2021-12-19 17:13

経営に必要な4つの機能×じぶん経営

#自己啓発 #コーチング #コンサル #じぶん経営 #マーケティング #読書

自分を経営する視点で本と対話し、気づいたことをシェアしております。
今回も森岡毅さん著の『マーケティングとは「組織改革」である。』の中の一節より、経営に必要な4つの機能をご紹介していきます。

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サマリー

このエピソードでは、じぶん経営に関連する読書の重要性や、組織を支える4つの機能について詳しく解説されています。特に、生産マネジメントやマーケティングシステムなど、企業経営における各機能の役割と相互の関連性が強調されています。また、経営に必要な4つの機能として、マーケティング、生産マネジメント、ファイナンス、組織マネジメントの重要性が語られています。自分経営の観点からこれらの機能を理解し、実践することの意義も強調されています。

じぶん経営と読書の重要性
みなさんこんにちは、じぶん経営診断士のトシです。
じぶん経営と読書というテーマで、配信をしていきたいと思っています。
じぶん経営というのは、自分自身の生き方というかですね、人生を経営になぞらえて経営視点で見直してみるというような考え方なんですけど、
経営コンサルタントの私がですね、自分を経営するという視点で、その本から得られた気づきというのをぜひシェアしていきたいなというふうに思っています。
またですね、読まない読書というのを実践しているんですけれども、最初から最後まで地面を追っていくような読書というのは非常に時間もかかってしまいますので、
本との対話というのを楽しみながら、新たな発見でですね、最初から最後まで読まされる読書ではなくて、
自分でですね、積極的な著者との対話を図って、自分にとっての気づきのある、そんな読まない読書の実践というものをこの配信を通じてお伝えしていけたらいいなというふうに思っています。
引き続きですね、マーケティングとは組織革命である森岡千代さんのこの著者との本との対話をですね、お送りしていきたいと思っています。
はじめにというところで、この本は人の力を生かす組織を作るための本質と、一人のサラリーマンであったとしても組織を動かすための起点となるための秘訣、この2つのことについて書いてますということだったんですけど、
その中のですね、第1部の方は、人が活躍できる組織をいかに作っていくのかということについて書かれています。
で、その中の第1章のところが、USJを劇的成長に導いた森岡メソッドということなんですけど、4つ章の中にね、分かれているんですけど、
中でもちょっと気になったのが、会社を支えるのはたった4つの機能というところですね。
このたった1つとか、たった4つとか、そういうふうにシンプルに捉えることができるっていうのはすごく価値があるし実践的ですよね。
なのでちょっと早速ですね、会社を支えるのはたった4つの機能というところについてちょっと見ていきたいなというところです。
自分経営の視点で考えると、会社を支えているこの4つの機能というのをちゃんと知ることで、
じゃあそれを自分を経営している視点に考えてみたら、この4つの機能っていうのはちゃんと機能しているのかなとか、
弱いところはどこかないかなとか、そんなふうに使っていけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
まずですね、会社とか組織っていうものをどういうふうに捉えるかということなんですけど、
森岡さんはこれを会社を機能の鎖というふうに捉えている。どういうことかというと、機能の鎖っていうのは機能のつながりですね。
つながりを持っている機能のものとして組織っていうのを考えているということなんですけど、
バリューチェーンっていうのがよくビジネスでは使われます。横文字になると結構日本人の方はですね、すぐ思考を停止してしまう傾向があるんですけど、
そんな難しいことは全然言ってなくて、バリューっていうのは価値ですね。チェーンっていうのは鎖なんですけど、要は連鎖のこと、つながりのことを言ってるんですけど、
今回の組織の必要な4つの機能っていうのを考える上でもすごく重要だなと思っているのが、
必ずバリューチェーンとかその機能のつながり、鎖によって最終的にそれを価値提供する先っていうのがあるんですね。
それがいわゆる顧客ということになります。
顧客っていうのは一般的にお金を払ってくれる人だけが顧客なんですけど、どんな機能にもそれを提供している先があって、
その先は自分の顧客というふうに捉えることができるんですね。
