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みなさん、こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
キャリアと経営に効くアドラー心理学ということで、有機の心理学であるアドラーの考え方を経営やキャリアに実践して活かしていく情報をお届けしていきたいなと思っています。
今回は劣等感について少し話してみたいなというふうに思っているんですけど、通常我々は劣等感というと、いけないものとか持たない方がいいものという考え方をしていると思うんですけど、
アドラー心理学では、劣等感は生きていればあるものだし、人が前に進んでいきたい、向上したいというふうに思う証であるから、当たり前のことだと。
特別悪いものでもないし、むしろそれがあるから成長していくエネルギーになっているという考え方をします。
ただ、あまり一般的ではないんですけど、劣等感と分けた劣等コンプレックスという考え方をアドラー心理学はしていて、
劣等コンプレックスというのは、劣等感を理由に、困難に立ち向かわないこと、要は課題に向けやなくするための言い訳に使う劣等感というのを劣等コンプレックスというふうに呼んでいます。
なので、同じ劣等感でも、自分を前に進めたり、向上させたり、そういうエネルギーに使っていく健全な劣等感、これは全然持つのが当たり前だし、むしろ持つべきであるという捉え方をしますし、
劣等感を理由に、自分が課題と向けやなくていいというふうにするための理由に使っている場合は、劣等コンプレックスという呼び方をして分けている不健全な劣等感の持ち方、使い方というふうにアドラー心理学では考えています。
私は分かるというのは分けられることだと、分けられることというのは境界線を引けるので、描くことができるというような捉え方をするようにしているんですけど、
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単純にひとえに劣等感というものをひとくくりにするのではなくて、自分が前に進むための目的に使っている劣等感なのか、あるいは自分が課題に向けやなくてよくする原因として使っているのか、そこで劣等感と劣等コンプレックスというのを分けて考えてみると。
というのがアドラー心理学です。
ぜひ自分自身が何か自分の劣等感を感じたときに、それが故に前に進もうとしているのか、その理由に向き合わなくていいというふうに自分を納得させようとしているのか、そういう観点で劣等感を向き合ってみていただいて活用していただきたいなというふうに思っています。
