1. デザイナーの給湯室
  2. #019 デザインって何が楽しい..
2022-04-28 34:37

#019 デザインって何が楽しいですか?

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命懸けでアニメを観ているデザイナーたちが「デザインって何が楽しいんだろう」と原点的なテーマで語り出す、、、、 長年デザインに触れてきたデザイナーのリアルがここにある!

 最近アニメを観てます
 デザインって楽しいですか?
 デザインの楽しくないところ
 デザインの金銭感覚は大切
 エンディング

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00:08
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様でーす。
お疲れ様でーす。
ちょっとですね、アニメを見てるんですよ、最近。
え?pachi-pachiさんが?
そうです、結構久しぶりに。
昔ね、一時結構アニメにハマってた時期があるんです、実は。
何年ぐらいだろう、10年以上前だと思うんですけど、2006、7年ぐらいかな。
一時ちょっと見てた時期が。
2006、7年でだいぶ前ですね。
大分前ですね。
だいぶ前ですね。
だいぶ前状況して、東京のカルチャーにショックを受けつつ、いろんな文化に触れてる中で、アニメ面白いなって思ってた時期が結構あってですね。
何見せたかな、当時。
京都アニメーションでちょっと火事になっちゃって、いろいろ残念な事件があったと思うんですけど、
京都アニメーションが多分一番出始めてきた時期かな。
見てましたね、3作品ぐらい見てました。
何見てたんですか?
すずみやはるひの憂鬱ってやつを最初に多分見たのかな。
それがすごい面白いなと感じていて。
次の作品のラッキースターっていうやつだったかな。
ラッキースターってタイトルだけは聞いたことあるけど。
あります?なんかね、ちょっとコミカルな感じのやつと、その後の軽音っていう女子の軽音楽部ね、それ途中ぐらいまで見て、
で、ひとしきり熱が冷めて、多分その後はダーツとかにはまっちゃったんで。
ダーツ?
ダーツとモンハンかな。
モンハンはまったら大変だ。
一番終わりがないやつ。
そうですね。ダーツバーにいびたったことがきっかけでみんなモンハンやってて。
そこでもうアニメを見る時間もなくなって、見なくなってたんですけど。
なので、16年、15、6年前ぐらい見てたのが僕の中の割と最新のアニメ情報なんですけど。
その時と比べてだいぶ進化したなというか、アニメの表現も近年はすごいんだなっていう印象なんですけど。
あのね、パリピ孔明ってやつをちょっと見てみたんですよ。
パリピ孔明?孔明っていうのは?
三国志の孔明、諸葛亮孔明が現代の渋谷になぜか転生してしまってですね。
なるほど。
そう、五条原の戦いで、五条原の戦いというか。
銭湯兄さん系のやつですかね。
ん?
銭湯兄さんって。
あ、そんな感じなんですか。
銭湯兄さんってイエス・キリストとブッダが、
03:01
ブッダでしたっけ。
そうそう。現在、現代でこう生活するっていう。
それに近いかもしれないです。僕ちょっとそれは読んでないんですけど。
なんかね、現代の社会、渋谷の街で歌詞を目指す女の子をいかにデビューさせていくかみたいなのを、
多分孔明が様々な計略を駆使してやっていくんだろうなっていう感じになったと思います。
まだアニメは第2話までしかやってないのかな。
原作は漫画らしいですけど、ちょっと見始めたらね、なかなか面白くて。
アニメ初活、初活何でしたっけ。
パリピ孔明。
パリピ孔明だ。
パリピ孔明とね、あとスパイファミリーを見てます、今。
スパイファミリーっていうのはディズニーですか?
違いますよ。それも原作は漫画で、今その2つを見て、結構ねアニメやっぱりいいなと思っているんですよ。
スパイファミリーも面白いですよ。原作の漫画の方を先に読んでるんですけど、結構笑えるんですよね。
スパイファミリー、見たことないな。
スパイファミリーオススメです。
アニメも主題歌、星野源とヒゲ団とかがやってるんで、だいぶ力入ってるんだろうなっていうか、期待されてるんだと思います。
ヒゲ団、そこら中でアニメの主題歌やってますよね。
なんだっけあれ、東京リベンジャーズ。
はいはいはい。
あれもあれですよ、ヒゲ団ですよ。
あ、そうなんだ。
はい。
すごいですね、ヒゲ団。
そうなんですよ、ヒゲ団。あとドラえもんもヒゲ団だし。
いやすごいな。でも毎回曲がいいっていうのがすごいですね、ヒゲ団もね。
そうですね、ハズレがないというか。
そう、なんか。
スパイファミリー、なんかオシャレなイラスト。
そうなんですよ、オシャレなんですけど、めちゃくちゃ面白いです。笑えます。
えー、ちょっと見てみようかな。なんかAmazonでやってれば見れるんですけどね。
Amazonプライムで見れますよ。
見れます?
