな状態になるんですか。 そうそう。ずっとね、Macをもうここ10年ぐらい使ってて。
確かに。 で、せいぜい
メモリのサイズとかストレージのサイズ。 あとその重さぐらいしか要素ないじゃないか。
スピーカー 1
最近もいろいろ新製品発表されてますけど、 Mac mini こんな感じね。なかなかいいじゃん。ぐらいの感じですよね。
あんまり見るとこないですよね。 結構変数が少ないんですかね。 確かに確かに。まあ自分が欲しい用途に合わせて数字をコントロールするだけっていう感じ。
やっぱね、Windowsマシンは選択肢が多すぎて。 まずどのメーカーのパソコンを買うのかってところからなるしね。
スピーカー 2
そうなんですよ。自分で全部組み立てるのかね。 その組み立て済みのやつを買うのかっていうところから始まって。
じゃあCPUはどのメーカーのどれにしようかとか。 その辺を考えないといけない。
まあ、BTOとか既製品を買うにしても、じゃあどの組み合わせにするのか考えないといけないというので、 ちょっと気が重くなった。
スピーカー 1
ゲームそれが楽しいはずなのにね。
スピーカー 2
どっかのメーカーがね、Wildsプレイ、快適にプレイする、最高画質でプレイするならこれっていうのを出してくれたら、もうそれを買いたいなという気持ちですらあります。
スピーカー 1
そうね。それ好きな人は楽しいんだろうけどね。 僕もね、あんまりね、ハードウェアにあんまり熱いないから、こういうハードウェア選ぶやつとか、
なんかもうこれでバッチリってなればそれでいいですみたいなテンションになるんだよね。
まあね、組み合わせを考えて、ケースとかこだわって、楽しいっていうのはわかるし、僕も楽しいと思うんですけど、
今なんかそれをしたい気分ではない? 年内ぐらいに蹴りつけとかないと、これ。
スピーカー 2
ゲーム発売されてから、その正式リリースの後にこういう組み合わせだとね、快適にできるみたいな情報が出てから買ってもいいかなと思ってたりはします。
スピーカー 1
今だとYouTubeにそういうね、情報もたくさんあったりするし。 そうだね。なんで、まあちょっと気分が乗ったときに調べていこうかなっていう。
気の長いですね。 テンション低い話でしたね。
ありがとうございます。 はい。 ありがとうございますっていうのもなんだね。ありがとうございます。
北海道方言のUターン
スピーカー 1
じゃあ続いて僕の近況を話します。
先日ですね、松本はずみのエリアを自家用車で移動していたらですね、信号待ちをしてるときに、僕が乗ってる車の前、すぐ前に運転席が見えるとこに、軽トラックが一台ね、一緒に並んで信号待つ感じになったんだけども、
その軽トラックの後ろの面にですね、ノーモア果物泥棒って書いたステッカーなのかマグネットなのかが貼ってあって、
なんだなんだと言って、ちょっと興味持ったんですよ、その信号待ちしてるときにね。 これはあれですよね、ノーモア映画泥棒のパロディー的なやつですよね。
まあそう思いますよね。 違うの?
