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松間です。この番組喫茶ホボハチは、喫茶店好きの二人が送る気になること、日々のあるこれをとりとめもなく話す、喫茶店のオトモポッドキャストです。
今週も、コーヒーのともにどうぞよろしくお願いいたします。
前々からお知らせした通り、今週はお客様週間でございます。
今週のお客様はこの方です。
同じ鍋のもとを食うから来ました、関谷と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今をときめく大人気ポッドキャスト番組、同じ鍋のもつを食うから関谷さんですね。
ときめいてます。
今をときめく。
向こう5年この説明で行こうと思って、ぜひときめき続けてもらって。
頑張らないといけないですね。ありがとうございます。呼んでいただいて。
先日僕が鍋もつの方にお邪魔して、関谷さんと火鍋をつついてきましたけども、
まだ聞いていない方はぜひ、概要欄の方にも貼っておくので聞いてもらって。
ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。
環境がたくさんあって嬉しい回でしたね。
そうですね。竜巻と僕で姿勢感みたいな話をちょっとしてるんですけど、
すごいいろんな意見がもらえてて、やってよかったなっていう回だし、
いただいた意見で改めていろんなことを考えてるなっていう回なので、
まだの方はぜひって感じですね。
気づかされることも多い回でしたね。
そうそう。
そんな関谷さんとはまた別のところで共通点がありまして、
ほぼ8手はね、僕は話してるけど、去年1年、2021年の1年間僕は多拠点生活をしておりまして、
関谷さんも多拠点生活の民だということで、
民でした。
ルロの民同士で。
はい。寝なしぐさですね。
そうだね。寝なしぐさをやらせてもらってましたので。
これは意外と聞かない実際にやってる人。
そう。僕ら建築畑っていうのもあって、
住むとか暮らすみたいなところに結構アンテナ張ってるタイプの人。
確かにそうだね。
周りも大学時代の友達とかって基本的にそういうところに興味がある人ばっかりだと思うんですけど、
こと自分のクラスってなると、そういう特殊なことをしているっていう人は実際はいなかったりするよね。
見聞きするまでなんだよね。
そうそう。本で知るとか。
そうそう。SNSでバズっての見かけるとかね。
そうそう。これ竜馬が多拠点やってたっていうの聞いて相当びっくりしてました。
本当かってなるよ。そんな経験を持ったお二人で多拠点生活の進め的な感じでお話をしていけたらいいなと思っておりますので、
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どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。では、今週も…ん?滑舌が変やな。
では、今週も…ん?
言い慣れてない。今週。では、今週もコーヒー一杯ほどお付き合いください。
さい。
たっぷりって言ったら米だでしょ。
クリームソーダ?
どのクリーム別で食べとるの?
名古屋弁で喋っとるらしい。脳がバグっちゃう。
これ一口に多拠点生活といっても、種類は多々あるわけで、
単一拠点生活の中にたくさんあるのと同様に、多拠点生活にももちろん多々ありまして、
なのでざっくり概要をね、紹介というか自分のところから喋ってから進めていこうかなと思いますが、
はい。そうですね。
どうやら関谷ファンの方はうよ曲折がありそうなので、僕が先に自分の概要を喋りますね。
そうですね。お願いします。僕のは相当複雑。複雑というか多分聞いたら低いんじゃないかな。
よーこいつ生きてるなーってなるかもしれない。
視線くぐってんだな。
僕の方は2021年の頭に仕事を辞めて、場所に縛られる理由がなくなったので、
それでその前々から知ってた多拠点生活促進サービスとでも言いましょうか、
多拠点生活プラットフォームかな、アドレスというのを使って、そのサービスにつきに定額払えば、
全国にある拠点100ちょいぐらいあるのかな、自由に使えますせっていうので、
多拠点生活をしておりまして、実家は名古屋なんで、
名古屋を挟みつつ、名古屋に寄って荷物入れ替えつついろんなとこ行って、
っていう生活をしておりましたね。
こうやって場所的には全国っていう意味でいいのかな。
北海道の北の方とかはわかんないけど、でも沖縄もあって、
俺がサービス使ってた最後の方のリリースで47都道府県制覇みたいなのができたので、
多分まだ今なお増え続けてはいると思う。
その拠点っていうのが、ゲストハウスの時もあるし、ホテルの時もあるし、
メインは一軒家とか空き家のオーナーとかが部屋で貸してるとか、
一棟で貸してるとかがあって、
都市圏とか旅行先になるような場所だとホテルとかホステルが多かったりするけど、
そうじゃないとこだと普通に家に泊まる、家に住むというところが結構多かったりして。
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面白いね。じゃあこれで結構いろんなとこに住んでた感じ?