はい。
じゃあ見れるかな。
土曜日の深夜に更新なので、日曜日見るか土曜日の深夜に見るかって感じですね。
そんな早く更新してくれるんだ。
毎週やってます。
えー、でもこの間僕もアニメなんだっけ、ビンラントサーガってご存知ですか?
わかんないです。
ビンラントサーガっていう、中世イギリスの海賊の話なんですよ。
えー。
結構現実に沿った内容で、一人の海賊の話なんですけど、それがすごい面白くて、長いんですけどね、すごい。
あ、そうなんだ。
そう、ビンラントサーガ。それずっと見てました。
まだ終わってないんですか?
あれどうだろう、シーズン途中で区切れて。
あ、そんなに長いんだ。
そうそうそうそう。で、あの漫画自体終わってるんですよ、確か。
うんうん。
あ、じゃあもう完結はそのうちサブするだろうって。
そうそうそうそう。そのうちするけど、先長いと思うんだよな。
うん。
06:00
アニメ自体は少年編で終わっちゃってたような気がする。
あ、もう少年編って。
青年編で完結したような気がするんですよね。ちょっと詳しく僕もわかんないんですけど。
キングダムみたいですね、じゃあね。
あ、そうかもしれない。それに近いですね。
そう。そんな見てると朝まで見ちゃうんですよね。
たまったっていうか、数を見ようと思うと終わりがないから。
そうなんですよ。
そう。
毎週オンタイムで見てるのがやっぱり一番いいんだろうなと思って。
そう、ほんとそう思います、僕も。
ね。
健康に良くないっすよ、まとめて見るのって。
40越えてからの夜更かしは結構翌日取り返しつかなくなる。
そうなんですよ。
はい。
命かけですよ。
そうなんですよ。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はーい。
はい、お願いします。
デザイナーの給頭室。
はい。
デザインって何が楽しいんだって言うテーマで話していこうと思います。
はい早い。
はい、お願いします。
デザイナーの給頭室
デザインって何が楽しいのかって言う。
はい。
テーマで話していこうと思うんですけど。
楽しいですか、うたさ、デザインしてて。
いやあの、実はですね、僕も僕なりに考えて。
はい。
正確にここが楽しいっていうのが まあ答えづらいというか なんだろうな
楽しいですか そうこれ僕が考えた 多分
そう ですよね おだしょーさんの持ち込み企画なんですよ
これどういう設定で言ったんだろうと思って 僕多分 うん
デザインって何が楽しいんですかって 僕が質問している程で言ってると思うんですよこれ
ああ なるほど
よくじゃあ自分では捉まえきれてない そうなんですよ
感じですか で この機会にちゃんと考えてみて
向き合いましたか はい 向き合ってみて
2点 ありました 2点一応絞り出ましたね 絞り出しました
出ましたか そうそうそう
1点目が 微調整を繰り返しながら デザインのクオリティーを上げていく過程が楽しい
いやーそれは分かりますよ 結構
デッサン的な考え方ですかね
09:01
そうですね
ちょっと輪郭をぼやっと作ってきながらブラッシュアップを重ねて1ミリずらしたり
ここ揃えたり揃えなかったりでやってくうちにそれっぽく仕上がってくるっていう
あの感覚が楽しいのかなっていうのが1点ですね
なるほど
もう1点が あんまりデザインと直接関係ないのかな
クライアントの理想より少し斜め上のデザインを考えるのが楽しい
ちょっと外してあえて考えてみるというか
おそらく多分クライアントもデザイナーらしい発想っていうのを求めるじゃないですかクライアントさんって
そういう部分ですね要するにクライアントさんじゃ思いつかないような
プロにお願いしているだからこういうところから広めてほしいみたいな
提案してほしいっていう
そうそれを考えるときですねもちろんはまらないことのほうが多いんですけど
この2点でしたね
僕はね結構昔から楽しくないんですよ作業が
普通にデザインを楽しめてないというか
ひょっとしたら好きじゃないのかもしれないなとすら思うんですけど
でも物を作ったりするのは好きなんですよ
DIYとかめちゃくちゃぼっとしてこの間も初期棚作ったりとかしてますし
子供と一緒にちっちゃいワークみたいなのやるのもすごい好きなんですけど
仕事として物作りをするっていうのが僕はちょっとあんまり楽しめないのかもしれないなっていうのはあるかもしれないですよね
自由に作れるわけじゃないじゃないですかデザインって
まあそうですね制約はいろいろありすぎちゃって