例えば私だったら今までのキャリアの中でシステム関連のね、管理とかそういったことをさせてもらう機会があったんですけど、
システム、会社のシステムを整備したり運用したりっていうのって、実際のお客さんからお金もらわないんですけど、
会社に働く人たちがそのシステムを使って業務を行ったりとか、あるいはそのシステムを改善することによって業務が楽になったりとか、
そういう意味ではそのシステムを使う人々が当時の私にとっての顧客だったわけなんですけど、
そうやって何かのですね、価値とか機能というものを連鎖してですね、自分の顧客に対して提供していく、
そういったものがまず構造としてあるんだということですね。
その上で4つの機能ということなんで、森岡さんが書いてるのは、まず売り上げを作るマーケティングシステムだと。
そしてその売り上げを作るための提供している商品やサービス、これを生み出すための生産マネジメントシステム。
そして会社にとって血液ともいえるお金ですね。お金の流れを止めない、スムーズにするっていう意味でのファイナンスシステム。
この売り上げを上げるマーケティングシステム、商品サービスを作り続ける生産マネジメントシステム、
会社の血液であるお金を循環させ続けるファイナンスシステム。
この3つの土台となっている、それらを全てですね、運用していく組織マネジメントシステム。
この4つで会社は成り立つというふうに言っています。
マーケティングの具体例
とてもわかりやすい考え方だなと思っていて、こういった機能として考えるっていうのはすごく大事だなというふうに思っているんですけど、
どうしても組織って規模が大きくなっていくと、組織間の対立とかね、それはこっちの部署じゃないとかね、
そういう話が上がって、セクショナリズムとかね、官僚化なんて言われたりしますけど、
要はその組織のプライオリティの方が上がっていってしまうというか、組織に対して忖度するようになっていくとか、
そういうことがあるんですけど、この機能ということで考えていくと、その組織云々ということに縛られず、
あくまでもその組織っていうのはこの機能の中での役割としてその組織が存在するんだと、
という考え方になるので、経営するにはたった4つの機能っていうのをちゃんと正しく機能させれば、
会社経営っていうのはうまくいくんだというふうに捉えることができると、とてもシンプルでいいなというふうに思っています。
ファイナンスシステムっていうのはお金の循環なので、分かりやすいかなと思うんですけど、
マーケティングシステムと生産マネジメントシステム、これについては少し深掘りした方がいいかなというふうに思っています。
マーケティングシステムのところっていうのが、いわゆる売上を立てていくようなところなんですけど、
自分系で考えると、実際にアウトプットをして価値提供していくっていうことだったり、
価値提供の先を見つけてくるっていうことだったり、そういうことに該当するんですけど、
さっきの組織と機能の話じゃないんですが、マーケティングの部署と販売の部署と、
生産の部署が分かれている組織体系とかって結構あったりするんですけど、
機能でいくと全部このマーケティングシステム、マーケティングの機能の中に含まれるんですね。
販売もマーケティングも商品開発も、これを分断してしまうと連鎖が起きなくなって、
非常に業務上ロスが生じたりとか、もったいないことになってしまうので、
商品開発っていうのが仮にその組織が別々だったとしても、
マーケティングの機能になっているんだということを理解する必要があるなと思っています。
森岡さんはわかりやすくするために釣人に例えて、このマーケティング機能を話してくれているんですけど、
要は売上を獲得していく能力っていうのがこのマーケティング機能なので、
釣人に例えると、魚を釣るということなんですね。
一般的に例えばマーケティング部みたいのがあるとしたら、
どうやったら魚が釣れるのかっていうことを考えることがこのマーケティング部になっていることですね。
実際に例えば釣竿を持って、どこら辺に魚がいるかなとか、
そういったものを手や目、視覚を通じて調査するというか、
それが例えば市場を調査する部署だったりとか、
実際にこの魚が釣竿にかかって、
餌を食べて釣竿にかかったら、手足を動かして魚を確保するっていう、
これが営業部の役割ですよねっていうことが書いてあるんですね。
商品開発は何かっていうと、釣るための餌を作っているということなんですけど、
これをマーケティングの機能一体で捉えることができないと、
餌の開発は分かりません。いい餌かどうかは分かりません。
だけど何とかして釣れる方法を考えて、かかったら釣るんです。
というようなことを釣りをするときには考えないよねということですね。
経営の4つの機能
