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2016-05-12 16:26

第55回『採用のとき、扱いやすい人を見抜く方法とは?』

第55回『採用のとき、扱いやすい人を見抜く方法とは?』
井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
すっかり春です。
今日は雨ですね。
今日は雨ですね。
これで桜が切っちゃうのかな。
いや、これで終わりでしょうね。
終わりね。昨日満開だったからな。
そうですね。ちょうど昨日からいい天気でしたし、
これがいつぐらいに収録するかがバレてしまう。
そうですね。
ちょっと天気の話は置いておきながら、早速質問に参りたいと思います。
仕事の内容によると思いますが、
扱いやすい人、扱いにくい人、採用する人のタイプはどのように考えると良いでしょうか?
という、ちょっと抽象的な質問でもあるんですが。
使いやすい人、扱いにくい人、採用する人のタイプ。
そういうことか。
扱いにくい人を採用しない方法とかっていうところでもいいのかもしれないですね。
扱いやすい人と扱いにくい人っていうのは、
採用の時にどういうふうにタイプ分けできますかねっていう話でもあるのかもしれないですね。
そういう前提でお話をすると、
まず扱いやすいっていうのが何かっていう話ですね。
やっぱり言うことを聞くっていうことなのか、
言ったら何でもはいはいっていう人のイメージが強いかもしれないですね。
だからやっぱりそういう意味では、
僕がよく言う、受け取る力っていうのがまず必要かなと。
受け取る力。
要するに何かが起こっても、
え、違うんじゃないですかとか、
なんか嫌だなとかっていうふうな、
自分の沸き上がる感情に素直に反応して拒否とか抵抗しちゃうとか、
そういうことのある人はやっぱり扱いにくいと思うので、
一言で言うと必ず何個とか返ってくるようなタイプよりは、
はいってまず言ってくれる人だと思うので、
そういう意味では非常に平たく言えば素直な人だと思うんですよね。
素直さってどうやって見るのかっていうと、
素直さってどう見るかっていうと、
やっぱり難しい質問とか難しい課題とかを渡したときに、
素直な人ってやっぱり受け取り方とか向き合い方が全然違うんで。
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例えばある先生もこれを言ってるんだけど、
面接のときにペーパーに問題を書いて、
問題っていうのは例えば自社で起こるいろんなトラブルに起きやすいこととかそういうのを書いて、
その見せるといいよって名前忘れてたけど、
そういう面接をするといいですよっていう方もいらっしゃる。
私もそれはいいと思っていて、
実際に自分でも課題みたいなのを書いて、
これどう思いますって言って見せて話を聞いたってことも実際にあったので、
いい方法なんだなっていう納得してるんだけど、
例えば美容室とかサービス業だったらこんなお客さんがいるんですけど、
あんただったらどうしますか?とかっていう質問をポンと渡したときに、
やっぱりそれに対して真剣にうーんって考えてる姿っていうのはやっぱり見えるので、
今目の前で渡されたことに対してどういうふうに取り組むことをしてるかっていう様子を見てると、
なんとなくわかると思うんだよね、誰でも。
その素直さ。
で、なんだこの質問みたいな感じのちょっとこう、ん?っていう。
わかりますよね。
抵抗したいような表情なのか。
ちゃんと表情とか考えてるんだなこの人とかっていう姿をしっかり観察しなきゃいけないんだけど、
そういうことをやるとか。
それからやっぱり今までで、
例えば非常に自分として困ったこととか、
これは危機だって思ったこととか、
これはやばいって思ったようなことについて、
どう捉えてるか、ありましたかっていう捉え方もあるし、
聞いて、でね意外とそういう困ったことってそんなないですよっていう人って、
やっぱり受け取り力が意外と弱かったりする傾向が強い。
傾向がある。
これ逆に受け取り力は伸ばせるというか、成長させる、発展させることは可能ですか?
