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2023-01-03 08:35

著作権法が改正へ!作者不明作品の二次利用促進めざし

文化庁は次の国会へ著作権法の改正法案提出を目指します。著作権者が不明で二次利用がしにくかった作品の利用促進が目玉。この番組でもおなじみの、弁護士の福井先生も関わるプロジェクトで、映像、書籍、音楽、さらにはネットなどの匿名作品まで、一元的に管理できるデータベースの構築を目指し・・・。

・1993年から続く著作権法の改正
・実際にデータベースを使ってみた
・個人クリエイターへの良い影響/悪い影響

著作権法改正案で新制度: 日本経済新聞
https://s.nikkei.com/3CbSaMw

福井健策 先生
https://bit.ly/3Q4LBkG

★今日の一言
ネットプリント、印刷数がわかればいいのになぁ、気になる。

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スピーカー 1
改正著作権法の目玉は、文科庁は次の国会へ著作権法の改正法案提出を目指します。
著作権者が不明で二次利用がしにくかった作品の利用則品が目玉。
この番組でもおなじみの弁護士の福井先生も関わるプロジェクトで、映像、書籍、音楽、さらにはネットなどの匿名作品まで一元的に管理できるデータベースの構築を目指し、
スピーカー 2
それでは早速学んでいきましょう。おはようございます。クリエイターのカグアです。いつもご視聴ありがとうございます。それでは今日の大品書き。
スピーカー 1
1993年から続く著作権法の改正。実際にデータベースを使ってみた個人クリエイターへの良い影響、悪い影響です。
それでは早速、日経新聞の記事からご紹介しましょう。日経新聞12月25日の記事です。
著作権法改正案で新制度・二次利用を手続き官民に。記事から引用します。
文化庁は次期通常国会への著作権法改正法案の提出を目指す。目玉は著作物の二次利用をしやすくする新制度です。
まあ見通しとしてはですね、その制度自体はほぼ認められるのではないかという見通しです。
ですのでこれクリエイターとしては注目していかなきゃいけない動きだと思うんですよね。
ですのでざっくりと解説していきたいと思いますが、この番組でもよく紹介しています弁護士の福井先生のツイッターもぜひ皆さんフォローしてみてください。
スピーカー 2
概要欄にリンクを載せておきます。そしてこの福井先生もこの著作権法改正法案に関わっていますので、最新の情報も得られると思いますのでぜひチェックしてみてください。
スピーカー 1
早速一時ソースを当たってみたんですよね。文化庁の pdf 報告書などがあって、そこを見てみたところ、なんかね93年からもうこういう動きがあったみたいで、
なんかね95年に私文化庁のプロジェクトの何かで報告書とか書いた記憶があってすごく既視感がありました。
でもねあの頃からやってたと思うとこれ毎年毎年キャッチアップが本当大変だったんだろうなっていうのは思います。
ですが今までの積み重ねがあるということでは、まあねこの後紹介しますがすごいもうデータベースも実はできていたんだなというのを改めて知りました。
ですので今回一元管理がされる見込みだというところにおいてはちょっとね期待してもいいんじゃないかなというふうには思います。
ポイントなんですけども一番大きいところとしては二次利用の促進ここを目指そうというところなんですね。
実はですね海外ではもうその権利者が不明な著作物というのは一定の金額をね団体に払うことで利用ができる。
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スピーカー 1
まあそういう仕組みがもう整っていて実はかなり成果を上げているらしいんですよね。
まあ遅ればせながら日本もそれに追随してそういう制度を整えていこうと法制度からちゃんと整えて利用促進のそういう団体を作って活性化していこうということなんですよね。
問題になっていますのが著作権処理が難しい作品で2つポイントがあるんですね。
一つは古い映像作品と映像作品というのは多くの方が出演されているじゃないですか。
ですがそれを二次利用するためには全員の許可を取らなくてはいけないんですよね。
もしくは登録している事務所とかに一括で許可を取ればいいんですけどもそれでもその事務所がもうなくなってしまったりですとか連絡が取れないケースが結構あるんだそうです。
それからもう一つはSNSなどで投稿されているもので権利者が匿名であってわかんないものというものですね。
ですからそれらについては新しく新設をする団体が窓口になって一定量の利用料を払えば利用可能になると。
もちろん権利者がわかる場合はその権利者の連絡窓口になったりするということはあるんですが、
連絡が取れない場合は一定量の料金を支払えば利用可能になるというところが盛り込まれているそうです。
ですので実はもうすでに音楽とかってJASRACとかあるよねと思われた方その通りです。
音楽ではもうJASRACやネクストーンといった管理団体があるんですが実は政府の方でもそういう情報ナビみたいのを作っています。
それから書籍についても実は情報データベースがありましてそれらについてはもう利用できるんですね。
ですので早速私アカウントを作って検索してみました。それがMinkというデータベースです。
現状ですとMusic Forestという名前なんですが新しくなった場合にはMinkと呼ばれるそうです。
そしてそこでユーザー登録をしますともちろん無料で検索ができます。
試しにSpitzさんの空も飛べるはずという権利を確認してみました。
するといやすごいですね。JASRACとネクストーンの両方の検索結果が画面に出るんですよ。
これすごいですね。
しかもびっくりしたのは空も飛べるはずという楽曲を使う時に上映したりBGMにしたりするカラオケに使ったりする場合はJASRACなんですけど
出版やゲームなどに使う場合はネクストーンとか違うんですね。
いやーこれは確かに一元管理されれば便利です。
書籍に関しては出版書誌Database Booksというのがありまして
私の名前で検索してみたら確かに出版していた書籍はありました。
ですが現状ですと電子書籍は含まれていませんでした。
ですからここからがポイントで個人クリエイターへの良い影響悪い影響というのを考えてみたいと思います。
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スピーカー 1
良い影響はもちろん一元管理のDatabaseに登録されることで
もしかするとあなたの作品がテレビCMで使われるようになる時の権利処理としてはすごく楽になるということがあり得ます。
例えば通常の音楽でしたらJASRACに登録されていないとそういうことはまずあり得ないんですけども
これからそういうこともあり得る可能性があると。
一方でそこに登録されていないといわゆる権利物としては見なされない可能性があるので
本当にそういう大手からは目がかからなくなるという可能性があります。
ですので福井先生はツイッターでこういうふうに言っています。
権利情報Databaseなどで創作者が自分の作品はどう使って欲しいか欲しくないかを簡便に意思表示できる仕組みが大事になります。
特に個人には十分な支援が必要ですねと。
そうなんですよね。だから私もスタンドFMの歴史という伝書籍を出した時にも
朗読OKとしまして、そしてこういうふうに使う分にはOKですよ、商用利用もOKですよっていうのを権利をしっかり書いてノートで公開したところ
やっぱり安心して多くの方に当時朗読をしていただきました。
ですのでこれからそういうDatabaseができる以上はクリエイターも自分の権利物をちゃんと認識して
どう使って欲しいかということを明記するということが今まで以上にやっぱり重要になるかなと思います。
逆に言うとそれをしないと要は連絡が取れない場合って団体にお金を払えば利用できることになっちゃうので
ですからちゃんとそういう権利主張をすることが大事なんだろうなというふうに思います。
ですのでクリエイティブコモンズですとか、あと初音ミクのピアプロライセンスなどですね
さまざまなライセンス権利の表明の仕方のテンプレートというのが実は結構あるんですよ。
そういったものもクリエイターは今後勉強していった方がいいんじゃないかなというふうに思います。
ですので勉強会などもぜひやれればと思いますのでもしよかったらコメント皆さんください。
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