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2021-08-12 18:26

iPadを使って本を作る方法

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iPad Workers Podcast 第14回は「iPadを使って本を作る方法」というお話です。

「文章の執筆」「挿絵や表紙の画像制作」完成したものの「チェック&修正」がiPad1台で完結できます。

今回使用したiPadアプリ

■ Adobe Photoshop

■ Affinity Designer

■ Working Copy

■ PDF Viewer

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iPadを使って本を作る方法

8月10日に『iPadのはなし』をリリースしました。

この電子書籍を作るにあたってほとんどの作業をiPadで行いました。

画像データは1つのファイルで管理

本の表紙や扉絵制作はAdobe PhotoshopAffinity Designerを使用しました。

表紙デザインはAffinity Designerでバリエーションを作成し、どのパターンがいいか選びました。1つのファイルの中に表紙や扉絵など全てのデータを入れて作業できるので、全体のバランスを見ながら制作を進められます。

扉絵などフォーマットが決まっているものは、データを複製して、テキストのみ打ち替えるだけです。

2ページ見開きで表示できるPDF Viewer

PDF Viewerは無料のPDF編集アプリです。サブスクリプション契約なしでも2ページ見開きで表示したり、PDFへの書き込みが可能です。

PDF Viewerを使って完成形の本と近い形で原稿をチェックしていきました。

無料のままでもできること👇

* 注釈機能(ペンや蛍光ペンなど)

* テキストボックスの追加

* コメントの挿入

* 図形挿入

* ✔︎マーク・×マークなどのスタンプ

* 画像挿入

* 音声挿入

PRO版でしかできないこと👇

* PDF内のテキスト編集・画像の編集、墨消し

* リンクの挿入・編集

* PDFページの並べ替え・削除・回転

チェック後の修正はWorking Copy

『iPadのはなし』は夫婦2人で制作している本なので、原稿データをGitで管理しています。

GitクラインとしてWorking Copyを使用しています。

Gitを使うと、ファイルの変更履歴を残しながら管理できます。誰がどこを変更したのか?がとてもわかりやすいです。

画像ファイルの変更点などもチェックできて便利です。

最終チェックでは、Bookアプリで本をチェックしながら、修正時だけWorking CopyをSlide Overで表示し、修正しました。修正が終わったら右にさっとスワイプすると隠れて、左にスワイプすると編集画面が表示されます。