それでね、運転中だったから気になるなーと思って、移動終わって帰宅してから知られて、ノーモア果物泥棒って。
そしたらね、J.A.長野だかどっかが果実盗難の被害に結構苦しんでるみたいで。
なんかちょくちょくそういう話が聞きますけどね。
農作物盗むってマジで許せないなと思うんですよね。
で、結構ノーモア果物泥棒キャンペーンみたいなのを、なんかJ.A.長野のオフィシャルな取り組みなのかはちょっとわかんないんだけども、
そういうのをやって、ドラレコを取り付けようぜみたいなのをやって、被害を減らそうぜみたいな感じで活動してるらしいんですよ。
これでね、果物泥棒が減って、そういう被害が減ったらいいなと思いつつ、
これはこれで一方、何かの権利を侵害したりしてないかっていうのが、私ね、ちょっと心配です。
ドキドキして。僕の口から何の権利をとかは言わないつもりだったんですけど。
言っちゃったよ。
大丈夫なのかっていう、こういう、なんかね、田舎ってこういうとこあるよなとは思ってんだけど、
これは明らかにダメだろっていうね、イラストが書いてある看板とかが平気であったりするじゃないですか。
はいはいはいはい。
そのノリに近いものを感じるんだけども、果物泥棒は許せないし、何かの権利を侵害するのは良くないから、
みんなハッピーになったらいいなと、思っています。
私から申し上げたいことは以上です。
なるほど。すみません。余計なキーワードをね、言ってしまった。忘れてください。
はい、みなさんも別に何というわけじゃないけども、果物泥棒が減ったらいいなと思っております。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございます。
はい、今回エピソード244では、ちょっと方言の話をしてみようかなと思っています。
はい、方言。
というのもですね、僕、ポッドキャストをこうして配信することもやってるわけですが、
その配信してからね、聞くのもすごく楽しむようになって、
いろんなポッドキャストを、主に僕の場合は、日本語、わしらが日本語で話してるものばっかりですけども、それを聞いていて、
ポッドキャストって、方言を聞けて楽しいなって思うんですよ。
例えば、九州の人がやってるポッドキャストと、ポチドが出て、
東京にオフィスがあるような会社で勤めてたとき、
オフィスで話すときってみんな標準語よりになる傾向があるなと思っていて、
でもポッドキャストで出身が同じところとか近いところが2人っぱい喋ってると、
けっこう本場っぽい方言がポッドキャストで聞けて、楽しいなって思ってるんですよ。
たしかに。
でも一方ね、ひるがえて自分を考えてみると、
僕は北海道で、0歳から24歳まで北海道にいたんで、
それなりに北海道弁を上達させようと思ったら上達させられる環境には恵まれていたんだけれども、
でもね、実際にいたころは、北海道弁に染まっていくのがあんまりいいことに思ってなくて、
ダサいと思ってたところもあったんですよ、たぶんね、Tのころとかは。
だから、なるべく自分は標準語で話すぞと思って、
けっこうね、青年期を過ごしてしまったので、
自分はそんなに、なんだろうな、
どこの出身の人と話しても、喋りであれ?北海道ですか?って言われることないぐらいには、
北海道弁っぽい性も決して成長してしまったんですよ。
今になってね、なんかもったいないことしたなという感覚もあります。
もうちょっと北海道弁丸出しポッドキャスターってなったほうが、
なんか個性あってよかったんじゃないかなって気もするんですよね。
でもたかしさんも喋ってて、これ香川かって思うことないな、そういえば。
スピーカー 2
僕もね、僕は別に方言喋りたくないとか思ったことはそんなないんですけど、
東京出て仕事とかしてた中で、方言使わない期間が長かったので、ほとんど忘れちゃいましたね。
スピーカー 1
地元帰ってたら、親と話しては出るとかあるんじゃないか?
