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2024-01-19 24:05

Vol.224 カヤックで川から海に出ると、利尻山が!北海道サロベツのネイチャーガイド嶋崎さんインタビュー:敬和キャンパスレポ 20240119

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 1/19の敬和キャンパスレポは、ポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表で、自然ガイドをされている嶋崎 暁啓さんにインタビュー。 ポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ 北海道・宗谷エリアの自然ガイド・環境コンサルタント https://polaris-guide.com/

 土門・宮路のMC2人による北海道取材で、大変お世話になりました。この取材については、以前番組で取り上げました。

Vol.214 映像取材 敬和生のたどる北海道開拓の軌跡:敬和キャンパスレポ 20231110|敬和キャンパスレポ https://note.com/keiwacampus/n/nb84d7dbad768

 大学時代に訪れたサロベツの雄大な自然と地域の温かい人々に魅了されて、卒業後に北海道豊富町に移住されて、ガイド歴15年以上のプロ・ネイチャーガイドとして活躍されています。カヤックでのツアー、スノーシューでのツアーなど、嶋崎さんおすすめの、サロベツの自然の楽しみ方をうかがいました。

 MCは土門。

00:04
土門海音
敬和キャンパスレポ。この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
みなさんこんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
きょうの進行は、国際文化学科3年の土門海音と
一戸信哉
国際文化学科3年の宮路晴夏ですという台本になっているんですが、
きょうは収録時、雪が降っている影響もありまして、宮地さん到着していないということで、
きょうは代役として国際文化学科教員の一戸が土門さんとともにお届けします。
きょうは土門さん、宮路さん、それから私と3人で取材に行ってきた北海道の話題の2回目ということになります。
きょうの話題に行く前に、12月に土門さんと宮路さんは企業と大学の懇談会でしたっけ。
ちょっと正式な名前忘れましたが、そちらで北海道の発表をしたというふうに聞いていますが、どんな内容でしたか。
土門海音
はい。企業さんに向けて、今回私たちが北海道で取材した内容について、
企業さんに予備知識のない方にどんな内容かわかりやすいように言葉選びや資料などを入れるなど工夫して発表をしました。
一戸信哉
ラジオで1回お話しして、庄内集落の取材の話とか1回お話ししましたけど、その内容をまた少しアレンジしてお話ししたという感じですかね。
土門海音
そうですね。詳しくってよりかは、わかりやすい概要の部分でメインに作りました。
一戸信哉
なるほど。反響はどうでした。
土門海音
その後の企業の説明会で、宮路さんと私はいたるところから名前を呼ばれ、いろんな企業さんにお声掛けしていただきました。
一戸信哉
よかったですね。
土門海音
ちょっと恥ずかしかったんですけど、よかったかなと思います。
というわけで、今日は豊富町の取材でお世話になったポラリスネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表で、
自然ガイドをされている嶋崎暁啓さんにリモートでご出演をお願いしました。どうぞよろしくお願いします。
嶋崎暁啓
どうぞよろしくお願いいたします。ポラリスネイチャーガイザー&コンサルタントの嶋崎です。
土門海音
本日、新潟は雪がすごいですが、豊富町はどのようになっていますか。
嶋崎暁啓
豊富町も一応朝から降ってはいるんですけれども、暴風雪警報というのも出ているんですが、それでも今のところは落ち着いておりますね。
土門海音
なるほど。
嶋崎暁啓
気温はだいたいマイナス5度から6度ぐらい。
03:02
一戸信哉
寒いですね。
嶋崎暁啓
新潟はどんなもんですか。
一戸信哉
新潟はまだマイナスまでいってない。
嶋崎暁啓
入ってないですか。
一戸信哉
入ってないですね。
嶋崎暁啓
豊富町は落ち着いているんですけど、近くの豊富町から北へ1時間ほど車で走ったところの稚内の方は、朝から暴風雪で公共交通もストップしていますし、お店ものき並み、学校も休校になっています。