どの餌を使おうかということも含めて、一連の機能として魚を釣るということをやっていくと思うんですけど、
会社も同じように商品開発は別だよって考えるんじゃなくて、
商品開発とマーケティングと市場調査と営業とこういったものが全部一体となって、
マーケティングの機能を満たしているんだということを改めて考える必要があるなと思います。
むしろこれは自分系ということを普段言ってますけど、
個人の単位で考えるとこういう分類は起きないので、組織固有の問題ということなので、
逆に小さい単位で考えたときに、例えば釣りの例で考えたときに、
じゃあ餌だけ別ね、みたいなことをおそらく考えないと思うので、
餌だけはありませんでしたみたいなね。
誰か他の人が用意するはずだったんで、来たけど結局釣ることができませんでしたみたいな。
そんなことって絶対起きないと思うので、
そういう一人の人間としてその組織のことを逆に考えることができると、
このマーケティングの機能のために何が必要で、
組織間ではどういう連動を図っていくべきなのかということが
分かってくるんじゃないかなというふうに思っています。
もう一個生産マネジメントのシステムということなんですけど、
これは一般的にはですね、商品とかを継続的に生み出していく機能ということなんですけど、
商品作り、商品開発によってこういう商品を作ろうということが決まったら、
それを量産していったりとか、必要な量作っていったりとか、
そういうことをですね、それをやっていくということなんですけど、
製造業だとかだと分かりやすいんですけど、
製造業とかでない場合、サービスを提供しているものの場合は、
ここの生産マネジメントシステムの考え方というのは、
サービスを提供する人がいますよね。
この人の採用だとか育成だとかマネジメント、
こういったものが生産マネジメント機能になっているということですね。
これは自分系に置き換えて考えると、やっぱりその自分系の商品って何って言ったら自分なので、
自分自身をしっかり育てていったり、マネジメントするということがここに該当するんですけど、
繰り返し定常的に行っていくということなんで、
ここは自分系で考えると、習慣化がここに該当するんじゃないかなと。
いい習慣を身につけて、会社とか上司という自分の顧客に対して、
価値があるものを提供するための良い習慣づくり、
そういったものができるといいんじゃないかなと思います。
最後に組織マネジメントシステムということなんですけど、
これは会社でいうと、人と人をより生産的に働かせるための仕組みというのを
常に最適化していく機能だということですね。
人がより生産的に働くためのということで、
会社でいうと管理部門が担っているミッションかなというふうに思うんですけど、
私も今の会社では管理部門の責任者をさせてもらってますけど、
ミッションとして掲げているのが、働くメンバーの人が働きやすくて成果が上がって、
持続可能な環境を作って提供していくということが管理部門のミッションかなと思ってますけど、
そういったものが組織マネジメントシステムだということを言っていますね。
これは自分経営で考えると、まさに自分経営という考え方そのものが、
この組織マネジメントシステムに該当するなというふうに思ってます。
自分を経営する視点を持って日々を過ごすことで、経営もものすごくシンプルにすると、
インプットで仕入れをして、アウトプットで販売をして、
顧客に価値を届けて、それを売り上げに変えているということなんですけど、
自分経営も同じようにインプットとアウトプットで考えると、
学びという仕入れがあって、教えるという販売があって、
それを通じて自分たちの価値を高めていく、そんなふうに捉えることができますけど、
自分経営という考え方を持たないと、
それをどんどん自分の市場価値を高めていくという考え方とか概念がないので、
この自分経営という考え方を取り入れることで、
その視点を取り入れることで、自分自身を常により生産的に働かせたりとか、
あるいは自分の描くビジョンに向けて何をするべきなのかということを考えたりとか、
そういうことをしていけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
今日は会社に必要なたった4つの機能ということで、
マーケティングの機能、生産マネジメントの機能、ファイナンスの機能、
組織マネジメントの機能ということで、4つの機能について見ていきました。
自分経営の重要性
ぜひ皆さんの自分経営の参考にしてみていただければと思います。
ありがとうございました。
17:13

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