結果的になんかお客さんそうは言ってないけど
なんて言ったらいいんだろう暗黙のルールというか
まあこんなもんだろうなっていうラインがあるじゃないですか
でそこにちょっと沿ってしまう自分がいるとちょっと面白くないよなと思って
これだとOKが出るそうだからまたキャリアも積んでくると
これだったらOKでそうかなここまでやっとけばいいかなっていうレベルが出てわかるから
そこに寄せていく作業になるとやっぱり途端につまんなくなるから
そうなんですよなんかその与えられてる課題とかテーマとか設定を
うまく使いこなして自分でそれを生かして作れれば一番楽しめるんでしょうけど
そうでもあんまり得意じゃないというか難しく感じてしまうので
12:00
基本的にはデザインすること自体
総合的に見るとやっぱりあんまりご自身は楽しいと思ってないタイプのデザイナーなのかなという気がしてるんですけど
でもなんか旗から見てるといろんなデザイナーの仕事ぶりを観察すると
そう見えてるだけかもしれないけどすごい楽しそうにやってる人もいるじゃないですか
まあそうですね
実際そういう人が作ってるものってやっぱり結構楽しそうに出来上がってるというか
いいものが出来てるっていう事実を結構僕のデザイナー人生の中では目の当たりにしてるというか部分がありますね
そういうのってなんか僕こっち側デザイナー側だけのその気持ちじゃなくて
ただお客さんがすごく恵まれてるのかなってちょっと思ったりするんですよね
案件とか
お客さん側もそうクリエイティブにちゃんと理解があって
デザイナーさんとの進め方がお客さん自体が上手かったりするのかなと思ってて
なんだろういいようにデザイナーさんを転がしてくれるというかお客さんの方が
理解があるというかクリエイティブに対してそういうのも大きいですよね
おそらくそういうとこが大きいのかなって思いながら見てて
そんなふうに見えてるデザイナーさんも実はこう
あんまりこう実績として見せたくないようなデザインもたくさんあるんだろうなって
そうですよね 焦燥部分しか見えてないところもあるかもしれないですけど
なんかその前に話したかもしれないですけど僕のめちゃくちゃ怒鳴る上司はすごい楽しんでやるタイプだったんですよね
どんなつまんない仕事が入ってもめちゃくちゃ面白がってやってる人だったんですよ
その人が生み出すものがやっぱりものすごくワクワクして見えたっていうのがあって
なんかチョコレートに貼るすごい小さいシールをデザインするっていう細かくて
わりと予算も時間もなくてすぐ欲しいみたいな
普通に考えたらあんまり楽しくない案件だったんですけど
それがチョコの滴ってるような形にデザインして
パッケージにチョコが貼り付いてるような感じでやったら面白いんじゃないかみたいなことを言い出して
実際それがすごいお客さんにも好評で
こういうどうでもないことも楽しんでやると面白い感じになるんだなっていうのを体験したんですよね
だからそうそうそうありたいなって常に思ったりする部分もあるんですけど
とはいえなんていうんですかね 芸術活動ではないじゃないですかデザインで
そうですね自己表現ではないですもんね
そこは大きいですね確かに
15:00
だからなんかそのだからこそやっぱりこう仕事として楽しめる面白さもあるのかなっていう気がするんですけど
そんな僕でもどんな時に楽しいかなって思うかっていうのを僕もちょっと振り返ってみたんですけど
同じですよやっぱりクライアントが考えてる想像の範囲の外のものを出せた時っていうのがやっぱり達成感っていう感じなのかな
してやった感というか
この発想はなかったなっていかに言わせたいかみたいなのはやっぱりあるかなっていう感じですね
でもデザインの醍醐味ですよね
そうですよね
本当に
そうそうそう期待どおりのものを出せるっていうのが多分前提の上でそこをどれだけ超えれるかっていうのが
それを出せた時の達成感は半端ないかなっていうのと
あとはそれで実際になんかものがやっぱり売れましたとか
そういうお話を聞くのがやっぱり一番僕は嬉しいですかね
いいものを作るっていう何をもってしていいものとするのかっていうところを
クリエイティブっていうよりは実際のセールスっていうところにどれだけ直結できるかなっていうのがやりがいの一つかなっていう
気がしてますね
よかったな
パチパチさん今この流れだと楽しいところ何もないのかなと思ってたから
基本的にはあまりないんですけど
でも最近になってさっき宇田さんが最初に言った細かいところをすごくこだわって作っていく作業とか