スピーカー 2
親と話してると、イントネーションとか語尾とか、そのあたりは戻るんですけど、
こういう詩的な方言はあんま出ないかもしれない。
スピーカー 1
そういう意味では結構、就職のタイミングとか大学進学のタイミングで早々に地元離れたりすると、
僕らみたいになるケースは多くありそうですね。
あると思います。
そんな感じでね、最近北海道方言に対するUターンの気持ちがちょっとあって、
今回は北海道方言の話をたっぷりしてみたいな。
スピーカー 2
北海道方言ね、全然想像がつかないというか、
方言の多様性
スピーカー 1
一個気になったのは北海道ってめっちゃ広いから、
方言もやっぱり北海道の中でも結構違ったりするのかなっていうのがちょっと気になりましたね。
いい姿勢ですね。聞く姿勢が素晴らしいというか、ありがたいというか。
いや、そうなんですよ。それね、ありますよ。
スピーカー 2
あ、やっぱりね。
スピーカー 1
例えばね、標準語で言うと、くすぐったいってあるじゃないですか。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
くすぐられたりしね、足の裏を柔らかい毛とかでサワサワされると感じるくすぐったい感覚あるじゃないですか。
今僕、くすぐったいの説明したな。いらないね、別にね。みんなわかる。
そこは別に説明いるとこじゃないよね。
僕、天候天候だったって話とか、北海道の地図を見ながら住んだことある地域を話した回っぱって思うんですけど、
まあ結構道内ね、結構広範囲に転々としたんですけど、
くすぐったいの方言バリエーションで3種類ぐらいありました、地域ごとにね。
へー。
くすぐったいは、僕が生まれたって言い出は、こちょばいだったんですよ。
スピーカー 2
こちょばい。
スピーカー 1
うん。こそばゆい。
どこまでが方言で、どこまでが辞書に乗ってるか僕ももうわかんないんだけど、
まあ、うちらと大和崎だと、こちょばいやめてーみたいなのが一般的だった感じなんだよね。
でもね、確かね、若谷のあたりに転校したときに、みんなもちょこいって言ってて、
スピーカー 2
きょこい。
スピーカー 1
最初わかんなかったけど、まあ言うタイミングって誰かがくすぐったがってるときだから、すぐわかるじゃないですか、その場合であれば。
だから、こちょばい、こそばゆい、もちょこいぐらい観測しましたね、僕、北海道内でね。
だから、やっぱり広いからね、山とか越えると別の文化圏みたいなのが日本中、世界中でそういうね、文化の区切りみたいなのがよくあると思うんだけど、
これ北海道にもね、あると思いますね。
確かに。
で、今回北海道方言でいこうと思ったんだけど、なんか僕、北海道の話はたびたび気まぐれ風にしてるから、
なんかこれ過去に北海道方言の話ってしたことあったのかどうだかもうなんかわかんなくなって、一応調べました、過去エピソード。
なかった気がするけどな。
それだけで1本使った回はないんだけれども、エピソード215の貸しポイント渡した字っていう、これは覚えてる。
そこでは冒頭で、おだつっていう動詞について、たかしさんにクイズを出してましたね。
おだつってどういう意味だ、みたいな。
今回はそのトーンで他にもたくさんいろいろ紹介して、またクイズ出したりしていこうかなと。
そんな回となっております。
ちなみにですね、先日公開されたおっさんFMっていうね、北海道ポッドキャストのエピソード317でマグノリアさんっていう方がゲストで言ってる回なんだけど、
キマグレエフエムは構成と準備がしっかりしてるみたいなことを言及いただいたんですけれども、それを言われたことで、今回僕緊張してるんでグズグズになる可能性があります。
北海道方言の基本
スピーカー 1
今までは自然とやったんだけど、ちゃんとしてるって言われたことでちゃんとできなくなる可能性がありますが、ちょっと頑張ってみようと思っています。
じゃあ行きましょう、北海道方言。
まずはね、名詞とか動詞の話からしてみようと思っています。
名詞、動詞、形容詞か、まあ単語ですね。単語の話で。