一戸信哉
なるほど。
土門海音
ではまず、嶋崎さんのプロフィールをご紹介します。
嶋崎暁啓さんは、北海道竹橋生まれ、神奈川県相模原市育ちで、大学時代に訪れたサロベツの雄大な自然と地域の暖かい人々に魅了されて、卒業後に豊富町に移住されます。
サロベツ湿原センターの開館や運営に携わり、2022年に独立。
地域の自然に精通したガイド歴15年以上のプロネイチャーガイドとして活躍されています。
一戸信哉
15年。
土門海音
プロペテランです。
嶋崎暁啓
そうですね。有料でなければ、その前に結構ボランティアとかでも学生の時代からやっておりましたので、さらにそれからずっとちょっと長いんですけれども。
プロとしてきちんとお客様からお金を頂戴してやるようになってから15年以上のところですね。
一戸信哉
大学生の頃からサロベツにずっと居座ってたみたいな状態ですか?それとも卒業されてからなんですか、これは。
嶋崎暁啓
大学時代からですね。私1年の時は知床の国立公園とかそこで夏休みガイドとかをするアルバイトをしていたんですけれども。
2年生の時初めてサロベツにやってまいりまして、そこでこの地域の人たちとか、この自然に圧倒されてですね。
それから毎年訪れるようになって、どっぷりサロベツ沼にはまってしまったという感じですね。
一戸信哉
サロベツってどの辺というふうに聞かれたらどういうふうに説明されますか。
嶋崎暁啓
北海道の一番北の端の方の日本海側の地域という感じですね。
稚内より、稚内も含めてなんですけど、稚内と豊富町とほろのべ町と3つの市場にまたがる広大な場所になります。
一戸信哉
私たちも行きましたけど、一番北の北海道の一番上の稚内からちょっと降りたところというあたりですね。
土門海音
好きな動物という情報をお聞きしたんですが、大学時代に研究をされていたヒグマだそうで。
嶋崎暁啓
本州にはいませんけどね。本州にいるツキノワグマよりさらに大型の国内の陸上動物としては最大級の動物で、ヒグマの研究を大学時代にやっておりまして。
一戸信哉
観察してたんですか。
嶋崎暁啓
痕跡を追いかけるみたいな感じですね。足跡とか糞とか。
06:03
嶋崎暁啓
その季節にどうなった場所を利用しているかというのを調べて、それをもとにヒグマにとって良い環境とか悪い環境ってどんなものなんだろうって、
数値化するような生息地評価モデルというものを作る研究を大学院の時代なんですけどやっておりました。
一戸信哉
大変ですね、やっぱりね。危険が伴いますね。
嶋崎暁啓
でも危ないときはいかないんで、すごく新しい足跡があったりとか、あとなんかゾワゾワしてくるんですよね。
本能的な恐怖みたいなのが多分あると思う。
土門海音
研ぎ澄まされてるんですかね。感覚が。
嶋崎暁啓
なのでクマの研究者は鈴とかラジオとか持っていかないです。自然の音とか自分の感覚、皮膚感覚を頼りに危険を察知するという感じですね。
土門海音
研究されてるからこそできる技ですかね。
一戸信哉
そうですね。普通の人にはなかなかない感覚かもしれないですね。
土門海音
絶対持ってきます、鈴。
はい、まず今回豊富町庄内集落で私たちが取材するにあたっては嶋崎さんにいろいろな方を紹介していただきました。改めましてどうもありがとうございました。
嶋崎暁啓
こちらこそありがとうございました。
土門海音
はい、私の取材内容は豊富町の庄内集落に暮らす山形にルーツを持つ人たちの戦後の開拓の歴史についてだったのですが、嶋崎さんも実は知らないことがたくさんあったと伺いました。どんな印象でしたか。
嶋崎暁啓
そうですね。今回、庄内小中学校の廃校になった建物の中も見させていただいたんですけども、そこで地域の方にお集まりいただいてお話を聞いていく中で、昔は結構、庄内地区とそれから山形の庄内地方とで子どもたちの交流が盛んに行われていたですとか、
それから地域のお祭りでは子どもたちが花笠音頭を踊っていたとか、そういった話は初めて聞いたので、すごく驚きました。
一戸信哉
そうですね。一回放送しましたけども、土門さんが取材に伺ったのは、豊富町で庄内という名前の集落ですよね。
そこに暮らしている人たちのルーツをたどっていくと、山形県の庄内にたどり着くということで、単に名前が一致しただけではなく、もともと山形の人たちが開拓で移り住んだところということなんですね。
ここはやっぱりお米が育たない。だから酪農に、最初から酪農に行ったわけじゃないのかな。最初は稲作を目指したんですかね。
嶋崎暁啓
そうですね。もともとは湿地帯だったので、やっぱり種もみとかを持ち込んで稲作を試みたそうなんですよね。
