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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
今日も今日とて暑いですね。本当にね。今日はですね、関東更新の方ではですね、
40度に迫るところもあったということでね、非常に酷暑が続いておるんですけども、
暑いですね、みたいな感じのね、ニュース番組とかでインタビューしてるところで、駅前で温度計測ってる場所がね、そもそも暑いですから、アスファルトの照り返しとか、
そんなところでね、気温を測ったら、そりゃ高いやろ、みたいな感じですけども、まあね、どちらにしろ暑いというわけなんですけども、でもね、あと2、3ヶ月後、例えばね、
2、3ヶ月後、10月になればですね、また涼しくなって済みやすいね、気温になりますからね、まあ日本には四季がありますからね、まあこういうふうにね、暑くなったり寒くなったりするというところですかね、ということでね。
今日のお話はですね、ハイエナについてお話ししたいと思います。ハイエナです。皆さん、ハイエナと聞くとですね、どういったイメージを持たれてますか?どんな動物を連想しますか?
まあ、あんまり良いイメージないですよね。なんかハイエナのようなやつみたいなね、いう言葉もありますし、ハイエナはハイエナのようなやつみたいなね、いうふうに相表してですね、何かこのね、動物題材の主人公のアニメとか漫画でですね、必ず悪役で出てくるのがハイエナじゃないですか、これ狼もね、同じような現象があると思うんですけど、
だから良いイメージ持たれてないみたいなね、なんかこうライオンの食べ残したね、死肉、腐肉、腐った肉、死体をですね、追い立てて、ライオンどけて食べるみたいなね、それでまあハイエナのようなやつ、ついてくるやつとかね、意地汚いっていうかね、意地悪っていうかね、ちょっとあまり良いイメージ、ヒール役みたいなね、悪役というね、イメージがあると思います。
その悪役なんだけど、大物じゃなくて、子役の手下役みたいなね、子分みたいな感じでですね、描かれることが多いですよね。なので、嫌われ者というか、悪役のイメージがあると思うんですけども、今日はですね、そんなハイエナ、いや実は悪役どころか、もう結構良いことしてんねんでっていうね、ちょっとお話をね、したいと思います。
このハイエナが、死肉、腐肉、死肉食、動物の死体を食べる生き物、動物とかを、スカベンジャーって言うんですけど、死肉食性の動物をね、コンドルとかハゲワシとか、これもね、一度ね、以前ハゲワシについてはね、お話したと思うんですけども、ハゲワシとか、あとアライグマとかね、腐った肉を食べるという生存戦略を持ってるんですけども、
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ハイエナってね、誰が言い出したんですか?っていうぐらいですね、死肉、腐肉をですね、メインとしては捉えてないんですよね。死肉、腐肉を漁る動物じゃないんですよ。ハイエナはですね、獲物のほとんどを、自らが狩りすることで得てるっていうことで、ハンターなんですよ。
真ん中でもですね、ハイエナにいろいろ種類があるんですが、特によく出てくるハイエナの種類がブチハイエナっていうのが、これがね、マダラ模様っていうかね、水産模様でよく描かれるのがブチハイエナっていうことで、よく一番有名なのがハイエナ、よく一番有名なハイエナがブチハイエナって呼ばれるもので、このブチハイエナはですね、めちゃめちゃ狩り上手いんですよ。狩りの名所、ハンターの名所なんですよ。
百獣の王と言われるライオンの狩りの成功率っていうのは、およそ20から30%程度なんですね。ライオンっていうのは、メスたちが集団で狩りを行って、その狩りの仕方はですね、気づかれないように静かにそーっと近づきながら、隙をついて一気に襲いかかる方法なんですけども、なので一気に襲いかかる前に、獲物に見つかってしまうと、トムソミガゼルとかね、
見つかってしまうとですね、なかなか狩りすることができない。一貫の割りというかね、成功することは難しいんですよ。で、このブチハイエナ、ハンターの名所のブチハイエナはすごいですよ。ブチハイエナの狩りの成功率は70%を超えるんですよ。なので、ライオンよりも2倍から3倍以上高い成功率なんですよ。これすごいないですか。
狩りの仕方なんですけども、ブチハイエナはメスのリーダーを中心としてですね、統率の取れたチームを形成しているんですよ。そして獲物の群れを追い立てるんですね。なのでリーダーを中心に、こっち行け、こっち行け、こっち行け、みたいなね、たぶんその風に喋ってないかもしれないけど、こういうね、もうすごい統率の取れたチームを形成して獲物を追い立てるんですよ。
で、その狩りの成功率が高い。その統率の取れたチームっていうこともそうなんだけど、ブチハイエナそのもののポテンシャルも非常に高いんですね。ブチハイエナは毎時65kmの速さで、しかも走り続けることができるスタミナを持ってるんですよ。