そうですね。だいぶその時にも月1くらいで東京には来つつ、
あと緊急事態宣言が出たり出なかったりの期間だったっていうのもあって、
あんまり遠くは行けてないんだけど、東が東京、西が岡山、広島くらいまでかな。
てんてんとしてたよね。
このサービスのルールで同じ拠点に7日間以上入れないので。
なるほど。
だから多拠点生活を促進されていて、
年分になるとまた予約も取りにくかったりするから、2,3泊して他のとこ移ってみたいな。
中途中、名古屋に帰る途中で静岡で降りてとか、大阪行ったついでに京都寄ってとか。
仕事がなくなって時間的制約もだいぶなくなったから、
その寄り道的に1泊2泊住んでいくっていうような生活をしておりました。
めちゃくちゃいいね。
これはおすすめでございますよ。
ちょっと移動距離がとても長いのがあれだったけども。
そんな感じで僕は多拠点生活をしておりましたね、1年間。
バックパッカーみたいに感覚が近いのかな?
多分そうだと思う。
ちっちゃいキャリー1個持っててんてんと、特に何を定めるでもなく、
用事あればそこ行くし、なければフラフラしてるしみたいな。
なるほどね。本当にスタイルが違うな、俺と全然。
難しいな、俺の説明。
多分ポイントとなるところは近くて、後から多分その辺話しできるかなと思うんで。
まず、僕の場合は2015年に大学建築の大学院を卒業してるんですけど、
そのタイミングで仕事がはっきりしてなかったんですよ。
どういうことですか?
グレーな仕事をしていたっていう認識でいいんですか?
いわゆる就職活動をしていなくて、大学院を卒業するタイミングで就職活動をしていなくて、
そのまま卒業することになってたんですけど、
学生時代にやってた街づくり活動みたいなのを仕事にしたいなと思っていて、
それをやっている団体がまだ受け皿として整備できてなかったんですよね、仕組みが。
活動は続けられるけど、飯は食えんみたいな。
そうそうそうそう。
だから大学卒業のタイミングで一応その団体がやっている活動には参加できることになって、
アルバイトみたいな形で入ることになってたんですよ。
そこが、小民家の改修とかもしてて、
学生とかも授業とか街づくり活動の拠点としても使っているし、
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町に住んでる人たちもそこに遊びに来ていろいろお話したりとかやるっていう、
小民家を改修した街のコミュニティスペースみたいなのがあったんですけど、
一応そこに住むことになったんですよ。
改修しながら住んでたってこと?
いや、もう改修は仕切ってる。
終わってて、
それが地域の人たちが使ってる。
半分大屋さん的に住んでる。
管理人かな?
管理人的に小民家を改修したところに、
2階もしくは離れに寝泊まりしている時期がありまして、
それが2015年から16年にかけて。
その中でも寝床は定まってない。
そうですね、家の中でも定まってなかったですね。
2階を使ってる時もあるから、
その時はちょっと離れで今日は寝るかと思ってて。
ただ、それとラップして、
実家は実家で一応置いてたんですけど、
寝床だけ実家にあって、それが大阪で。
今言った小民家は兵庫県の丹波の方にあって。
ちょっとあるね。
そうなんですよ。
卒業してすぐはアルバイトみたいな感じで入って、
それだけだとなかなかしんどいところもあって、
製材所みたいなところで何ヶ月かな、
数ヶ月くらい働いてて。
ダブってそういう。
製材所って、
まるっと木を、
切られたての木を持ってきて綺麗にするところっていう認識あってる?
あってるあってる。
丸太とかを凝らしてたり、乾燥してる場所もあったり、
乾燥した木を製材していく。
僕は簡単なコンクリートのパネル用の木材汲むとか、
プレーナーっていう木の厚みを変える機械があるんですけど、
プレーナーでミーンって通すとか、
普通に作業してましたね。
めちゃめちゃ楽しそう。
そう。それと大学時代にやってた活動っていうのも並行してやってて、
学生の支援とか地域の人とのワークショップとかの企画と運営みたいなのもやったりしてたんですけど、
2015年の夏かな?ぐらいから、
関羽くんが就職してないっていう噂を聞きつけた人が、
よかったらこっちも手伝わないみたいな話で、
話が来たのが大阪の南の方の仕事をやったんですよ、エリア的に。
それは住宅団地、ニュータウンって言われるところかな?
