1. 神田大介の経験
  2. セクシー田中さん① 前提
2024-07-01 10:19

セクシー田中さん① 前提

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最近ですね、セクシー田中さんという漫画を読む機会があったんですよ。
これで私はいろいろ本当に思うところがあったんで、ちょっと話させてもらおうかなと思います。
あんま過去の話ではなくて、直近の話なんですけど、
セクシー田中さんについては、詳しく不思議になりたい方はぜひググるなどしていただきたいですね。
女性向けの漫画雑誌に連載をされていて、
ドラマ化がなされてですね、そのドラマをめぐって、
SNSで脚本家と原作者の間でやりとりがあり、
その後、原作者の方が自ら命を絶たれた。
そしてこれで何が起きたのかということを、漫画が掲載されて、
コミックスも発売している小学館という出版社ですね。
小学館とドラマを作成、放送した日本テレビの2社が、
それぞれ別に調査報告書というのをまとめて掲載しています。
これも読んでもらうといいかなと思うんですけれども、
調査報告書は結構長いです。
おおよそ100ページぐらい両者ともあって、
ただこれ読み比べるとですね、日本テレビ版の方が小学館版よりもだいぶ詳細ですね。
無駄になるかなとも思います。
というのも、今回の件で問題を起こした側だというふうに指摘されているのは、
日本テレビ側なので、より詳細な調査は必要という考えはあるでしょうね。
いずれにしましても、私はそれで仕事の方でそのことについて話すことになったので、
まず調査報告書を読みました。
2つを読み比べながらですね、
両者の言い分の違いとかをチェックしながら読んでいたんですけれども、
全部読むあたりで、というか途中でなんですけれども、
ちょっとなんか本当にいたたまれない気持ちになりまして、
それでもうすぐその足でですね、自転車を飛ばして漫画を全部買いました。
これ原作読まなきゃなって思ったんですよ。
1巻から7巻まで発売されてますので、それを全部買って読みました。
連載の方はもうちょい先まで進んでるみたいですけれども、
これはまだ単行本化されていませんので、そこは読んでいません。
一応ただどういう話になるのかっていうのは、
インターネットのネタバレ感想サイトみたいなところで読みました。
それだけだとちょっと足りないなと思って映像を探したんですけれども、
やっぱりなかなかフルで見るだけでもいかないので、
YouTubeにダイジェストがあるんですよね。
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今はみんなこういうことやってるんでしょうかね。
私普段ドラマをほぼ見ないんですよね。
ドラマってやっぱり連続のしている話なので、
途中から入るのが難しいってありますよね。
今も虎に翼とか朝のNHKの連続ドラマも評判みたいですけれども、
もう今更入れないなって感じもありますよね。
入れても多分私は難しくて見てないんですけど。
いずれにしましても、セクシー田中さんに関してはこれ10話のドラマになってました。
1時間の枠ですね。
10話あって、それぞれ1話ずつダイジェストが作られてるんですよ。
7分の、だいたい7分の。
だから放映時間がどれくらいあるんですかね。
枠自体は54分で、8分分けすると、
5、8、10、8、8、60、40、46、45分と考えて、
そのうちの7分ですから、まあまあですよね。
5分の1、もっと少ないな。
7分の1ぐらい。
でもそれなりに映像はあって、どんな演技だとか、どんな数字なのか、
ざっくりわかるっていうダイジェストがあったので、
それを1話から9話分。
それダイジェストは見逃した人用なので、
第10話、最終話のダイジェストはないんですね。
ないんで、YouTubeとかで感想を話してるYouTubeとかを見ました。
なので、ドラマの方はね、ちゃんと全部は見てないんですけれども、
そういう状態で今話していますと。
で、この問題については、
そっちの仕事の方で喋っているので、
あんまり深く喋らなくてもいいかなと思うんですけれども、
何がね、読んで印象的だったかって言って、
とにかくこれもなんかすごい繊細なんですよね。
本当にね、触れたら壊れそうなぐらいの感じの、
極めて繊細なストーリーテリング。
で、私普段はやっぱり男性ということもあって、
少年雑誌の世界にいるんですよね。
だから昔読んでたのは筋肉マンとかね、キャプテン翼、北斗の剣みたいな漫画だったし、
