00:06
kanitako presents 魚食系ラジオ
魚食系ラジオ
魚食系ラジオ
JUNK FISH!
かにへいです。
なんたこです。
ぞのです。
ありがとうございます。前回に引き続き、
西海岸、アメリカシアトル在住で
水産業関連の研究をしている
ぞのさんをゲストに
魚の魚食がもっと楽しくなる
トークをしていきまーす。
今回はこちらのコーナーです。
ぞのさん、お願いします。
ここが変だよ、アメリカの魚食。
イェーイ。気になるー。
ありがとうございます。
変だよっていうね。
そんなね、変なとこあるんですかね。
まあ、そうね。
気になります、まくりますけど。
じゃあ、早速変なとこ1つ目、
聞いていきましょうか。
じゃあ、1つ目お願いします。
はい。魚食文化。
端的に言うと、魚の種類が
めっちゃ少ないと思いました。
あー。
特に私、シアトルは
最初ワクワクしてて、
多分港町なんで、シアトルって。
水産の町なんで。
そうですね。水産基地。
そうなんで、食べたことない魚
めっちゃ楽しみだなと思ってきたんですけど。
えー。
なんかもう、売ってる魚、
もう両手で数えられるぐらいしかないと。
10種未満。
だと思いますね。
えー。サーモン、マダラ。
あー。
え?何ですか?サーモン、マダラ?
あー。
そうですね。
何がある?
サーモン、タラ、
あと、ロックフィッシュっていう。
ロックフィッシュ。
寝魚系ですね。ロックフィッシュ。
えー。
あと、ハリバットっていうでっかい
ヒラメみたいなやつですね。
はいはいはい。ハリバット。
あと、ソウルっていうカレー系だと。
えー。
あと、ツナ。
あー。マグロ。
ギンダラ。
あー。ギンダラがありますね。
ティラピア。
あー。
キャットフィッシュ。
キャットフィッシュ。
あー。ナマズ。ナマズがそこに入る。
うん。
はい。
あー。
そんな感じです。思いますね。魚系だと。
えー。それがこう、何でしょう。季節性もなく。
ずっと陳列されてる感じですかね。
数年ですね。数年ですね。はい。
季節性がないのつらいですね。
そん中でまたちょっと入れ替えがあればいいですけど。
そうなんです。
なんか、いいところがあるとすると
結構日本であんま紅酒って手に入んないじゃないですか。
あー。紅酒。あー。はいはい。
あれ美味しくて好きなんですけど。
で、紅酒は、なんか多分冷凍してるのがあって。
はいはいはい。
1年間買えるんですよ。
あー。いいですね。それは。
紅酒も普通に美味しくて。
まあそれはいいんですけど。
ただなんかもう10種とかあるとローテーションできないです。
確かに確かに。
えー。
なんかそっちのシアトルとかだとカッパーリバーのフレッシュな紅酒ですみたいなやつとか
あったりしないんですか。
まさに。
あんまりね。
今、まさに今。
カッパーリバーのサーモンの季節で。
おー。
で、あのー。
それはもうスナパーで買えるんですよ。
いやマジか。
え、じゃあそれはもう丸魚であって
これ切り身でくれよみたいな。
そんな感じ?
03:00
そうです。もともとフィレの状態で陳列されてて
殻切ってくれっていうか
あるいはもう切ったやつがハポシロールのパッタリで取れる。
あー。
丸では、丸では売ってないですか?
丸では基本魚売ってないっすね。
なるほど。
基本的に?
えー。
もう本当にその魚市場とか行かないとない。
魚市場でもないかな。
ほぼフィレだと思うんですね。
へー。
そうなんですね。
へー。
なるほどなー。
あー。じゃあシアトル行ったはいいけど
あんまこう魚見てて
そこまで面白くないから
別のものを食べてるって感じですか?
何食ってんすか?
普段は。
何食べてんすか?
ぶっちゃけ。
ぶっちゃけ。
なんかこのラジオで言ってるか分かんないですけど
すいません。
いやいや別にいいです。
いやいいです。
めちゃくちゃ声ちっちゃくなってる。
全然大丈夫ですよ。
別に肉食べてる人を怒るラジオじゃないんで。
そうじゃないですか。
普通に鶏肉お世話になってますし。
やっぱ魚より安いし
質も高いんですよね。
なるほどね。
なるほどなー。
そうですね。
何肉が多いんですか?
牛肉?