最終チェックは隙間時間にリビングで行っていました。場所を選ばず作業ができるところはiPadの魅力です。

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00:00
iPadのことばかり話す iPadOnlyのPodcast iPadWorker'sPodcast
今日は8月10日に新しく iPadの話っていう本を出したので
その本を作るにあたって iPadをどういうふうに使ったかっていう話をします
春菜さんとゴリボさんで一緒に作った本なんですが
俺はですねあまり iPadを使ってない
春菜と会議するときに iPadを使ったっていうぐらいで
主に春菜さんがどういうツールをどうやって使ったかっていう話になると思います
基本はもう春菜の場合は iPadを使ってデータを作るというか
その文章を書いたり絵を作ったりしてました
今回の話で言うとさ
春菜が主に新しくやったことで言うと
本の表紙を作ったり扉の画像っていうのそれを作ったり
あとは構成というか
原稿全体を見ながらここはこうっていう風に直してっていうのを
多分全部iPadでやっていたと思うんだけど
多分全部iPadでやった
もうMacとか全く使っていない
扉の画像とか表紙の画像とかはもう完全にiPadだけで
iPadのアプリは結構複数組み合わせてるので
使ったアプリで言うと
AdobeのiPad版PhotoshopとAffinityのDesignerかな
その2つぐらい
あとラフのイメージを作るときは
Adobe FrescoとかAffinity Photoも使ったような気はするけど
最終メインで使ってたっていうのはAdobeのPhotoshopアプリと
Affinity Designer
であと原稿を直すときに
そのGitHubで2人で原稿を共有して編集するっていうことをやっていたんだけど
そこでGitHubを使うために
ワーキングコピーというアプリを使っていた
ワーキングコピーっていうアプリで
これにアドオンというか
追加課金してGitHub連携をできるように
プッシュができるようにやったかな
そうワーキングコピーっていうのは
Gitが使えるようになるiPadアプリで
無料で落とせるんだけど
一部機能が制限されていて
そのGitでいうアップロードに相当する
プッシュという機能を使うためには
有料の課金をしないといけない
それそれ以外だと
要するに落としてきて見るだけっていうことしかできないんだよね
でこのアプリを使って
基本的なその本に関する執筆データ
マークダウンっていう形式で書いているファイルを
03:00
アップロードしたり落としてきたりしながら
2人で共同編集して作った本
で最近になって発売が間近になってくると
最後どういうことをするかっていうと
公正・公越って言われるようなチェック作業
文章があらかた入ってて
画像も入っている状態で読んでみて
変なところがないかとか
誤字脱字がないかみたいな
そういうチェックをする作業っていうのも
全部iPadでやっていて
全部なんや
全部iPad
そのiPadで普通の電子書籍を読むみたいに
ペラペラめくりながら
赤ペンでここが変とか
ここを後で直すみたいなところをチェック入れていって
誤字脱字とか
もうその場で直したりもするんだけど
考えて直す部分は後から戻って
ここを直すみたいなことをやっていた
赤入れはもう間違いなく
iPadが紙よりもスムーズという意味で
一番素晴らしく良くできている方法だと思うんだけど
それを直すのって面倒くさくない?
iPadだけでやろうとするのは
そんなに面倒くささを感じなかったかな
赤を入れたものを
はいって渡して直してもらうんだったらいいんだけど
テキストファイルを直接いじらないといけなくなるじゃん
Split Viewとかで見比べながらやる感じ
そうSplit Viewで
赤入れしたPDFのデータを見ながら
テキストエディターで
その該当箇所を引っ張ってきて直すっていう
該当箇所を探すやり方っていうのは
もう単純に文字検索っていうの?
前後の文章をタイプして
そこの部分っていうのが見つかるから
単語じゃなくっても
文節レベルで入れれば
もう確実にそこがヒットするから
その場所しか出てこないとかになるから
それで出してその場所を
テキスト入力し直すみたいな感じで進めていた
最後の修正はね
どう頑張っても
ゼロにする最大限の努力はするんだけど
なんかやっぱ見落としが出てくるのが
すげえ悩ましいから
いつまで経っても終わらんのだよね
その見直しというか
チェックの時にすごい便利だったのが
PDFを閲覧するためのアプリで
PDFが見れるアプリって
すっごいいっぱいあって
iPadの中でも
例えばApple標準のファイルアプリとかでも
別にPDFは見れるし
見ながら書き込みもできる
あとはノートアプリなんかでも
全部PDF読み込めるし
簡単なんだけど
今回欲しかった機能っていうのが
本みたいにさ
06:00
ページ見開きで表示できる機能だったの