難易度、まあ難易度低いだろうなってやつを前半に持ってきて、だんだんこれは高橋さんきっとわかんねえだろうなっていう、ある程度並べてきたので、これをちょっとクイズ出していきますね。
はい、お願いします。
まず、なまら。
はい、なまらこれ意味わかりますか。
スピーカー 2
なまらは聞いたことあるよ。すごいとかそういう意味じゃなかったですか。
スピーカー 1
はい、ありがとうございます。
なまらはたぶん北海道弁として最も有名な部類に入る単語だと思います。
英語で言うとveryだからね、とても。
よく北海道ローカルCMだと、なまらうまいっしょみたいな感じで、とてもおいしいでしょみたいな意味で、
なまらうまいっしょっていう、そういうフレーズで流通してたりもしたかな。
はい、入門編、レベル1正解でたのでよかったですね。
日常会話での表現
スピーカー 1
ありがとうございます。
あとはねえ、したっけ。
スピーカー 2
あ、なんか聞いたことある。
スピーカー 1
これはねえ、僕だけがいない街っていう作品の中で結構特徴的に使われてたので、したっけ。
でもその作品を読んでないな。
何だっけ?聞いたことはあるけど意味ちょっと覚えてない。
したっけはねえ、これ2種類意味があって、一つはそしたらっていう意味ですね。
あー。
したっけ、明日持ってこうかみたいな感じで、それならみたいな意味ですね。
もう一個はさようならバイバイみたいな意味で、別れ際に友達とご飯とか行って、
じゃあ私電車だからこっちで、したっけまたねーみたいな。
なんか使いましたね。
これも、たぶんあるときまでは自分にこれちゃんと標準インストールされてたんだけど、
今はもう意識しないと出てこないから、なんか惜しいことをしたなと思ってるものの人ですね。
これある。
で、これ似たやつで日常会話でよく使うやつで、
なんも、なんもなんもみたいな、こういう言い方がありますね。
それもね、なんかね、聞いたことある気がしますね。
なんもね、なんもはね、だいぶ言うよ。
北海道、親、家の母親とかめっちゃ言うんで、
まあよくある電話の、電話口の会話で、
まあ例えば、母親が電話かかってきて、僕が出たとするじゃないですか、
僕が、出したーって言って、母親が、
やあ、なんもなんもーって言う。
この電話の始まり方としてすごいよくあるやつ。
あー。
スピーカー 2
なんだろう、まあ、そのニュアンスってやっぱり、
特に用事はないとかなんでもないみたいなね、そういうニュアンスは感じますね。
スピーカー 1
そうそう。出したーっていうのは、何かあったーみたいな。
で、なんもーって、いや、別に何ってわけじゃないんだけどね、みたいな感じの。
で、あとは、何かこう、何か手伝ったりしたときに、
いやー、今日ほんとありがとうねーって言って、
いや、なんもなんもーみたいな。
そんなそんな、そんなそんなぐらい。
そんなすごい感謝されるほどじゃないよ、みたいな意味で。
スピーカー 2
けっこうじゃあ、使う範囲が広いというか、けっこう使えるシチュエーション多そうですね。
スピーカー 1
そうですね。うちの母親とかはね、けっこう言う、
これをナチュラルに使えると、北海道弁がネイティブだなって感じがするね。
いいね。
出したーなんもーっていうのは、かなり僕にも手玉があってますね。
じゃあちょっとこの漢字でいきましょう、いくつか。
はい、ここからはね、次はね、動詞。
スピーカー 2
動詞ね。
スピーカー 1
動詞、かっちゃく。
スピーカー 2
かっちゃく。かっちゃく?
スピーカー 1
これはね、動詞ですね。
ちょっとサンプルが欲しいな、例文。
えー、誰にかっちゃかれたの?って。
かっちゃく何なんだろうな、これほんと自分でもよくわかんないけど。
スピーカー 2
誰に?叩かれたとか引っかかれたとか?
スピーカー 1
あ、正解出ました。引っかくですね。
スピーカー 2
あ、引っかくなんだ。
スピーカー 1
うん、かっちゃくっていう言い方しますね。何なのかわかんないけどね、はい。
これ言いますね、はい。
じゃあ次はね、これ何だろう、形容詞か形容動詞かな。
いずい。
スピーカー 2
いずい。何か聞いたことあるんですか?
