自分のターゲットと競合を考える
みなさんこんにちは、ロクです。 今回は、私が大事にしている釣り場選択の考え方についてお話をしたいと思います。
春や秋というのは、釣り人が多くなるシーズンです。 特に漁港など、明らかに人が多い時、人が多いのは魚が釣れている目安になる一方で、
一釣り人としては自由に動けなかったり、キャストコースが限られてしまったりと。 私はもうちょっと自由にしたいなと思ってしまうタイプではあります。
今回の話は、私のようなそんなわがままな釣り人にも役立つかもしれません。 では早速本題ですが、ビジネスの世界でよく使われる考え方の一つに、自分とターゲットと競合という3つに整理をして、
何か物事を考える時に整理をしていきましょう、という考え方があります。 特にこのターゲットと競合という2つの要素をしっかり考えるというのを私はよくしています。
ターゲットというのは魚のこと、それから競合というのは自分以外の釣り人のことですね。 つまり一番シンプルに考えるとターゲットとなる魚が多くて、
競合となる他の釣り人が少ないところに行けば、 自分は快適に釣りができて、しかも魚が釣れるという状況に近づくことができます。
というのは簡単なんですが、具体的にどうするのかという話を今から順番にしていきたいとおもいます。
まずターゲット、つまり魚ですね。 これが濃いところというのは一般的に3要素、水深があり、
地形変化に富んでいて潮通しが良い、というこの3条件が語られることが多いと思います。 この代表的な場所というのが漁港の一番外側にある堤防ですね。
ここは魚の回遊も期待できて、漁営も濃いということが多いと思いますが、 もう一方の競合という意味では釣り人が常にいることが多いんじゃないかなと思います。
先ほどの3要件を満たしながら競合が少ないところというふうに考えると、 例えば外洋に近いゴロタ浜、それからサーフ、まずはこの2つが代表的な場所として上がってくると思います。
ゴロタ浜であれば狙える代表的な魚種はメバルやアオリイカ、 サーフであればヒラメ、マゴチといったフラットフィッシュのほか、場所によっては青物も期待できると思います。
サーフやゴロタ浜はエリアが広いことが多いので、多少釣り人がいたとしてもまだ釣り場の空きというのがあることが多いんじゃないかなと思います。
その他の水深、地形変化、潮同士というこの3つの要件を満たしていて人が少ないところとなると、少し遠くにあるジーソーなんかが該当してくると思います。
この辺りまで行くと非常にいろんな魚種が狙えるということは多いと思いますが、 かなり足を伸ばさないといけなかったり危険が伴うというデメリットは出てきます。
競合が少ない釣り場へのアクセス方法
ここまでまとめるとゴロタ浜、サーフ、ジーソーに狙いたい魚種も踏まえて行ってみるということになりますが、それでもやはり人とバッティングしたりすることが多いという地域もあると思います。
そんな時はまず時間帯を変えるということが一つあり得るかなと思います。 具体的には日中とか深夜ですね。深夜にジーソーに行くのはお勧めしませんが、
例えば本当にお昼の12時頃でしたら空いている可能性というのは結構高くなってくるんじゃないかと思います。
ただこの時間帯、もちろん少し釣るのが難しくなってくることが多いので、釣り方の工夫というのはセットでする必要があります。
具体的には例えばメタルジグで遠くの深場を狙ってみるとか、 あるいはリアクション系ですね。メタルワイブとかワインドといったリアクションで早めの釣りで釣っていく
ということが必要になってくるケースが多いと思います。 逆に言えばこの辺りの工夫をすればですね、十分に釣る可能性というのが生まれてくるということです。
私個人的に好きなのはマゴチ狙いのワインドの釣りというのは大好きで、 よく地元の比較的小規模な河口行きたりでやったりしています。
意外と12時とかでもですね、マゴチは60センチとかもっと大きいサイズも釣れてくれたりするし、 食べても美味しい魚なので個人的に重宝している釣りの一つではあります。
こういったことも少し踏まえて釣り場を選んでいただく、 時間を選んでいただくとストレスも少なく、しかも意外と聴感もついてくる
という可能性が高くなってくると思います。 と、ここまで話しておいてなんですが、とはいえ一番楽なのは漁港だったりしますよね。
車も場所によっては横付けてきてすぐに釣りが始められるし、 準備も片付けも楽だという、この魅力にはなかなか抗えない場合も私もあります。
私の場合はシャクメバルを釣りにジーソーとかゴロタハマーに夜出かける、 人によってはストイックを感じる釣りも好きなんですけれども、