牛が。
えっとですね、豚、牛、鶏あるんですけど
はい。
でもやっぱり牛に手が伸びる自分がいますね。
あー。割りやすい。
日本より安いじゃんと思うんで。
そうなんですね。
それをステーキで焼いて食べる感じですか?
いや、まさにまさにステーキ好きで。
おー。
なんかですね、400グラムぐらいの結構でっかいステーキ。
ドーンっていうのがだいたい12ドルぐらいなんです。
12ドルって安いかっていうと微妙ですけど
ただ日本よりあらゆるものの物価が3倍ぐらいするので。
確かにそんなのだと割りやすいですね。
12ドル2000円ぐらい。
しかも結構定期的に1個買えば1個ただっていうのをよくやってるんですよ。
1倍1フリー。
ですです。だから結果的に半額になるんで。
ステーキ400グラム、たとえば6ドルとかになるんだから
いいじゃん、それで。
めっちゃいいなってなりますね、確かに。
めっちゃいい。
ポンに、肉にこう。
すいませんって。
そうなんだなー、やっぱなー。
魚はそれで言うとだいぶ割高な感じなんですか?価格的にもスーパーで。
そうですね。
例えばサーモンは
ステーキ先ほど半額じゃないと12ドルぐらいだと思うんですけど
だいたい鮭の一切れがそれと同じぐらいの値段します。
悩むなー。
って感じですね。
それさすがにその鮭はカッパーリバーの紅鮭とかそのレベルの鮭?
カッパーリバーの紅鮭だと今、たぶん定価24ドルぐらい。
どの単位で?
一切れっていうか。
一切れってたぶん日本の鮭の一切れが
サイズ的に1.5倍ぐらいなんで、ちょっとでかいんですけど。
それがカッパーリバーだと24ドルぐらい。
2、300ぐらいのだいぶでかい。
だいぶ高いなー。
マジで高い。
レベルだけだとやっぱ10ドルちょっとして
でも大抵割引になってるタイミングで買います。
06:02
今日割引だから。
そんなのもあるんですね、やっぱ。
なるほどー。
いやー、そら肉食うわ。
ただあとツナは安いです。
ポケ丼っていうマグロの漬け丼のハワイ料理みたいな
あのもう醤油漬けになってるツナがあれ安くて
4、5ドルぐらいなんですよ。
あれはよく買いますね。
それは1食分で4、5ドルって感じなんですか?
大人1人分ぐらいですかね。
結構入ってますね、でも。
まあ、木肌マグロでしょうね、東南アジアからの。
間違いないと思います。
へー。
日系のスーパーとかも覗くことはあるんですか?
ありますね。
日系のスーパーにいて
例えばどうしてもブリ食べたい時とか
冷凍のブリのロインを買うんですけど
ロインで40ドルから50ドルぐらいしますね。
へー。
ロインなんですよ。
そうなんですよね。
フィルをさらに半分に割って。
そうですね。
6,000、7,000か。
そうですね。
大きいな。
それは使用処理されたブリロインなんですか?
だと思います。
縁合いが真っ赤か。
はい。
縁合いが結構ちゃんとした色なんですね。
やっぱり日系スーパーといえば上嶋屋ですか?
まさに上嶋屋です。
まさに。
これ深田先生も懐かしい店つってましたね。
上嶋屋。
お世話になってます。
やっぱりそうなんですね。
シアトルといえば上嶋屋。
で、実は上嶋屋で面白いのは
ブリよりは先ほどそうですね。
マダイが片身のフィレで
それもなんか25ドルぐらいした。
へー。
で、その横に見た目はほぼ同じの
ティラピアのフィレみたいなのが
9ドルとかで売られてて。
はー。
うーんみたいな。
頑張ってクレット応援して
マダイに手を伸ばしつつ
強敵ティラピアがいるみたいな。
ティラピア安いんだよなー。
ほんとに。
あとは最近面白いのは
そう。
特に青魚が食べたくすぎて。
はい。
カジサバイワシ。
青魚と貝類が。
そう。
で、全然青魚売ってなくて。
で、宇和島に行ったらですね。
なんか日本のマイワシが
冷凍の丸のやつが売られてて。
あー。はいはい。
で、もうかなり色は真っ黒になってたんですけど
冷凍焼きしてて。
はいはいはい。
へー。切ない。
あ、イワシもこっちに来てるんだ。
買いました?
