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2022-10-11 11:27

メンバーシップの不正利用を守るのは自分です

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有料記事やメンバーシップなど、有料コンテンツを提供しているクリエイターは多いと思います。毎月の有料会員を増やすことも大事ですが、それ以上に気をつけたいのは、不正利用です。IDとパスワードを流用されてしまえば、コンテンツは共有できてしまうからです。そんなことあるの?と思うかもしれませんが、リモートワークが広がった今だからこその裁判があって・・・。

著作権の侵害認め「つくばエクスプレス」運営会社に賠償命じる|NHK
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・つくばエクスプレスは何をしたの?
・著作物の不正利用もいろいろ
・あなたの有料記事を守るのはあなた

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00:00
スピーカー 1
有料コンテンツを守ろう。 有料記事やメンバーシップなど、有料コンテンツを提供しているクリエイターは多いと思います。
毎月の有料会員を増やすことも大事なんですが、それ以上に気をつけたいのは不正利用。
IDとパスワードを流用されてしまえば、コンテンツは共有できてしまうからです。
そんなことあるの?と思うかもしれませんが、リモートワークが広がった今だからこその裁判があって。
それでは早速学んでいきましょう。
おはようございます。クリエイターのカグアです。
さあ、今日のお品書き。
つくばエクスプレスは何をしたの?著作物の不正利用もいろいろ。あなたの有料記事を守るのはあなたです。
はい、じゃあまず早速ですね、こちらのNHKの記事をご紹介します。
10月7日、NHKの記事なんですが、著作権の侵害認め、つくばエクスプレス運営会社に賠償を命じる。
これ何のことか、最初私もよくわからなかったんですが、読んでみるとですね、結構個人のクリエイターの方にも
これかなり参考になるというか影響のある記事だと思いましたので、今日は取り上げています。
まずですね、つくばエクスプレスというのは鉄道会社ですね。
その鉄道会社にいろんな社員さんがいて、いろんなネットワークがあって、社内でね、社内メールとかいろいろ連絡手段があるじゃないですか。
そのネットワークの社内ネットワークの中に、中日新聞社の新聞記事がですね、無断で掲載されたということで
中日新聞社が賠償を求めた裁判で東京地方裁判所が著作権侵害に当たるということで、
つくばエクスプレスに190万円余りの賠償を命じる判決を言い渡したということなんですよ。
これだからもう少しざっくり紙くだりというと、中日新聞さんがなんだよ、つくばエクスプレスさん、
俺の記事を社内のネットで無断に掲載して、ちゃんと新聞撮ってくれよ、ちょっといかんぞって言って、
裁判所がそうだねそうだね著作権侵害だねということで、つくばエクスプレスさんに190万円の賠償を命じる判決を言い渡したと。
そういうことなんですよ。
つくばエクスプレスというのは茨城県つくば市と東京を結ぶ、本当に首都圏の重要な鉄道なんですが、
この会社がこの記事によりますと、NHKの記事によりますと、2005年から運行開始直後から2019年までの間、
東京新聞の記事を従業員向けに社内のイントラネットで無断で掲載していたということなんですよ。
03:01
スピーカー 1
これ東京新聞さんのウェブサイトに普通にリンクを飛ばすぐらいならまだし新聞を掲載していたということだと思うんですよね。
なんで東京新聞さんのサイトを紹介してみんな見とけよじゃなかったのかという疑問はあるんですが、
どうもその新聞を掲載していたということなんですよ。
これリモートワークの時代、でも2005年からですからね、コロナの頃ならまだ分かりそうなものなんですよね。
分かりそうってもちろんダメですよ、ダメなんですけども、言いたいこととしては、コロナで社内出社が減ってきて、
今まで出社していた頃でしたらよく会社のロビーとか休憩所とかに新聞が何紙もあって、
みんなで共有で読むみたいな新聞の読み読みコーナーってあったじゃないですか。
あの感覚なんじゃないかなって思ったんですよね。
特に大きい会社であればあるほど、日経さんとか読売さんとかいろんな新聞がそういった会社の休憩所に共有物として置いてあるって、
何か分からなくもないんですよね。
ただもちろん2005年からということですから、当然コロナとかリモートとか関係ないんですが、
おそらくその感覚で新聞さんを無断で掲載し続けちゃったのかなという感じなんですよね。
おそらく賠償を命じるということですから、詳しくは何とも言えないんですが、
この記事からはやっぱりそのまま新聞を掲載、画像とかを掲載し続けちゃったんじゃないかなと。
完全にこれ負けてます。エクスプレスさんが負けたという感じの記事ですから、
おそらくそういうことをやり続けたんじゃないかなということなんですよね。
2019年頃までにイントラネットに、社内ネットに掲載された記事は591本を下らないということで、
