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2024-06-14 08:32

#717 ノコギリエイは刀と電気を使って獲物を狩る!?

2024.6.14配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ノコギリエイについてお話しました。
それではまた。

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00:14
はい、みなさーん。こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、暑いです。めちゃくちゃ暑かったんですけど、最高気温は33℃でした。
もう梅雨明けでしたっけ?というくらい、真夏みたいな天気で、非常に汗ばむ陽気というか、滝のような汗が出るくらい、外にいたらそれくらい暑かったんですけど。
みなさんのお住まいのところはどうでしたか?東海地方の太平洋側が今日は非常に暑かったということなんですけど、週末は雨が降るという予報だったんですけど、今、天気予報を見たら晴れということなので、
次の週、来週から非常に曇りとな雨模様で、梅雨入りかなと思ってたんですけど、来週の天気予報を見たら、めちゃめちゃ大晴れになってるんですよね。来週の週末、土日で再来週の月曜日にかけては雨マークなので、いよいよ来週の週末ぐらいから梅雨入りという感じはしてるんですけど、
梅雨前線の動きが遅くて、北上するのが遅くて、梅雨入りが非常に遅れているといったところですよね。ということで、こんなに暑いと水族館行きたいですよね。水族館とか海行きたいなと思うんですけど、水族館に展示してある生き物で、いろいろ人気の生き物がたくさんいるわけですけど、
その中で人気がある生き物の中で、今日はノコギリエイを取り上げてみたいなと思います。見た目が非常にかっこいいし、刀みたいな細長いものがついておりますから、あれが子供心をくすぐるというか、非常に人気のある生き物なんですけども、
このノコギリエイが刀みたいなフンと呼ばれるものなんですけど、刀と電気で獲物を獲っているよというお話をしたいなと思うんですけども、ギザギザがついた長いフンと呼ばれるもの。
フンというのは象の鼻みたいなのが非常に特徴的で、このフンを使って海底の砂を探ったり、獲物を叩いたりして獲物を獲っているわけなんですけど、
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このフンは長い鼻のように見えるんですけども、頭蓋骨から伸びた軟骨なんですね。姿形がよく似てて、この長いフンを持っているもう一つの生き物がいます。
ノコギリザメというのもいるんですけども、ノコギリエイとノコギリザメの違いは、フンにヒゲがあるかないかなんですよ。ヒゲがないのがノコギリエイで、ヒゲがあるのがノコギリザメなので、
今度水族館に行った時に両方とも展示してあったら、フンにあるヒゲに注目してもらったらいいかなと思います。この長いフンを刃のように使って、他の魚を切りつけることもあるんですね。
小さい魚なら真っ二つに切れるぐらいギザギザは非常に鋭いんですよね。鬼滅の刃みたいな感じですよね。
裏返してみたら本当にノコギリみたいなので、ノコギリエイとかノコギリザメってついてるんですけども、この長いフンなんですけども、非常に素早く振ることができるんですよ。
1秒に4回も振ります。勇ましい姿から海の侍というような異名がついてるわけなんですね。
この長いフンにはもう一つ秘密がありまして、実は仮に使ってるのが、振り回すだけでも非常に恐ろしいんですけど、電気が通ってるんですね。
すごいじゃないですか。ライトセーバーみたいなね。スターウォーズみたいな感じですよ。
この長いフンにはロレンチの瓶と呼ばれる小さな穴がたくさんあって、ここから電気が流れてるわけなんですよ。
要は電気を使って電波とかを探して、金属探知機みたいな役割を持ってるわけなんですよ。
基本的に夜行性の動物なので、視界がほぼ真っ暗でないですよね。
さらに海底付近を泳いでますので、非常に濁った状態になるわけなんですね。
暗いし濁った状態でも獲物を探すために、金属探知機みたいなのを使って獲物を探すと。
砂を巻き上げたりとか、貝とかカニとかを見つけて食べたりとか、魚とかもフンを使って叩いて食べたりしてますので、
非常に食欲旺盛な武器を振り回して、うまいこと使って狩りをしてるわけなんですね。
電気と刃を使って、ライトセーバーのように長いフンを利用して獲物を飼っているということなんですね。
長い刀持ってるし、電気で合理的に獲物を探してるからね。
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これ天敵オランのちゃう?と思われかもしれませんけども。
生体になると5メートル近くなって巨大になるので、確かに天敵はなかなかいないんですけども、
大きくなる前に5年ほど川の上流で過ごす間は非常に無防備らしいんですね。
ワニとかに食べられるリスクがあるわけなんですね。
大きくなってしまえば刃と電気の力で非常に天敵はいないんですけども、
大きくなる前はどんな生き物、どんな動物にもいえることだけども、結構無防備でワニとかに食べられるみたいなんですね。
今ではノコギリの仲間は世界6種類ぐらいで、非常に世界の温暖な海とか川とかに非常に多く生息してたんですけども、
今は数が激減、減少しております。
世界60カ国ぐらいで見られたらしいんですけど、今では20カ国ぐらいでしか見られることが非常に少なくなっているわけなんですね。
なぜかというと、あんだけ刃が長い、フンが長い、非常に武器に嫌がるんだけども、それがデメリットになっているんですね。
世界各地の漁とか網とかに、あれが引っかかりやすいみたいなんですね。
漁業に使っている網がノコギリにとっては非常に脅威になっているということで、網にかかっちゃうと、
サメとかエイの仲間って非常にアンモニア臭くさい、匂いが非常にきついので、漁業利用とかも水産資源としてあまり使われないので、捨てられちゃうんですよね。
網にかかるとフンが曲がったり、非常に悪影響を及ぼしているということで、それが非常に使い勝手の良い武器だし、それで獲物を飼っているんだけども、
これがデメリットとなって数を減らしている要因にもなっているということなんですね。
なかなか日本で自然界で見れるわけじゃないから、水族館で見るしかないんだけども、日本にいる場合はね。
なので、そういった漁の餌食になっているということも、ちょっと頭に入れてほしいなというふうに感じましたということで、
ぜひ今度水族館に出かけたらノコギリエイに注目してみてくださいということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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