すいません。ちょっと。
冷凍で、夜景で真っ黒だったら買いづらいですね。
ねー。さすがにね。
これがまたカリフォルニアマイワシとれてたら違うんでしょうね。
確かに。
ちょっと悪いなと思うんですよね。
へー。
なるほどなー。魚種がとにかく少ないのが
変はそうだなー。
世界的に言ったら普通なのかな?ちょっとよくわかんなくなりますね。
そうですね。日本が異常に多いかも。
09:00
そういえば、魚種といえばなんですけど
はいはいはい。
地元のアメリカ人の家で招かれた時があって
毎週1人1個自分の仕事とか
プレゼンというかトークス。
へー。なんかちょっと知的な飲み会ですね。
そういうやつなんですよ。
確かに。
自分が魚食について1回紹介したことがあったんですよね。
で、最初86っていう数字を出して
これは私がコロナ禍の2021年に
毎週旅行もどこも行けないんで
毎週オカチマチの某魚屋に行って
中心地でね。
その時に1年間で86種類の水産物をたしか食べたことがあります。
数えた。
そういう話をしたんですね。86種類食べて。
日本には魚がいっぱいあるんです。
そしたらみんな最初
それは君が今までの人生で見た魚の数か?
へー面白い。
いやいや違うって言って
君が今までの人生で食べた魚の数なんだね。
信じられないって言われて
いやいや1年で食べた魚の数なんですよって言ったら
みんなですね
いやアンビリーバボーじゃないですけど
嘘でしょみたいな感じで。
面白い。
もうアメリカに住んでたら
逆に一生かけても
80種類の水産物食べるなんて不可能だから
なるほどなー
ツイッターに500種類とか食べた人いるから
連れてったら大変な話
夢海さんとか
クレイジーピーポーですね
クレイジーボーイじゃない
彼はと思いますね
彼は確か日本人的にもクレイジーですけど
日本でもクレイジーだけど
まあでもそれだけ違いますね
なるほどね
86種類は確かにカウントして言われるとすごいなと思うかもしれない
日本人でも
1年間で
1ヶ月7魚種か
そもそもアメリカだと手に入らない
そういうことですね
なるほどじゃあ変なとこ
一つ目は魚種が少ないという
ところでした
次2つ目お願いします
流通
ちょっと面白い
面白真面目感がある
魚食変なところ
流通
これも僕の
意外だなと思ったことなんですけど
シアトル
港町のように魚が少ない
アメリカって
無茶苦茶資源管理をしっかりしてて
そうですね
魚が減ってないというか
そういうイメージがあったんですけど
アラスカも持ってるぜ
と思ったんですけど
実はアメリカ国内で
魚の8割9割が
輸入
こんだけ魚が
捕れて管理真面目にしてる海があるのに
実際売られてる魚の
8割9割が輸入
12:01
このギャップに
なるほど
びっくりしました
結構アメリカで捕れる魚の
逆にその3割ぐらいは
輸出されてるらしいんですよね
逆に
捕った魚の
7割ぐらいは輸出して
無茶苦茶沢山の魚を
輸入して
その結果として
国産品って言うんですかね
アメリカの割合が
1割から2割ぐらい
それが不思議だな
っていうか
変だなって思いました
自分たちで捕ったやつ食べない
だから食文化的に
魚が好きなのか
アラスカがあるから
カニとか
タンカなのか分かんないけど
すり身とか
アラスカンポロックとか
スケトーダラは確かに輸出めっちゃしてそうだな
海外中
アメリカの自給率って
確か130%ぐらいだったはずだから
やっぱ穀物と肉が
めっちゃ強いんですかね
肉量
畜産は多分圧倒的だと思う
あとはあれですね
下処理
水魚の冷凍とか
センターカットの冷凍のやつを
海外に輸出
1回してそれをさらに
もっと加工して
輸入してるっていう
ちょっと下処理を
海外に任せてる部分は
加工貿易みたいなものを
してるのが輸出にカウントされてて
輸入にもカウントされてて
ってことは
多分あるかと思うんですけど
なるほどな
結構気になって
ちょこちょこ調べてたら
アメリカの
人気水産物上位6種みたいなものが
の調査
レポートみたいなものがあるんですけど
気になりますね
1位から6位まで何でしょうかっていう
クイズ的な
サーモンは絶対入りますね
サーモン2位ですね
銀だら
ツナ
すいません
甲殻類も入れます
エビ食ってそう
めっちゃ向いてるから
カニっていう
くぐりでいいのか
1位はエビ
残念ながらカニさんのカニは
カニない
じゃあ答えをお願いします
順番で言うと
1位がエビ2位がサーモン3位がツナ
4位がティラピア
5位がポロックなんで
スケトーダラですよね
5位がナマズですねパンガシウス
ティラピア好きなの?