ヤミキン牛島君とかね。
ヤミキン牛島君がどれか一つあげろって言われたら最近だと一番好きかな。
今までこのポッドゲストにも話しましてね、
私がどんな漫画を読んできたかっていうのはね、
少年漫画の世界から来て、少女漫画も読んでますよ。
読んでるけど基本ギャグしか読んでないから、
岡田阿美先生とかね、マヤミネオ先生とかも読んでたので、
いやー、繊細。
全然読んでない人は何言ってるかわからないかもしれないですけれども、
大体で聞いてください。
主人公はセクシー田中さんっていう40歳の女性ですね。
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この人は本当にメガネの地味なOLなんだけれども、
夜はね、ベリーダンスを踊っているっていう、そういうキャラクターですね。
これは私読んでないんですけど、サラリーマン金泥、
サラリーマン金泥じゃないか、静かなるドンか。
昼間はうだつの上がらない会社員なんだけれども、
夜は極童のみたいなのとかっていうのは、
昔からある作品作りではありますよね、設定というかね。
というかだから普段はこうなんだけれども、実はこうっていうのは、
例えば映画のスーパーマンとか、映画のスーパーマンは元々は漫画ですかね、コミック。
で、あれはクラークケントっていう新聞記者だな、そういえば。
新聞記者が電話ボックスに入って返信してスーパーマンになるんですよね。
てかもともとスーパーマンなんだけれども、
うだつの上がらない式新聞記者に身をやつしているって設定だったと思います。
とかヒーローものとかそういうの多いですよね。
マイキューに認めないんじゃないですか。
ウルトラマンとか戦隊モノとかもそういうのあるんじゃないのかな。
なんだけれども、そういうものとは一線を隔しているというか、
さすがに令和の先に全然違うなと思いましたけれども。
まずセクシー田中さん自体が極めて揺れ動いているキャラクターなんですよね。
だからビリーダンサーになったら怪盗ランマンなんでも解決みたいなことではないし、
主人公もう一人いてあかりっていう女の子23歳の女性なんですけれども、
年も離れてますし、それからビリーダンス踊っている時の田中さんはかっこいいしで、
憧れるんですけど、あかりは田中さんに。
なんか単純に憧れるっていう感じじゃないんですよね。
田中さんになりたい、田中さんみたいにかっこよくなりたいとかっていう
そういう単純な感じじゃなくて、田中さんはそのビリーダンスの世界に居場所を見つけていると。
私にとって居場所って何だろうかみたいな話なんですよ。
もう複雑でしょ。
主にその2人が主人公ぐらいの感じで言っていいと思いますね。
その2人が中心の物語で、どっちかって言ったらあかりの方が主人公感はありますね。
あかりを中心にストーリーが動いていくので、
そこに絡んでくる男性がいるんですよ。
36歳の見た目はいい。
しかも都議員に勤めてるから収入も悪くない安定している。
仕事もできるっていうそういうキャラクターで、
正野っていう名前なんですけど、苗字ですね。
今言ったキャラクター設定だと基本的にはこの3人の三角関係なのかなと思うんじゃないですかね。
しかもちょっとモテそうな設定でしょ。
ただ、モテないんですけどこいつは。
三角関係は三角関係なんですよ。
田中さんとあかりと正野は三角関係と言えば三角関係なんですが、
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誰も誰のことも好きじゃないんですよね。
恋愛対象にならないんですよね。
正野はまず田中さんのことはおばさんとか言っても、
バカにしてるし、ベリーダンサーなんていうのは不死だらだとか、
不死だらに見られるのにそんなことなんでやってるんだみたいなこと言って罵倒するし、
それからあかりのことも嫌ってますね。
なんかチャラチャラしてて、自分を売ることにやっ気になってる、
そういうやつだっていうね。
明らかに朝墓の味方だってことが分かってくるんですけれども、
それが正野だし。
だからそんなふうに言われてるから、
その二人とも別に正野のことは好きじゃないしむしろ嫌いなんですよね。
最初は特にそうですね。
別に話が進んでいっても、
その三人が恋愛のものになるかっていうと全くならないんですよ。
それがでも物語の中心なんです。
だけど恋愛は大きいテーマです。
続きます。
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