スピーカー 1
ある、すごいね。なんか全体的に何か聞いたことあるね。
何だろう、でも意味ちょっとわかんない。これもじゃあ例文欲しいですね。
えー、そうですね。
まあ、歯医者で治療してもらって帰ってきたときに、
あ、なんか奥歯とかいずいな。
スピーカー 2
治療の後か。
スピーカー 1
治療、あ、もうちょっといい。
例えばね、靴の中で外歩いててね、靴下がちょっとずれてたりすると、
あ、いい、なんか右足いずい、そういう感じ。
スピーカー 2
これキマグレエフエムで話したことない。
スピーカー 1
あ、ほんと。やばいね。
スピーカー 2
なんか違和感あるとか、そういう感じじゃないですか。
スピーカー 1
そうそうそう。やっぱどっかで、所々話してるんだろうね。
スピーカー 2
話したことある気がします。
スピーカー 1
いずいね。
スピーカー 2
靴の縫い目がボロボロしてとか、そういう話をしたことあるかも。
スピーカー 1
靴下界とかね。
靴下界で唐突に僕いずいとは言ってない気もするけど、言ったのかもしれないね。
なんか話したことある気がします。
ありがとうございます。
じゃあいきますよ。
あと次はね、これどの品詞に分類されるかわからないですけど、
わや。
わや。
これはあれじゃないですか、もう無茶苦茶になるとか、そういうわやになった。
わやわかるんだ。
え、すごい。
スピーカー 2
これって北海道弁なんだよ。
スピーカー 1
え、違うの?
わやは香川で通じるってこと?
そうなんだ。
あ、待って待って。
スピーカー 2
使うかも。
スピーカー 1
名古屋弁でもあるとかね、関西とかでもあるみたいですね。
えー。
スピーカー 2
使いますね。
スピーカー 1
あ、わや通じるんだ。
すごい。
スピーカー 2
僕のおばあちゃんとか、そういう世代だと割と自然に使うかな。
わやになったとかね。
スピーカー 1
面白い。
あ、そうか、前提としてね、たぶんね、北海道って開拓のときにいろんな本州とかね。
スピーカー 2
移留してきてますよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
だから、たぶんね、だいぶね、混合州なんだと思うね。
だから、これは例えば東京、関東の人には通じないけど、
関西の人とは共有してるとか、たぶんたくさんあると思う。
いろいろ。
あ、これはなんか面白い発見でしたね。
わやはなんとなくずっと北海道弁と思ってたけど、
なんかルーツが日本の本州のどこかかなって、全然おかしくないかも。
独特な動詞の使用
スピーカー 1
うん、ありそうですね。
これ出してみてよかったな。
はい。
はい、じゃああとは、次、動詞です。
ちょす。
ん?
きょす。
きょす。
動詞ですね、これね。
例文をお願いします。
ほら、そんなとこちょすんでないよってね。
え?
スピーカー 2
そんなとこちょすんでない?
スピーカー 1
たーたそこちょして、そういう感じだな。
スピーカー 2
そこちょして?
うん。
え?
なんだろう、その、肌を描くとかそういう。
スピーカー 1
正解はね、これはね、触る、触れるっていう意味でしょ、ちょすはね。
いじるとかね。
そんなとこいじるんじゃないみたいな。
へー。
なんか、落ちてるものね、なんかご飯食べる前に手が汚れるようなものをね、触ろうとするときにね、
んー。
ちょすんでないよって親に言われてたような覚えがありますね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
これもなんか、なんなんだろうね、ちょすってすごい方言っぽさが強いな。
うん。
スピーカー 2
これは聞いたことなかったな。
スピーカー 1
はい。
じゃあ続いて動詞。
はい。
バクる。
スピーカー 2
バクる?
スピーカー 1
はい。
バクる?
あるいはバクりっこする。
バクりっこする?
バクりっこはめっちゃしてたよ、僕小学生のときとか。
へー。
バクる、バクるという行為を、バクり行為をよくやってましたよ。
スピーカー 2
お互いにするっていうことだな。
スピーカー 1
あーそうですね、そうですね。
スピーカー 2
借りるとかですか?