好き
ティラピアをディスるわけじゃないんですけど
そうですね
消費ランキングって感じですね
売れてるランキング
っていうところなんで
なるほどそういうことか
好きだってよりかはすいませんミスリードしました
ちょっと価格差とかもあるのかもしれないですね
15:03
ナマズが6位に入るのが
意外ですねパンガシウス
フィッシュスティックとか
フライ系
フライ系だとナマズおいしいんですよね
この消費6位見ると
エビが輸入
ティラピアも輸入
パンガシウスも輸入ですし
サーモンも
アラスカでめっちゃ取れる割には
結構洋食のサーモンを輸入してるみたいで
地域ですねカナダとかから
だから結構
サーモンも意外と輸入が多くて
それで結局
輸入品みたいな割合が増えてる
エビをたくさん消費してる
割に
輸入して消費してる割に
アンチダンピング法とかで
安く売ってきてる
エビを寄生したり
するという
どういうことじゃね
めちゃくちゃ
そうですよね
ダブルスタンダード
みたいな
10年くらい前にアメリカで
問題提起本みたいな
もの
オールグリンバーグって人が
アメリカンフィッシュって本を出したらしくて
いいですねこの本
めちゃくちゃ気になります
そこでとにかくアメリカ人は
魚を
輸入しまくってるけれども
それっていうのは
例えばアメリカ国内で
養殖ってさっき
してないんですけれども
その理由は環境への
負荷が心配だから
ただ実際に
他国で養殖された
エビを大量に輸入していて
結局それって
アメリカでは環境に負荷かけたくないけど
海外で
環境負荷かけたものを
輸入して食べてて
それでおかしくないのか
みたいな
問題提起本みたいな
なるほど
確かに
アメリカ自体が
こういうの見ると
漁業についてあんまポジティブじゃないかも
みたいな
知らないっていうのもあるのかもしれないですよね
どこから来たのか
っていうことに対して必ずしも
気にしてる人もいるんでしょうけど
普通に気にしてない人が多い
っていうことだと
確かにアメリカ国内で悪いことは
環境団体の目にもつくし
やっちゃいけないけど
輸入になるとワンクッション
気にしないで食べてる
あの国はやってるのねみたいな感じになるし
なるほどな
あと
さっき青魚食べたいみたいな
話もしましたけど
青魚全然売られてないですけど
結局畜産の
餌になってるみたいなんですよね
へー
18:00
なんかその
イワシじゃなくてメンハーデンっていう
これもニシンっぽい
ニシンっぽいというか
イワシっぽいというか
日本にいない魚が
メキシコ湾とか
ああいうところにいて
あれは大量に取られて
肥料になってるみたいで
へー
そうなんですねそれが全部食用
人間が食べる用じゃなくて
もうミールになっちゃう
オイルをサプリにしたりとか
ミールを
チキンとかメサにするとか
へーそれも知らなかった
なんかそういう
流通でもいろいろ
意外なところがかなり
ゾロさん質問あります
質問
流通小売側的に興味があるんですけど
サステナブルシーフードは
アメリカの小売業が
すごく進んでいる
っていう話を
よく聞くのですが
それって
実際生活してて感じることってあります?
オールマートとか
ホールフーズとか
ちゃんとやってる風な話を
よく聞くんですけど
ところがあればあると思うんですけど
僕がいるシアトルですと
普段行くスーパーが
聞いたことないQFCっていう
わかんない
うちの州によくあるスーパー
ってことなんだと思うんですけど
そこに行くと
ほぼほぼシールとか
MACみたいなやつ
ちょこっと貼ってるのも
冷凍食品とかでは
見るんですけど
基本的に
全然押し出してる感じではなくて
僕も今
タコさんに言われて
そういえばどうだったっけみたいな
僕ロボあったからなみたいな
探したらあるけど
みたいな感じ
QFCは
客単価というか
位置づけ的に
日本で言うとどのくらいなんですかね
ごく普通のスーパーって感じです
稲毛屋みたいな感じですか
はいごく普通
みんなが行くっていうような
なるほどね
どちらかというと
ラブローカルって書いてあって
西海岸とかアラスカで撮れた
もの系だよっていう方が
むしろ
なるほど
Dコープとかって見ます?