の地域再生みたいなところで関羽くんやらへんみたいな話で声をかけてもらって、
それが実は大学絡みだったんですね、仕事が。
でも今僕ちょっと家とかないし、ちょっと今そういう家賃じゃないですけど、
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ちょっと住むところを借りれるようなお金もなくてみたいな話をしようと思ったら、
実は大学で部屋を借りているんだと。
それは大学として居住実験みたいなことで部屋を1個借りていて、
そこに全然使ってもらっていいということを言われて、
なら大丈夫ですって。
被験体関羽の誕生。
はい。借りているところにも一応寝泊まりできるという状況になって、
それが2年ぐらい続いたんですよね。
結構長いこと。
なんで兵庫県の丹波の方に1軒、実家が大阪で1軒、
今言ったら大阪の南の方の仕事で1軒という3箇所家があるという状況があって、
それぞれ家賃は払ってなかったんですよ。
そうか、そうなるのか。
コミュニティ拠点、丹波の方の小民家回収したところは払ってなかったんですね。
もともとある場所で、そこ管理人みたいなのをしてたんで、
管理する代わりに住んでいいよみたいな感じだったんですよ。
大学のやつもほぼほぼ管理人的な立場でいて、
居住実験みたいなのがあったんで、
学生のシェアハウス的な状況になってたんですよ。
僕みたいなやつがいるときはみんなで何かしたり掃除したりとか、
僕がいない間は学生が使ってたりとか、
僕一人で使ったりとか、大学生と一緒に住んでたりとかっていう感じだったんで、
またこれ特殊なのが、それが大学の居住実験っていう風に使ってたっていうのがあって、
予算が単年度だったから年に1回引っ越さなあかんかったんですよ。
え、それは実験で借りている建物がもう借りられなくなるってこと?
そうそうそうそう。
同じ団地内、URの団地なんですけど、
同じ団地内で引っ越しを続けてたんですけど、
同じ団地の中で4つの間取りを進んでるんですよ。
ごめんなさいね、なんかすごい特殊な話をしてるんですけど。
年度末になると団地内引っ越しが生まれるんですか?
生まれるんです。で、全部自力で引っ越してました。だから僕、荷物が少ないんです。
これ難しいですよね。僕、自分の番組でこの話しないのは多分伝わらないからなんですけど、
竜巻くんだったらわかるかなと思って今話しています。
団地の中で引っ越す奴まずいないからね、基本的に。
そうですね。おじいちゃんとかになって、もともと5階に住んでた人が足腰悪くなって1階に引っ越すパターンとか、
エレベーターがない10棟とかだとそういうことあると思うんですけど、
それを地でやってた。
予算がなくなって場所変わる。
そうそう。契約上の問題で引っ越さないといけないっていうことをやってたりして。
っていう感じですかね。多分これ以上話していくとすごく長くなるんですけど。
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とにかくいろんな家に住んでた時代があったんですよ。
今は一応自分で部屋借りて、住めるようになんとかなっていったんですけど。
あー良かった。
だから今思うと何をやってたのかなと思うけど、
家とか住むとかっていうことに関してはかなり自由度が高くいろいろできてて、
考えることもいっぱいあったなっていう感じですね。
きっかけもちょっとずつ、なしくずし的でもないけど。
いやいや、なしくずしでいいと思います。表現は。
なしくずし的に拠点が増えていったと。
家具とかないんじゃないですか。
ないね。
各拠点にはあるんですけど、自分が所有している家具がない。
家具家電はゼロだったね。
実家とかそれこそ拠点に整備されてるから。
いろんなとこに持ち物が散らばってるっていう状態になったり。
さつまの場合はもしかしたら持てるものが自分の所有してるものみたいな感じで移動するっていうことだったと思うんですけど。
拠点に置いてくるはなかったから。
全部まとめて、そこに全部自分のものを詰めてるって感じ。
そういう意味で俺バックパッカーみたいだなって思って話を聞いてたんですけど。
僕の場合は各拠点に持ち物散らばってたんですよ。その頃3つぐらい。
忘れたってなったらだいぶショックだよね。
だから結局僕もパソコンに全部データ詰めてるのと、基本この服っていうのを決めて動いてて。
この本こっちにあるなとか。
把握できるもんなん?それは。
だからそもそもものがすごく少なくなっていくっていうのが正しいかな。
必要なものがすごく絞られていくんで、自然持ち物が少なくなっていった感じですかね。
大阪の方でも結構助けてもらってて、布団とかいらないやつもらって、みんなで運び込んだりとか。
机とか椅子とかもいらないやつもらってたとか。
すごいいろんな人のものを使わせてもらってた。
あの頃は。
わらしべ長者感がすごいですね。
