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2024-09-11 05:00

2024年9月11日 いせさきFMニュース

9月11日 いせさきFMニュース

(1)トラック運転手を過失運転致死傷の罪で起訴しました。
(2)藤岡の老人ホームで女性が死亡。警察が殺人事件として捜査。
(3)飲酒運転撲滅に向け、県内16署が検問。
(4)手足口病患者数が3週連続増加。
(5)前橋市教育委員会は17日からリモートでの不登校支援を行います。

サマリー

群馬県伊勢崎市で悲惨な交通事故が報告されています。また、藤岡市の老人ホームでの死亡事件もあります。さらに、飲酒運転撲滅に向けた検問や手足口病の患者数の増加についても触れられています。前橋市での不登校支援の取り組みについても紹介されています。

伊勢崎市の交通事故
群馬県のニュースをお伝えします。(1)今年5月、群馬県伊勢崎市でトラックが乗用車2台に衝突し、幼い子供を含む家族3人が死亡した事故で、検察は10日、69歳トラック運転手を過失運転致死傷の罪で起訴しました。
起訴されたのは、群馬県吉岡町のトラック運転手、鈴木吾郎被告69歳です。
起訴状によりますと、今年5月、伊勢崎市の国道で時速90キロまで加速させ、ハンドル操作を誤り、対向車線を知っていた2台の乗用車に衝突し、2歳男の子と男の子の父親や祖父を死亡させたなどとして、過失運転致死傷の罪に問われています。
これまでの警察の捜査で、トラックの中に焼酎の空き容器が2つ残されていたほか、事故後に血液から基準値を超えるアルコールが検出されていたことなどから、警察は先月、酒を飲んだ状態で運転し、事故を起こしたとして、危険運転致死傷の疑いで逮捕していました。
過失運転致死傷の罪を適用したことについて、警察は継続捜査中で、現時点では今回の罪で起訴したと説明しています。
(2)藤岡の老人ホームで女性が死亡。警察が殺人事件として捜査を行っています。
9日午前5時ごろ、藤岡市にある養護老人ホームで、入所者の新井竹子さん87歳が、1階にあるトイレの前の廊下で、仰向けの状態で頭から血を流し倒れているのを、当直のスタッフが見つけ、消防に通報しました。
新井さんはその後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
病院から連絡を受けた警察が遺体を詳しく調べた結果、新井さんの頭に強い打撃が加えられたような痕があったということです。
また、施設には当時、入所者20数人と当直のスタッフ1人がいて、窓やドアには鍵がかけられ、外から人が入ってきた形跡はなかったということです。
このため、警察は殺人事件として捜査し、施設内で何らかのトラブルがあったとみて調べています。
(3)飲酒運転撲滅に向け、県内16署が検問を行いました。
伊勢崎市の国道17号上武道路で5月、飲酒運転が疑われるトラックがワゴン車に突っ込み、3世代の親子3人が死亡するなどした事故を受け、
県警の全16署は10日、各所管内で飲酒検問を実施しました。
「飲酒運転撲滅3日間作戦」として12日まで実施する予定です。
伊勢崎署では10日の午後、県道伊勢崎大間々線でトラックを中心に87台の運転手に飲酒の有無を確認しました。
運転への影響や運転手以外にも罰則があることをまとめた啓発チラシを配りました。
検問ではシートベルの装着義務違反2件を摘発しました。
(4)手足口病患者数が3週連続増加しています。
群馬県は10日、県内53カ所の定点医療機関から2日から8日の1週間に報告された手足口病患者数が、
1医療機関当たり5.45人と、前の週より56.2%増えたと発表しました。
増加は3週連続となっています。
患者数を県内12の保健所別に見ますと、富岡の16.0人が最も多く、
館林の8.0人、伊勢崎の6.17人と続いています。
一時減少傾向だったものの、再び警報発令基準を上回っています。
(5)前橋市教育委員会は17日からリモートでの不登校支援を行います。
不登校の児童生徒に交流と学びの場を提供しようと、前橋市教育委員会は10日、
オンライン上で学習支援や悩みごと相談に対応する取り組みを17日に始めると明らかにしました。
1人1台ずつ対応されているタブレット端末を活用し、希望する児童生徒にリモートでの授業に参加してもらいます。
前橋市における30日以上欠席した不登校の児童生徒は、2019年度412人に対し、
23年度は748人と増加傾向となっています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。
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