スピーカー 1
お、近いね。
へー。
だいぶ近いね、お互いにっていうのは、大変良い直感点ですね。
スピーカー 2
借りるではないんですか?
スピーカー 1
借りるじゃないですね。
借りるよりも双方法性が強いですね。
へー。
バクる。
なんだろう。
もらうとか、あげる。
正解はですね、これ交換するって意味ですね。
スピーカー 2
あ、交換するか。
スピーカー 1
なんかカードのWとかが出たときに、あーそれバクりっこしようみたいな感じ。
へー。
うん、めっちゃ言ってたね、小学生の頃とかは。
方言かどうかを気にしていない年代だった頃はね。
スピーカー 2
おー、これは聞いたことなかったですね。面白いなーって。
スピーカー 1
これもなんかでも、他の地域でもあったりするかもしれないね、バクるっていうね。
うん。
じゃあ最後、名詞2つクイズ出します。
はい。
えー、まあ1つにしようか、名詞、ゲッパ。
スピーカー 2
ゲッパ。
ゲッパ?
スピーカー 1
という、これは名詞でしょうね。
ゲッパ?
はい。
スピーカー 2
うーん、これも聞いたことないな、例文をお願いします。
スピーカー 1
うーん、例えば、そうだね、運動会でゲッパになった。
スピーカー 2
あれでしょ、ビリ、再開。
スピーカー 1
あー、そうそう。
あー。
ゲッパって、なんだろうね、確かに漢字でさ、下っぱって書いたら、なんかゲッパと読みそうな気はするよ、下の端っていう意味で。
だから、もしかしたらその辺の、が由来だったりするのかな。
えー、ゲッパね。
ゲッパはね、うん、言われたらわかる。
もうね、今回調べる中で、あー、なんかずっと忘れてたのを思い出して、あ、ゲッパって言ってたかもって思ってたから、
あー。
まあちょっと遠い記憶ではありましたけども、ゲッパは再開っていうのは、僕は、地域試験だとたぶん正解できたなと思いますね、はい。
スピーカー 2
なるほど。やっぱね、例文があると想像できますね。
スピーカー 1
だから北海道に移住して、誰かが言ってんの聞いたら、たぶん文脈でわかると思う。
スピーカー 2
何の話してるのかみたいなね。
スピーカー 1
うんうんうん。
こんな感じですね。
おもしろーい。
ちょっと単語編はこんな感じでしたけども、
これもなんかね、キマグレエフエムで話したことありそうな簡易オークで言うと、
点を切るっていう簡易オークがあったりするね。
点を切る。
そうね。
スピーカー 2
これ話したことないんじゃないかな。
スピーカー 1
ないかな。
聞き覚えが。
スピーカー 2
点を切るは、
スピーカー 1
点を切る。
たぶん北海道で生まれ育った人は、ほぼ全員通じるとは思うんだけど。
へー。
スピーカー 2
まあ。
点を切るの点は何ですか。
点。
スピーカー 1
わかんない。
スピーカー 2
わかんないんですよ、これが。
漢字とかじゃないんだ。
スピーカー 1
わかんないんですよ。その耳で聞いたことしかないから。
本当にわかんないんだけど、点が何なのかは本当にわかんないんだけど、
点を切るっていう、トランプとかやってるときに点を切るって必ず言うんですよ。
スピーカー 2
トランプ?そういうとこで使うの?
スピーカー 1
トランプやってるときに、はい点切ってみたいな感じで言うんですよ。
はい誰点切るみたいな感じで。
シャッフルするってこと?
