トラック事故と熊の目撃情報
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)関越道でトラック3台の事故が発生し、男性1人が死亡しました。
警察によりますと、8日午前4時半ごろ、昭和村の関越自動車道の下り線で、トラックが後続のトラックに追突されて、隣の車線に押し出された形となり、さらにその車線を走ってきたトラックに衝突されました。
この事故で、先頭を走っていたトラックを運転していた高崎市に住む男性会社員47歳が病院に運ばれましたが、2時間半ほど後に死亡しました。
他の2台のトラックを運転していた2人に怪我はありませんでした。
現場は、見通しのいい片側2車線の直線道路で、警察が運転手から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。
この事故の影響で、
関越自動車道の下り線は、渋川伊香保インターチェンジから昭和インターチェンジの間で、午前4時50分から6時間余り通行止めになりました。
(2)熊の目撃情報が去年よりおよそ10倍となり、過去最多となりました。
山本知事が8日の記者会見で、今年、県内各地で相次ぐ熊の目撃情報について、
例年であれば、多くが島民に入る11月も、去年のおよそ10倍の95件に上り、過去最多となったことを明らかにしました。
県によりますと、熊の目撃情報は、例年、島民に入る10月から大きく減少するということですが、
今年は10月も去年の10倍余りの128件に上っていて、異例の事態が続いています。
要因について、
餌となるブナの実が大凶作となったことなどから、餌を求めて熊が人里まで降りてきているためだと分析しています。
牛丼窃盗と売上金横領
(3)女性が持っていた牛丼を奪い、体を触った容疑で、前橋市消防職員を逮捕しました。
高崎市は9日、窃盗と不同意猥褻のお互いで、高崎市に住む前橋市消防職員、柴山容疑者30歳を逮捕しました。
警察によりますと、
柴山容疑者は8日午後8時ごろ、JR高崎駅前のバス停で、
友人とバスを待っていた県内在住の10代女性に声をかけ、
女性が持っていた食べかけの牛丼を取り上げてその場で食べ、
逃げ出そうとした女性に抱きついて体を触るなどした疑いがあります。
容疑に対して柴山容疑者は、
「飲酒状態で胸を触ってしまったかもしれない」などと供述していますが、
認否に関しては捜査中とのことです。
(4)売上金横領のお互いで、元店長の男ら2人を逮捕しました。
大泉市長は9日、業務上横領のお互いで、
住所不定務職のブラジル国籍の男、
シルバ・イガラシ・ミゲル・ケンタロウ容疑者24歳と、
同じく住所不定 無職のマリアマ・セリナ容疑者24歳を逮捕しました。
2人は共謀して11月27日、
大泉町の飲食店社員寮で、
大田市にある飲食店を経営する男性から預かって保管していた売上金68万8850円と、
現金5万円入りの財布を持ち出し、横領した疑いがあります。
警察によりますと、マリアマ容疑者は容疑を認め、
イガラシ容疑者は一部容疑を否認しているとのことです。
巫女さんの研修会
(5)巫女さんの研修会が行われ、
参拝の作法などを学びました。
多くの参拝客を迎える年末年始に向けた巫女さんの研修会が9日、
玉村町の玉村八幡宮で開かれました。
男性助勤者を含む大学生や高校生、合わせて37人が、
境内を歩きながら参拝の作法などを学びました。
女性は白衣に朱色の袴の装束、
男性は法被に着替え、
手水で手を清めて参拝した後、
境内の建物の配置、
絵馬をかける場所などについて説明を受けました。
研修に参加した県立女子大4年の斉藤さんは、
「参拝客に新しい年を清々しく迎えていただけるよう、
精一杯努めたい」と話しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。