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群馬県のニュース部をお伝えします。（１）介護職員数、2026年度におよそ2000人不足すると推計しました。
将来的に必要になると見込まれる群馬県の介護職員数は、2026年度に1947人不足し、高齢化がピークに達するとされる2040年度には7845人が足りなくなる見通しであることが厚生労働省の推計で分かりました。
県によりますと、県内の介護職の有効求人倍率は、2022年度で3.71倍と、全産業の1.48倍を大きく上回っており、人手不足が続いているとみられます。
一方、介護福祉士を養成する施設の定員充足率は、コロナ禍の影響などで2023年度に26.9%まで落ち込みました。
県は昨年度から、留学希望者と介護施設をマッチングして就職先を確保したり、奨学金を給付したりして、来日後や卒業後の不安がない環境で学んでもらう制度を始めました。
（２）「田島弥平旧宅」前に位置する医院跡地について、伊勢崎市は、所有者から寄贈を受ける方向で協議を進めていることが分かりました。
世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する伊勢崎市境島村の「田島屋平旧宅」前に位置し、長年空き家となっていた医院跡地について、伊勢崎市は6日、所有者から土地と建物の寄贈を受ける方向で協議を進めていることを明らかにしました。
「田島弥平旧宅」は構成4つの資産の中で唯一、近接地に常設のトイレが未整備であることなどが懸案となっています。
医院跡地は、田島弥平旧宅と県道の間に位置し、広さは840平方メートル、長年空き家となっており、伊勢崎市が土地の取得に向けて協議を続けてきました。
今年に入って、所有者から土地と建物を寄贈することを前向きに検討する申出があったということです。
（３）議決をせずに取得した財産が4件ありました。
沼田市は6日、条例で議会の議決が必要な予定価格2000万円以上の財産の取得について、議決をせずに取得した財産が4件あったことを明らかにしました。
議決をせずに取得した財産は、小学校教師用の教科書一式、給食備品コンテナの洗浄機1台、ロータリー除雪車1台、消防団用デジタル無線機一式などです。
沼田市教育部が埼玉県や東京都で同様のケースがあったことを知り、調査したところ、8月29日に教師用教科書など一式で議決を経ていないことが発覚。
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4年前の前回購入時に比べて、ページ数の増加や物価高騰により基準を超えていたことに気づかなかったということです。
また、担当部署が予算計上時に基準超過を見過ごした上、総務部が行う契約時の確認でも気づけなかったということです。
再発防止策として、財産の取得基準の再確認とチェック体制の強化などを上げています。
（４）大泉町のひき逃げ事故、重体だった64歳女性が亡くなりました。
大泉町の町道で4月、自転車に乗っていたブラジル国籍の女性で太田市に住むカナシロ・カネシラ・ルシア・ケイコさん64歳が、
無免許運転のワゴン車に引き逃げされ重体となっていた事故で、県警交通指導課と大泉署は6日、カナシロさんが桐生市内の病院で亡くなったと発表しました。
この事故では、カンボジア国籍の男で住所不定・無職のカン・チュアンレイ被告27歳が、自動車運転処罰法違反の容疑などで逮捕、起訴されています。
（５）侍ジャパンUー15代表の新井悠河選手が伊勢崎市長を表敬訪問しました。
8月にコロンビアで開かれた野球の「第6回WBSC Uー15ワールドカップ」に日本代表として出場し、
初優勝の原動力となった藤岡ボーイズ所属の新井悠河選手が5日、伊勢崎市長を表敬訪問して優勝を報告しました。
新井選手は、コロンビアのバランキージャで8月25日まで開かれた大会でキャプテンを務め、2番のサードとして活躍。
チームを初優勝に導き、大会ベストナインにも選ばれました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。