ちょっとずつものが良くなっていくプロセスとかっていうのをやっと楽しめるようになってきたなっていうのはあります
かなりその辺に関してはデザイナーとしてそこの意識を今持てたのかいっていう
20年経ってそういう感じなんですけど
それはやっぱりなんか結構最近僕自由にデザインをやってもいいよっていう仕事が多いから
だから割とそうなってきたのかなっていう気がしますね
結構なんかこうあまりデザイン性を求められない案件が多かったのかな
そんなこともないかな
劇場のパンフレットとかはなんか割とちょっと作家っぽいことを求められるところもあったんで
ちょっとよくわかんないですけど
ですね
なんかその自分が作ったものが世に出る嬉しさっていうのもありますよねデザイナーって
そうですね
そうですね
それはあるなと思いますね
ありますよね
なんか皆さんの目に触れてもらえるというか
特に自業権自由がちょっと強すぎる自分みたいな人間は
そうなんですか
18:00
自分それがたまらないっていうのありますね
でも一番パチパチさん大きい仕事って何でした?
僕やってた中では多分東急ハンズさんの仕事と
あとはその
言っていいのかな言っていいのかわからないですけど
大衆演劇の老人が見るような演劇というか劇場のパンフレットとかがあったんですけど
その辺がいわゆる多くの人の目に触れたものかな
そうですよね東急ハンズは大きいというか
知名度が抜群なんで関わってるだけでもいいなって思いますよ
全国に織り込まれるチラシの担当した
とはいえチラシなんでね
そんなにデザイン性が求められるようなアーケードはないんですけど
ただ企画性はすごく常に問われるような立場にいたので
それはそれでやりがいがものすごくあって面白かったなという感じなんですけど
あとは自分が思ってる以上のものを自分で生み出せる瞬間みたいなのもないですか?
限界を自分で突破したみたいな
たまにあるんですけどそういう時って大体僕の場合ですよ
僕の場合はお客さんがとんでもないわがままを言った時なんですよ
無茶振りがまずそこにあるっていう
無茶振りがあった上でなんかわからない僕の発想がうまく乗った時があって
それはなんかあるかもしれないですねそういうケース
そうなんですよお客さんありきで
なんだろう僕が思っても見なかったような形になったことはありますね
なるほどねそれきっかけみたいなのがやっぱり必要なのかもしれないですね
目の前でクリリンが殺されるみたいな
外的要因は必要な感じがしますよね
スイッチがないとスーパーサイヤ人になれないみたいな
でもたまにそういうシーンがあるじゃないですかデザインしてると
自分こういうもの自分作れちゃうんだっていうのが
そうですねありますね
訪れる瞬間があるのでそういうのも結構楽しい瞬間かなって気がしますね
パチパチさん結構楽しいところありましたね
ほじくり返してますよ
ちなみに楽しくないところって何かあります?デザインの楽しくないところ
21:04
もう完全に型が決まってるデザインをやってるときですね
なんかもう単純にテキスト流し込むだけとか
もう他のデザイナーさん作ったやつのレールが引かれちゃってるやつとか
もう動かしようないやっていうやつがたまにあるんですよね
書いてちょっとするみたいな感じの
そうちょっともできないじゃんこれって
お客さんもそれに合わせて編集しちゃってるから
どうしようもないやつもあってせいぜい色を変えたりとか
なるほど工夫のしようがあまりない
あまりないそうお金もらえるからやるっていうレベルのやつですね
なるほど
なんか前うたさんも僕の動画にコメントもらって僕が動画にしたやつだったかな
修正したくない指示をお客さんからもらったら
あーそうですねそれも嫌ですね
どうしますかみたいなのあったと思うんですけどそれも嫌ですよねなんか
嫌ですよね
本当はデザイナー的には絶対こうしたくないんだけど
そうそうそう
絶対この大きさで入れてくれとかこの色にしてくれみたいな
そういう
一番多いのがテキスト量すごく多くて
こうやって余白をしっかりとってやらないと
テキストの区切りとか全然わかりにくくなっちゃう状況で
さらに文字を大きくしてくれっていう人がよくいるんですよね
いますよね文字を大きくしたい人
キュースがちっちゃいって読めないって
いやわかるけどっていう
キュース大きくしてギチギチにやるほうが読みづらいんですよってことを説明してるんですけど
それが伝わらなくてどうしても