そうですね。だから、竜馬みたいにサービスを使った宅店生活っていうパターンと、
まじ野良の宅店生活っていう話を今日はできてると思う。
野良宅店生活。だいぶ違いのある宅店生活2つですけども。
2年、3年くらいからやってみてっていうか、宅店生活になって、
振り返ってその時思ったことでもあるんだけど、
これ、宅店生活いっぱい拠点あるところの旨味だなみたいなのはあれば。
僕はいろんなところに住んでいくと、基本的には相対的に見る感じがあって、
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この町のいいとこここだなとか、これもっとこうなったらいいのになっていうふうに比較していくっていうのがあって、
そこの視点はすごく養われていくのかなって思いますね。
基本的に家を選ぶってなると、ここに長いこと住むんだっていう視点で見るし、
基本そこからあんま動かないじゃないですか。
旅行でどっか行って2、3日いるのと、宅店生活で1週間とか身を送って、
全然感覚違うと思うんですよ。
そうだね。
そこでの気づきとか発見っていうのは結構たくさんあるなと思って。
食事の話もそうだし、町の良さって多分いっぱいあるんですよね。
食事、交通の便とかいろいろいろいろいろ。
そういうのがすごく視点として養われていったのかなっていうのはすごく思って。
もともと旅行とかも結構好きで、いろんな町行くんですけど、
そういう時にこうやったら進めるなっていうのもすごく思うようになってきたかな。
いや、分かるな。
旅行で行くと自分で非日常ですよっていうスイッチを入れていくけど、
この宅店生活の中で行くとあくまで日常のつもりではいるから、
それは新しく行ったところとかだと多少浮き足だったりするけど、
それで自分の中で比べる土地が増えていくと、
学生の時とかは地元か東京かぐらいの二宅とかだし、
話聞いてたりすると東京はずっと住めんとか田舎はなんもなくて住めんみたいな、
すごいざっくりした二高対立とかで比べる話がとても多かったところの解像度がどんどん上がってきた気がするよね。
なんか住むとか暮らすっていう視点で街を見るって全然違うよね。
今竜間が言った非日常っていう言葉が多分正しいんですけど、
旅行で行ったり一時的にその場所に行くっていうのは、
ある断片的なものしか見えないし、むしろ多分良い側面しか見ないんですよね。
そうだね。
そうじゃなくなる感じが僕はすごく好きだなって思ってますね。
一応言ったんじゃけど、全部ひっくるめて見て、それぞれ違うなーでとどまれるのは自分の感覚の変化だなと。
違うからこっちがいいわとか、違うからこっちが優れてるにならなくなった。
これはこれで違って、これはこういうふうに捉えれば住めるか。
朝昼晩体験するみたいな。
これ結構重要ですよね。
宅拠点生活する前とか美術館が結構好きでよく行くんですけど、
美術館の中に絵画とか彫刻とか置いてあるところも結構あるんですけど、
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野外彫刻とか、あとはもう建物がごと作品みたいな。
あとは外の光取り込んで、それも作品の一部ですみたいな。
ところの美術館とかで、僕一番好きなのが岡山の凪町にある現代美術館なんですけど、
そこがもうその通りで建物に外の光取り込んで作品ですよってところで。
そこ行っても四季折々、それぞれの季節一週間ずついたい。
全ての天気をそこで味わってみたいってすごい思って。
その気持ちとすごい近いなと。
それぞれの土地のいろんな条件で見てみたいし、見れて感じてみたいって思うのは。
むちゃくちゃわかるな、それも。
僕、大阪の南の方と兵庫県の真ん中ぐらいの方だったんですけど、
全然環境が違うんですよ。
兵庫県の方はガンガン雪積もるよね。
ああ、そんななんだ。
町の人と雪かきするっていう行事があったりするんですけど、
同日、大阪に帰ると暑いぐらいのダウンとか来てた。
本当にこんな違うんだなっていう環境の違いっていうのを感じれるっていう。
しかも北と南だったんで、全然環境が違うんですよ。
そういうのも本当に面白かったな。
雪かきがイベントというか日常の行事になっても、なかなか感じることもできないしね。
だから薪ストーブみんなで焚くとか、薪みたいな文化があるとかね。
文化の違いみたいなのもありますよね、そういう生活の中で。
実は雪かきをするような若い人たちが少しずつ減ってるとか、
彼らはそういう天気とともに生きてるので、
お畑とかもそうだと思うんですけど、雨降ったらあんま仕事できんとか、
僕は近所には大工さんとか造園屋さんとかも知り合いで結構いて、
造園屋さんとか雨降ったらその拠点遊びに来て、
今日仕事終わり、昼から飲もうとか言って、お酒持って3時くらいに来て、
マジっすか?とか言って、またやることあるんすけどとか言って、
