1. 奏でる細胞 MUSIC & SCIENCE PODCAST
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2022-07-27 22:19

♯09 奏でる細胞 売れる曲のコード進行と心を惹きつける音の組み合わせを指揮者が語ります

♯09 奏でる細胞 (音楽王国) 売れる曲のコード進行と心を惹きつける音の組み合わせを指揮者が語ります

1)オープニング ショパン前奏曲20ハ短調

2)売れる曲のコードはいろんな曲でかなり共通に使われている

3)カノンの例

4)気持ちのいい音と気持ちの悪い音

5)それぞれの音にある機能 ファンクションや役割

6)上に上がりたいシの音 上がれば落ち着く 

7)同じように上に上がりたいレの音  タツさんの回答は80点 でもジャズの世界も教科書的には80点 

8)大学で習う基礎のリーディング音の訓練ではしっかりとしたルールがある 実際の音楽シーンでは別に教科者通りである必要はない

9)落ち着く音とそうでない音を利用することで、テンションとリリースを作ることができる、それによっていろんな世界を表現できる

10)結婚式の曲でメンデルスゾーンがテンションをつけることで見事に表現している

11)テンションの例2 ショパン前奏曲20ハ短調 

12)バッハもベートーヴェンもショパンも和音はほぼ同じルールで曲を作っている。

13)振り返り(タツの1人語り)

14)この回は何度も何度も聞いている。これからも何回も聞くと思う。神回!?

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科学教室の先生タツと指揮者カルロスが語り合う番組「奏でる細胞」はアメリカのインディアナ州から発信しています。

音楽を語るコーナー「音楽王国」では指揮者カルロスから音楽のことをいろいろ学びたいタツが基本からいろいろと教えてもらいます!

生物を語るコーナー「細胞王国」では、タツが生き物や健康についての話を科学が苦手なカルロスに丁寧に話をします。

この番組は親子科学教室と猫カフェの応援により放送しています。

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テーマ曲(奏でる細胞オリジナル) The sense of wonder & Sinking In & Pondering  演奏:カルロス  作曲:Kelley