それアメリカのお店ですか
アメリカの認証
サスティナブルティビリティとか
ソーシャルな
価値を持ってます
みたいな
見ないですね
Dコープ初めて聞いた
全然知らなかった
アメリカビジネスやってても
そうか
あんまり
普通に人と話してても
全然話が出ない
気に出ないですね
フォールフーズは
ちょっと離れたとこにあって
時々来るんですけど
21:00
フォールフーズは
少し種類が
増えて
ストライプドバスとか
養殖で
あとなんだっけな
すみません忘れてた
スズキみたいな魚があって
ブランジーノ
当たるんか
ヨーロッパで養殖されてる
みたいな
フォールフーズは割とMSCとか
確か推しててすごく
コップとかもあったんですけど
フロームトルコとか
フロームイン
輸入品
なるほど
この手のやつって
住んでる人からじゃないと聞けないから
めっちゃ参考になります
意外でしたですね
意外と住んでて
そんな日頃
普通に生活して感じないですね
エゴラム
ステナビリティとか
あんま感じないですね
ちょっと真面目な話になっちゃうけど
MMPA法とかが本当に
適用されるようになったら
だいぶ変わりますよね
流通水産物89割輸入だと
MMPA法でだいぶ輸入する
水産物を規制することになるので
これだけ輸入に
頼ってると
補足すると
海洋哺乳類を
混革してるかもしれない
漁獲方法で
取った水産物は
アメリカに輸入できなくなるかもしれない
みたいな
規制の話ですけど
うーん
そのインパクト
めちゃくちゃでかそうだなって
話聞いて
感じましたね
延期延期に
なることを願ってます
っていう感じ
お互いのために
なるほど
変なとこ
3つ目最後
資源管理
これが変なんで
変ですか
確かに
漁獲と何の関係が
まず
ロックフィッシュ
シアトルで
必ずスーパーに売ってて
すごいよく見る
魚
日本で言うと
カサゴ系メバル系
ソイ系
美味しそう
日本に比べて
西海岸ってロックフィッシュの種類が
すごい多くて
2,3倍くらいいると思うんですよね
数十種類くらいいると思うんですけど
なんと資源管理するときに
真面目に
一周一周きちんと
統計も
長い間整備されてますし
漁獲料の統計も整備されてますし
今資源が
どういう状況なのか
資源評価も
一種類ごとに真面目にやってるんですよね
しかもこの根格
間違って取っちゃうとかも
24:01
ちゃんとカウントしてて種類ごとに
むちゃくちゃ
流度が高いというか
すごい細かい真面目に
資源管理してる
ただ
一度水揚げされてしまうと
それまでせっかく
仕事に色々扱ってるのに
全部ゴチャーってフィレになって
ロックフィッシュとなって
売られていく
っていう
さっき言った流通は
週ごとに資源管理
めっちゃしてるけど
流通のところだと
週ごとに資源管理評価して
漁獲料も週ごとにちゃんと
カウントしてるのに
取り終えて流通しますとなると
もうみんな種類誰も気にしないで
全部
ゴチャーって
すべてロックフィッシュ
それめちゃくちゃ面白い
生物としては大事に
一種一種を扱ってるんでしょうね
生態系を真面目に見てる
食材としては
全部魚じゃんってこと
ロックフィッシュじゃん
その細かいこだわりが
少ないのか
だから僕とか
スーパーに行くたびに気になって
君は誰なんだ
何のロックフィッシュなんだ
確かに気になりますよね
さっき喋ってた
スーパーで見るロックフィッシュ
ってくくってたのも
めちゃめちゃ種類多いんじゃないですか
多分そうだと思うんです
うん
味が違ったりするんですよね
見た目も味も何となく違ったりする
いやーめっちゃ気になる
聞きたくなりますね
僕日本で暮らしてもイカって書いてあって
何のイカかすごい気になるタイプ
ムズムズしませんか
紫イカかアメリカ大赤イカか
みたいな
ましてや
アナゴもメバルもソイも全部丸めて
ネザかなって名前で売られて
いやーやだなー
ムズムズしませんか
ムズムズするし楽しみが減りますよね
それ丁寧に売ったら楽しいのになー
しかも丸さがじゃなくてフィレになってるから
ほぼ
見た目も
色も落ちちゃって
あまりにも気になったんで
どうしても食べ比べしたいなと思って
いいですね
3直の漁業者から
直接取るサブスクで
毎週1回魚が届くみたいな
いい
興味ある
アメリカでも
