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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元高立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
昨日、ビッグニュースがありましたよね。フィギュアスケーターの宇野昌磨選手が現役を引退するということで、結構昨日はネットニュース、ヤフーニュースのトップに出てきておりましたし、結構な話題ということになってたんですけども、早ないですか、引退。
まだ26歳で、平昌で銀メダル、北京オリンピックで銅メダルを獲得して、日本を代表する日本のエースとして、フィギュアスケートを引っ張っておりました。宇野昌磨選手が引退するということで、これ、皆さんどう思いますか?
まだできたんじゃないかっていうのと、まだまだ宇野昌磨選手のフィギュアスケートを見たかったなっていう感じはするんですけども、いろいろネットでは、ホンダマリンさんとお付き合いをしているということで、ホンダマリンが外の貸したんちゃうかみたいな感じのことを言っているみたいですけども、それは確証がないので何とも言えませんけども、
これからプロスケーターとして活動していくでしょうから、宇野選手が全く見れないってことはないと思うんですけども、もう第1戦を切り添えてしまうと寂しいなと言ったところですね。
今日のお話はですね、皆さん動物を見るときに、見た目で判断してないかっていうお話とですね、見た目めっちゃ可愛いのに、性格めっちゃなんなんみたいな、そういったお話をしたいと思うんですけども、先ほども言ったように、皆さん見た目で判断すると思うんですよ。
人もね、面接試験は3秒で決まるみたいなね、入った瞬間のね、失礼しますとか言うので、ほぼ合気は決まってるんだみたいなことを聞いたことありませんかね。ほぼ見た目を重視しちゃうんですよね。
動物に対してって言われたらですね、これね、見た目がね、10割を占めてるんじゃないかなと思うんですよ。例えばね、ハシビロコってね、見た目めっちゃ怖いじゃないですか。大型の鳥でね、くちばしめっちゃでかいし、なんか見た感じめっちゃ怖いけど、でも動かないじゃないですか。動かないって聞くとですね、そんな性格あるんやとかね。
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あとライオンね、すごい牙も鋭いから、怖い、怖いみたいな感じかもしれませんけどもね。今日はですね、取り上げる動物はですね、アライグマです。もうね、見た目めっちゃ可愛いじゃないですか。見た目めっちゃ可愛いから、さぞかし性格もね、大人しくて懐きやすくて、ペットとしてね、飼ったらもうめっちゃ幸せみたいな感じかと思います。
思うと思うんですけども、知ってる方も多いと思うんですけど、アライグマは実はそうじゃないんですよね。っていうね、お話になるんですけども、アライグマね、そもそもね、本来どこに住んでるのかということなんですが、北米原産の哺乳類なんですね。当然ね、日本には自然分布しておりません。
ところがですね、ペットとして持ち込まれたものが野生化して繁殖しておって、日本各地に野生のアライグマが住みついてしまっている現状なんですね。このペットでというね、ペットとして持ち込まれたのが、っていう言葉なんですけども、アライグマペットブームが起こったのは、多分っていうかほぼね、100%に近いと思うんですが、
アライグマラスカルというアニメが非常に大きな影響を与えているのかなというふうに感じております。皆さん、アライグマラスカルというアニメ見たことありますかね。これ1977年に放送開始したアニメなんですけども、77年の1月から12月なので、1年間も放送されてなかったんですけども、
アメリカの舞台にラスカルと名付けられたアライグマと少年、スターリングノース、11歳の少年の交流を描いた物語なんですね。非常に可愛らしくて愛らしい姿が非常に話題となったアニメなので、これで可愛いってなって、アライグマ飼いたい飼いたいってなって、日本にいないから、
北米から連れて来られても、ペットが野生化したっていうのがですね、多くの流れだと思うんですけども、これね、大事なことを見落としてるんですよ。アライグマラスカルね。最後まで見ましたか、皆さん。最終回ですね、スターリング、少年がですね、大きくなったラスカルを野生に変えすことを選び、カヌーに乗って森の奥へと川を辿り、ラスカルと別れるんですね。
