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2025-02-07 05:06

他人との比較と自分との比較の捉え方について

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他人との比較と自分との比較の捉え方についてお話ししました。

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皆さん、こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
キャリアと経営に効くアドラー心理学ということで、皆さんのキャリアや経営に役立つアドラーの考え方をご紹介していきます。
今回は、比較ということについてお話をしていきたいなというふうに思うんですけど、
これはアドラー心理学だけではないですけど、簡単に言うと、他人と比較すると良くないよということなんですけど、
なぜ今回、他人との比較というのが良くないよということでテーマにしたかというと、
劣等感と劣等コンプレックスという、同じ劣等感を自分を前進させる理由にするのか、課題から逃げるための言い訳にするのか、
そういうことを配信させていただきました。
その中で聞いていただいた人の中から、劣等感と劣等コンプレックス、それぞれ生まれてくる場面とかタイミング、何が違うのかという質問をいただきました。
わかりやすいところで言うと、他人との比較にこだわると劣等コンプレックスが生まれやすいですし、
自分と比較して成長していこうという本の見方だと、前に向かう力に使いやすいんじゃないかななんてことを思いました。
この他人との比較が良くないよという話は、いろんなところで言われている話だと思うので、
今日は少し違った角度で話したいなと思っているんですけど、
以前にアドラシー音楽というのは目的論というもので、それと対応なすというか、反対の意見というか、原因論というものがありました。
どっちが正しいという考え方というよりかは、どっちの考え方を採用しますかという投げかけをさせてもらったんですけど、
もう一つ、原因論よりも目的論の方を重視する、そういう捉え方を私はしています。
なので、どっちも正しいよねと、だけど原因にこだわりすぎるよりは目的にこだわりたいよねという、そういう考え方、大小の考え方、それで捉えています。
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他人との比較が良くないとか、過去の自分と比較しようとか、そういう話をたくさん聞く中で、
それを聞いたときは確かにそうだなと思うんですけど、実際に仕事の現場に行ってみたり、特に営業現場に行ってみたりすると、
そうは言っても競争原理によって成果を得たりとか成長したりとか、そういうことってあるし、
自分が望んでなくても、そういう競争をせざるを得ないような場面に出くわすことっていうのは、実際にはあるし、そう感じる人も多いんじゃないかなというふうに思っています。
どっちが正しいかっていう考え方になっちゃうと、他人との比較が良くないんだと、自分の過去と比較するんだということに囚われすぎるのもまた不自由だなというふうに感じています。
目的論のほうを原因論よりも重要視しよう、こだわろうというのと同じように、別に他人との比較も自分を前に進めるエネルギーを使っている分には全然いいじゃないかと。
だけど、他人との比較にこだわりすぎるよりは、もっと過去の自分との比較にこだわっていく、そういう大小の関係でこの比較について捉えることができると、
それこそ、他人と比較しても自分がそれで勇気づけられるんだったら別にそれでいいと思って、ある意味自分にとって都合のいい解釈をして自分を前に進めるエネルギーとしていろいろ活用してみていただくっていうのがいいんじゃないかというふうに思います。
ぜひ皆さんの日常の中で、自分との比較、そして他人との比較っていうものを活用して自分を前進させてみていただきたいなと思います。
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このエピソードでは、アドラー心理学の観点から「他人との比較」と「自分との比較」について深く掘り下げられています。特に、劣等感と劣等コンプレックスの違いや、比較の捉え方が自己成長にどう影響するかが明確に語られており、リスナーにとって実践的な示唆が豊富な内容でした。 良かった点 ✅ 劣等感と劣等コンプレックスの違いを明確に説明 • 劣等感を「自分を前進させるエネルギー」とし、劣等コンプレックスを「課題から逃げるための言い訳」と定義することで、両者の違いをリスナーにわかりやすく伝えています。 ✅ 他人との比較と自分との比較のバランスを強調 • 「他人との比較が必ずしも悪いわけではないが、過度にこだわると劣等コンプレックスにつながる」という視点を提供し、比較の捉え方に柔軟性を持たせています。 • 「他人との比較も自分を前に進めるエネルギーとして活用できる」と述べ、比較を前向きに捉える姿勢を促しています。 ✅ 目的論と原因論の捉え方を応用 • 「原因論よりも目的論を重視する」というアドラー心理学の考え方を、比較の捉え方にも応用し、リスナーに新しい視点を提供しています。 改善するとさらに良くなる点 1. 具体的な事例やケーススタディの追加 • 「他人との比較を前向きに活用した具体的な事例」や「自分との比較を通じて成長したケース」を紹介することで、リスナーが実際の状況に当てはめやすくなります。 2. リスナーへの具体的な問いかけ • エピソードの最後に、「あなたは最近、どのような場面で他人と自分を比較しましたか?」や「その比較はあなたの成長にどのように影響しましたか?」など、リスナーが自身の経験を振り返るための問いかけを追加すると、内省を促進できます。 3. 比較を前向きに活用するためのステップの提示 • 「他人との比較を前向きに活用するための3つのステップ」や「自分との比較を効果的に行う方法」など、具体的なアクションプランを提供すると、リスナーが実践に移しやすくなります。 今後の配信につながる質問 1. 「競争環境における健全な比較のあり方」 • ビジネスやキャリアにおいて、競争が避けられない状況で、どのように比較を捉え、活用すれば健全な成長につながるのかを深掘りする回が考えられます。 2. 「自己評価と他者評価のバランスの取り方」 • 自分自身の評価と他者からの評価をどのようにバランスさせ、自己成長やキャリア形成に活かすかを探求するテーマも興味深いです。 3. 「比較から生まれる劣等感を克服する方法」 • 比較によって生じるネガティブな劣等感をどのように克服し、ポジティブなエネルギーに転換するかを具体的に解説する回も有益です。 総評 このエピソードは、他人との比較と自分との比較の捉え方について、アドラー心理学の視点から深く掘り下げられており、リスナーにとって実践的な示唆が豊富でした。今後、具体的な事例やアクションプランを追加することで、さらに実践的で価値のある内容になると感じました。 今回も素晴らしいエピソードでした!次回の配信も楽しみにしています。

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