でもなんか面白い
家に届くわけじゃなくて
多分その漁業者と提携してる
レストランが市内に
数カ所あって
そのレストランの前に
店の前にクーラーボックス置いてあって
そこに入れてるから取りに来てねみたいな
面白いですねそれ
コールドチェーンではない
なるほど流通も消費者が
助けるんですね
ラストワンマイル市内スタイルいいですね
いいですね
面白いですね
チェックボックスに持ち帰るんですけど
27:01
たまに足りない時があって
誰か2個持って行っちゃうのかな
みたいな
レストランの人これ僕ら管理してないから
よくわかんないよみたいな
面白い
どんな珍しい魚が来るんだろうって期待してて
行ったんですけど
結構3週連続で
ロックフィッシュが来たりして
それもフィレになってるんですか
その状態
フィレになってるんですよね
そこやんなくていいのに
僕はなんとかロックフィッシュっていうのを
たぶん仕事に
さすがに書いてあるのを期待した
そうですね
結局多分鮮度はいいんですけど
もうフィレになってるロックフィッシュが
ジップロックに入ってる状態で
そうじゃないよ
楽しみだな
しかも生食していいのかも
よくわかんなくて
怖いですよね
加工場とかは大丈夫だと思うんですけど
個人の漁業者がやってる時とかって
港で
若干こう
ちょっと汚れたまな板とかで
ギコギコその場でさばいて
袋詰めとか
これ生食していいのかもよくわからない
なので
結局焼いて食べちゃったので
なおさらなんかこう
なんとなく選手より味が違うけど
たぶん違う種類な気がするけど
みたいな
そうなんですね
そっかでも
僕ら日本人的に感覚だと
そういうサービスを使うのであれば
その買った魚の詳しい情報を知りたいじゃないですか
そのために
若干情報を買う部分もあって
使うので
それが向こうだとないですね
この人は千歩館
とかが
スーパーと違うからそれ使うんですかね
そのサービス
そのサービスはやっぱりその
地元で頑張っている漁業者を応援しよう
みたいな
そっちの文脈なんですね
なるほどなるほど
ああ
そっか
でも面白いな
ちなみにフィッシュは
シアトルって結構その
釣りもできるんですけど
ロックフィッシュは釣ったら
全部逃がさなきゃいけないっていう
規制があって
現地調達して
魚の
なるほどね
この種類のロックフィッシュゲット
じゃあ刺身にしようとかってできないんですよね
えーそれもできない
ロックフィッシュ全部
リリース
基本そうですね
ロックフィッシュ結構その寿命が長くて
シアトル一種なので
釣りすぎたらすぐいなくなっちゃう
っていう
漁業
すごい進んでるなって思った
漁業そこすごいですね
漁業管理すごい進んでます
そこはなんかいいですね
すごい真面目になって
でもやっぱりその資源管理という点で
あといいなって思ったのが
生態系管理みたいなものは
やっぱり結構
30:01
意識が高くて
例えば
シアトルからもう車で
1時間とかも行くと
むちゃくちゃ干潟とかがあるんですよ
干潟で
いいんですよね
1時間で干潟があって
そこで塩干狩りができるんですけど
それはやってオッケーなんですね
海はですね
リミットがあって1人確か
40個だったかな
なるほどなるほど
はいはいはい
あさりを取りに行ったんですけど
もうですね
北海道あさりサイズって言うんですか
でかいんですね
へー
15分やるともう40個いきます
へー
すごい
豊かなんですね
日型に
泥のぐちゃぐちゃのところに
ザクザク
朝巻いてるわけじゃなくて
全部
浴衣巻いてるわけじゃなくて
浴衣巻いてるはハマグリじゃない
あれは天然の
すごいな
いいなそれは楽しいですね
そこもですね
管理真面目にして
オイスターですね牡蠣も取っていいんですけど
へー
日型なんで
日型に転がってる石とかに
牡蠣がついてるんですよね
へー
それを取っていいんですけど
その場で殻を剥いて
牡蠣の実だけを取って
バケツとかジップロックに
実だけぐちゃって入れて持ち帰らなきゃいけない
要は殻をその場に残さなきゃいけない
へー
へー
謎なんですけど
謎ルールですね
牡蠣の妖精って言うんですかね
ちゃんと殻に
新しく着定して大きくなるように
その殻は大事だから
残さなきゃいけない
へー面白いな