細かい
まあでもそうだね
PDFって基本なんか
1枚1枚1ページずつに分かれてるもので
それを例えばノートアプリ
GoodNotes5とか
ノートシェルフとかに読み込んだ場合って
その片側1ページ分だけが表示された状態で
書き込みするとか
読める状態になる
でも実際KDPで
Kindleで本を読むってなった時は
両ページっていうの2ページ分ぐらいが見えて
次に次に進んでいくような感じになるから
その形に近い状態でチェックをしたかった
赤入れをしたかった
でそのいつもと違うアプリを準備した
そうPDFViewerっていう
これも無料でダウンロードできるアプリ
これも一部機能は有料なんだけど
基本機能は無料で全部使えるっていうような
PDFViewerって言われるアプリで
これを使うと表示モードを
その2ページ見開きモードみたいな感じで使えて
それを使えば1ページ目と2ページ目を
一つの画面に表示した状態で
文章を読んだり赤入れができる
それ以外に何か優れている点はあるの?
それ以外に優れている点は特にないけど
ただ見開きのためにこれがいいっていう
ある意味その仕事の役割を明確にできるからいいのか
このアプリはもう赤入れにしか使わないっていう
で基本的にそのペンで書くとか
図形を入れるとか
そういう機能は普通に使えるから
構成・公演・図チェックにおいては何ら問題がない
地味ながらも重要なことなんやねそれはきっと
この辺もなんか個人の感覚というか
個人的な趣味ではあるんだけど
できるだけ本番に近い形で読みたいし
それで初めてわかる
そのここをちょっと直した方がいいかもしれないとか
いうのを見えてくる気がして
そうやっている
まあじゃあ春菜の場合
もう本当にほぼ全部
iPadだけで本を作る仕事をやったと言える
やったと言えるかな
俺の場合打ち合わせの会議の際に
iPadを持って話をするけれども
ほぼ全部原稿はMacのVSコードで書いて
そこのGitでやって
もう多分VSコード以外ほぼ何も使っていない
まあその原因の一つが
キーボードの問題ってあるかない?
まあ入力
VSコードが重要
結構Gitと一体化していて
そのプラグインで
今回ねテキストリントっていう
その文書構成というか
まあなんかこういうのを直しましょう
09:00
間違えないようにしましょう系のツールを入れていたりして
それもやっぱり選択肢が多いとか
自由度が高いってなると
まだまだiPadではなんていうの
不得意な部分が結構多くって
VSコードがかなり重要だった気がする
VSコードは
マイクロソフトが今持ってる
ビジュアルエディター?
ビジュアルスタジオコードっていう名前なんだけど
いわゆるそのテキストエディターだよ
でいろんな拡張パックみたいな
追加機能を入れることで
まあ様々なカスタマイズができる
でさらにアプリが軽いみたいなことを言われてたけど
起動は遅い
動作は割と軽快だけど
起動は超遅い
まあMacでもWindowsでも使えるアプリ
ただiPadとかiPhoneでは使えなくて
最近ちょっとニュースになってた
クラウドでWindowsが動く
あとブラウザーでVSコードの議事的なことができるとか
そういうことはあるから
iPadでも無理ではないんだ
ただ今の自分にはそこまでして
できるようにする動機がないというのが大きくて
まあねそういう部分で言うと
VSコード使いたい人は
ちょっとiPadだけでは難しいかなって感じはするけど
少なくとも春菜の使い方で言えば
その文章を執筆する
画像を作る
でその文章の修正とかをする
っていう作業は全てiPadで完結できた
あとさ春菜がさ
そこまでしてiPadっていうので
やっぱ多分でかいのがさ
部屋を移動してというか
場所を変えながら仕事ができるっていう部分
それがそのiPadがやっぱ得意な部分で
それによってはかどったっていうのが
あるんじゃないのかなって予想しているんだけど
それは結構あるかもしれない
特に最後のその構成効率のチェック作業とかって
iPadを手に持った状態で
iPadとApple Pencilだけを手に持った状態で
リビングのソファとかに座りながら
半分寝っ転がりながらなんだけど
しながらチェックしてたりしてたから
今シーズン特に思うのがさ
やっぱその8時間机に向かうのってさ
体力的な意味でも精神的な意味でも
結構ハードじゃん
仮に同じ8時間やるんだとしても
その場所とか姿勢とか環境を変えながらできる
というのは
その長くある程度の長い時間
その安定して働くためには
結構大事なことだなと思っていて
俺も最近午前中に30分ぐらいの休憩とかを
10分ぐらいの休憩を何回も何回も取るようになったんだけど
12:03
やっぱそのぐらいの方が結果的に
それだけ休んでもそっちの方が
効率がいいって思うようになっていて
それを場所を変えるということで
同じような効果が生み出せるっていうのは
そのiPadで大体まかなえるんだったら
結構いいことだなと思って
場所が変わると気分転換になるし
