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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元合律高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて、理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということでね、本日は祝日、旬分の日なんですけども、春はいつやってくるの?っていうぐらいですね。
非常に寒くてですね、朝は雨模様で、時折ゲリラ豪雨みたいな感じで強く降る時間帯もあったんですけども、皆さんのところはどうでしたかね。私の住んでるね、東海地方でそんな感じで、岐阜の山合いではですね、大雪ということでね、本当にまだまだ春が遠いなというところなんですけども、3月になってね、渓流も解禁されて渓流釣りですね。
近々行こうと思ってるんですけども、なんか雪模様でね、これ河原も雪だらけだから釣りすんのしんどいなっていう感じがしててですね、近々行こうかなと思うんですけど、こんだけ寒かったら釣れないんじゃないかなっていうふうに感じてるんですけどもね、また釣りに行きましたらですね、釣れたかどうかの配信はしたいなと思っておりますので、淡い期待をしておいてくださいといったところですね、ということで。
春になるとね、いろんな景色が変わっていくわけですけども、お花が咲きますよね。いろんな花が咲く季節なんですけども、このね、花が咲く植物、何が一番多いと思いますか?
今日はですね、今日のお話につながるんですが、世界一種類の多い花は?って聞かれたらですね、皆さん何を思い浮かべますか?ということでね、これね、栽培品種と野生品種でね、違いますので、その辺もね、ちょっと深掘りしたいなと思うんですけど、世界一種類の多い花は何でしょうか?って言われたら、皆さん何と答えますか?
いろんなお花がありますけども、これね、一番種類が多いお花はですね、バラなんですね。バラはですね、花の女王とも呼ばれておりますし、文字通り女王。さらに種類も多いということですね。名は大笑わせみたいな感じなんでございますね。
昔から品種改良がなされ、今でも新種のバラが開発されているということでね、青色の色素を出すバラっていうのは作ることが難しかったんですけども、青いバラも作られるようになりましたし、花びらがね、レインボーなお花をもらったこともあるんですけど、それぐらいですね、非常に品種改良が盛んに行われておりまして、今ではなんと世界で3万種もいるというふうに言われてるんですね。
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一方でですね、元をたどると、原種、自然種ですね、野生種っていうのはですね、10種類ほどなんですよ。それがですね、いろんな品種改良を加えることによって今では3万種と言うということで、花の女王、バラがね、一番種類が多いんですけども、この品種改良によらない野生種で一番多いのは何?って言われたらですね、これはですね、蘭なんですね。蘭は野生種で
2万6千種もいるんですよ。これすごいないですか。さらに蘭もね、この品種改良が盛んですから、いろいろな種類も作らされているわけなんですけども、花の数を競うなら、バラの方が種類が多いもののですね、野生種だけでは蘭の方が多いというふうに言えるわけなんですよ。
ちょっとね、蘭についてね、もうちょっと深掘りしていくとですね、じゃあなんで蘭ってこんなに多いの?という話なんですが、蘭はですね、もうその誕生の歴史がね、かなり古い。蘭は恐竜時代の終わり、白和紀後期に出現した最後の皮脂植物なんで、歴史があるということなんですよ。
それぐらい長い年月をかけてね、創意工夫をしながら、遺伝子のバトンをつなげてきましたので、だから種類が多いということなんですね。
蘭はですね、なんでこの種類が多いのかというとですね、花の姿形に多様性があって、維持植物の中でもっとも種類が豊富ということなんですね。
そのためですね、鑑賞価値が高い。いろんな形があるから、非常に鑑賞価値が高くてですね、栽培や品種改良が世界中で蘭も盛んに行われているということです。
蘭はめちゃくちゃ高いんですよ。そんなに済むの?というくらいするやつもあるので、非常に高価なんですね。いろんな姿形が違いますから、その分、貴重価値があるということなんです。
この形は珍しいから、お金にするとこれから価値があるよという話になっているにつながってくるわけなんですね。
この野生種の蘭の一つ一つには花粉を運ぶ昆虫がそれぞれ決まっておりますので、だからそのいろんな特殊な昆虫をゲットするために姿形を変えながらね。
さらに花ってね、いわゆる紫外線が出てるんですね。なので我々の目は紫外線が見えないんですけども、昆虫の目っていうのは意外に紫外線が見える昆虫がたくさんいるので、
我々は白にしか見えないけど、昆虫から見るとなんか色がかかってるみたいなね。スモークがかかってるとか色がついてるということが認識することができるので、紫外線を巧みに使いながら、いろんな姿形を変えながら、
それで昆虫に来てもらって受粉してね、命の的をつなげていくために昆虫を利用するわけですけども、昆虫とか鳥とかね、我々哺乳類も利用する場合もありますけども、
昆虫が主な受粉・送粉する生き物になっておりますから、その昆虫に適した姿形、好きな形にしていると。あと匂いとかもね、ということをしているので、それだけ多様性が含まれる。
要は、誕生した歴史は古いということと、多種多様な送粉・受粉をしてもらう昆虫・生き物に対応するために姿形を変えていたので、よろずと種類も増えていったということなんですね。
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でもですね、近年ですね、野生の卵が絶滅というか、絶滅の危機に瀕死のものが多いので、卵の数が減っているんですよね。なので、卵の密度を求めて、共に生きてきた昆虫も危機に瀕死しているということですね。
卵はその密度で食べたりとかするし、送粉・受粉する昆虫の数もね、卵の数が減ってしまうと、特別なというか、種類の少ない希少な昆虫も絶滅の危機に瀕してしまうと。
要は創離・強制というかね、密接な関係にあるから、そういった個体数という面でも、卵の数が減ってしまうと、昆虫の数も減ってしまうよということなんですね。
ここで、開店祝いとかによく使われる卵科のコチョーランについてお話したいと思うんですけど、大きく白い精緻な蝶が何とも舞っているような様子は、いかにも幸運と繁栄を運んでくれそうな雰囲気を醸し出すので、開店祝いとかコチョーランを差し上げて飾ってもらうというのがあるんですけども。
コチョーランは本来、フィリピン諸島から台湾南部にかけて自生するファレナプシス・アフロディティという種なんですね。その付けられた和名がコチョーランなんですね。
コチョーランなんですけども、このアフロディティや自生地がオーストラリアにまで及ぶファレナプシス・アマビリスなどを原種として品種回路が行われて、大輪の花や中蔵の花を咲かせるコチョーランが一年中安定して出荷されているということで、品種回路もして色々な種が作り出されているということなんですね。
色々な好みがありますから、黄色が好きとか白が好きとか赤が好きとかいろいろな方がいらっしゃいますので、それを品種回路することによって生み出す科学の英知みたいなところがありますよね。
今日は世界一種類の多い花は、って聞かれたらバラなんですけども、野生種、その歴史から考えると蘭が多いよということでございました。
早く暖かくなって、お花畑とか行って、春を早く満喫したいですねということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。