ええやんええやんせんやんみたいなんで、結局3時くらいからお酒飲んでるとか。
それはでもやっぱり大阪ではありえないじゃないですか。
やってる人もいるかもしれないですけど。
確かに。
すごく環境とともに生きてる感じ、自然の中で暮らしてる感じっていうのはあるんですけど、
僕は2日後に大阪に行って、24時間空いてるコンビニに行ったりするのね。
うんうんうん。
すごい不思議な感覚じゃないけど、
これ言葉にするとなんなんやろ。
今語ったような言葉で上手く伝わるといいなと思うんですけど、
そこに対する感度の高さみたいなのがどんどんつくかなって思います。
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不思議じゃないですか。
どっちも日常だから、
普通にそのギャップを受け入れられるのもあるよね。
これが単発とか1年に1回とかだったら、
こっち帰ってきたわーとか、こっち落ち着くわーってなりそうだけど、
それがなくイーブンに横並びでその2つの場所があるのはすごく不思議な状態だよね。
だから考えちゃいますよね。
それでどっちも日常でありつつ、
刺激も常にそれなりにありつつっていうところは、
1個のところで済むよりも、
シンプルに刺激が2倍3倍になりそうで、
考えることも2倍3倍になりそうだなって感じがするよね。
時間の流れ方が結構違うんですよね。
場所によって。
そういうのも面白かったな。
これは多拠点生活をして変わったところかもしれない。
感覚がね。
好きなところを肌に合うわみたいなところに何回も足を運ぶ。
肌に合うわってあるよな。
ある。
別に他のところが嫌いとか全然ないんだけど、
なんかいい。
そうそうそう。落ち着くみたいな。
すごいわかるな。
僕は小さい頃もそうだったって話を、
この前ダメボスで少しさせてもらったんですけど、
竜間さんがゲストに来てくれた回で。
子供の頃から割とそういう環境だったってのがあるかもしれないですね。
今思ったら。
僕、もともと生まれは天草なんですよ。
バリバリ大阪弁で喋ってるし今も大阪にいるんですけど、
生まれは九州熊本の天草っていう島だったんで、
小学生から中学生にかけて夏休み1ヶ月間、
後で思い出したんですけど冬休みとかも行ってる年もあって、
長期休みは基本的に熊本で過ごしてたんですよ。
熊本はばあちゃんがいて、
たぶん僕が3年生ぐらいからなんですけど、小学校の。
もう母親とかついてこなくて、
飛行機も自分で乗って、妹連れて熊本行って、
帰ってくるみたいなのをずっとやってて。
11ヶ月は大阪、1ヶ月は熊本みたいな生活だったんですよ。
宅店生活や。
小学生2人でも飛行機に乗れるような制度があったり、
バスとか船とかも全部自分らでチケット取って。
その時もチケット売り場の人とかに普通に喋りかけたりしてたんで、
その辺があれなんかな。
旅行と宅店生活の間ぐらいの減退圏で。
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だからかもしれないですね。
よくよく考えたら、おばあちゃんっていう家森がいて。
そうだね。
僕がたぶんそれずっと続けてたのは、
甘草が肌に合うからなんですよ。
大阪で夏休み友達と遊ぶよりも、
九州で熊本で近所の人たちとか、
おばあちゃんと喋ったりご飯食べたり、
別になんもないんですよ。
サイズメントパークなんか全然ないし。
でも海と空と自然がすごく豊かなものがたくさんあるっていうのが、
僕の中で肌に合ってて。
ずっとそこにいるのは何の窪でもなくて、
めちゃくちゃ楽しい時間だったなって今思いました。
肌に合ってたんだなって思って。
何をもって肌に合うって言ってるのが、
まだ言葉にできないのがちょっと歯がゆいところだけど。
僕は明確にあって、
圧倒的に時間の流れなんですよ。
その場所に流れてる時間の流れっていうのが、
多分僕はゆっくりめがすごい好きで、
その時間の流れと生活がすごくリンクしてる状況が、
かなり心地いいんですよね。
雨降ったら何もしないし、
寒い日はもうのんびりしてるしとか、
動けるときに動いて、
休めるときに休むみたいな、
のが多分めちゃくちゃ肌に合ってて。
だいぶ原始的な方の時間の流れで。
そうそう。
でも多分全部小学校ですね、基本は。
そのばあちゃんの時間の流れで暮らしてたんで、
その時間は。
うんうんうんうん。
それってやっぱり大阪の時間の流れではないんですよね。
うん、なんとなくイメージ。
そうね、分かる分かる。
なんか今でもそういうとこあるから、
多分僕は明確に時間っていうのがあるなって感じますね。
はいはい。
多拠点生活とても良かったかのような話ばかりしていますけども、
生活していれば何かしらトラブルというか、
いやーしんどいみたいなところあると思うんですけど。
そうですね。
その3拠点生活のときは、
これさすがにやばいなってなった瞬間はありました?