でも一回それで一回ミラクルが起きたことがあって
あの大学のポスターを作ってて
で僕が最初に提案したそのデザインが
デザイナーが作るからやっぱり余白をちゃんと取るじゃないですか
それなりに余白取った上でポスターだからどこに貼るかもわかんないし
余白ちゃんと取った上でこう写真を載せたりとか文字とか載せたりとかパーツを載せるわけじゃないですか
でですね
それを見せた時にその余白がすごく気になるって
写真で埋め始めたんですよお客さんが
あるよなありがちだよな
余白ってねってどこに貼るかわかんないし壁がごちゃついてたら余白がないとわかりにくくなっちゃいます
そういう説明をしたかどうか忘れちゃったんですけど
でですね結局お客さんの指示が入った修正を仕上げて渡したんですよね
でお客さんの方で今度は生徒さんかな
24:03
大学の大学生の生徒さんにそのデザイン見せたら野暮ったいって言われたらしくて
生徒さんの方がわかってた
そうなんですよでその生徒さんが僕が最初に作ったデザインを見たらしくて
断然そっちの最初のデザインの方がいいですよってツッコミ入れたらしいんですよ
なるほど
でその最初のデザイン戻ったっていう奇跡があって
デザイナーさんたまにはこういう外部の人間全然関係ない人からこうやって救いの手が差し伸べられることがあるんだなと思って
いいですねなんかそういうの実際実案件でも毎回やってほしいよな
そうなんですよ第三者の名を
担当者ってやっぱり客観視できてないからあれ入れたいこれ入れたいあれを目立たせたいがすごいじゃないですか
すごいだけで制作側の理屈だけで作っていこうとするのでどんどん見る人がどう思うかとか関係なくなっちゃう
関係なくなっちゃいますね
その分webだとabテストとかしてねどっちがいいかって反応取れるのでまだいいかもしれないですけど
グラフィックabテストするわけいかないですからね
いかないですよ
そうなんですよ
そうやって第三者がこうジャッジするっていうのはすごく大切だなって思いまして
本当ですねそういう工程をみんな取り入れとして
そうお客さんだからその後反省してましたよ
反省してました
そう
デザイナーさんの言う通りでしたねすいませんでしたって
最終的に見る人はねその第三者ですからやっぱりそういう人がどう思うかっていうのがやっぱり大事なんだなと思いますけどね
そうそれを何だろうそういうのを加味して僕らデザインしているんですよって説明するとなんかうさんくさく聞こえるのかなと思って
またデザイナーっぽいこと言っちゃってみたいな
デザイナー出たなみたいな
デザイナーの考えでしょっていう感じでまとめられてしまうってあんまり聞いてもらえないことも逆にありますよね
その辺も含めてのデザイナーとしての意見なんだよっていうことでもうちょっとデザイナーに皆さん優しくしてほしいなって思いますね
そうですよね
特にベテランデザイナーさんはねそういう経験豊富なので
そうなんですよ
意見聞いていただけると嬉しいな
そんなところかなあとなんかありますかあと楽しくないところデザイナーさんは
楽しくないところっていうとなんだろうな
お客さんが全く熱意がないときは楽しくないですね
なんかほら仕事としてなんか適当に流してるような人がたまにいるんですよね
お客さんもあるけど社内の営業がそういうスタンスの時も結構辛いですよね
27:01
これそういうタイプの案件じゃないからみたいな
とりあえず何でもいいからそれ出してくれればいいんだけど
え?っていう
何でもいいんだったらあなた作ればいいじゃん
もうちょっと僕そういう思い出として体験として語ってるのはもう遥か昔の時代の話なの
今はそんなことあるかもしれないですけど結構あったなそういうの特に代理店にいるときは
そうですよね本当そう大きい会社こそ営業が挟まって
アートディレクターが挟まってようやくデザイナーに話が行くから
そう
なんか伝言ゲームもちょっと色々解釈が挟まっちゃうから
大体うまくいってない方が多いですよね
営業さんがうまく話聞けてなかったとか
そう聞けなかったしっていう営業さんが都合よく聞いちゃう時もあるし
そうだから制作が主体でコントロールしてる方が結構うまくいっているケースが多かったかもしれないなっていう気はしますけど
最低限ねアートディレクターが枝に挟まるっていう方がいいですよね
だと思います
そうですね楽しいところでしたね本当は
そうそう楽しいところそんなにないのかなっていう目も希望もない話に
仕事ですからね
そうなんすよねやっぱり楽しいこともあるかもしれないけど