そうそうそう、そうなんですよ。
へー。
トランプこうやってやるじゃないですか、シャッシャッシャッって。
あれね、点を切るってずっと言ったから、点を切るが通じない人がいるってことに、
僕はかなり驚きましたね、これね。
スピーカー 2
おもしろ。点を切る。
スピーカー 1
でもそう、点が何なのか本当にわかんないんですよ。
でも点を切るっていうフレーズで覚えてるから、これはね、相当びっくりしましたね。
だから成人した後のどっかの段階で、えっ点を切るって通じない?ってなって、
本当にびっくりした。
スピーカー 2
なんだろうこの点ってね。そこが気になって。
北海道方言のイントネーション
スピーカー 1
切るの方もよくわかんないしね。わかんないことをわかんないことしてるからさ、点を切るってさ。
本当にわかんないよね。
確かにね。
逆に点を切るがないってさ、トランプでさ、大富豪とか一ゲーム、UNOでもいいんだけど、
一ゲーム終わった後に、なんて会話するんですか?点を切るがない世界のみなさんは。
スピーカー 2
トランプとかでゲームが終わって、一回シャッフルするタイミングですよね。
スピーカー 1
誰かが率先してやったりするわけじゃないですか。
なんて言うの?逆にみなさんは逆に。
スピーカー 2
なんて言ってたんだろう。
スピーカー 1
何も言わずおもぐろに、おもぐろに誰かが混ぜ始めるってこと?
スピーカー 2
会話もあったような気がするんですけど、なんて言ってたか全く思い出せないですね。
スピーカー 1
混ぜてとか。
スピーカー 2
混ぜてなのかな。
スピーカー 1
でもね、切ってっていう会話したかもしれない。カード切ってとか。
カードを切るって言うよね。でもカードを切る時の切るって手札から場に出すとかって意味じゃない?
カードを切るって。
スピーカー 2
そっちなのかな。
スピーカー 1
切り札とか言うしね。
なんなんだろうね、点を切る。
まじでわかんないんだよこれ、ほんとに。
スピーカー 2
おもしろいなあ。
スピーカー 1
ここまでがね、単語と熟語みたいな話をしました。
ありがとうございます。おもしろい。
あとね、最後あとちょっとだけ。これそんなに話せない。僕が話せないから短いんだけど。
北海道弁は今みたいな単語レベルで標準語と大きく異なるのはないというか、
全然標準語のほうで喋ってる人も多分今となっては多いので。
イントネーションは独特のものがあるって結構言われるんですよね。
それは僕が妻と話していて、なんかイントネーションおかしくない?みたいになる気があるんですよ。
で、それのよくある、よくこの北海道方言の中で例として挙がるのが、
これ僕何が北海道で何が標準語なのかもうわかんなくなるんですよ。
自分の中で完全に迷子になってるやつなんで、
今から言うやつが北海道方言のほうを出せるかどうかもうわかんないやつですね。
幼稚園。
スピーカー 2
イントネーション、僕とは違いますね。
スピーカー 1
本当ですか。たかしさんが言うとどうなるんですか。
スピーカー 2
僕だと幼稚園。
スピーカー 1
そうだ、じゃあ幼稚園のほうが多分北海道の人のイントネーション多いとされてるほうだ。
最初が高くなりがち。
だからあとはね、この並びで言うと、コーヒー。
スピーカー 2
コーヒーってね、後ろが高くなるというか。
スピーカー 1
そうそうそう、そういうことだ。
で、椅子。
スピーカー 2
座る椅子?