まず体力的にすごいしんどいっていうのはありますね。
ありますね。
週に3、4ぐらいは移動するんだもんね。
移動してましたね。
やっぱ移動って体にはストレスかかりますよね。
よく言うじゃないですか。
で、いくら電車とかバスとか移動中に仕事ができたとしても、
なかなか体力的にきついところはあって。
で、やっぱできないこともあるじゃないですか。
腰据えて何かをしないとか考え事とかもするし、
移動しながら飯食うとか全然やってたし。
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電車の中はないか。
ああ、それこそ駅のホームでご飯食べてパッて済ませるとか。
どこでも寝ちゃうとか。
そういう体を休めるっていうことが、
ちょっと俺はしにくかったかな、その期間。
で、かなりきつかったですね、そこは。
休めるときは休めるんですよ。
タンバイ行って薬出るとか全然できるんですけど。
相当精神力がないときついところはあるかもしれないですね。
移動が多いっていう。
移動が多かったから、
で、毎回新幹線も乗られるほどのお金もないから、
基本的にJRの在来線で、
昼の高速バスかとか使ったりもしたけど、
まあやっぱずっと同じ姿勢でいるのは変わらず。
まあ今はありがたいもんで、
サブスクで映画ダウンロードしておけば時間は潰せるけど、
まあ映画一本見たとて、
映画館で見る映画とはやっぱり違うし、
一応見たぐらいの感覚にしかならんし、
一本見てもまだ5時間とか残ってたりするし、
移動の時間の残り時間とか、
落ちたりするし、
移動の時間の長さとは戦い続けましたね。
僕は結構その間、
本読んだりとかで潰してることも多かったんですけどね。
まあでもそこがしんどい人は難しいかもしれないですね。
ゆっくり腰据えてなんかしたいってタイプの人は、
ちょっと竹点生活しんどいかなって思いますね。
長距離になると、
移動日で1日潰れたりするから、
それがしんどいと厳しいかもね。
厳しいかな。
あとはやっぱり物ね、
所有物が減ってくとか、
足りないってなった時がやっぱり大変かなって思うかな。
やっぱりいるものはあるから。
で、突然いるってなった時に、
すごい困る。
物をあんまり持ちたくないのに、
購入しないといけないっていう場面も出てくる時に、
すごいストレスかかるなって思ってました。
都市部の拠点とかにいる時だったら、
コンビニとか行けるは行けるんだけど、
持ち歩くようにコンタクトの洗浄液とかは、
ちっちゃいボトルのやつを持ち歩いてるんだけど、
いざ切れて、
コンビニに行けば1日ずつのやつとかあったりするけど、
さすがにそれはもったいないってなって、
で、でかいの買うとするとでっけぇボトルしかないから、
余っちゃうね。
買わざるを得ないのかみたいな、
ちっちゃい物増やさざるを得ないみたいなタイミングは、
お、来たなってなる時はあったね。
実は結構、結構ストレスっていう。
多分家とかあったら何気なく別に買えるんですよ。
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保管できるか。
でも保管できないっていうのが多分ストレスですね。
使わない分を持ち歩くのがなーってなって。
そうそう。
っていうのはあるんですかね。
基本ミニマルになっていくんですね。
それはなんかいいことでもあるんやけどな。
良儀的ですよね。
すごい感覚研ぎ澄まされていくんですよ。
マジで必要な物しか持たなくなるから、
持つもんはめっちゃいいもんがいいなって思ってくるんですよ。
あーめっちゃあるわ、ある。
お気に入りのこれ。
そう。
物への感覚がどんどん鋭くなっていくのはすごい思ってました。
生活に必要な最低限が分かるようになって、
逆に実家には物ほとんど置いてたから、
多拠点生活が終わって定住してからまた物増えたっていうか、
めっちゃあんなっていう状態になって。
これがその最低限必要なものと、
自分が選んで身の回りに置いている物の差が見えて、
自分が選んで置いている物で改めて見て、
置いておきたいわっていうのと、
あれこれあんまどっちでもいいかなってなったやつを、
割と簡単に手放せるようになったよね。
めちゃくちゃ分かるな。
だから今自分が持ってて身の回りにある物は、
自分に最低限必要なものか、
自分が好きで置いている物しかないから、
すごく居心地がいい。
あーめちゃくちゃ分かる。
これ伝わってるかな。
当たり前ちゃうって思われてるかもしれないですけど、
これでちょっと違うんですよね多分。
そう。
めちゃくちゃ研ぎ澄まされた物しか置いてないんですよ。
どのめちゃめちゃ物は多いんだけど、
どれを刺されても、
これはこうだから居るとか、
こういうとこが好きで置いているみたいに言える。
ほんまに選び抜かれたやつしか周りに居ないっていう。
そうなのよ。
嫌なとこでもあるんですよ。
物が増えるってことは嫌なことでもあるけど、
結果的に持ってる物はすごく選び抜かれた物になっていくっていうのは、
そうたけての良いとこであり、
嫌なとこである、量儀的なとこですね。
選び抜かれた物、ただ少なくはない。
あともう一個ぐらい話しとこうトピックで。
うん、もちろんもちろん。
これちょっと竜馬のさっきの仕組みの話とかとも、
話繋がるかもしれないけど、
住所がはっきりしてないって困るのは、
市役所とか、ちょっと制度的なところに上手く乗っかれないっていうのは結構ないですね。
あった。
なんかめちゃくちゃリスナーさんとかにも伝わるような感じでいくと、
例えば市の健康診断とかってあったりするやつ。
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それこそ若い世代の人、僕が経験した話でいくと、
30代まであったかな。
までは市の健康診断がすごく安く受けれるみたいなサービスがあったりするけど、
そういう時に、あれ住所実はここじゃないなみたいな。
長く身を置いている場所で、実はそういうサービスを受けられないみたいな話があったり。
一応、本席みたいなのがあったりする場所と、
普段暮らしている場所が違うっていうことが、
実は結構行政サービスを受ける時に困るみたいな話があった。
たぶん今は僕は健康みたいなのがわかりやすいのを言いましたけど、
なんかちょこちょこある?