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奏でる細胞 新しいスタートをちょっとやってみますので、ちょっと大きい音が出るかもしれませんが、ちょっと楽しんでみてください。
奏でる細胞 スタートです。さあどうでしょうか。
いやー良かったんじゃないですか。ちょっとかっこいい音楽ですね。これちょっと今回カウロスさんが僕にですね、音楽を教えてくれる間にちょっと演奏を挟んでくれたんですけど、あまりにかっこよかったのでこれを
オープニングで使ってみようかなと思って使ってみました。 かっこいいなとか、面白いです。これを続けてくださいとかそういった
意見などありましたらどうぞツイッターの方でもメールの方でもお待ちしていますのでご意見いただければありがたいです。
というわけでカウロスさんと僕の奏でる細胞第9回ですね。
音楽王国。
はい行きます。和音のその
もうちょっと知りたいのはその基礎的なところで
例えばこれがなぜその売れる曲が同じコード進行なのかとか、その人から受け入れられるものが同じコード進行なのかっていう質問に関しては
それが心地いいからっていうようなイメージがあるんだけど、なぜ気持ちいいの?ってところまで知りたいの。
例えば、和音は
僕は覚えてるのは、ドラゴンアッシュって覚えてる?
あの人たちが使ったんだよね、これ。 有名な曲が
これを使っている。結構ポピュラーな曲は、これすごい簡単な、まぁ簡単で
これ1って言って
要は
このね
例えばレミファソリック、今
Dメジャー
っていうんだけど、コード進行って
要はこの中の構成音を使ってるんだよ。
つまり、構成音っていうのは、レミファソラシド
03:00
7つしか音が基本的にはなくて、それに対して一つずつ和音がある。
今レを中心にしたDメジャー
それに対してE、その次の音
Eマイナーっていうのがあって、その次の
なんか物語ができる感じするじゃん。
これは4番目の音だから、4とか4とか言うんだけど、これはGメジャー。
で、この音なんだけど、5番目のやつはドミナントって言って
必ず
これをドミナントって言う。一番遠いからなんだけど
なんか苦闘天を作ってくれるの。
苦闘天。聞こえる? 聞こえる。難しいね。この次にさ
どこに行きたい? ここに行きたくない?
あんまり? 例えばこれで
でもいいよね? でもいいよね。まぁまぁいろんなやり方あるんだけど
要は これがあると
最後の区切りになる。 音楽的に。
何かを何かやってて
で終わると、あれ次は?って思うんだけど
ってやると、あぁ終わったなっていう。
っていうまぁちょっとそういうなんていうのかな
それぞれの これドミナントなんだけど
それぞれに ファンクションがある。
そこがすごい気になる。 ファンクション。
次があるなっていうことと
これで終われるなってことでしょ? そういうことです。
よくそういうところで気づくよね。 すごいと思う。いや面白いよ。
なんでこの音だと人は
次が欲しくなるんだろうね。そういうところよ。
それは
3つ。 まあ
ドミソで言うと ドとミとソとドがあるんです。
はい。でさっきドミナントって言ったじゃん。 ドミナントってソシレなの。
ソ でしょ?
でシとレを入れなきゃいけない。 だとするじゃん。
06:08
でこの音って どれも
3つとも全然違うんです。 ソっていうのはドミソの構成音なんですよ。
ソの中に入っているわけ。
だからそもそも共通音。 共通している音なの。
っていうのはこの音の中に入っている。 だからまあある意味友達なの。
ドにとってソは友達なの。
それ分かってね。 それは一回分かってもらって、今度ミと
ミとソがあってレとシってあったじゃん。
でまぁちょっとシだけやってみようか。 落ち着く?落ち着かない?
落ち着かない。 落ち着かないってことは
音楽的にはどちらかに解決するって言い方するんだけど。
この音がどっかに動けば落ち着くの。
どこに動いたらいいと思う? こっちを下げる。若干落ち着きに近づく。
ちょっとじゃあ もう一個下げてみようか。
もっと。 もっといい?まあいいよね。
違う感じでいい。 分かんなくなってきた。
TATSUさんの回答。 これもまあ落ち着くと落ち着くよね。
これがまあ何だろう。
和音の勉強からよりはこれが回答。
このシっていうのは 動音とかリーディングトーンといって上に上がりたがる。
そういうこのドレミファソラシドのファンクションの中でどうしても上がりたい。
そうするとなんか落ち着くわけ。 わかる。そういうファンクション。
09:02
上がりたいファンクションの音。 性質を持っている。
じゃあ今度さっきソシレって言ったからレがある。 これを解決しましょう。
どこに行ったらいい? 上に行った方がいい。下に行った方がいい。
これまあ落ち着かないでしょ。
解決して。 これは下がりたい。
いいね。
じゃあそれでタツさんの回答でやってみるとこうなります。
まあまあ悪くない。
ちょっと上に上げてみようか。
レって
どこにも下げられるんだけど、見に行くとなんか落ち着くの。 これでなんか落ち着いた感じがする。
要は
っていうかわからないけど、これをさ、ジャズってこのままで終わったりするわけ。
とかなんかまあ要は何を見たいかっていうと
別にこれが絶対正しいとは言ってないけど 大学とか高校の1年目で和製で勉強することは
このリーディングトーンとか同音とか 今度3番の音とかを上げるか下げるかっていう訓練を受けるわけ。
でもいいし、だと
まあ先生が80点くらい。
正しい答えではない。残念ながら。
でもそんなこと言ったらジャズミュージシャンはみんな80点取れる。 これが気持ちいいじゃん。こうやって来るから、じゃあもうこれに来るなって思うじゃん。
これがさ、未来のさ、なんか全然違う。
やっぱり個性あるじゃない?こっちの方。まあ今適当に言ったけど。
12:04
だから僕らが勉強しなきゃいけない和製っていうのは基本的には教科書通りなんですよね。
時代によっては変わる可能性もあるし。 気持ちがあるし、ジャズミュージシャンとかは
多分大学、コンサルバトリーとかはない、音楽院とかにいてるとかいう時代じゃない1900年の初めとかは
もうピアノの目の前でパジャジャンって弾き始めて、これいいな、クールって言って
音を確かめてやり始めたんだと思うんだけど、基本的にはバッハとかベートーヴェンとかモーツァルトとかみんなそういう勉強してる。
このねリーディングトーンは、ドーンは必ず上がらなきゃいけないよ、レーは必ず見に行かなきゃいけないよとかいうのを一個ずつ勉強する。
なるほどね。なんかその音のファンクションっていうのは音の属性っていうか、その音が来たら次はこういう風に行きたい。
この音が来たら次はこういう風に行きたい音。これは最後に生き切るべき音とか、そういうことなんだよね。
