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2023-12-19 05:00

2023年12月19日 いせさきFMニュース

12月19日 いせさきFMニュース

(1)伊勢崎市水道料金が7.2%値上げとなります。
(2)県内公立高校、過去最低の1倍となりました。
(3)桐生市の生活保護費問題 別人の書類に勝手に押印86件
(4)前橋テルサ事業提案型公募で優先交渉権者が決まらない状態となっています。
(5)県内の今年10月、有効求人倍率は1.52倍で、前の月と同じでした。ただ、新規求人数は5ヶ月連続で減っています。

サマリー

伊勢崎市の水道料金が値上げされており、県内の公立高校の倍率が過去最低になっていることが報告されています。また、桐生市では生活保護費の問題があり、前橋市のテルサ利活用の結果も報告されています。さらに、県内の求人倍率は1.52倍であり、新規求人数は5ヶ月連続で減少していると報告されています。

伊勢崎市の水道料金値上げ
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)伊勢崎市水道料金が7.2%値上げとなります。
水道施設の老朽化対策など費用に充てるため、伊勢崎市は2024年4月から水道料金を全体で7.2%、下水道使用料15%程度それぞれ値上げをします。
料金改定は、上水道が4年ぶり、下水道が26年ぶりとなります。
市によりますと、標準的な一般家庭2ヶ月分の水道料金は、口径13ミリで7.6%、340円増え、口径20ミリで9.4%、およそ500円増えます。
一方、下水道使用料は16.8%、およそ640円増えることとなります。
新料金の適用は、24年4月1日から開始となっています。
(2)県内公立高校、過去最低の1倍となりました。
県教育委員会は18日、来年春卒業見込みの中学生に対する第2回進路希望調査の結果を発表しました。
調査によりますと、県内公立高校64校全体の倍率は1倍となり、
12月時点としては、前の年を0.01ポイント下回り
比較できる1993年度以降、最低を更新しています。
募集定員に達していないのは、前の年と同じ35校で、3年連続過半数に達しました。
学校別倍率が低いのは、万場で0.13倍、嬬恋で0.17倍、下仁田で0.19倍などとなっています。
桐生市の生活保護費問題と前橋テルサ利活用の結果発表
(3)桐生市の生活保護費問題
別人の書類に勝手に押印していたことなどが新たに分かりました。
桐生市による生活保護費の不適切支給に関する問題で、
市は18日、記録が残る過去5年余りで、14世帯、17人に生活保護費を分割支給し、
このうち11世帯には、月ごとに決められた生活保護費を満額支払わず、
およそ67万円分が不支給だったと明らかにしました。
また、市福祉課が受給者の印鑑1944本保管し、
市の職員が別人の書類に勝手に押印するケースが86件あったことも公表されました。
大量の印鑑がいつから蓄積されたのかなどについては、
「これから調査することになるので、回答は避けたい」としています。
市は1月、外部有識者を招いた第三者委員会を立ち上げ、検証することとしています。
(4)前橋テルサ
事業提案型公募で優先交渉権者が決まらない状態となっています。
3月から休館している前橋市の前橋テルサ利活用をめぐって市は18日、
土地と建物売却に向けて実施していた事業提案型公募の結果、
優先交渉権者が決まらなかったと明らかにしました。
今後は前橋商工会議所と連携をし、
施設内の設備ごとに運営事業者を分けることも検討しながら、
活用に向けた協議を進めていくとしています。
利活用をめぐって、昨年、賃貸化・売却化を問わない形で事業提案型公募を実施しましたが、
今年2月、賃貸借の優先権者が辞退、売却に絞って公募することを決め、
6月から10月、売却時の条件を緩和し実施していました。
前橋によると、市内外3事業者から応募があり、書類審査と二次審査を実施しました。
しかし、
いずれも最低基準点に満たなかったとしています。
(5)県内の今年10月、有効求人倍率は1.52倍で、前の月と同じでした。
ただ、新規求人数は5ヶ月連続で減っています。
群馬労働局によりますと、求人数を示す有効求人倍率について、
県内今年10月は、就業地別で1.52倍となり、前の月と同じとなりました。
ただ、10月の新規求人の
合計は1万4633人となり、
5ヶ月連続で前の年の同じ月より減っていて、
物価高騰の影響を価格転嫁できず、求人を控える企業が多いことが背景にあると労働局は見ています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。
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