ある。
特足場はその時に実家の名古屋に置いていたから、
大事な行政のお便りたちが名古屋に集まっていて、
住民税とか保険とか年金とか、
その時は仕事をしていなかったら自分で払わなかったので、
いいタイミングで帰らないとそれを気づけないし払えないから、
何回か特足場までもらっていましたね。
届かないのよね、お便りも。
だからその辺がね、結構グレーというか、
そこがたぶん今まだ整備されていっていなくて、
仕組みとして、世の中的に。
まあ整備していくようなものなのかもちょっとわかんないけど、
なんかそういう定住、
一所に定めて住むっていうことじゃない時の困り事は、
まだ制度が追いついていないというか、
そもそもその人たちがすごくマイノリティだから、
なかなかそこは整備が進まないんだと思うんですけど、
なんかそういう行政サービスみたいなところは結構ネックかなというのは思いますね。
だからやってる人少ないし、若い時しかできんかったり、
すごく身軽な、いわゆる寝なし草的な生活をしている人でないと、
ちょっと難しいというのはリアルなところはあると思う。
誰でもできる…ではないもんね、まだ。
条件が整って初めてだもんね。
そこら辺のめんどくささも飲み込んでやるしか今のところはないですね。
そういう意味でなんか良いとこ悪いとこがあるなっていう感じは、
ちょっと改めてお題をもらった時に色々考えてましたね。
そうね。
多居店生活終わってからしばらく時間経ってる?
うん、うん、経ってます。
もしこの先、多分今は仕事とか色々条件があって定住してると思うんだけど、
いざこの住む場所を決める条件が他になくなったとして、
多居店生活する?
理想…理想を言っていい?
うん。
めちゃくちゃ理想なんで良いとこ取りだけするんですけど、
39:00
年の半年住める場所を一応家とか住民票置いてるっていう場所として置いといて、
年の半年はそこで暮らしてるけど、年の半年は海外にいたり日本の全然別のとこ行ったりっていう生活を送りたいなっていうのは結構思ってて、
もっと色んなとこ見たいっていうのもあるんで、僕は全然多居店生活、それができるならしたいって感じですね。
色んな縛りがなくなるんだったら。
メインの拠点っていうのを置きつつね。
うん、置きつつ身軽でいたいなっていう。
いやでもやっぱね、僕多分もう一所にいれる感覚がないのよ。
あー。
もっと色んなものを知りたいって思ってしまっているね。
分かる。
今、次の住みか最後の住む場所を決めれんし、多分この人生この先次の住みか決めるタイミング多分ないだろうなって思う。
うんうんうん。
ここが最後の家だって決めて住み始めるタイミング多分来ないと思う、俺も。
うん、なんか知ってしまったな。
この楽しみというか。
そうね。
なんかこんなに文化が違うんだって思っちゃったんですよ、住む場所によって、地域によって。
なんかそれを知り続けたいなって思ってますね。
それを記録に残していきたいなっていうのは個人的な思いとしてあって。
色んなもの、仕事みたいなものから開放された時に。
うんうんうん。
なんかそういうのはすごい思うかな、なんかそのための生活がしたい感じですね、僕は。
小説家とかってさ、なんかどっかに行って小説書いたりするじゃないですか。
そうね、取材しつつ缶詰しつつ。
あんな、あれありそう。
文豪になろうとしてる。
なんか。
果たしても、鍋もつの火鍋に続き長々と話してきましたけど。
楽しかったですね。いや、僕この話なかなかできなくて。
てか、今日伝わってるかなっていう不安もあります、今すでに。
そうなんだよね。
だいぶ特殊だった。僕がサービス使ってなくて、野良でやってたっていうのもあると思うんですけど。
野良でやってたらおもろい。
まあなんか考える一助になればと思いますね、住むとか暮らすっていうことに対して、
なんか一拠点で家が一つであること、そこを縛られない生活ってどういうことなのかなとか、
こういうメリットがあるんだとか、逆にそういうデメリットもあるんだみたいなことがなかなか伝わってたりすると嬉しいですね。
42:00
考えるきっかけになればいいかなって思う。
うまいこと進めていれるといいですね。
そうですね。今日はざっくりした話ばっかりしちゃったんで。