そのシグナルっていうのがあの細胞的に言うとめちゃくちゃ面白い。
あとは、普通にエネルギーの研究してても、気持ち悪いエネルギーの状況ってあって、
そうするとそこよりやっとなんか上がって落ち着いてるとか、そこのエネルギーを超えると下がってあるところで落ち着くとか、
ちょっとした体にシグナルが入って波が起きちゃう。心の波とか心臓の波みたいなのがあるんだけど、
それが一定の落ち着く場所。そこからちょっと離れ出すとここでは止まってられないから一気に上がって、また降りてきて止まるとか、そういうのもあるんだけど。
もしかしてそういうのと似てるのかもしれないな。
やっぱり僕は思うけど、不安定な時と不安定じゃない時っていうのも繰り返しだと思うんですよ。
リリースとか言うけど、テンション&リリースってアメリカって言うんだけど、要はテンションをまず作る。
だからなんだろうね、例えば、これって結婚式の、メンデルソンが作った結婚式の行進曲のコードなんだよね。
これって僕としてはテンション。 結婚の歌なのにこういうテンションでやってるんだけど、
入るわけね。 そうそうそう。でもこれをさ、
にしなかったメンデルソンとかやっぱりすごいな。 これだったら
あー結婚式イェーイ! でもここは、
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わかる? 少しこう、緊張と、
おごそかな雰囲気を出しちゃう。 だからそういう風に音楽家は、特に冷凍弁とかの人たちは、いかにそのテンションを作ってリリースするか。
テンションを作ってリリースする。 例えばこれをやろうと思ってたんだけど、
っていう曲なんだね。 今はテンション、テンション、テンションってきて、
さらにテンション。 ほぼほぼずっとテンション。
強い、強いなーと思って。 そういうことか。
そう、だから、こう、そういう、さっきの言ったさ、例えば、
これ、これ自体はもう簡単っていう。
テンション、テンション、テンション、落ち着く。 テンション、テンション、落ち着く。
このリズムをやることで、人って多分感動するんだよね。
面白いよね。この曲自体、初版でこう、グーッと。 持って帰る。
持って帰るでしょ。 それをいかに作って、あとはまあリズムを作るだよね。
そこにリズムを入れて、こう、テンションリリースをどこでリリースしていくか、どこでテンションを持っていくかということによって、
変わらず、なんだろう、ダンスミュージックだったら、ちょっと早かったりとか。
でも、基本はこういう、和音は、ダンスであろうが、バッハであろうが、初版であろうが、みんなそのリーディング・トーンあるし、ファンクションもあるし、
みんなそういうふうに耳が慣れてて、それを、ちょっとこう、スタイルが違うだけで、
基本的には、みんな同じことをやっていく。
音には、それぞれの音に、それぞれの和音の構成音に、なんだろう、
そういうそのテンションを作ったりとか、 その動きを求めたりするから、
それが面白い。 なるほどね。
その基本構造の一部みたいなのが伝わってきて、
みんなその基本的なところとしては、こういった音、こういった和音というのは、
18:05
こういった意味があるということを、みんな理解した上で、その音の組み合わせというものの、
ベースの部分をね、ちゃんと、共通言語なんだよね。 そう、すごいね。
そのルールの中で、
はい、というわけで、いかがだったでしょうか。 聞いていただいたのが、コード進行ですね。
様々な曲の、コード進行、流行るコード進行とかね、そういったこと、そして、コードのね、次に続くコード、
どうなると気持ちがいいか、どうなると音が続いて欲しいって感じるか、とかいうね、本当の基本中の基本と、
もうそれをベースにして生まれた様々な音楽があるということを教えてもらいました。
で、何よりも、こう、話し方ですよね。 いろんなものが伝わってくる、その多くのことを感じてね、僕ね、実はもうこの
放送の前にこれをですね、何回も何回も繰り返して聞いて、 カルロスさんが言ってくれていることの意味、本当の意味をですね、
とか、そこの後ろに広がっている大きな音楽の世界っていうのを、こう、感じ取りながら
聞いてました。で、やっぱりこう、 実際ピアノの音をこうやって聞きながら何かを教えてもらう、その
多分カルロスさんがね、これまで何十年とね、十数年 一生懸命学んできたこと、そういったものがね、詰まっているものを感じ取るっていうのは、
これはね、もう本当に真剣勝負みたいな時間だった、もう贅沢な時間だったなぁと思って、 本当に楽しい
楽しんで、しゃべりました。で、実はこの後ね、もっともっともっと話してますっていうのかな、重なりの凄さ、そこから出てくるものとかね、
いっぱい話をしたんで、まあどこかでまた出す機会があったら出したいなと思うんですけども、本当にずっと続くんで、
一応コード進行の基本というか、そういったところを教えてもらえたところまでで切りました。
で、また今回のですね、挿入曲もまた新しい曲をですね、ケイリーさんからいただいたので、そちらを流させてもらったりしてます。
で、冒頭にですね、ちょっとまた新しい形のオープニングをやってみましたけれども、 まあこちらの方が好評であればこちらも続けていきたいなというか、
もうちょっとずつね、僕もこのボトルキャストっていうのを9回ですからね、 編集とかもうまあ慣れてきているようで、まあまだ雑音とかね、いろんな音を取り切れてない
ところがあって、申し訳ないなと思っているところもあって、セミの音とか あのいろんな人が喋っている音とかバックグラウンドの音があるんですけど、これがインディアナで
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暮らしている僕の家やカルロフさんの家とかで聞こえてくる 鳥の声だったり猫の鳴き声だったり、周りのね、車走る音だったり、そういった音がアメリカではこういう音が流れてるんだなぁ
ということを感じてもらえればというような言い訳をしてますが、できるだけ自然な感じで話していることをね、聞いてもらえればと思って流してます。
本当にね、いろいろな人に聞いてもらえてて嬉しいです。9回続いたので第10回、次はですね、何か面白いことをですね
カルロフさんの方にリクエストしてやってもらいたいみたいなので、ちょっとそれをね紹介したいと思ってます。 振り返りと一つね、そういったカルロフさんへのリクエスト曲というものを
聴いてもらうような回にしたいと思っています。 以上お相手はですね、科学教室の先生達でした。どうもありがとうございます。
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