一方で小物釣りも大好きです。 そんな時によくやるのがですね、漁港のめちゃくちゃ奥の方ですね。
もう誰もいないようなところで一人釣りをしたりします。 奥の方は漁師さんの作業場とか、煮上げ、煮卸をする場になっていることも多いので、
この辺りに配慮するというのはもちろん最低限必要なんですけれども、 それさえクリアすればですね、まあ少なくとも人はいなくて、
こういったところには小魚は意外とたくさんいたりするので、 私のような小物釣りが好きな人はかなり楽しめると思います。
具体的に何をするかというと、時間帯によってかなり変わるんですけれども、 日中なら漁港の角という角をすべて回って、
壁際にダート系のジグヘッド、2gとか3gぐらいのものを落として、 ワインドで小魚を狙っていくということをよくやります。
具体的な漁種としてはメバル、カサゴ、アナハゼなんかがよく釣れてくれるなぁと。 もうキャストすらしないことも多いですが、
食ってくるところ丸見えなので結構楽しいです。 あとは日中であれば奥の方にはだいたいスロープみたいなものが漁港に用意されていることが多いので、
そういったスロープの切れ目とかを2g以下とかのマイプロのメタルジグですね、 この辺りで探っていって、
メバル、カサゴ、アジ、ベラといった漁種を狙っていきます。 だいたい大きさは10センチから15センチぐらいのが多いんですけれども、
私はこういうのを釣っても結構楽しいので、まあ当然リリースはするんですけれども、 よく釣ったりしています。
あとメリットとしてはですね、なかなかこういった機械でも作らないと、 ワンオークの地形をちゃんと探るということってしないことが多いと思うんですね。
ただ意外とここで地形変化っていうのをちゃんと把握しておくと、 これがそのまま夜の釣りでも生きていきます。
そういった地形変化の周辺というのは必ず魚が溜まるので、 自分しか知らないピンポイントというのを見つけることができたりします。
なのでそういった意味でもおすすめです。 で、夜なんですけれども、夜はこういった昼に見つけている地形変化があれば、
そこをピンポイントで探っていくということもするんですけれども、 壁際ですね。
1g前後のジグヘッドをもう壁に垂直に落としていって、 ポール中に食うこともありますし、まあそこからゆっくり巻き上げていくという釣りもやります。
夜は意外とこの釣り方で20cmオーバーのメバルが連発したり、 カサゴが連発したりということもあるので、
なかなかバカにできない釣り方になったりします。 漁港の奥というのは先ほど煮上げ、煮下ろしをする漁師さんのですね、
場になっているという話もしましたけれども、 そういったところは何か沈み物があって地形変化があったりとか、
あるいは魚の死骸みたいなものが落ちていて、 そこに魚が集まっていたりということもあるので、
そういったところを見つけることができたらラッキーだなと思ってみてください。 ということで大きく見ればゴロタ浜とかサーフとかジーソとかそういう人が少なくて、
でも潮通しとか地形変化がしっかり確保できているところに行くというのもそうですし、 もう少し手軽寄りで行くと漁港の奥の方ですね。
こういったところを狙ってみるという、私なりのストレスをできる限り減らす 釣り場選びの勘どころとしてお話をしてきました。
この辺りの人の多さっていうのをどのぐらいストレスに感じるかっていうのは個人差が かなりあると思うんですけれども、
私のように割と自由にやりたいなぁという気持ちが強いとは、まさに自由に動けて キャストコースももうどこでも打てるというこういった場所ですね。
非常におすすめです。 ここまで聞いて、いやいろいろ考えるの面倒くさいなぁという方も正直いると思います。
そういった方はボートぜひおすすめです。 何も考えなくても船長が一番いいところに連れて行ってくれるというのはかなり楽です。
なので私もですね、そういう気分の時はボートを使ったりします。 オフショーの話も別エピソードでしていますので、
良ければそちらの方も改めて聞いてみてください。 ということで今日は、極力ストレスをためない釣り場選択の私なりの考え方というのをお話ししてみました。
よかったら釣り場選びの参考にしてみていただけたら嬉しいです。 この番組では釣りの知識、ノウハウを定期的に発信しています。
新しく配信した際に通知が届きますのでフォロー、それから高評価もよろしくお願いします。 番組制作の励みにもなります。
感想などありましたら概要欄のフォームか私のインスタグラムのメッセージからお願いします。 ではお聞き下さりありがとうございました。