それも何種類もいろいろ試したらしいんですけども、やはり気温が足りなくて、寒さの影響で米が育たない。代わりにジャガイモ、馬鈴薯を育てたりとか色々してたみたいなんですけど、
09:10
嶋崎暁啓
牛乳であれば牛を育てて絞って出荷するということで、安定した収入も得られますし、こういった場所では適してるんじゃないかということで徐々に酪農へと転換してきたという経緯があります。
一戸信哉
戦後の開拓で入っていったとはいえ、やっぱり色々な苦労があったということですよね。
嶋崎暁啓
もう一つ思い出した話として驚いたのが、こちらに入植してくる直前に合同の結婚式を皆さんあげられて、そこで初めましてで結婚されて、
当時の知事さんとか山形の知事さんか誰かが仲人されて、それから庄内に来られたという。すごい時代だなって思います。
土門海音
結婚、初めましてで結婚はなかなかできないですよね。
一戸信哉
写真見合いでしたっけ。写真見合いのような状態でした。
土門海音
写真見合いでしたね。私が取材したコヨイさん、伊藤コヨイさんは3回目で結婚されたということでした。
一戸信哉
3回目が結婚式。
土門海音
3回目が結婚式。あって3回目が結婚式。今じゃ考えられないなという。
嶋崎さんのプロフィールとしては、まず道北、サロベツの自然に出会うところが出発点になっているように思います。
関東での生活からサロベツの自然に出会って、定住されるようになるまでのこと、可能な範囲で教えてください。
嶋崎暁啓
そうですね、ちょっと冒頭にもお話ししてしまったんですけれども、私は生まれが北海道内だったということで、北海道へのやっぱり愛着の気持ちとかはあったんですね。
当時から祖父母が北海道に住んでいたので、実家のある神奈川で成長していきつつも、夏休みとか冬休みとか、長期の休みのときは北海道に行って遊んでいたというのがありました。
ただですね、やっぱりサロベツのことというのは学生時代に訪れるまで全く知らなかったんですね。
あちこちの国立公園に行ったりとか、自然が好きだったので、あと電車も好きだったので、青春18きっぷで全国旅したりとかしてたんですけど、
その中でもやっぱりサロベツは私にとっては非常に特別な場所で、ほんとに他にはない景色であったりとか、動植物がいる。
こんな場所が日本にあったんだなというのがまずすごく衝撃でして、すっかり好きになってしまった。そういった経緯ですね。
12:01
土門海音
サロベツ湿原センターの運営にも関わっていらっしゃるとのことでした。取材に伺った際に展示を拝見して、その後皆さんとともにラーメンをいただいたことでしょうか。
嶋崎暁啓
そうですね。皆さんと楽しくサロベツラーメンという名物ラーメンを食べた場所ですけれども、
あちらのラーメンを食べた建物の隣に環境省の建物でサロベツ湿原センターというのが建っておりまして、そこは2011年にオープンした案内施設なんですね。国立公園の。
私はそちらの方に10年ほど勤めておりました。ご覧いただいたのでなんとなくお分かりだと思うんですけど、館内には湿原について成り立ちとか特徴を知ることができる展示でしたり、
動物の発生であったりとか、あとは昔の歴史的な開拓の頃の映像の資料だったりとか、結構様々な資料が展示されている施設になります。
土門海音
さて、ではここで1曲お届けします。
今日の曲はこちら。Empress Of、Rina Sawayama「Kiss Me (feat.Rina Sawayama)」
エンプレス・オブがRina Sawayamaとコラボレーションした曲で、2023年9月にリリースされています。
ミュージックビデオも2人で出演し、イギリスの田舎で風に髪をなみかせながら天使のような衣装で登場しています。
Rina Sawayamaさんは各種プロフィール情報では新潟県で生まれたという情報が書かれていますね。
それでは聴いてみましょう。Empress Of、Rina Sawayama「Kiss Me (feat.Rina Sawayama)」
お届けした曲はEmpress Of、Rina Sawayama「Kiss Me (feat.Rina Sawayama)」でした。
今日の敬和キャンパスレポは、北海道の「豊富」と書いて「とよとみ」と読む豊富町でネイチャーガイドとして活躍されているポラリスネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表、嶋崎暁啓さんにリモートでご出演をお願いしています。
後半もどうぞよろしくお願いします。
嶋崎暁啓
よろしくお願いいたします。
土門海音
2023年の夏に私たちがうかがった時も、豊富町では酪農されている方々に多くお会いしました。
北海道ではお馴染みのコンビニ、セイコーマートでも豊富町産の売ってるんですか?