スピーカー 2
それは確かにダメですよね。
スピーカー 1
このニュースに関してクリエイターの皆さんがぜひ考えなくちゃいけないことがあるかと思います。
それが皆さん自身の有料コンテンツです。
たまにオンラインサロンとかでも話題になるんですよ。
オンラインサロンって有料でお金を払ってコミュニティに参加すると。
そのコミュニティの中で話題になっていることを誰かが外に漏らしちゃうと。
みんなはせっかくお金を払ってその情報を得ているのに、誰かがやっぱりばらしちゃう。
外に広めちゃうと。これたまにちょこちょこと話題になりますよね。
やっぱりその有料コンテンツを守るというのは、クリエイター収益をいただいているクリエイター側の責任だと思うんですよ。
06:02
スピーカー 1
ばらした人がもちろん悪いかもしれませんけども、やっぱり管理運営という意味ではクリエイターに責任があるわけですよね。
オンラインコミュニティやオンラインサロンといったコミュニティの情報でなくても、
自分の有料記事、あとはKindleの電子書籍でもキャプチャーをしちゃえば、ある意味理論的には誰かに、例えば知り合いとかにキャプチャーで普通に遅れちゃうわけじゃないですか。
というような不正な無断コピーと無断の配布ということも、やっぱり目を光らせなくちゃいけないということは出てくるわけですね。
やっぱりデジタルが故にそうなるわけです。これNFTだからといって、別に無断コピーができなくなるわけではないので、NFTとかで解決できるとかそういう問題でももちろんありません。
なので、特にテキストや画像といった複製が簡単なもの、動画とか音声っていうのは逆に複製されたとしても、ある意味時間をかけて全部聞いたり見なくちゃいけないじゃないですか。
そういう意味では、もちろん映像作品とか映画とかの違法コピーっていうのはもちろん話題にはたまに上がりますけども、やっぱりコピーされやすいのはそういった画像とかテキストなんですよね。
ですから、有料メールマガなども結構ですね、被害が出ていることが聞かれます。
特に社内で担当のAさんだけが有料のお金を払う。だけどそのメールを受信したAさんが社内に転送しまくると。
本来ならば、読んでいる社員さんが全員ちゃんとお金を払わなくちゃいけないところをAさんがそうやって転送して回乱しちゃうと。
そうするとですね、売り上げはたまったもんではないですよね。
もちろんこれですね、技術的にどうこうするっていうのは本当に難しいことなんですけども、クリエイターがじゃあまず何ができるかといったときに、やっぱりまずは予防なんですよね。
まずそうされないということ、予防線を張るということがやっぱり重要だと思います。
オンラインコミュニティ、オンラインサロン、メンバーシップ、有料メールマガ、有料のサークルといったときに、入会の利用規約ですよね。
そこにやっぱりはっきり書きましょうと。転送とかしたらダメですよと。無断アップロードダメですよと。
それはもう最低限、そういった守りの部分は下りはちゃんと書きましょうと。
今回ご紹介したいのがこちら。運営堂さんといって、私の知り合いのウェブコンサルタントの森野さんという方がいらっしゃるんですが、その方が有料メールマガを配信しています。
その有料メールマガの利用規約とかがものすごく分かりやすくて、当時ものすごく話題になりました。
我々界隈で取っている人が多くて、無料版の頃が4000とかかなりの数発行されていて、あるタイミングで有料化されたんですけども、それでも数が全然減らなくて、今でもものすごい人気な有料メールマガなんですね。
09:13
スピーカー 1
ただやっぱり有料で役立つからこそ、特に企業さんで読まれ、誰かが読んでそれを回覧されちゃうということはあり得ると思うんですね。
森野さんがやっぱりそういうことを、あらかじめ入会前にちゃんとそういった規約や注意事項で書いてあるということなので、これぜひ概要欄にリンクを載せてありますので、ぜひ参考にしてください。
例えばこんなくだり、法人利用1メールアドレスで複数人の購読について、これだから単に禁止するわけではなくて、やっぱりその請求書に対応するですとか、複数取ることがわかっているんであればボリュームディスカウントしますよといった、やっぱりサービスプランを提供することで前向きに大人の解決をしましょうという提案をすることがやっぱり大事かなと思うんですよね。
やっぱり善意で頑張って作っているコンテンツでしたら、なおさらのこと、あんまりそういう守りとかリスクに時間を割きたくないじゃないですか。
ですから前もって言ってくだされば、こういう対応しますからという意味でも、この運営道さんの利用規約やこういった提案は本当に参考になりますので、ぜひぜひ皆さん見てください。
クリエイターの皆さんは、そういう提案をしたり、規約のアップデートをしたり、日々ちゃんと払ってくださっている方のために、そういう不正利用はしっかり、毅然とした対応をしないと、やっぱりちゃんと払ってくださっている方に失礼ですので、やっぱり考えなくてはいかないということですので、ぜひ参考にしましょう。
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