スピーカー 1
チェアー。
僕確かに椅子とかコーヒーとか幼稚園って言うんですよ。
これは北海道の参考によくあるパターンらしい。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
でもこれね、文字とかでやってると全く気づかないんですよね。
地域ごとの方言のバリエーション
スピーカー 1
テキストチャットとかでやりとりして。
でも話すと、あれなんかこいつ幼稚園って言ってるなってなるらしい。
周りから見ると。
そのイントネーションだとやっぱ北海道出身ですかってなりそうですね。
だから次にたかしさんがコーヒーとか言ってる人いたら、こいつもしやっていうのはあるかもしれないですね。
スピーカー 2
ちょっと気にしてみよう。
あんまり聞いたことない。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
同僚にも北海道出身の人いるんですよ。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
イントネーション気になったことない。
スピーカー 1
多分意識しないと。
コーヒーって言ってる人いても、聞き流してても全然不思議ではない。
スピーカー 2
可能性はあります。
スピーカー 1
でも自分と違う。
大人になるといろんな地方出身の人がいるから、北海道なのかどうかっていうよりは、
関西の人は関西の人のイントネーションあったりすると思うし、
みんなそれぞれちょっとずつ違ったりするから、
あんまり北海道のイントネーションだけね、突出して気になることがあんまりないんだとは思う。
スピーカー 2
僕はイス、コーヒー、幼稚園って言ってますね。
スピーカー 1
たまに妻と話してて、「ん?」ってなるのが面白いですね。
Wikipediaに北海道方言っていうのがあるっていうのを、
最近友人たちとの会話でたまたま教えてもらって、
へーっと思って読むと、イントネーションについてはいろいろ書いてあるんだけど、
いかんせん全部文字で解説されてるから、読んでるとわけわからない。
これがね、なんか辞書みたいなさ、英辞書みたいにさ、
再生ボタンとかついてピッとして、
読み上げてくれたらね、もうちょっとわかるんだろうけど、
すごい難しいことがいっぱい書いてある。
スピーカー 2
なるほどな。
スピーカー 1
面白いですね。
こんな感じで、北海道の方言だけでも話せることはたぶんね、
たぶん2時間ぐらい話せることはあると思うんだけども、
今日はちょっと30分弱ぐらいの合流も意識して、
北海道方言の紹介をしてみました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
これ今度じゃあ、あれだな、サヌキ弁やろうかな。
スピーカー 1
あ、それめっちゃ僕知りたいですね。
クイズに。
ちょっとメモしとこう。
はいはい、ぜひ。
あ、そっか。サヌキ弁っていうカテゴリーになるんですか?
高橋さんが生まれ育った地域だと。
スピーカー 2
厳密には香川の中でもエリアによってちょっと分かれるらしいです。
ちょっとあんま僕も詳しくないんで。
スピーカー 1
調べてみたら面白いと思うわ。
そうか、今回そうね、北海道の地域分かれるのはあれだったな。
港町だと浜言葉が強く出るとか、いろいろあったりもするんですよね。
函館出身の人は浜言葉強い傾向がある気がしますね、僕から見ても。
そういうね、いろいろあるんだけども。
今日の参考文献としては、
公益遮断法人北海道国際交流協力総合センターの北海道の方言のページと、
あとJALANっていうね、メディアの北海道の方言の話と、
Wikipediaの北海道方言のページ、
この辺りから今日の話題をピックアップしたので、概要欄に貼っておこうと思います。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
はい、エピソード244をお届けしています。
ご意見・ご感想・質問・話してほしいテーマは、
カタカナ8文字のキマグレFM。
Discordサーバーもあります。お便りフォームもあります。
リスンのメッセージ機能でも、感想を送っていただくことができます。
概要欄に載せてある弁当のURLから一通りアクセスできますので、
よかったらチェックしてみてください。
今回、北海道方言の話をしてみました。
お相手はじゅんぼくと、
スピーカー 2
たかいしでした。
スピーカー 1
それではまた次のエピソードでお会いしましょう。
スピーカー 2
でしたっけ?またねー。さようならー。
36:00

コメント

・学生時代、電話オペレーターのバイトをしていて、電話口の人に「教材投げてしまって〜」って言われて、「いや、取りに行けばええやん」って思いました。(投げるは捨てるの意味みたいですね。関西では「ほっとく」「ほかす」と言いますね) 社会人成りたての頃に札幌出身の同僚がいました。その人から教えてもらったのは、「ぼっこ(棒)」です。何度もぼっこと言われたので、覚えました(笑)

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