嶋崎暁啓
そうですね。北海道最大手のコンビニがオレンジ色のセイコーマートになるんですけども、そちらで販売されているプライベートブランドの牛乳はすべて豊富町産の牛乳になります。
一戸信哉
だから道民はみんな飲んでる人っていう感じですかね。
嶋崎暁啓
コンビニの方にお聞きしたら、一番売れている商品ですね。コンビニの中で全商品の中で一番売れているのが牛乳だとおっしゃっていました。
15:03
嶋崎暁啓
なかなかないですね。コンビニで一番牛乳って。
一戸信哉
何か押しがあるんですか?特徴は新鮮だとか。
嶋崎暁啓
そうですね。成分無調整でも平均脂肪が3.8から4.0という非常に濃くて甘くて美味しいですし、牛は暑いのが苦手なんですよね。
ですからこのサロベツというのはとても冷涼な気候で、年平均気温が6度から7度ぐらいですし、真夏でも30度を超える日がほぼないという。
そういう牛にとっても良い環境で、しかも放牧を中心に伸び伸びとストレスなく育った牛の魅力ということになります。
一戸信哉
説明うまいですね。なんだか飲みたくなってきましたね。
新潟でも飲めるんですか?これ。
嶋崎暁啓
ちょっと私も調べてみたんですけども、ウエルシアさんで豊富牛乳、北海道サロベツ牛乳という名称で流通しているようですね。
一戸信哉
探しにいきましょうか。
土門海音
終わったらすぐ買いに行きます。
一戸信哉
新潟のウエルシアさん行ってみましょうかね。
土門海音
新潟のウエルシアさんでこの後飲みたいなと思います。
嶋崎暁啓
ぜひお願いします。
土門海音
そろそろ嶋崎さんのお仕事について伺いたいのですが、地域の自然に精通したガイド歴15年以上のプロネイチャーガイドとして、夏も冬も自然の中をガイドしてくださるのかと思います。
私たちが滞在していた夏の間も嶋崎さんとともに美しい自然を楽しむことができたのではないかと思います。
どんな体験ができたのでしょうか。
嶋崎暁啓
そうですね。まず初めての方でしたら、ぜひ訪れていただきたいのがサロベツ湿原センター、それから木道ですね。
こちら歩いていただくと本当に地平線が見える広大な景色が楽しめまして、季節ごとに高山性のお花ですとか、湿原にある独特の食虫植物とか、そういった珍しい植物を見ていただいたり、それからもちろん鳥も200種類以上記録されていますので、そういった野鳥の楽園になっているので、まずそれをお勧めしたいなというふうに思います。
一戸信哉
食虫植物がいるの?虫を食べているところが見える?
嶋崎暁啓
虫がくっついているという感じですね。溶かされている途中みたいな。
土門海音
ちょっと怖いですね。
嶋崎暁啓
小さいですよ。10センチくらいの大きさしかない。
あとはですね、今人気があるのがカヤックツアーでして、川とか湖でカヤックやってまして、特に私がお勧めしているのは川からですね、マングローブ林のような川があるんですけど、
そこを漕いでいくと、途中で天塩川の中流域のように開けた場所もありますし、最後はですね、海に出ると。日本海に出ると、砂浜が広がって、その海の彼方には日本百名山の一つ、利尻島が海上でそびえ立っていて。
土門海音
あれですか。
18:01
一戸信哉
感動しますね。
最後に山がバッと開けて、海が開けて、その先に山が見えると。
嶋崎暁啓
もう圧倒的なスケールですね。
土門海音
いいなあ、見たい。
一戸信哉
これ素人でも大丈夫なんですか?
嶋崎暁啓
そうですね。いくつかプログラムがありまして、初心者の方は安全性の高いお子さんでも大丈夫な三日月湖という湖をご紹介しますし、ある程度体力があって、もっと行けるっていう人であれば、先ほどの海まで行くツアーとか。
あとはですね、サイクリングも今すごくお勧めでして、この辺り周氷河地形といってヨーロッパのようなですね、ポコポコと丸い丘陵地帯が続いている場所があるんですけど、その中を気持ちよく電動アシスト自転車で駆け抜けるっていうツアーも人気があります。
一戸信哉
冬はどうなんですかね?冬、新潟でもちょっとあんまり外出たくないなあみたいなインドア派は多いと思うんですけど、サロベツの冬は楽しめるんでしょうかね?