あとその場所によってやる作業を分けるみたいなことも
結構得意でやっていて
脳のスイッチ変わりやすくなるね多分それは
例えばそのリビングのソファーでの話なんだけど
そこでめっちゃがっつり座ってタイピングして
文字を入力するっていうのは
やっぱその姿勢的に難しい
テーブルもローテーブルで低いし
ソファーってこうふかふかというか
ちょっと深く沈んじゃうから
でその場合にどういう風な使い方をするかっていうと
もしテキスト入力するときは
もう基本音声入力のみで
あとはそのiPadをマジックキーボードとかから取り外して
手に持った状態で手書きでできる何か作業をする
そういうのがメインになったりとか
そうなんかねあの短期間だけ
1ヶ月だけ2ヶ月だけとかなら
その無理のある働き方というか
無理をしてでもなんとでもなるんだけど
例えばそのiPadの本を作るとか
セルフパブリッシングを続けていくということを考えた場合に
やっぱ年単位で長続きする方法を考えないといけないからね
無理なく進められることと
あとその無理なくさらに快適に進められることっていうのが
割と共存できるのがiPadなのかなっていう
まあそれで春菜の場合
特にその手書き関連のことをよく使って
普通にそれがなんて言うんだろう
重要なことだから余計余計というか相性がいいよね
だからアイディアを考え何かを考えるときって
正直言ってその仕事部屋のちゃんとした机と椅子に座ってる時よりも
リビングのソファーでグダグダやってる時の方が
思いつくというか考えられる体質になりつつある
まあ多分普通そうなんじゃない
アイディアってなんかね一人の時にしか生まれないみたいなことをね
最近読んでね
あ本当そうだなと思って
仕事部屋だとさ俺がいるじゃん
真の意味での一人ではなくなるからさ
そこそういうのもなんかあるような気がするよ
まあ普段は背中合わせで
音とかもその午前中の仕事時間中って言われる時間は
あの音楽を楽しむのもそれぞれ
もし聞くとしてもヘッドホンとかイヤホンで聞くっていうのがルールにはなっているから
まあそこまで一緒に仕事をしてる感みたいなのはないけど
同じ空間にはいるからね
15:01
うんその多分なんかねお風呂で思いつきやすい
散歩で思いつきやすいだとか
そのねなんかちょっと詳しい内容は忘れたんだけど
一人の時にしかアイディアというものは思いつかないものだって言われて
ああその通りだなっていうのはすごい思うんだよね
まあ脳みその働き的になんかあるのかな
外部の刺激が自分しかないというか
なんて言うんだろうそういうようなものがなんかあるっぽい
まあでも今回本当に本を作るにあたって
iPadがあってやっぱ良かったなっていうのはすごく感じた
まあねiPadの本を書いている人がiPad全然使ってないんだ
ただの嘘になってしまうからね
で実際にほとんどiPadだったっていうのはその本当だしね
まあそういう感じで今回も二人で作った本
iPadの話っていう本が8月10日からKindleで販売になります
Kindle Unlimited対象の本なので
アンリミに入っている人はアンリミで読んでもらえると嬉しいです
もちろん普通に買ってくれてもありがたいです
今回の本も前回のiPad workersっていう名前の本と同じような感じで
テキストベースっていうのよくあるそのiPadの本っていう
iPadのスクリーンショットの画面がいっぱい並んでて
ここを押すとこういうことができてこういうことができるみたいなものは
限りなく少ない本になってます
読み物だよね
そう自分が欲しかったのがiPadの読み物で
なんでこういうことを考えて使っているのか
iPadを使っているのかみたいな
そういう話が読みたい聞きたい
でもそういうコンテンツが限りなくないっていうので
じゃあ自分で作ろうってなったのが
前回の本だったり今回のiPadの話っていう本になってます
iPadの話っていうのにすればさ
なんかあの写真がいっぱい載ってるものっていうのを
イメージされなさそうだからいいかもしれないよね
そういうこともあって名前をつけてたりとかはするかな
だからそのハウツーを期待して読むと
ちょっと期待外れになっちゃうかもしれない
もうちょっと根本的な
速攻性のあるものっていうよりは
もっと長い目で見て効果が出るものっていうやつだよね
その本を読んで自分で考えて欲しいみたいな本になってるかな
そのハウツーの部分って
結局どういう人がどういう場面で使うかによって
全く使い方変わってきちゃうから
そこが自分で考えられる工夫ができるように
ヒントになることをいっぱい詰めた本って感じです
ということで今日は新しく出す
18:01
iPadの話という本の作り方とか
その本についての紹介でした
番組への感想やリクエストなどは
#iPadWorkersのハッシュタグをつけてツイートしてください
それではまた来週
iPadWorkers podcastでした
18:26

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