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2022-08-11 08:26

#266 「卵が先か、鶏が先か」を科学的に考えて答えを出してみた

2022.8.8収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、卵が先か、鶏が先かを科学的に考えて答えを出してみました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年8月8日、月曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、8月2週目が突入いたしました。
月曜日一週始めということで、頑張っていきましょう、というところでしょうか。
今日のお話は、鶏が先か、卵が先か、という言葉を科学的に考えてみたいな、ということなんですけども、
私ね、卵が先か、鶏が先か、という言葉があると思うんですけど、
どちらが最初かわからないときに使われるという例えで、卵が先か、鶏が先か、という言葉があると思うんですけど、
これね、僕ね、最初ね、意味がわからなかったんですよ。
卵が先か、鶏が先か、という言葉ね。
いや、鶏が先やろうとずっと思ってたんですよ。
いや、鶏が先やん、みたいなね。
いやいや、どっちか最初かわからないというか、どっちか最初かってわかってるやん、みたいな、ずっと思ってたんですよ。
これ何かというとね、発生学的に見ればね、
いや、鶏が最初で、鶏が卵の殻を作る成分、蛋白質を作るから、
いや、鶏のが先やから、どちらが最初かわからない言葉で使われるけど、
いや、もう答え出てんちゃんと思ってないんですよ。
いや、思ってるんですよ。
その証拠にね、2010年の研究結果で、
イギリスのシェフィール大学とウォーリック大学のチームによる研究によるとですね、
卵の殻と鶏の卵巣の両方に含まれるタンパク質、OC-17っていうタンパク質があるんですけども、
このタンパク質ね、卵の殻の成分であるタンパク質と卵巣に含まれるタンパク質ですね、両方とも同じタンパク質が含まれてるわけなんですね。
これね、鶏の体内で卵の殻の形成を促す働きがあって、
卵巣の中にOC-17がないと卵ができないことがわかったということで、
研究結果が科学的にこういう風にして、卵巣内に含まれるOC-17が卵の殻を作るOC-17の形成を促すっていうことだから、
03:09
つまりですね、鶏のが先なんですね。
発生学的に視点から見たことを知ってたので、
これ鶏のが先やんと思って、どちらが最初かわからんって言うけど、
いや鶏のが先やで、みたいな。
だってその鶏がいなければ、卵巣に含まれるOC-17がなければ、卵の殻が作られないということは、
鶏のが先っていうことですから、
どっちがどっちが最初っていうか、
いやもうこれ鶏が先やで、みたいなことを思ってたんですけど、
みなさんどうですかね、と思ってたんですけど、
これはですね、発生学的に、生化学的な観点、視点から見ると、
鶏が先、鶏がいないと卵の殻を形成するタンパク質の形成を促さないから、
先やと思ったんですけど、
これはね、鶏が先っていうのは鶏じゃないですか。
鶏の中の中で、卵が先か鶏が先かって、鶏をピックアップしてますよね。
じゃあ鶏ってどういうふうにして誕生したのかなっていう観点から見る。
要は進化論っていう、進化学っていう視点から見ると、
これ話変わってくるんですよね。
鶏ですけども、卵、ケーラン使ったりとか、鶏肉に使われたりとか、
いろいろな家畜として、今、鶏っていうのはいますよね。
この鶏、そもそもどういう鶏やったかっていうとですね、
森、森林に住む、東南アジアの森に住む赤色夜景という鳥やったんですよ。
この赤色夜景は野生の鳥ってことで、赤色ってどういう意味かっていうと、
漢字で書くと赤色って書くんですね。
なので羽の色が赤色に、赤色な森林に住む鳥が、鶏の起源、先祖なんですね。
なので羽の色が赤色で、森林に住む、野生に住む鳥っていうのが、鶏の先祖だったんですよ。
その赤色夜景を飼いならして誕生したのが鶏なんですけども、
この赤色夜景を飼いならす過程においてですね、突然変異を経てですね、
突然変異をして羽の色が白色になった鳥というものが、
赤色夜景の突然変異版の羽の色が白色になったものが、鶏なんですね。
ということはですね、さっきの話に戻しますが、卵が先か、鶏が先か。
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進化論、進化学、進化論の視点から言うとですね、卵の方が先ですよね。
赤色夜景という鳥がいて、それが突然変異をして白色の羽が白色の鶏が誕生したということは、卵の方が先ですよね。
なので卵の方が先になるわけなんですよ。
なので進化学、進化論、発生学、それぞれの立場で科学的に見ていくとですね、
卵が先か、鶏が先かっていうのが変わってくるわけなんですね。
確かに私は発生学の立場でしか視点でしか見てなかったけど、それは鶏がOC17というタンパク質を促すんで、
確かに発生学の立場から見れば鶏の方が先なんだけど、
進化論、鶏っていうものはそもそも赤色夜景の突然変異版だから、
こうすると卵のが先、卵のが先になるんですね。
ということで一口に卵が先か鶏が先かっていう動物を使った言葉とかね、
科学的に見ていくとですね、変わってくる面白いお話になるわけなんですね。
なのでどっちの立場を取るかわかんないけど、
どっちかの視点から見ればどっちが先かっていうのはわかっているから、
どちらが最初かわからないっていう言葉でですね、
これを言葉を使うのはどうなのかなと、立場によって変わってくる、見方によって変わってくるからね。
なので別の言い方をすればいいんじゃないですかね。
ぱっと思いつきませんけども、ということでですね、
今日はですね、こういった卵が先か鶏が先かとかいうこういった言葉ですね、
科学的に見てみると結構面白いし、
学問、どの視点で見ると、いろんな角度から見ると変わってくるというお話でございましたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさま、さようなら、バイバイ。
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