それ以上にやっぱり楽しくないこと苦しいことっていうか
つまらないけどやらなきゃいけないことっていうこともやっぱりめちゃくちゃ多いので
それも含めて本当に楽しめれば一番いいかなという気はするんですけどね
デザインはあんまり関係ないから一つもう一つありました
はい
お金がもらえる
それはあれですかフリーランスとしてってことですか
フリーランスになった時に思いましたね
やっぱりそうか
比較的がっつりちゃんともらえるから
ちゃんとねそのなんだろう大きい会社いるとね一個一個値段って言ったらいいのかな金額の間隔ってあんまりないですよね
見積もりとか作る人だったらねあれでしょうけど
そうなんですよだいたい俺が通ってた会社ではそういうのなかったんですよね
そうなんですね
カジトシが非常に悪くて
そうなんですね
一個の単価の金銭間隔が全くない中でやってたんですよ
それでメリットもあるんですよもちろんその値段の差がない
気持ちのブレがないから安くて安かろうが高かろうが同じ気持ちでやれるっていうのはあるんですけど
やっぱり金銭間隔必要だよなーって
そうですね
そう思って営業さんにそれすごい言ったことがあって
会社が今こういう状況で辛いってこともちゃんと言わないとダメですよって
30:04
世間知らずがデザインやってますよって
単純にそういう金銭間隔もわかんないデザイナーがデザインやってるんですよって
価格観はちょっと身につけたいスキルではありますよねデザイナー
フリーランス目指すならやっぱり
そうです本当そう思いました
値段によって態度を変えたりはしたくないなぁとは思いますけど
とはいえ搾取されてるかどうかということぐらい理解しておいた方がいいですしね
この責任者っていって係長みたいな位置か
そこで初めて金銭間隔っていうのリアルなものを見せてもらって
なるほど
だいぶ割に合ってないことやってんだなっていう
全体的に
そりゃ儲かんないし
ここの部署やばいぞって思ったんですよね
ちゃんと適正価格でやらないとダメなんじゃないかっていう
そうなっていきますよねデザイン製作会社っていうのは
辞めた会社なんでもういいんですけどね
あんまりその辺のデザイン製作会社と経営みたいな話をしていくと
特にグラフィックに関しては寂しい話しか出てこないので
そうなんですよね
より夢がなくなってしまうかもしれない
まあでもその楽しい時の楽しさっていうのは結構何者にも変えがたいというか
ですよね本当に
部分は
デザイナーじゃなきゃ味わえない楽しさみたいなのもやっぱり
ありますよね
あるのかなという気がしますよね
ものがやっぱり出来上がってみんなで作って完成するっていうのが一番
素晴らしいのかなという気が
目に見える形で残るっていうのが
一番誰にとっても楽しいと思うものなのかな
っていうすごい綺麗なまとめ方をして終わろうとしています
いいじゃないですかね
こんな感じですかね
という感じですかね
若干リアルな話入っちゃって
ちょうどいいんじゃないですか給頭質的には
デザイナーの給頭質
はいいかがでしたでしょうか今週のデザイナーの給頭質
33:01
そろそろお別れの時間となりました
今日はデザインって何が楽しいんだっけっていうところからお話をして
楽しくない部分もいろいろちょっとお話をさせてもらいましたが
デザイナーじゃない皆さんがもしお聞きの場合はあまり
デザイナーに対して夢を失わないでほしいというか
とはいえ楽しい職業ではあるかなと思いますので
僕も最初に言った部分ですね
ちょっとずつ調整しながらクオリティ上げていくっていうのが楽しいっていうのが
一番なので
職人的にこだわりを発揮できる部分とかももちろんものすごくあるので
ものづくりが好きな人にはやっぱり
いい職業なんじゃないかなというふうに思いますので
そういうふうに捉えていただければいいかなと思います
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております
TwitterのDMやYouTubeのコメント欄などからどしどしお寄せください
またハッシュタグデザキーをつけて投稿していただけると
リプライやリツイートをしに参りますお気軽に投稿してください
次回は5月5日木曜日21時頃を耳にかかります
本日もありがとうございました
お相手は私パチパチと
うたでした
ありがとうございました
34:37

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