これはね、できると思う。
やっぱり本人がまず受け取るっていうことを意識し始めなきゃいけないんだけど、
それはもう徹底して、これも指導の中でまずはもらうことだよと。
例えばね。
受け取らないとどうにもなんないよねと。
つまり拒否したらそれは自分の手元にないので、
お客さんとの相手でもそうで、
お客さんの事情っていうものを受け取らないと加工できない。
まあそうですね。
そういうことなんですねと。
例えば弊社のサービスでこういうのがあるんですけど、
これは解決できるんじゃないでしょうかっていうふうに返せない。
営業の場合は受け取らないってことはないんだけど。
とか逆にこんなことできないのって言われた時に、
なかなか難しいなって思うし、
そういう使い方はうちの商品しないんですけどって思った時に、
それはちょっと難しいですねって言うんではなくて、
なるほどって聞いて、
それはどんな場面でそういう用途があるんですかとか、
ちゃんと受け取らないと。
いますよね、本当に受け取る。
もう無茶振りだろうが何だろうが、
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しっかりと一旦受け取って、
受け取るな、そのボールって。
しっかりと受け取って、
結果的にうまくやらないとかも起きてるんですけど。
やらないという前提でも、
断る前提でも、
絶対まず受け取る。
で、受け取るなって。
で、受け取れる人は扱いやすい人なのよ。
なるほど。
まず受け取ってくれるから。
拒否しようが何だろうが、
受け取る人。
この話もしたかと思うんだけど、
前にね、やっぱり僕の同期だった優秀な奴は、
やっぱり難題が上の方から来た時にも、
なるほど分かりましたって。
これはこういう意図なんですねって確認した上で、
全然解明とかない。
だとしたらってやっぱりここで使って、
だとしたら私はここが気になるので、
ここは変えてもいいですかって言うんだよね。
なるほど。
僕なんかだと、
いや、今現場はそういう状況じゃないので、
かなりちょっとこれはしんどいです。
すみません。申し訳ないです。やれません。
って言っちゃうタイプだったから。
あれだったけど、そういう受け取るということ。
そうすると相手の反応が全然違う。
なので、いろんなものを今言ったように、
受け取るかどうかを見ればいいのよね。面接で。
例えば。
だからさっき言った、突然の問題ですけど、
相手に渡したりとか、
これやってみてくださいとか、いろんなこと。
面接のタイミングで、
いきなりこれやってみてくださいって言って、
嫌ですと。
一旦受け取る。
でもね、受け取るけど。
その時の受け取る雰囲気。
受け取って、
何ですかってこう読んでた時に、
読んで読んで読んで読んで読んで、
っていう感じで、
まず真剣に考え始めたなっていうことなのか、
っていうのを首かしげちゃったりするのか、
ちょっと様子を見る。
拒否をするような仕草なのかを見る。
できればその問題自体が、
いろんな背景が後ろにあるようなもので、
例えばお客様の事情。
実際にあると思うんで、
お客様がクレーム行ってきました。
そのクレーム行ってる背景にはこれがあります。
でも自分たちはそれは、
もうやってしまった後なので、
例えば髪の毛だったら切っちゃった後。
そのことなので、
対応できないっていう背景も
こちらにあるよねっていう時に、
どうするかって。
そうすると、
お客様がこうですよねって。
まずお客様がこうやって考えると思うのでとか、
その答えてる内容でも、
この人はいろんな人の事情を察知したな。
とにかくその時に見るものが、
上手く答えるとか、
応用力とかそういうことではなくて、
受け取り力を観察するという形で、
メジャーとして行けばいいんですね。
逆に言えば、
ちょっと悩んで、
ちょっと伺ってもいいでしょうかって。
これはこういう前提で考えてもいいんですか?とか、
何かそういうより良い回答を出すために、
情報を欲しいという姿で、
質問してきたりしたら、
これはもう最高にいいと思うんだよね。
受け取った上での気になるところを、
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ちゃんと確認できる人みたいな。
なるほど。
これもね、
今ドラッシュしちゃってて大変失礼な、
引用してる部分もあるので、
引用の元先を言わなきゃいけないんだけど、
ちょっと今忘れちゃったんだけど、
こういうことを研究されている方にいるんですよね。
受け取りの話ですか?
面接でこういうふうに、
今みたいな手法をやるといいよっていうことを言ってる人もいる。
なるほど。
その方も受け取り力って言ってるわけじゃないけど、
素直さとか柔軟さっていう表現で言ってたかな。
でもその2つって結局は受け取る力なので。
なるほどですね。
面接とか採用の時は、
受け取り力をまずは見る。
それがここの方の質問で言う扱いやすさに繋がるからってことですよね。
だからね、やっぱりグループ闘技なんかでやらせるのは良くてね。
ただグループ闘技で見なきゃいけないのは、
その場でどういうコミュニケーションを取っているかを見るんじゃなくて、
違うんですか?
