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2023-07-24 08:40

#510 藻類を自家栽培して農業をする海水魚

2023.7.24配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、農業をする海水魚についてお話しました。
それではまた。

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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、今日も相変わらず暑いですね。本当に暑い。
今週はですね、かなり全国的に見てもかなり高温になるということでね、まあ天気予報見ててもね、暑さ厳しいですよっていうね、
まあ天気予報、ニュースを見るわけなんですけども、まあね、梅雨明けもしましたし、夏本番ですから、まあ暑いのは当たり前なんですけども、それにしてもですね、体温を超えるぐらいの高温になるということでですね、まあ熱中症の注意とかですね、
あとこまめな水分補給がね、皆さんもね、しっかりしてほしいなということで、あと暑すぎる日はね、もう外に出ずにね、クーラーの効いた部屋でもうゆっくりしてるのが一番いいですからね、まあそうはいかないよって方もいらっしゃるかもしれませんけども、
まあね、そのゆっくり休んでね、暑さ対策っていうのは必要ですからね、ということなんですけども、まあこんだけ暑いんですけども、同業してらっしゃる方はですね、
自分が育っている野菜とかですね、そういったものの世話をね、しないといけませんよね。まあこんだけ暑いのにね、本当に頭がね、上がらない気持ちなんですけども、まあ暑さ寒さね、関係なくね、育ててるわけですけども、
まあ大体ね、その野菜を育てるって言うとですね、大体陸上のことですよね、陸上植物ですから、陸上のことをまずは大事に考えるというかね、思い浮かぶと思うんですけども、中にはですね、まあ今日のお話になるんですが、魚なのに、魚ってね、水の中に生きてますよね、しかも海の魚、海水魚ね、海の中にいるのに、
農業をしている魚っていうのがね、本当に珍しい魚がいるのでですね、ちょっとそちらを今日はご紹介したいなと思います。で、この農業をする魚、なんていう魚かというとですね、黒ソラスズメダイ。黒ソラスズメダイって言うんですね、スズメダイ科の仲間のお魚なんですけども、
これ日本でもですね、沖縄とかで普通に見られるですね、まあ熱帯性、温帯性のスズメダイ、黒ソラスズメダイって言うんですね。で、この黒ソラスズメダイですけども縄張りを持ってて、縄張り意識が非常に高くてですね、自分のこの縄張りに侵入してきた他の魚とか、他の生き物を追い払うぐらいですね、非常に縄張り意識が強いんですね。
さらにこの縄張り、黒ソラスズメダイの縄張りにはですね、餌は総類を食べてるんですね。総類ね、植物、植物の分離状植物じゃないんだけど、総類を食べてる。海藻とかの総類ね。この総類を食べてるんですけども、この黒ソラスズメダイの縄張りだけですね、1種類の総類しか生えてないんですよ。
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この総類何かというとですね、畑糸草っていうですね、総類なんですね。この黒ソラスズメダイの縄張りの岩盤とかそういったところには畑糸草っていう総類のみしか生えてないんですよ。
その他のですね、スズメダイの縄張り、他のね、そのソラスズメダイとかベバスズメダイとか、たくさんスズメダイいますし、3分50種類くらいいるんですけども、その他のスズメダイの縄張りにはね、いろんなものが生えてるんですよ。畑糸草の他とかね、いろんな総類が混じり合って生えてるんだけども、この黒ソラスズメダイだけは1種類のみなんですよ。
で、どの黒ソラスズメダイを見てみても縄張りを見てみても、1種類しか生えてない。畑糸草ともう相似相合みたいな感じなんですよ。これは何でなんかなということで疑問に思ったですね、愛媛大学の畑裕樹博士がですね、女教授の女教授ですね、が研究をしました。
なんで沖縄のこの黒ソラスズメダイのとこだけ、1種類のこのどういう縄張りの行動をしてるのかな、どういう生活するとこの1種類だけになるのかなということを調べたということなんですね。
この調べていくとですね、この畑糸草っていう総類はですね、非常にですね、消化しやすくて、餌として食べやすい、消化しやすいし、非常に餌として本当に使いやすいし、畑糸草だけ食べてたらええなみたいなね、もう本当にこの黒ソラスズメダイにとってみれば最高の餌なんですね。
で、縄張り行動を見てみるとですね、どんな生活してるのかと思うと、他のやつが生えてきたら雑草を抜くみたいな感じ、お庭の手入れするみたいな感じで、なんか他の生えてきたなみたいなね。
抜いてペッてね、縄張りの総類に吐き出したっていうことが分かったんですよ。他の総類とかね、石灰質だったりとか、ザラザラしてないとか、分厚くて消化しにくいとか、いろんなたくさんの総類が生えてくるんですけども、それは生えてきますよね。
生えてくると、生えてくる度に抜き取って、ペッてね、縄張りの総類に吐き出すということなんですよ。
なので、この黒ソラスズメダイの縄張りの畑糸草は全てですね、黒ソラスズメダイの自家製というか、ファーマーの農業をしているということなんですよ。
このね、教授、畑教授がですね、試しにですね、黒ソラスズメダイを縄張りから放してみたところですね、畑糸草の農園のところにですね、やっぱりいろんなものが、うじゃうじゃ、うじゃうじゃ、生えてきたみたいなんですね。
畑糸草っていうものはですね、岩肌にすぐ定着できるんですけど、やがて他の総類に負けてしまう、要は生存競争にあまり強くない種ということなんですね。
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なので、黒ソラスズメダイがいたからこそ、献身的な手入れによって畑糸草は守られていたということなんですね。
なので、畑糸草にとってみても定着は早いんだけど、結構パイオニア的な存在なんだけど、その後の生存競争で他の総類に負けてしまうんですよ。
そうすると自分の子孫を残すということがですね、生き物の大きなね、流れになってきますから、目的になってきますから、それが途絶えてしまうと、自分の遺伝子残せないよってなると、黒ソラスズメダイにですね、世話してもらった方が畑糸草にとってもメリットがあるということなんですよ。
黒ソラスズメダイにとってみれば消化しやすいし、非常に餌として非常に自分の体にマッチしてるし、なのでそれを手入れする方が自分の子孫を残すためのメリットになりますよね。
ということで、お互いがお互い、相利共生って言うんですけども、お互い利益のある共生、共に生きてるよっていうのを相利共生っていう生物学的な用語で言うんですけども、
なので畑糸草にとっても、黒ソラスズメダイにとっても、残すこと、この2種がいることによって、お互いメリットあるし、お互い遺伝子繋げていくためには、なくてはならないパートナーなんだよということなんでございますね。
ということでね、これ本当にすごいよね、ということでね、水の中でも農業はできると、農業してるということなんでございますね。
核レッグマウンドのインソビンチャクみたいな感じですけども、これは本当に栽培というか、自家栽培的なことをしてるんで、それがちょっと違うかなと。
相利共生と同じ生物学的用語で見れば一緒なんだけど、これ本当に農業、ファーマーしてますからね。
本当に素晴らしいな、生き物って本当に面白いなと言ったところですね。
ということでね、我々も生きるために野菜を食べてますから、同じくね、野菜は人間の手が借りないと生きていけないという野菜も非常に近い経過になってますから、
お互い、お互い、こういったパートナーを見つけて生きていくということが非常にいいのかなと言ったところですかね。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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