もうこれウサインボルトもびっくりする。要はウサインボルトが長距離走ってるみたいな感じ。ずーっと追い立てることができる。チームって統率の取れたチームだから、もう体力有り余ってね、ずーっとすごいすごい速いスピードで、体力続く限りずーっと追い続けることができるんですよ。
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なので、しつこく追い続けて逃げ遅れた草食動物を確実に仕留めることができるんですよ。ライオンはそーっと近づいて一気にパンと瞬発力で獲物をやっつけるんだけど、魚でいうとヒラメとかそんな感じですかね。
なのでブチハイエナもマグロ級ですよね。超ハイスピードでずーっと追い続けることができる。しかも群れを形成してるから、統率の取れたチームだから、追い立てて追い立てて確実に仕留めることができるので、70%を超える狩りの成功率があるということなんですね。
これね、知りたくなかったライオンの真実かもしれませんけども、獲物にありつけなかったライオンがですね、逆にブチハイエナを脅して獲物を横取りすることが多いと言われてるんですね、実際のところはね。なのでブチハイエナっていうのはライオンも羨むようなですね、狩りの名手なんですね、実はね。もうイメージ変わるでしょ。
なので獲物を奪い合うライオンとブチハイエナはライバル関係にあるということなんですね。なので獲物を奪い合うライオンとのライバル関係なんだけど、ライオンがですね、ブチハイエナは殺されてしまうこともあるんですよ。獲物を巡って同じような獲物をターゲットにしてるから、それぐらいですね、ブチハイエナっていうのはそもそも強いんですよね。
なんでこういうふうにして強いかというとですね、チーム統制取れてますので、1頭ではライオンの方が強くてもですね、チーム統制してるので追い立ててライオンを殺してしまうぐらいですね、非常にブチハイエナっていうのは非常にね、パワーがあるということなんですよ。
このライオンが、一説によるとですね、ライオンがメスの集団で生活している、プライドっていう群れを作ってるわけですけども、そういうふうに群れを作っている理由は、ブチハイエナを恐れてるからこそライオンも群れを作ってるっていうふうに言われてるんです。
これは確かなエビデンスはないかもしれないんですけど、ないんですけど、ライオンも群れを闘争してるのは、1頭はでかいし、1頭だけで見れば、単体でやればブチハイエナが負けてしまうほどですね、大柄なんだけども、ブチハイエナはそもそも群れを作って統制取れてるので、ライオンを追い立ててライオンを殺してしまうこともあるので、
チームで来られたら、これ結構厳しいなということで、ライオンも群れを作ってしまおうということで、ブチハイエナを恐れてライオンも群れを作っているっていう一説もあるということなんですね。
最初の冒頭にも言ったように、ハイエナは死肉を漁る、腐った死体とか、そういった死体を漁る特徴があるっていうのがメインで考えてるんだけど、確かにメインは狩りなんだけども、死肉を漁ることもあるんですよ。
でも、この死肉を漁るっていうことは、非常にある特徴がないと死肉を漁れないんですね。この大型の肉食動物の中でも、死肉を食べることができるのは、腐った肉とか死体を食べることができるのは、ハイエナの仲間だけなんですね。
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なぜかというと、ハイエナの仲間は強靭な顎を持っているので、その顎で骨ごと砕いて食べることができるので、なかなか死肉を漁る大型の肉食動物は少ないんですね。だから、死肉を漁るって悪いイメージ感はあるかもしれないけど、顎が強靭なんで、その時点でパワーを持っているということにつながるわけなんですね。
さらに、死肉を食べても大丈夫なように強靭な消化器官も持ち合わせているので、ハイエナは割と最強やなみたいな感じなんですよ。だから、嫌われ者かもしれないけど、実はすごい。
死肉を漁るって悪いイメージ感はあるかもしれないけど、死肉がサバンナでないということは、それが死肉を食べることによって、また炭素循環というかリサイクルというか有機物の循環が行われますよね。
なので、サバンナの掃除屋みたいな役割も担っているわけですよ。死肉を食べるやつね。コンドロとかもそうだけど、死肉を食べることによって有機物が循環するから、掃除屋的な存在にもなっているということで、サバンナが綺麗なおかげは、うちハイエナ、ハイエナ仲間のおかげかもしれないということでなんですね。
皆さんどうですか?これでハイエナのイメージ変わりましたか?もう狩りの名手で、たまには死肉を食べるんだけども、そんだけ強靭な顎が持っているので死肉も食べることができる。その死肉を食べることによって有機物が循環するので、サバンナが綺麗に保たれているということなんでございますね。
チームの操作を取れているから、コミュニケーション能力も高いでしょう。ということで、ハイエナはすごいなというお話をいたしました。
ぜひ今度動物園で見かけたら、そういうイメージを取っ払って見てみてください。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さんさよなら。バイバイ。