嶋崎暁啓
そうですね。やっぱり冬は冬ならではの楽しみがいろいろありまして、スノーシューという西洋かんじきを履いて、夏は入ることができない森の中ですとか、それから湿原の上。湿原も見渡す限り大雪原に変わっておりますので、そこを自由自在に歩いていけるっていうのがすごく楽しいですね。
一戸信哉
スノーシューっていうのはどう説明したらいいんだろう?靴の周りがでっかくなってて雪、雪原も歩きやすくなっているって感じですか?
嶋崎暁啓
そうですね。かんじきの西洋版ですね。
一戸信哉
かんじきが通じるかどうか。
土門海音
でもなんとなくイメージはできます。私スノーシューの。
嶋崎暁啓
あとはですね、スキーを履いて完全に凍ってしまっている沼まで歩いていくと、そこもですね、ここは南極大陸か氷の惑星かっていうのが広大な景色が広がっていて、うまく天気が良ければまた冬の利尻山ですね、真っ白に雪化粧した利尻山がどーんと雪の彼方に見えるという絶景が広がっています。
土門海音
今回初めて新潟のラジオでサロベツ原野のネイチャーガイドのお話をされたかと思います。最後に新潟の皆さんに改めてアピールをお願いします。
嶋崎暁啓
サロベツ原野はですね、ラムサール条約にも登録されているんですね。渡り鳥の中継地などとして国際的に重要な湿地ということになっているんですが、新潟でもですね、佐潟とか瓢湖とかがですね、ラムサール条約湿地になっていると思います。
ということは、冬の間そちらで過ごしている白鳥たちは、春になるとサロベツを通ってシベリアの方まで旅をしていく。そういったところもありますので、新潟とサロベツは実はちょっと繋がりがあったりするのかなと思いますね。
たぶんここを通ったのが秋にはここを通って冬、新潟に行ったりする。ここはですね、本当に日本三大湿原の一つのサロベツ湿原もありますし、日本離れした北欧のような景色も見られます。
21:15
嶋崎暁啓
自然も確かに素晴らしいんですけど、人も暖かいっていうのもありますね。あとは日本最北の豊富温泉郷という、ちょっと表面に油が浮いている珍しい温泉もあったりします。それから酪農がやはり盛んなので、チーズとかバターとか乳製品美味しいですし、アイスクリームのですね、ソフトクリームの北海道ナンバーワンに輝いたお店とかもあったりもしましてね。
結構ショップも豊かで楽しめると思います。機会がありましたら遊びに来ていただきたいなというふうに思います。
土門海音
ありがとうございます。
今日の敬和キャンパスレポは、北海道の豊富町でネイチャーガイドとして活躍されているポラリスネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表、嶋崎暁啓さんにリモートでご出演をお願いしていました。どうもありがとうございました。
嶋崎暁啓
ありがとうございました。
土門海音
さてエンディングです。また豊富町、さっきあのカヤックのお話あったじゃないですか。
一戸信哉
あれいいですよね。
土門海音
行きたいです。
一戸信哉
あれもいいし、スノーシューも冬、ちょっとやってみたいですよね。危険がないときにね。
土門海音
危険がないときに。
一戸信哉
どうやって頼んだらいいか。
土門海音
嶋崎さんに案内していただくためにってどうやったらいいんですかね。
嶋崎暁啓
一番わかりやすいのは公式サイトがありますので、Googleとかでポラリスガイド稚内とか検索していただくと多分上に出てくると思います。
そこで好きなメニューを見ていただいて、フォームからお申し込みいただいたり電話していただいたり。
一戸信哉
ポラリス稚内とかそれぐらいで大丈夫ですかね。
嶋崎暁啓
ぐらいでも出るかもしれませんね。
あと、Xとかインスタの方もやってますので、そちらで様子見ていただいたりとかでもいいと思います。
土門海音
では今日の放送はこの辺で。
敬和キャンパスレポは、X、旧Twitter、note、Instagramなどで、番組情報などを発信しています。番組名「敬和キャンパスレポ」で検索してみてください。今日の敬和キャンパスレポ終了の時間です。みなさんおやすみなさい。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ。敬和学園大学の提供でお送りしました。
24:05

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