僕の団地内移転みたいな、団地内引っ越し。僕の団地内引っ越しだけでも相当話せるはずなんですよ。
団地の人からしたらあれだもんね、関谷さん引っ越したらしいよって言ったら、次の日に広場で見かけるとかそういうことだもんね。
そうそうそうそう。
なんで?なんで?って。
不思議ですよ。だからご近所なのは変わんないみたいな。
でも住むと変わったよね。
変な生活。
なんかもっとリアルな話もできればなと思ったんですけど、今日はちょっとざっくり。
途中でちょろっと話した家と拠点の認識の違いとか、
それこそ住むクラスとか、旅するも含めて。
この辺、まだまだ掘っていけそうな気はしていますね。
そうですね。ぜひほぼ8のテーマで取り上げてもらって、僕はリスナーとして聞くとかでやってもいいし、
また定期的にゲスト会されてると思うんですけど、気分が向いたらまた呼んでもらったら派生さんじますんで。
なんせ寝なしぐさなんで。
寝なしぐさな。
僕、同じ鍋のもつを食うという番組をやってるんですけど、
ぜひ宣伝してもらって。
宣伝してもらって。
僕の中での勝手なルールだったんですけど、シャープ50回行かない間は外の番組出ないって決めてたんですよ。
すごい縛り。
不思議ですよね。縛られたくないのに自分で縛ってたりする時があるんですけど。
シャープ50やるまでは自分の番組に集中して、そこの精度を上げておきたいなってずっと思ってたんですけど、
シャープ50、なんとか行くことができたんで。
おめでとうございます。
これからはちょっとフットワーク軽めで行こうかなと思ってるんで、またほぼ8も呼んでもらえれば派生さんじたいなと思っておりますので。
あれ、あの心の砂地シャープのイカれた選手権は。
あれ納判にされてる?もしかして。
あれは企画で呼ばれてるから。選手権。番組じゃない。番組なんやけど、番組ないの選手権に呼ばれてるから。あれは俺の中では納判なんですよ。
選手権に参加したら収録されてたみたいなこと?
ただ本気で好きなことを喋ってただけなんで。
なるほど。
だから一応そういう意味では初めてなのかな。企画とかじゃなくて、そういう番組にお呼ばれしたのは初めてですね。
光栄でございますね。
しかもなんか普段絶対話さない話をしたので。
そうだね。
これ舐め持つでは話せないです。
続編に交互期待と。
伝わってたらまたやってねって言ってもらえたら嬉しいです。
そうだね。伝わってたらが多い。意味わからんかったら意味わからんでツイートしてほしい。
45:02
伝わり方が悪かったんだなーって言って反省するところがあるんで。
反省する。最後に舐め持つのお知らせをしてもらって。
同じ鍋の持つを食うという、今にも噛みそうな番組名なんですけれども、いろんな方から鍋持つって呼んでいただいているので、
ハッシュタグ鍋持つでツイッターとかで調べていただくといろいろ出てくるかなと思うんですけど、
私関谷と相方のズーミンの2人でやっている番組で、
基本的には雑談をしているんですけれども、また気が向いたら聞いていただければなと思います。
ぜひ聞いてみてください。鍋持つの全身の番組の関谷泥だらけっていう番組がYouTubeとSpotifyに上がってますので、そちらもぜひチェックしてください。
関谷泥だらけの宣伝大使みたいになっているのよな。
俺今これ一番ハマってる感じです。
はい、そちらも気が向けば聞いていただければ幸いです。
ということで、喫茶歩鉢では番組の感想、2人への質問、あなたにとっての多拠点生活などなどを募集しております。
答えリフォームは番組の詳細、エピソードの概要欄、ツイッターの固定ツイートにぶら下げていますので、そちらからどしどしとお寄せください。
SNS、インスタグラム、ツイッターどちらもアットマーク歩鉢やっております。
感想ツイートはシャープ歩鉢、歩鉢はパタカナで。
エピソードのリンクもつけてくださると、これ幸いにございます。
ということで関谷さん、今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
また次の来店もお待ちしております。
また寄らせてください。
ということで、また次回昼下がりにお会いいたしましょう。バイバイ。
バイバイ。