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おはようございます。ちょっと立ち止まって、仕事と暮らしのことを考える時間、オドリバを提供しております、登富屋と申します。
今日のテーマは、自分と他人を比較するときに気を付けたいと、というテーマでお話しします。
自分を他人と比較してしまうというのは、よくあることだと思うんですけども、私もよく他の人と比較してしまって、
ああ、あの人はすごいなあ、というような感覚になって、なんだか劣等感を感じてしまうような気持ちになってしまうこともあります。
あまりそういうことが続くと、仕事のモチベーションも下がってしまったり、そういうことにもなってしまうのかなというふうに思ってまして、
他人と自分を比較するときにどんなことに気を付けようかということを私なりに考えてみた、その考え方を今日お話ししてみようと思います。
まず一つ目は、持ってるものを比較対象にしないという考え方です。
持ってるものというと物理的なものもあるんですけども、それだけではなくて社会的な地位とか組織の中での役職、部長さん課長さんとか、
持ってるお金、あの人は何千万何億円持っててすごいなあというふうなお金の資産、あるいは土地とか、代々受け継がれた土地が、
あの人はたくさん資産を持ってていいなあというふうなこと、それから資格を持ってる、資格はその人の努力の成果なんですけども、
あの人は資格を持って仕事していいなあ、それからもうそういうわかりやすいものだけではなくて、それぞれが気づいている人間関係、
あの人は人脈が広くて素晴らしいなあ、あるいはあの人運動神経いいなあ、
そういうあらゆる持ってるものを羨ましがる、そういうものを比較対象にしてしまうと、
まあ超えようがないものでもありますので、努力していられるものもありますけども、超えようがないものもたくさんありますので、
こういう比較をしてしまうと、自分と他人を比較した劣等感に陥ってしまうのかなというふうに感じています。
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他にも細かいもので言えば、スマホとかバッグとか、
あの人はiPhoneの最新版を持っていていいなあ、自分はもう古いのしか持っていない、もっと最新のほうが欲しいなあというふうなことを思ってしまう。
まあこれもあらさまに物を使っている状況ですね。
でも使っていればそんなに大きな差はなかったりもしますので、
そういうものを羨ましがる、そういう持っている物、物理的なものを羨ましがるというのも同じような心理かもしれませんね。
で、まあそういう劣等感をバネにして頑張ればいいえないかと、
頑張って資格取ればいいじゃないかと、頑張って収入を増やせばいいじゃないかという考え方もあると思いますけども、
こうやって得たいものは何かというと、まあ物でもあると思うんですけど、
劣等感から生まれた人たちなので、優越感を味わいたいということにもなっていくのかなということだと思います。
じゃあ頑張って掴んだ優越感を感じて何が悪いな、頑張ったんだから他人より優れてていいじゃないかというふうにも思われるかもしれません。
まあ優越感を感じるというのは気持ちが良いものですので、それをモチベーションに頑張るということもあるかもしれないですけども、
優越感というのはやっぱり他人との比較ですので、その相手を見下してしまっているんだと思うんですよね。
見下している心境というのは結構態度にも現れちゃうんですよね。
態度に表さないように表さないように思っていても、見下している相手には伝わっちゃうと。
なかなかそういう方と信頼関係ができなくなってしまう。
優越感を味わっている側は感じにくいと思うんですけども、
例えば地位の高い人というのは表面的に親しげに接したりするということはあるかもしれませんけども、
やっぱりこの人は自分を見下しているなとか、そんなふうに感じてしまう心理も、もともと地位の差があるとそう感じやすいので、
さらに本心では見下している感情があれば、当然それが伝わってしまうのかなというふうに思っています。
そうすると人間関係が良くないかなというふうに思っています。
なので自分の持っているものを比較対象とするということは、自然と優劣を考えてしまうということによって、
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なかなか得るものは少ないかなというふうに感じています。
じゃあ他人との比較をしないで、自分だけで生きていけばいいじゃないかということ。
でもこれはそうでもなくて、では何を比較するのかというと、
私は行動、やっている行動は自分の行動と他人の行動を比較してみるというのは学ぶことが多いのではないかなと思っています。
先ほどの例えで言いますと、地位とか資産、資格、運動神経は比較しただけで自分のものになることはありませんけども、
他人の行動というのは、なぜその行動をしているかまで考えだすと難しくなるんですけども、
行動だけを真似するということは思い切ればできるんですよね。
真似をしていけば自然となるということもあると思います。
この行動の積み重ねがやっと自分が羨ましいと思っているものにつながっていくということじゃないかなというふうに思います。
他人と自分を比較するとしてしまうときには、ついて持っているものを比較したくなってしまうんですけども、
物ではなくて行動を比較してみる。
そういう意識を持ってみると、少し得るものがあるのではないかなというふうに思っています。
今日お伝えしたいことは以上です。
どうもありがとうございました。失礼いたします。