身だけをジップロックに
ひたすら入れて
持ち帰るのが
ジョリジョリするんですけど
生食できないなー
生食はちょっと
牡蠣フライにしても
時々じゃりっていう
味はいいんですけどね
それは本当に
殻残した方がいいんすかね
殻だらけになりそうですけど
そんなこともない
殻だらけになりそうですけどね
でもなんだろう
あんまり散らばってるなって印象はなかった
それはやっぱ
個数制限もあるから
セットでやってるから
そうですね
あとはかなりその
とにかく干潟が細かく区切られてて
ここの干潟は
なんとか州立公園の干潟です
公園に大抵
ヒンモついてるんですけど
公園によって
例えば8月9月の2ヶ月だけとか
結構細かく
できる時期が決められてて
ローテーションしてると思うんですよ
33:00
だから
晒されないというか
ひたすら掘り続けられないで
2ヶ月掘られたらあとは
寝かせるじゃないですけど
そういう管理って
地方行政がやってるんですか
ライセンス系の
完全にそうですね
州がやってて
そこでプロフィットが出るじゃないですか
それはなんか
漁業者に還元されるとか
漁業者も管理手伝うとか
そういうのはあるんですか
完全に漁業者は介在しないで
レクリエーションの
漁業の
確認ができるので
その漁業者から集められた
ライセンスフィーは
保全活動とかですね
なるほど
なるほど
産業に行くというよりは
生物環境保全の
方に行くわけですね
持続的な
潮干狩りというか漁業というか
なるほど
ある意味資源管理とかは
かなり一貫して
やってるけど流通とかトレーサビリティ
出た瞬間にふわってする
なんかちょっと
日本人からするといびつな気がして
面白いですね
水産業への愛情が薄い感じは
魚食愛が少ない
っていうのが足りない
生物愛がやっぱ強い
生態系とかに関しては
ものすごい真面目に
真面目に取り組んでるけど
ロックフェッションがいい例で
食べるとなると別に
そんな気にしないというか
なるほど
面白いな
逆だなと思いました
日本とちょっと違いますよね
真面目にですね
すごい資源評価を増やして
やろうってなってますけど
日本はそれよりも
種ごとにきちんと流通させて
いろんな種類を食べるとか
そっちの方の
気合が入ってる
食きっかけで
色々物事が
食べたいから
水産資源に関しては
だから僕は
魚食が好きな人間にとっては
本当に日本って
天国じゃないですけど
楽しい国だなって
すごい思いました
先代たちが
楽しみすぎた感はありますね
確かに
積み重ねてきた歴史が違うんだね
僕たちも
それによって体が構築されてるんで
なんとも言えないですけど
そうですね
面白かった
じゃあ3つ
1つ目が魚食文化
2つ目が資源管理
相互にいろいろ交差してる部分もあって
そうじて
変というか
日本とは違うんだなって
すごく感じましたね
面白かったです
ありがとうございました
じゃあ日本
いい感じの時間になったので
36:00
以上という感じになるんですか
土野さん何か振ってないけど
告知とかあるんですか
ないない
土野さん最後に
ラジオ初収録ということですけど
どうでしたやってみて
感想ね
2時間
がっつり収録させていただきましたが
そうですね
ラジオ初めてで緊張したんですけど
ありがとうございました
急に硬めなトーンになって
すごいね
土野さんめっちゃ硬い
あれですね
結構
日本の話って
ここまで熱意持ってしゃべることって
英語が大変というのは抜きにしても
そこまで
魚食を語り得る人って
あんまこっちいないですよね
なので
久々に濃い魚食の話ができて
むちゃくちゃテンション上がりました
よかったです
僕らも
かなりここまで深くまで
アメリカの産業理解が
深まりましたね
意外とイメージと
日常のギャップはある気がしますね
ありますね
差がありますね
あとは1本目の
アメリカもしっかり
日本もしっかりで
水産資源が置かれた
状況というところの
危機感みたいのも
より一層感じたので
大切に魚食
大切に魚食しながらも
もうちょっと上のレイヤーのことも
考えて何とかしなきゃ
っていう気持ちで生活したいな
っていう感じですね
地球の温暖化対策として
むずいですけど
むずいっすね
じゃあ
ありがとうございました
どうも楽しかったです
バイバイ