この時の少年を追いかけようとするラスカルと、森に返そうとする少年の涙の別れのシーンは感動的だったということなんですけども、この影響でペットブーンが起こったんですけども、これね、みんなね、これ気づいてほしい。重要な点をね、冷静に考えてね、分析してほしいんですよ。
なんでかって言うとですね、物語の中でさえアライグマを飼い切れなくなって、最後は逃がしてしまってるやん、みたいなね。逃がしてんすよ、物語の中でさえも。で、それぐらいね、アライグマっていうのはですね、結構ね、気性が荒いんですね。
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ちなみにですね、ラスカルという名前自体がですね、どういう意味かというとですね、英語でイタズラっ子とか悪ガキという意味が持ってるんですね。アライグマはですね、手先の器用な動物で、こねこねしてるからですね、見た目も可愛いし顔もね、このこねこねしてる姿がすごい愛らしいんですけども、アライグマはめちゃめちゃ攻撃性で凶暴なんですよ。
魚やカエルやザリガニをバリバリ食べる捕食者でもあるので、ああ見えてですね、歯も鋭いんすね。噛まれたら結構な怪我をするわけなんですよ。で、子供のうちはね、まだまだ幼いんですけども、成長したアライグマはですね、決して飼育しやすい動物ではなくて、アニメみたいにね、懐いてくれるとは限らないんですよ。
というかね、成長するほどほぼ人に慣れないんですよね。で、もうなんか見た目とちゃうよみたいな。思ってたんとちゃうみたいな。思ってたんとちゃうみたいなのが代表的な生き物がアライグマなんですよ。それぐらいですね、凶暴で、もうなんかもうちゃうな、懐かへんなみたいな。
なんか牙剥いてるんだけどこっちみたいな話になるから、逃がしてしまって、大きなね、日本の在来の生態系に大きな影響が及ぼしてるんじゃないかっていうふうに言われているということなんですね。アニメの舞台は北米なので、逃がしてもまあまあいいんですよ。あんまり良くないけどね。人間の飼われたものを話すっていうのをね。
そもそもラスカルは元々そこで拾ってきた野生のアライグマを育てていたので、北米でね、逃がすのはまあまあ野生のやつをちょっと飼っていただけっていう感じかもしれないけど、日本でアライグマを話すということはですね、そこにいなかった野生動物を日本の生態系の中に野放したということなので、つまり外来種の導入を自分からしているということなんですね。決して自然にお帰りなんていうことは美談ではないということなんですね。
このね、今のところですね、アライグマによって日本の動物が危機に瀕しているといった例はですね、まだ見つかっていないので、でもまあ外来種の生態系の拡大は世界的に大問題ですからね。まあでもあんまりね、そのまま人間が勝手に話したから、外来種全部反対、外来種排斥運動みたいな感じはね、私はそこまでは原理主義みたいな感じですから。
そこまでは行ってほしくないなとは思うんですけども、同じ命ですからね。でもね、このアライグマはですね、水にも入れますから、木にも登れるので、魚、カエル、甲殻類、鳥、昆虫、なんでも食べるという雑食性で、非常に動脳攻撃性なのでですね、あと人間の近くにいることもそれほど苦にならないということで、かなり厄介な捕食者になり得るということなんですね。
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なので、この可愛いが招いた黒歴史というしかないと言ったところなんですね。ということでね、みなさんはどうですか?アライグマは動物園で見かけたりだとかね。アライグマ系のアレスターパンダとかタヌキもそうですけど、可愛らしいですね。でも全然懐かないですからね。ということでね、アライグマ、ラスカルが大きな影響を与えていると思うんですけども、見た目で判断するのは良くないよということでね、動物をほぼ100%ね、10割ね、
見た目で判断してしまってるっていうのがね、それが招いた悲劇ですから、本当はこの性格こんな濃厚な感じしてるのに、こいつはこれ食べるよみたいなね、そこまで踏み込んでね、動物のことを知っていかないといけないかなということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。