コミュニケーションっていうのではなくて、
いろんな人の意見、相違点とかっていうのをやっぱり真剣に向き合えて受け取りながら、
私はこう思うんですけどっていうことを、
とが言いながらちゃんと主張できる。
場合によっては、
人の意見を受け取った上で自分の意見と統合して新しい意見を形成するとか、
そういうのを見とる。
なるほど。
そういう意味では、
実際に自社で起こるような問題を具体的に出してあげると、
そのトラブルとか問題に関してどう向き合うかっていうのは、
その会社でいつもやっていることとしては分かりやすいので、
どんなふうにやるだろうっていうのは分かりやすいと思います。
どうしてそういうのかなとか、
ちょっとここに対して配慮が足りないなとか、
そういうのは分かると思うので。
そういう意味でいうと、
受け取り力の確認っていうところは、
なかなか単純に一対一というか、
面接だけだと分かりにくそうですよね。
何かにグループワークだったり、
何かやらして、
ワークとかしての負荷をちょっとかけたときに出るもの。
だからグループで何かをやるというワークは、
やると本当はいい。
なるほどですね。
これはマシュマロチャレンジっていうのがあるので、
なんですかそのかわいい名前は。
マシュマロチャレンジ。
スパゲッティパスタの缶麺を使ってタワーを作って、
マシュマロと。
マシュマロを一番上につけるのね。
そのマシュマロの高さで、
立体構造物をスパゲッティの麺で作って、
一番上にマシュマロがついている状態。
この高さを競うってやつなんだけど。
マシュマロ1個とスパゲッティですか。
スパゲッティの麺を20本。
それとテープと紐。
テープと紐を使っていた。
一番高いところにマシュマロをついているという状態。
っていうのをみんなで各カードを全部していくわけですね。
基本4人で。
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マシュマロチャレンジでやると出てくる検索。
簡単に誰でもできるので。
4人でやっていると、
いろんなパターンがあるから、
その行動を見ていると、
この人はこういう行動をとるんだっていうのは
意外とわかる。
単純にワークとしても面白い。
これをやると、
そういうことをやらせてあげた方がいい。
その時に一緒に井上さんを横に置いて
解説して人の見方を見てみたいですね。
あの時のあの発言とか、あの態度、
今のナイスプレイっていうのがあるから。
いわゆる今の発言が場を変えたよねとか。
意外と他の人はクエスチョンがついちゃったね。
今の発言は。
でも解消しきれないまま突っ走ったねとか。
なるほど。
そういうことがわかる。
そういう意味で言うと、
どのくらいの人の能力というか、
見るものがつく支出は、
さっき言った受け取り力は一つ?
受け取り力は大いになる一つ。
まずはこれが極めて弱いなと思ったら、
これはあの意味では扱いにくすぎるの。
にくい人なので、
それはやっぱり取らない方がいいと思う。
じゃあ本当にかなりいろんな支出を見る中での
大前提にまず受け取り力がある。
受け取り力の方がなくて、
頭のいい人が一番困るの。
なぜかというと、
やらない言い訳を受けると
論破できるからそれこそ。
確かに。
なぜやるべきではないかと言えちゃうので。
いや、横氏でもいますよね。
いますよね。
特にエリート層というかね、
たまにね、
私も大企業の時にそういう方、
何度も見てますからね。
でもそういう人ってやっぱりどこかで、
大企業でも幹部に行く時に、
どこかで限界が来る。
だから何でもとにかくまず受け取るということを
組織の人間はできないと、
それはきついから。
あまりいろんな要素をお伝えしすぎても、
逆に混乱をしてしまうでしょうから。
逆に大前提になる受け取り力。
特にこの質問の方、
扱いやすい人扱いにくい人というテーマでしたので、
まさにそこを見ていただきたい。
それとやっぱり臨機応変に、
みんなで例えばワークをやってたとしても、
臨機応変にその場で対応できているような人もいいと。
柔軟性ってことですか。
よく見ちゃうの、
そういう時に、
彼がリードしたよねと、
彼はリーダーシップがすごくあるねって、
そこを見るんではない。
それはもしかしたら大切なんだけど、
リーダーシップを発揮した彼が重要かというよりは、
その周りの人間が、
それをどう捉えているかの方が重要。
ちなみにちょっと話、
もうそろそろ終わらなきゃいけないところなんですが、
柔軟性と、
自分の意見がないというか、
優柔不断というか、
ここの境はどうやって判断するんですか。
やっぱり、
見てれば、
ワークなんかを見てると、
やっぱり何もしない人は、
やっぱり何もしない。
柔軟性というのは、
どういう時に、
柔軟力高いという認識をされるんですか。
やっぱり、
人の意見をまず聞いているかどうか。
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やっぱりまず受け取る。
受け取る意欲と柔軟。
受け取った上で、
何かの行動に展開しているか。
意外と見れるよ、みんな。
皆さんその意識でやっている姿を見れば、
分かる。
面白そうですね。
今回面接やってみたくなりました。
そういう目で見ておくといい。
ぜひ受け取り力ということを前提に、
面接だったり、
ワークだったり、
採用プロセスを取り入れていただきたいなと思います。
本日もありがとうございました。
遠藤和樹です。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では井上健一郎への質問をお待ちしております。
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それではまた次回お会いしましょう。
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